mieki256's diary



2014/09/01(月) [n年前の日記]

#1 [nitijyou] 須賀川市の防災行政無線音声ガイドサービスについての情報がWeb上に無いようで

一昨日、須賀川市の防災行政無線の音声が全然聞き取れなかった件について家族と雑談していたところ。親父さんが、須賀川市が配ってる印刷物の中から、「防災行政無線音声ガイドサービス」なるサービスの存在を発見したのです。

説明を読む限りでは、電話をかけると防災行政無線で放送した内容を音声で伝えてくれるサービスのようで。つまり、「おいおい、今、防災無線で何て言ってたんだ? 聞き取れなかったぞ?」と思ったら、そのサービスを使って把握せよ、ということなのかなと。

しかし。「須賀川市 防災無線 "音声ガイド" サービス」でGoogle検索してみても、そのサービスの電話番号が ―― 電話番号どころか、サービスの存在自体がWeb上では出てこなくて。いくらなんでもpdfぐらいは置いてあるだろうと思ったのだけど、それすら見つからず。防災に関わる情報をWebに載せてない・アップロードすることを忘れてるらしい須賀川市。ちょっとマズい気がするわけで。まあ、災害時・緊急時にネットが使えるのかと言うと、そこもなんだか微妙なのだけど。

そもそも、防災無線の音声が、こだまだらけで聞き取れない時点でアウトなのかな。そこがちゃんとしてたら、音声ガイドサービスなんて要らんよな。

でも、改善できる可能性はあるのかしら。防災無線が反響しちゃって聞き取れない云々は、おそらくコンサート会場で場所によって反響が違うから聞こえ方がどうとかの話に近いというか、それのスケールがもっと大きくなった版と言えそうだけど。どこかの大学の研究室にお願いして知恵を借りないと解決できないのでは、てな予感も。

考えてみたら、須賀川市民がネット利用可能な状態なら、音声ガイドサービスの電話番号をネット検索で調べる、なんてことをしなくてもいいよな…。防災無線で放送した内容を、須賀川市の公式サイトのトップページあたりで常時表示しておけばそれで済むんじゃないかと思えてきた。色々と改善策はありそう。

喋り方でどうにかできないものか。 :

ちなみに、親父さん曰く、「一言一言をゆっくり区切って喋ればいいんだ。次々に続けて喋ってしまうから聞き取れなくなる」と言っていて、なるほどなと。

「只今、阿武隈川で水位が」とフツーに喋ってしまうと、周りの山に声が反射してこだまになって、「ただいわんわぶわんわでんわですんすんいがんがん」と聞こえてしまって「??? 何を言ってるんだ?」となるけれど。

「只今…(ただいま…ただいま…ただいま…)…阿武隈川で…(あぶくまがわで…あぶくまがわで…あぶくまがわで…)水位が…(すいいが…すいいが…すいいが…)」みたいな喋り方なら、たしかにちょっとマシになりそう。腹話術のアレっぽい気もするけど。

昔は、性能の低い放送機器・音響機器を使う場面が多かったはずで、もしかすると年配者はその手のノウハウ・回避策を持ってそうだなと。今でも、機器の性能を上げることが難しい場面で、それらノウハウが活用できたりしないかと。

こだまをメーター表示できればよさそうな。 :

喋ってる人の手元で音量メーターが動く・フィードバックがあれば喋りやすくならないかな。
  1. 「只今」と喋ると、メーターがギューンと上がって、少しずつじわじわ減っていく。
  2. ある程度減ったタイミングで、「阿武隈川が」と次の言葉を喋ると、またメーターがギューンと上がって、じわじわ減っていく。
そんな感じで。

メーターには、市内の各所に設置したマイクの音量の合計値が表示されてる。メーターが下がる=こだまが聞こえなくなってるから、次の言葉を喋れる、みたいな。

マイクを設置するのが予算その他の問題で難しいなら、放送機器側でこだまをシミュレーションした値をメーターに出すだけでも違ってくるかも。

自分ですら思いつくぐらいだから、そのくらいの仕組みは、防災関係のアレコレに、既についてそう。いや、でも、先日の放送がアレだったことを考えると、残念ながらついてなかったりするのかな。

#2 [zatta] パリにもブックオフがあるのか

たまたまTVをつけてたら、パリの古本屋さんの映像が流れ始めて。扉に「BOOK・OFF」と書いてあって驚いた。向こうでも店を開いていたのか…。

ググってみたら、 _ブックオフ フランス というページが。3店も開いてるとは…。

ん? 「BOOK」「OFF」って、フランス語ではどう書くんだろう。「BOOK・OFF」と書いておいても問題無いのだろうか。

#3 [anime] 松太郎、結婚式の回を視聴

今回も、浦沢脚本、大暴れ。 そして全キャラの奇行の数々。たぶん、忍たま乱太郎の絵柄でこういう脚本をやれば別にそんなにおかしくはないのだろうけど。ちばてつや先生っぽい絵柄でやると狂気倍増。先週の回で、SDキャラで動かすと随分マイルドになるなと思ったけれど、絵柄ってやっぱり重要だなと…。

残念なのは、このアニメはあと数話で終わってしまうらしいこと。東映アニメの一作風として、この浦沢脚本の狂気を取り込んで定着・加速・成長させられたら良かったのになと…。まあ、あと少しで終わるから、ここまで大暴れできるのかもしれないけれど。

2014/09/02(火) [n年前の日記]

#1 [prog] Visual Basicとやらを勉強中

_Visual Basic 中学校 というサイトを眺めながら、Visual Studio 2013 Express 上で Visual Basic とやらを勉強中。

「VB.NET って何だろう? Visual Basic とは違うのだろうか?」と疑問が湧いたけど。ググってるうちに、Visual Basic 6 以前と、それ以降を分けるために、VB.NET と呼ぶ時があるのかもしれないなと。Visual Basic 2005、2008、2010 は VB.NET を取り込んでいて、今現在の Visual Basic は VB.NET のようなものだけど、Visual Basic という単語だけでは昔のVBと今のVBのどちらについて言ってるのか分からないから、VB5、VB6、VB.NET という呼び方をして分けてるのかもしれないな、と思ったけど実際にそうなのかどうかは分からず。

とりあえず、 _Visual Basic 入門講座 を一通り眺めて写経終了。

フォームにコントロールをぺたぺたと貼っていけばGUIが作れるのは楽でいいなと素人のような感想を。wxWidgets や Qt 系のアレコレも触ってるけど、それらは何かちょっと…。MS製のアレコレはやっぱりよく出来てる。これがお手本・目標なのだろうな。

VS2013 Express で、ソース中のメソッド等の上で F1キーを押すと説明ドキュメントが開かれるのだけど。毎回ブラウザ(Firefox)が新ウインドウを作ってしまって困ったり。昔の版なら、オプション内に「ヘルプ」という設定項目があって設定変更できたらしいけど、VS2013では見つからず。

あちこち眺めてたら、ヘルプ → ヘルプ設定の設定、という項目があった。ここで「ヘルプビューアーで起動」を選んだら、ブラウザではなく専用ウインドウが開くようになってくれた。

2014/09/03(水) [n年前の日記]

#1 [nitijyou] 犬の体調がよくわからない

親父さんが夕方外出するとのことなので自分が犬の散歩をさせたのだけど、数日前に手術をしたはずなのに、とにかく元気で。無茶な運動はさせられないとこっちは思っているのに…。犬ってこんなに回復が早い生物なのだろうか。まあ、このくらい早くないと、外敵から身を守れなくて、種として滅んでいたのかもしれないけれど。しかし、それにしても、傷口が裂けないかとヒヤヒヤ。

#2 [anime] 蟲師続章特別編「棘のみち」を視聴

HDDレコーダに録画してたソレをようやく視聴。

本編は、わざわざ蟲を手描きで動かしてるあたり、相変わらずスゴイなと感心。

2014年10月から2クール目が始まると予告が入って、個人的にはそこが一番ビックリ。制作…間に合うのかな…。今度は蟲語(=おそらくは制作が間に合わなかった時の実写特番)を何回入れることになるのやら。

何話分かは放送に間に合わないことを見越して、あらかじめ特番映像を作っておくわけにはいかんのだろうか。基本的にはBD/DVDに特典映像として入れる予定で作っておいて、しかしいざとなれば放送時の穴埋めとして流用するとか。だけどそれではBD/DVDの特典扱いにならないのかな…。別途特番を作るための予算も必要だろうし。いっそのこと、途中からアニメ版の代わりに実写映画版が放送されてしまう展開も面白そうだけど、権利を持ってるところがおそらく違うだろうから無理か…。などと、本編内容とは関係ない部分に対してドキドキワクワク。なんだかスイマセン。

アニメは嗜好品だから、期日に間に合えばそれでいいのだ、〆切さえ守ってればしっかり売れるのだ、というモノとは違うわけで、それを考えると、放送に間に合わなかったけど中身がスゴイ作品と、放送に間に合ってるけど中身は平凡な作品では、どちらがいいのかよく分からないよなと。もちろん、放送にも間に合ったし中身もスゴイ作品や、放送に間に合わない上に中身が酷い作品もあるからアレだけど。蟲師の場合、これだけこだわった作りをしてたら放送に間に合わなくても仕方ないと思えてくるあたりが…。本当なら、全話完成してから放送を決めたほうがいいのだろうけど、そのへん事情があるんだろうな。

#3 [anime][neta] 砂嵐

アニメや映画の中でたまに出てくる、TVの砂嵐映像って、今の若い人達にはどんな映像として認識されているのだろう…? リアルワールドで砂嵐なんて、もう見れないわけだし。

何のアニメだったか忘れたけど、比較的新しいSFアニメで砂嵐映像が出てきて、悩んでしまった記憶もあるわけで。デジタルで映像送信されてる時代設定のはずだから、砂嵐になるわけないよな…。意図してやってるのか、気づいてないのか、どっちなんだろう…。

記号として社会の中に存続し続ける可能性もあるかもしれないけど、それならそれで、例えばデジタルチューナを搭載した家電でも、信号が来てない時は砂嵐をエミュレーションで表示する、みたいな仕様が必要になってくるかもしれないなと。…プログラムで砂嵐を作るのって、どういう処理を書けばいいんだろうか。

#4 [nitijyou] 目が痛い

なんだか目が痛いので寝ます。

2014/09/04(木) [n年前の日記]

#1 [ruby] uruをインストール

Windows上で、異なるバージョンのRubyを切り替えて使う際、今までは pik というツールを使ってたのだけど。開発停止になってるとか、uru というGO言語で書かれたツールが今はオススメという記事を目にしたので、試しに導入してみようかなと。ちなみに環境は Windows7 x64。

_windowsで複数バージョンのrubyを扱う - Die Kosmischen Burgen
_Windows 8.1で、複数のRubyを切り替えて使いたいならuruがいいよ!(残念ながらpikはオワコンです) #RubyJP - 高尾宏治日記 on はてなブログ

_jonforums / uru - Bitbucket から、uru-0.7.5-windows-x86.7z をDLして解凍。C:\tools\ 以下に uru_rt.exe をコピー。環境変数 PATH に C:\tools を追加。

インストール後の設定作業をする。 C:\tools\ 以下に uru.bat や uru.ps1 というファイルが作成される。
cd C:\tools
uru_rt admin install

標準で呼ばれる(PATHに指定されてる)Rubyのバージョンを登録。
uru_rt admin add system

異なるバージョンの Ruby を登録。
uru_rt admin add C:\Ruby\Ruby187mswin\bin

登録したRubyバージョンを一覧表示。
uru ls

切り替え方の例。
uru 187
uru 187p330
uru system

切り替え後、ruby --version でバージョンを確認したり、gem list でインストール済みのgemを眺めてみたけど、pik の時と同様に切り替わってるように見えた。

設定ファイルは、%USERPROFILE%\.uru\ 以下に保存される模様。rubies.json に、登録したRubyのパスその他が記録されているらしい。

2014/09/05(金) [n年前の日記]

#1 [web][neta] 愚痴や悩みをひたすら聞くだけのサービスってどうだろう

HDDレコーダに録画してた花物語を視聴しているうちになんとなく思ったけど。愚痴や悩みをひたすら黙って聞くだけのWebサービスがあったらどうなんだろうと。もしかすると教会の懺悔室に近いのかもしれないけど。

ナントカ知恵袋?が一応ソレに近いのかな。でも、あそこは、もう創作の場になってしまっている気配が。

はてな匿名ダイアリーも、ちょっとそれに近い使い方ができるような気もしてきた。ただ、あそこは、誰も聞いてない・読んでないであろう雰囲気がちょっとあるような。

愚痴や悩みが強制的に全世界に公開されるのも、何か違う気がする。「ここだけの話」として悩みを打ち明けたいという需要もあったりしないのかな。

新興宗教団体などがそういうサービスを展開すれば信者獲得に繋がったりして美味しかったりしないか…。既にやってたりしそうだけど…。

もちろん、内容を聞いて、しかるべき団体・組織を紹介したほうが良いと思われる時はそちらに誘導して…。花物語のソレですな。

#2 [anime] EVAQ+巨神兵東京に現る、を視聴

TV放送されてたので見てみたり。

「巨神兵東京に〜」の感想。 :

「巨神兵東京に〜」は、とにかく映像が凄いなと。さすが樋口監督。

と言っても、特撮展覧会?向けに作った映像だから、おそらくミニチュア特撮技術をアピールするために、CGで素材を作らない等の制約を何かしら設けた上で取り組んだのだろうと想像するわけで。今時はこういう作り方をそもそも選択しないのではないか、と思いながら見ていたので、「映像が凄い」と言っても一般的な映画を見てる時の「凄い」とはちょっとズレてるというか、もしかすると「MZ-700版ゼビウス作りました」みたいな「凄い」に近いのかしらと。喩えとして違う気もするけど。

個人的には、日本の着ぐるみやミニチュアって、技術的進化が見えず、思考停止した「型」になりかけてるのに、そのことに危機感を持たず宗教のように肯定し続ける人が多くて、それほど好きではない ―― いや、正直言って嫌いなのだけど。このくらいの映像になるのであればアリかもと思えたり。偶然生まれる動きやオブジェクトの量がメリットなのだろうか、しかしコスト面ではどうなんだろう、などとぼんやり思いながら堪能させていただきました。何はともあれ、この短編、素晴らしい。

と思ったのだけど。ググってみたら劇場公開版は3DCGでエフェクト増やしてるそうで。ぎゃふん。まあ、巨神兵がおそらくは操演で動いてることに違いは無いのだろうから、ミニチュア特撮として眺めてもいいよな…。

_第11回:樋口真嗣(映画監督・特技監督) | REGULAR | CGWORLD.jp を眺めてたら、「目指した目標がフォトリアルではなく、ミニチュアワークの再現」だったそうで。だとすれば、「またミニチュアにしか見えない特撮やってるよ。ケッ」てな反応があれば大成功だったのだろうか…。なんだかよくわからなくなってきた。

EVAQの感想。 :

EVAQは、話・設定はわけがわからなかったけど、映像は凄かったなと。誰かがQに対して、「庵野のヤツ、またやりやがった!」と評してた記憶があるけど、コレはたしかに「また」だなあ、と笑ってしまったり。

自分、EVAに対しては、TVシリーズのラスト近辺で笑ってしまって以来、真面目に見てもアレだなと思ってるので、相変わらず映像スゲーなあ、ぐらいの感じでして…。正直こういう作りは飽きてるのだけど、EVAに入学する若い層も居るであろうことを考えると、こういうのもアリなのかなと。ヒットもしているみたいだし。

だけど、もうそろそろ、庵野監督の手掛ける「問題作」じゃなくて、庵野監督の手掛ける「名作」を見たいよなと。「トップ」「ナディア」の頃は、ある程度出来てた気もするので、庵野監督の持ち味・強みって、こういうソレだけではないはず、と思いたいのですが。EVAのTVシリーズでああいう作りをした時に、庵野監督とその仲間達は何かに憑りつかれてしまったような気もしていて。庵野版「カリ城」を作ってないうちに「もののけ姫」「千と千尋」を作ることに夢中になってしまった、そんな印象が。なんだかもったいない。

アゴ。 :

それはともかく、作画がおかしくなってるとWebの一部で話題になってたらしいと後になって知ったのだけど。別にそうは見えませんでしたが…。アゴがどうとか言ってる人が居るらしいけど、自分は気にならなかったな…。

そういや、少女漫画でも、絵柄に関してよくアゴがどうとかダメ出しされるのだけど、アレは何なんだろう…? おそらくは女性ファンが多いのであろう、京アニ制作の「Free!」も、アゴがダメ出しされてた場面を見かけたし。

女性は漫画絵のアゴばかり見てるのだろうか? それとも、アゴばかり注目されてしまう絵柄の系統でもあるんだろうか? アゴアゴ言われてしまう際の、その背景・状況が気になります。どうしてアゴばかり気にする人達が出現するのか。漫画絵におけるアゴとは何なのか。みたいな。

2014/09/06追記。 :

巨神兵はワイヤーで吊ってる操演かと思ったら、 _巨大フジアキコ隊員ごっこ: 木全直弘の航星日誌 によると二人羽織なのだそうで。文章だけではどういう状態なのか想像できず。

#3 [web] パクリは何故いかんのが実は自分も分かってない気がする

思考メモです。オチも結論もないです。

たまたまどこかで、パクリは何故いかんのか、と疑問を呈しているらしきWeb記事を目にして、言われてみればそうだなあ、答えられんな、困ったなと。や、中身はほとんど読んでないのですけど。記事名と冒頭だけ眺めて、「そういやそうだ。うーん」と悩んでしまって。

法律で決まってるからとか、法治国家だから、等の物言いでは、件の問いへの真の回答にならないのだよな…。どうしてその法律が必要になったのか、それを守るとどんな効果が期待できるのか、そこまで一応ざっくり説明できないと。その法律が妥当かどうか判断する努力を放棄したまま、宗教のようにそれが正しいはずと信じて運用してるのは危ない状態だし、「単に誰かが勝手に決めたルールだ。俺には関係ない」「ルールなんて破るもんだ」「そもそもルールが間違ってる」と言い出す人を説得できんし。

一時停止の標識の前では一時停止せよ、という法を、まるで校則のような理不尽なルールと思い込んで守らない人は多々居るだろうけど。ここは見通しが悪いところだから一時停止しないと事故の確率が上がるのだ、お前自身が酷い状況に合わないために親切にもヒントを出してくれてるんだよ、どうしてこんなところに一時停止があるんだと疑問を持つときがあるかもしれんが、それはつまり、現地の人は知ってるけれど、お前が気付けない、そんなトラップが仕込まれてる場所なのだ、だから一時停止しときなさい ―― てなところまで説明できれば、一時停止しないのは馬鹿だな、俺が損するわ、と理解できるわけで。

なので、「ルールを守れ」としか言えないようでは回答になってない。「ルールを守れ。なぜなら〜」の「なぜなら〜」の部分が回答としては重要というか、そこで説得力の有無が決まってくるというか。

それとは別に。パクられた側の気持ちになれ、嫌な気持ちになるだろう、他人が嫌がるようなことはするな、という物言いも回答にならないよなと。そのロジックでは、「俺は逆にパクられると嬉しいよ」と言い出す人が出てきたときに是非の判定ができなくなってしまう。

やっかいなことに、「他人が嫌がることをするな」てな論を持ち出す人は、ソレ以外の反応をする人達の存在をなかなか想像できないところがあって。「パクられると嬉しいヤツなんて居るわけない」と言い出したり、実際出現すると「そんなの例外だ」「異常だ」「コイツは嘘をついてる」等の否定しか出てこないであろうことは容易に想像できてしまうし。そして、そういう反応しか出てこないなと既に見えちゃってる頭のイイ人は、天邪鬼っぽく、わざとらしく、「いや、俺はパクられると嬉しいんですけど?」などと言い出して相手をからかう、みたいな展開すら予測できるわけで。

結局、感情という不確かなもの、個によって異なる可能性が高い何かを拠り所にして是非を判定しているようでは、反した感情が出現した時に容易に判定結果も反転してしまうわけで…。同じ思考・価値観しか持たない集団の中ではそういう物言いも有効だろうけど、異物が入ってきたときに対処できない。よって、回答としては危ういわけで。情に訴える説得は、情を持ってない人には通じないというか。

てなことを考えていくと、ここは一つ、風が吹けば桶屋が儲かるのノリで回答を用意しないといかんのだろうなと。パクリを許容すると、こうなってこうなってこうなるけど、パクリを禁止すれば、こうなってこうなってこうなる。これこれこういう効果が期待できるだろう? お前にとっても、俺にとっても、損にはならない展開だろう? それは社会を維持する上でメリットになるだろう? だからパクリはいかんのだ、みたいな。

おそらくそういうロジックが提示できれば多少は説得力が出てくる・反論しにくくなるのだろうけど。…ただ、自分は頭が悪いので、こうなってこうなってこうなる、の部分を考え出せないので、答えられんな、困ったな、と思ってしまったという、ただそれだけの話なわけですけど。答えられないってことは、実はパクリって許容されてもいいのだろうか。 パクリはいかんと自分達は思い込まされてるだけじゃないのか。どうなんだろう。誰か頭のイイ人が論陣を張ってくれないものか。などと他力本願なことを望んでしまったりもして。

そもそも、パクリ、オマージュ、インスパイア、引用、等々の定義がぼんやりしてたら、回答を捻り出すのも難しいですな…。そこで言ってるパクリってのは、具体的にはどういう行為なのか、明確になってないと…。

実のところ、「パクリは何故いかんのか」と言い出す人にも、回答を本当に求めている人と、そうではない人の2種類がありそう。後者の前では、説得力云々は関係ないよな…。どうせ何を言っても次々に変な言い訳して煙に巻くのだろうし…。幼児が何か悪さをした時にその行為を叱っても、「だって○○が…」とわけわかんないことをいつまでも言い続けるのと同じというか。その行為のデメリットをどれだけ力説しても届かないよな…。

オチは無いです。ただの思考メモです。

Webって、いや、コンピュータ関係のアレコレって、寸分違わぬコピーを繰り返すことで成り立つ仕組みが基礎にあるから、そういう視点で考えていくとなんだか悩んでしまうなと。パクリ=コピーと捉えて、かつ、パクリは許されぬ行為だと言い張ると、Webの存在自体が許されないことに。良否の境界はどこにあるんですか、という話に。面倒臭い。

2014/09/06() [n年前の日記]

#1 [anime] 特撮関係の記事を眺めてたり

「巨神兵東京に〜」のメイキングその他が気になったのでググってるうちに何故かレッドマン、ゴッドマン、グリーンマンの記事に辿り着いてそっちを調べて始めてしまったりとかそんな感じで。

レッドマン、ゴッドマン、グリーンマンは、TVで放映できるレベルではないはずのモノが堂々と放映されてしまったあたりに価値があるのだろうか。もしかすると「水曜どうでしょう」もソレに近いのかもしれないと思えてきたり。グダグダな内容・出来栄えでも、ある閾値を超えると娯楽コンテンツに成り得るのかも。

#2 [anime] 同時上映についてなんだか少し考え込んでしまった

「EVAQ」と「巨神兵東京に〜」が同時上映だったことに対して、不満を持った・怒ったお客さんが結構多かったらしいと今頃になって知ったのだけど。

考えてみたら、ナウシカやラピュタの上映時も、名探偵ホームズの宮崎駿担当回が同時上映されたわけで…。それと似たようなもんだと思うのだけど…。

昭和世代にとっては、監督が関わった別タイトル、しかも、見ることがなかなか難しい作品を同時上映してくれるなんて、単純に嬉しい話だったけど。現代においては、そういうことをすると、嫌がられたり怒られたりしてしまうのだなと…。時代は変わってしまったのかもしれんなあ、と思えてきました。

巨神兵ってEVAの元ネタだから、それほど離れてるコンテンツではないと思うのだけど…。そういや、ナウシカとホームズも、設定レベルでは結構似てたっけ。メーヴェやガンシップの祖先はプテラノドンメカかもしれんよな。

でも、ナウシカはシリアス、ホームズはコメディだから…。ナウシカ+ホームズに比べたら、EVAQ+巨神兵なんて、シリアス+シリアスで、マシな組み合わせに思える。…いや、そこは逆なのかな。シリアス+コメディのほうが、スイッチを切り替えられるから、受け入れやすかったりして?

もしかすると、ビデオ、DVD、BD、ネットの普及も関係してるのかな。昔は映像機器が充実してなかったから、「○○を見たい」と思っても容易に見れなくて。故に、見れる機会があるならぜひとも見てみたい、何でもいいから見せてくれ、てな欲求が今より強くて、それで喜ばれたのかもしれないか。今は、ソレを見たいと思った時は自分で探して見ますわ、強制的に見せるなや、とにかく俺の『自由時間』を奪うな、みたいな感覚だったりするのかしらん。どうなんだろ。

でもまあ、EVAQを見に行ったら巨神兵まで見せられた、てのは、映画館で味わった体験の一つになるはずで。「EVAQと一緒に巨神兵も見せられたよな?」「そうそう! アレ、わけわからんかった!」と思い出話ができるわけで。話のネタにはなるから損はしてないはず、と思うのですけど。

それに、100人に一人、1000人に一人でも、「ミニチュア特撮も結構面白いな」と思う人が出てくれば、特撮の普及活動としては成功かもしれないし…。「なんでこんなもん見せられるんだよー」と、ほとんどの観客が文句を言ってる中で、たった一人、目をキラキラさせて見入ってしまってる少年のために、これを同時上映する意味はあるのだよ、みたいな。まあ、目をキラキラさせてるのは、おじさんばかりかもしれないけど。

#3 [anime] 名探偵ホームズのようなアニメって最近見かけない気がする

片渕須直脚本+宮崎駿コンテ・演出の、ホームズの数話分は、今見ても傑作だと思うのだけど。ああいうアニメって最近見てないような気がするなと。膨大な数のアニメが作られてるのに、そもそも企画自体が通りそうにないというか。誰にでも見せられるし、誰でもそこそこ楽しめる作品だと思うのだけど。

まあ、ああいったアニメは、ピクサーやディズニーが作ってくれそうか…。日本で作らない・作れないのはなんだか悲しいけど、市場が無いなら仕方ないよな…。

2014/09/07() [n年前の日記]

#1 [nitijyou] Amazonから温度計が届いた

先日購入した温度計、ELECOM OND-01WH の液晶画面が小さ過ぎて、文字が読めないと親父さんお袋さんからクレームが出てしまったので、一回り液晶画面が大きいらしい ELECOM OND-02WH を Amazonで購入。1,591円。

CDケース程度の大きさ。文字も大き目。親父さんお袋さんに確認したら、この大きさなら読めるとのこと。最初からこっちを買っておけば良かった。

ただ、温度/湿度の数字の線が細いのがちょっと気になる。もう少し太くした方が視認性が上がったりしないか…。いや、細いほうが読みやすくなるのだろうか…。そのへんどうなんだろう。

LED/ブザーのON/OFFボタンが表に配置されたのはイイ感じ。デザインは多少野暮ったくなったけど、その代わり操作が分かりやすくなった気がする。ボタンが裏についてると、年配の方は操作に迷う ―― 裏に操作ボタンがついてるのかもしれないという発想自体が出てこなくて、「ピーピー鳴ってるけど、これ、どうしたらいいの?」と困ってる場面を見かける時があるわけで。…もっとも、ボタンが表にあっても、ボタンの大きさ・アイコンサイズが小さいから、年配者は読めないだろうけど。事前に、このへんのボタンをテキトーに押せばオフにできるよ、てな説明は必要だろうなと…。

#2 [zatta] Canon製インクジェット複合機のUIで悩んだり

親父さんから、Canon製インクジェット複合機(液晶画面付き、タッチパネル無し)の操作方法・スキャンの仕方が分からないと質問を受けたのだけど。

自分も、液晶画面や操作パネルを眺めてみたけど、最初はどうやって操作するのか分からなくて。このUIデザインはコレでいいのか? と悩んでしまったりして。デジカメという形でデジタル機器のUIをずっと提供し続けてきたCanonですらこのレベルか、日本メーカは大丈夫なのか、とすら…。

一応、各ボタンの割り振りを把握した後で、パネルのあちこちに描かれたアレコレを眺めると、デザインした人の気持ちは分かるというか、苦労したであろうことは伝わるのだけど…。横長のパネルだったら操作ボタンをグループ分けできそうだけど、縦長のパネルだから、液晶画面、ファンクションボタン、カーソルボタン、実行ボタンのグループ分けがしづらくて…。ファンクションボタンだけ、液晶画面内のレイアウトと一致させなきゃいけないあたりも…。どこに配置するかで悩むよな…。

などと書いてるうちに、要は携帯電話(ガラケー)のボタンレイアウトを踏襲したUIであることに気付いたりして。日本製デジタル家電のUIって、そうするしかないのだろうか。…いっそ、ガラケーの見た目を、そっくりそのまま機器に貼り付けたほうが分かりやすかったりして?

また、この手の機器は、最高グレードの製品がタッチパネル搭載だったりするから、ソレを前提にしてデザインしてるところもあるのかなと思えてきたり。安い製品群は、「操作できるだけもありがたいと思いやがれ」てなノリでデザインされてるのかも。

なんだか気になって画像検索してみたけど。ビジネス用の複合機に比べたら、これでもめちゃくちゃシンプルになって、分かりやすくなったほうなのだなと…。ビジネス用のソレは、機能ショートカットキーだらけになってる印象。

2014/09/08(月) [n年前の日記]

#1 [python] Python+PILを勉強中

画像を重ね合わせる使い捨てのスクリプトを書こうと思ったのだけど、Ruby でそういう処理をするためのライブラリが思いつかず。RMagick は Windows上でインストールするのが面倒臭い・ImageMagick のバージョンが決め打ちらしいし…。

なので、Python 2.6 + PIL を使ってどうにかしようと、久々に Python で書き始めたのだけど。

Python 上の文字コードの扱いがよく分からず。sjisで書かれたテキストファイルを読みこんで、その中に書かれてる文字列と一致する日本語ファイルが存在するか調べたいのだけど、一致・不一致が思ったようにできなくて。os.walk() を使えば、指定したパス以下の全ファイルを得られるらしいけど…文字コードは何になるのかなと。動作確認用のスクリプトでも書かないとダメかな…。

2014/09/09(火) [n年前の日記]

#1 [python] Python勉強中

昨日悩んでた部分について動作確認。Windows7 + Python 2.6.6。
'''
codecs、os.walk() の動作確認
'''
import codecs
import os
import pprint

def main():

    # 指定されたパス以下のファイル一覧を取得
    flist = {}
    for root, dirs, files in os.walk(".\\testdir"):
        for file in files:
            print root, dirs
            name, ext = os.path.splitext(file) # ファイルパスをベース名と拡張子に分ける
            name = name.decode('sjis') # sjis -> unicode に変換してる?
            path = os.path.abspath(os.path.join(root, file))
            flist[name] = path # ハッシュ(辞書)に記録

            print type(file), file
            print type(name), name, type(path), path
            print

    # sjisで書かれたテキストファイルを読み込み
    data = codecs.open("sjis_text.txt", 'r', 'sjis')
    for linedata in data:
        linedata = linedata.rstrip('\r\n') # 行末の改行を削除。Perlのchomp相当
        print type(linedata), linedata
        if flist.has_key(linedata):
            print u"[%s]はあります" % linedata
        else:
            print u"[%s]はありません" % linedata
        print

if __name__ == '__main__':
    main()
以下は動作結果。
.\testdir\日本語ディレクトリ\サブディレクトリ []
<type 'str'> 日本語ファイル名.txt
<type 'unicode'> 日本語ファイル名 <type 'str'> C:\home\prg\python\test_codecs\testdir\日本語ディレクトリ\サブディレクトリ\日本語ファイル名.txt

.\testdir\表示 []
<type 'str'> 表示.txt
<type 'unicode'> 表示 <type 'str'> C:\home\prg\python\test_codecs\testdir\表示\表示.txt

<type 'unicode'> 日本語ファイル名
[日本語ファイル名]はあります

<type 'unicode'> 表示
[表示]はあります

<type 'unicode'> 存在しないファイル名
[存在しないファイル名]はありません

_よりPythonicなPythonを目指して(前編):Python 3が後方互換性を捨ててでも求めたもの (2/2) - @IT によると、Python 3.0 では str型が無くなったらしいので、Python 3.x で動かすと違う動作になるんだろうなと。そもそも print のところを書き換えないと動かないけど。

古いアプリと昔のPythonを紐づける方法は無いのかな。 :

例えば GIMP 2.6.x は Python 2.6 を決め打ちで要求してくるわけで、GIMP 2.6.x + Python-fu を使いたいと思ったら、そのOS上で動く Python を 2.6 にしておかないといかんわけですよ。今時、Python 2.6 に固定って…。Python 3.x とまでは行かなくても、せめて Python 2.7 ぐらいは使いたいわけで…。

古いアプリを動かす時だけ、Python 環境を2.6にする、みたいな設定・工夫はできないものかと。batファイルで環境変数を書き換えて、とか以前試してみた記憶もあるけど、上手くいかなかった、そんな記憶もあるような、ないような。

比較的新しいアプリは、アプリと一緒に Python を実行するための何か(.dll?)も一緒に入ってるようで、Python バージョンの制限を受けない・各アプリが同梱のPythonを決め打ちで使ってるから問題無いのですけど。昔のアプリが…どうしたもんか…。仮想PCでも使って、などと考えたりもするけど、Python のせいで Windowsライセンスをもう一つ買うなんてアホかって感じだし。…いや、GIMP 2.6.x を動かしたいだけなら、Linux でもいいのか。

というか、GIMP 2.6.x でしか動かないプラグイン・Python-fuスクリプトがあるってのがクソなんですけど。GIMP 2.8.x 上でも動いてくれれば悩まなくて済むのに。

2014/09/10(水) [n年前の日記]

#1 [nitijyou] 某所に行ってきた

PCのメンテナンスをするために某所まで。09:15-16:00頃まで作業。

作業内容を忘れそうなのでメモ。

相談内容その1。 :

PCの動作が急に重くなって云々と言う話だったので、さてはスパイウェア・アドウェア・マルウェア等に感染したのかなと推測。昨晩のうちに、検出するためのツールをいくつかUSBメモリに入れて持っていった。ところが、USBメモリを差した途端、USBメモリ上に autorun.inf、system.exe というファイルが作られてしまった。コレは何かに感染してるなと。

_Microsoft Safety Scanner でスキャンしてみたけど、何も検出されなくて、ちょっと途方に暮れる。 _Spybot Portable でスキャンしたら、いくつかマルウェアが見つかった。更に、 _Emsisoft Emergency Kit Free でスキャンしたら、おそらくクリティカルっぽい何かが見つかったようで。C:\Program Files\ 以下に、Microsoft Common というフォルダだかファイルだかが作られていると、えてしてUSBメモリに autorun.inf、system.exe を作成する何かに感染してる状態らしい。Emsisoft 〜は、そのあたりを見事にリストアップしてくれた。

さらに _ClamWin Portable でスキャンしたかったけど、始めてみたら一日かかりそうな進み具合だったので、今回は諦めた。

相談内容その2。 :

もう一つの相談内容は、サーバ?を起動させる際にF1キーを押さないとOSが起動しないとの話で。幸い、BIOS起動時の画面をスマホで撮影しておいてくれたそうで。画像を眺めてみたら、「Alert! system battery voltage is low」云々のメッセージが表示されていた。たぶんM/B上のボタン型電池が切れてるのかなと。

見た目フツーのPCケースには見えなかったけど、DELL製PCだったので、引っ張りだしてみたら意外と簡単にケースを開くことができた。向かって左側の丸いパーツを上にずらすだけでガルウィング?状態で開く。近くのコンビニで、CR2032を買ってきてもらって、M/B上のCR2032と交換したところ、すんなりOSが起動するようになってくれた。

相談内容その3。 :

もう一つの相談内容は、先日購入した borother製複合機 PRIVIO MFC-J6970CDW を使って、スキャナを使いたい、PCからFAXを送りたい、という要望。

スキャナ使用は、PCにインストールした brother Control Center4 を開けば、タブの中に「スキャナ」があるし、画像取り込み・ファイル保存のアイコンボタンもあるので楽だった。

ただ、PCからFAXを送るのがなかなか…。PDFマニュアルを眺めると、一般的なアプリ上で「印刷」を選び、プリンタ一覧内にある Brother PC-FAX 〜 宛てに印刷すればFAX送信できる…はずだけど、そもそも PC-FAX なるプリンタが存在していない。仕方ないので、プリンタドライバやソフトウェアをアンインストール後、再インストール。今度は PC-FAX 〜 という名前のプリンタが一覧に表示された。

しかし今度は、FAX送信先の電話番号を入力しても、なんだか変な電話番号に送ろうとしてしまう。

色々調べたら、PC-FAX送信設定の「外線番号」に、謎の電話番号が入ってた。その外線番号が、送ろうとしている電話番号の前にくっつけられてしまうので、存在しない電話番号にかける状態になってたという。外線番号を空欄に設定し直したら、ようやくFAX送信できるようになった。

#2 [nitijyou] SONY EP-Q2を入手

帰りにケーズデンキに寄ったら、店頭で、SONY製ヘッドフォンのスペアーイヤーパッド SONY EP-Q2 を見かけたので購入。これで、SONY MDR-G64SL のイヤーパッドを交換できる。ありがたや。

#3 [linux] PuppyLinux を USBメモリにインストールしてみたり

例えば Windows XP が未だにインストールされてるPC上で、Webブラウザが起動できるだけのLinux環境をUSBメモリから起動することができたら、役に立つ時もあるのかなと思い立ち。Webブラウザしか起動しない環境と言えば、Chrome OS (Chromium OS)だろうと。

てなわけで、Chromium OS をUSBメモリにインストールする方法について調べていたのだけど。どうやら Chromium OS は Flash Player がインストールされてないから Youtube すら見れないと知って、それじゃダメだなと。と言うのも、Chrome OS をオススメできないかと考えてる御相手は、どうも動画サイトを見るのがアレなソレらしいので…。 *1

他のディストリではどうだろうと思って調べていたところ、USBメモリに入れてある Puppy Linux に Google Chrome もインストールして使ってる事例を見かけたわけで、自分も少しそのやり方を試してみようかなと。

以下の記事を参考にして作業。

_Puppy Linux Precise-571JPをUSBメモリにインストール-Windows上のUnetbootinを利用して : Windowsはもういらない
_Puppy LinuxをUSBメモリに書き込む―Windows上のUnetbootinを用いて : はむ吉(のんびり)の雑記帳
_Puppy Linux環境にGoogle Chromeをインストールし、既定のブラウザに設定する : はむ吉(のんびり)の雑記帳
_PUPPY LINUX 無線lan接続

おそらくは Google Chrome をUSBメモリ上にインストールできたかなと思うのだけど、メニューから辿って実行しようとしても、通常ユーザがどうとかrootがどうとか言われて起動しない。以下の記事を参考にして、デスクトップ上にアイコンを作成して、引数を追加したところ、起動するようになった。ただ、メニュー上の項目は、相変わらず文句を言われて起動しない。うーん。

_パソコンユーザのつぶやき: Puppy Linux 5.4 "Precise" で Google Chrome 最新版

そういえば、Windows XP時代の古いPCって、USBメモリから起動できるのだろうか…。
*1: HDD に Chromium OS をインストールしている事例では、Flash Player のインストールもできているらしいのだけど。

2014/09/11(木) [n年前の日記]

#1 [nitijyou] 自宅サーバ止めてました

雷が鳴ったので、16:50-19:00まで自宅サーバ止めてました。申し訳ないです。

#2 [linux] Chromium OSを試用

せっかくだから、試しに Chrome OS (Chromium OS)を試用してみようかと。

VMware上で試してみた。 :

とりあえず、Windows7 + VMware Player 上で動かしてみたり。 _Chromium OS builds by Hexxeh から、Build 4028 VMWare 用、ChromeOS-Vanilla-4028.0.2013_04_20_1810-r706c4144-VMWare.zip をDLして解凍。中に、
  • ChromeOS-Vanilla-4028.0.2013_04_20_1810-r706c4144-VMWare.vmdk
  • ChromeOS-Vanilla-4028.0.2013_04_20_1810-r706c4144-VMWare.vmx
が入ってるので、適当なフォルダに移動。.vmxファイルをエディタで開いて、最後のあたりに、
ethernet0.virtualDev = "e1000"
の一行を追加。
  1. VMware Player を起動。
  2. 「仮想マシンを開く」を選択して、.vmxを開く。
  3. 「Chromium OS」という名前で仮想マシンが一覧に追加されるので選択。
  4. 「仮想マシン設定の編集」を選ぶ。
  5. 「ハードディスク(IDE)」を選ぶと「指定されたファイルが見つからない」と言われるので、削除ボタンを押して削除。
  6. 追加ボタンを押してハードディスクを追加。IDE → 既存の仮想ディスクを使用 → .vmdk を選択。
  7. 仮想マシンを再生。
で、一応起動はしたのだけど…。
  • マウスカーソルの動きがあまりに遅くてイライラ。設定を変更してもさほど改善された感じがしない。
  • Youtubeすら見れない。動画が再生できない。
これは厳しいなと。なんとなく起動時間が短そうなあたりは好印象だったのだけど…。

ちなみに、マウスの速度設定は、画面右下のアイコンをクリック → 設定、で変更できる。変更しても遅いけど。

時刻表示もおかしかったけど、設定でタイムゾーンを変更したらそれっぽくなった。

USBメモリにインストールして試してみた。 :

VMware上で動かしているからよろしくないのだろうかと思えてきたので、USBメモリにインストールして試してみようかなと。

_Chromium OS Builds の daily/ から、Cx86OS-20140910010101.img.7z をDLして解凍。.img ファイルが出てくる。

USBメモリに書き込むためのツール、Win32 Disk Imager を、 _Win32 Disk Imager | SourceForge.net からDL。Win32DiskImager-0.9.5-install.exe して実行してインストール。

USBメモリを差して、 Win32 Disk Imager を起動。.img を選択。USBメモリのドライブレターを指定。「Write」を押せば書き込まれる。

しかし、PCを再起動してUSBメモリから起動しても、正常動作しない。市松模様っぽい画面になったまま…。マウスを動かすとマウスカーソルが表示されて動くけど…。おそらく、NVIDIA製ビデオチップ、GeForce 9800GT は対応してない・ドライバが入ってないのではないかと。

Cx86OS-20140820010102.img.7z や ChromeOS-Vanilla-4028.0.2013_04_20_1810-r706c4144.zip をDLして試してみたけど結果は同じ。市松模様しか出てこない。

ちなみに、Chromium OS をインストールしたUSBメモリは、やたらとパーティションが分かれてしまっているので、そのままフォーマットしても元の容量に戻らない。SDフォーマッタとやらを使えばUSBメモリのパーティションも元に戻せるらしいので導入。 _SD/SDHC/SDXC用 SDフォーマッター4.0 - SD Association をDL。実行してインストール。起動後、オプション設定で、クイックフォーマット、論理サイズ調整ONにして、USBメモリのドライブレターを指定してフォーマット。

#3 [linux] Puppy Linuxを再度試用

Chromium OS を使うより、Puppy Linux を使ったほうが、Web閲覧・動画再生がしやすいのではと思えてきたので、USBメモリに再度インストールして少し試用。今回は、UNetbootin を使わずに、一旦 VMware Player 上の仮想PCにインストールしてから、VMware Player 経由で USBメモリにインストールしてみたり。

Puppy Linux 5.7.1JP は kernel バージョンが3.2らしいので、VMware 上では「他の Linux 3.x カーネル」で新規仮想PCを作成。ウィザードの途中でHDDを作成するのだけど、SCSIで作成されてしまうので、設定を作った後、SCSIのHDDは削除して、IDEのHDDを追加。

まずは仮想PCのHDDに Puppy Linux をインストール。precise-571JP.iso (Live CD)をCD/DVDに指定して仮想PCを起動。CD で Puppy Linux が起動した後、メニュー → システム → GParted を起動して、HDD にパーティションを作る。デバイス → パーティションテーブルの作成。パーティション → New。今回は ext4 でフォーマット。

デスクトップ上のインストールアイコンをクリック。Frugalインストール?を選択。ウィザード形式でインストールできる。

HDDインストール後、仮想PCをシャットダウン。CD/DVDからisoを取り外して起動。HDDから起動するはず。

Operaブラウザを起動して、precise-571JP.iso をネットからDL。USBメモリへのインストール時に使うらしい。

USBメモリを差す。デスクトップ上に、自動で、USBメモリっぽいアイコンが表示される。

デスクトップのインストールアイコンをクリック。ブートフラッシュUSBインストーラを選択。ウィザード形式でUSBメモリにインストールされる。

これで、Puppy Linux を起動できるUSBメモリができた。

ただ、アプリをどんどんインストールしていくと、ユーザ設定用のファイルに保存されてしまうようで。512MBほど用意してたけど、あっという間に無くなってしまった。解決策はあるのだろうか。うーん。

Google Chrome をインストール。 :

Puppy Linux は .deb を使ってアプリのインストールもできるらしいので、Google Chrome の .deb を公式サイトからDLしてインストールしてみたのだけど、ちょっとよろしくないことが。
  • 英数字のフォントがおかしい。スケーリングに失敗した感じの、かなり汚い見た目。
  • Google Chrome 上では日本語入力ができない。Opera上では入力できるのだけど…。
  • Opera は Opera で、Flash Player をインストールした状態であっても、例えば SoundCloud で再生ができない。
この状態では、ちと使えないなと…。別のディストリを試したほうがいいのかもしれない。

2014/09/12(金) [n年前の日記]

#1 [linux] Linuxを色々なものにインストール

Linux Mint 17 や Ubuntu 14.04 をUSBメモリにインストール。Puppy Linux と違って、Google Chrome 上のフォントが汚くなったりはしないし、Google Chrome 上で日本語入力もできる。しかし、インストールに数時間かかるし、OS起動は遅いし、アプリの起動後も遅いしで、コレはちょっと速度的に使えないなと。パッチを当てる・アップデートをしようとしたら、たかだか64MB程度のファイル群相手に2時間近くかかって困った。

ふと、USB接続外付けHDDにインストールしたら違うのだろうかと思えてきたので、埃を被ってた BUFFALO HD-H300U2 (USB2.0接続、300GB) を引っ張り出してきてインストールしてみたり。GParted で、NTFS : 150GB、ext4 : 80GB ぐらいに分けて、後者に bootフラグをつけて Ubuntu をインストール。

メインPC上で起動してみたところ、 BIOS画面でUSB-HDDを選択してからパスワード画面が出てくるまで55秒、パスワードを入力してデスクトップ画面が出てくるまで10秒ほど。一度起動してしまえば、アプリ起動もそれほど遅いわけでもなく。いや、10秒ぐらいかかってた気はするけど、USBメモリ上のソレに比べたら全然速いほうで。

コレならイケる、と思ったものの。VMware Player 上でメモリを512MBほどにして、Plop Boot Manager とやらで起動 → USBブートを試したところ、何かアプリを起動するたびにUSB-HDDに延々アクセスしたままそこから先に処理が進まない・画面が無反応になる。おそらくメモリが足りてない予感。メインPCはメモリを8GB積んでるから問題無かったけど、おそらく Windows XP をプリンストールしてたようなPCでは、256MBとか512MBとかだろうから、メモリが足りなくてこういう状態になりそうだなと。

メモリ容量が少なくても動きそうなディストリを探す。linuxBean がもしかするとヨサゲかも。

記録メディアの速度の違いが気になる。 :

USBメモリとUSB-HDDの速度の違いは以下のような感じで…。さて、何が違うんだろう…。

USBメモリ。Transcend JetFlash700 16G。USB2.0接続。
-----------------------------------------------------------------------
CrystalDiskMark 3.0.1 x64 (C) 2007-2010 hiyohiyo
                           Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
-----------------------------------------------------------------------
* MB/s = 1,000,000 byte/s [SATA/300 = 300,000,000 byte/s]

           Sequential Read :    34.664 MB/s
          Sequential Write :    21.226 MB/s
         Random Read 512KB :    34.284 MB/s
        Random Write 512KB :    10.076 MB/s
    Random Read 4KB (QD=1) :     6.488 MB/s [  1583.9 IOPS]
   Random Write 4KB (QD=1) :     0.179 MB/s [    43.6 IOPS]
   Random Read 4KB (QD=32) :     6.551 MB/s [  1599.3 IOPS]
  Random Write 4KB (QD=32) :     0.276 MB/s [    67.3 IOPS]

  Test : 100 MB [E: 0.0% (0.0/14.7 GB)] (x2)
  Date : 2014/09/13 4:54:26
    OS : Windows 7  SP1 [6.1 Build 7601] (x64)
    Transcend JetFlash700 16G (USB2.0接続)

USB-HDD。BUFFALO HD-H300U2。USB2.0外付けHDD。
-----------------------------------------------------------------------
CrystalDiskMark 3.0.1 x64 (C) 2007-2010 hiyohiyo
                           Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
-----------------------------------------------------------------------
* MB/s = 1,000,000 byte/s [SATA/300 = 300,000,000 byte/s]

           Sequential Read :    26.316 MB/s
          Sequential Write :    21.478 MB/s
         Random Read 512KB :    14.362 MB/s
        Random Write 512KB :    18.996 MB/s
    Random Read 4KB (QD=1) :     0.510 MB/s [   124.6 IOPS]
   Random Write 4KB (QD=1) :     1.514 MB/s [   369.5 IOPS]
   Random Read 4KB (QD=32) :     0.694 MB/s [   169.4 IOPS]
  Random Write 4KB (QD=32) :     1.536 MB/s [   374.9 IOPS]

  Test : 100 MB [F: 0.1% (0.1/133.0 GB)] (x2)
  Date : 2014/09/12 15:57:01
    OS : Windows 7  SP1 [6.1 Build 7601] (x64)
    BUFFALO HD-H300U2 (USB2.0外付けHDD)

Read はUSBメモリのほうが速いように見えるのに、体感ではUSBメモリのほうが遅い。コマ切れのファイルを書き込む際の速度が関係してるのだろうか。それとも大量にファイルアクセスしてると、熱でUSBメモリが遅くなるとか? うーん。

2014/09/13() [n年前の日記]

#1 [anime] 少年ハリウッド、歌番組回を視聴

これはスゴイ…。アニメなのに、まるで三次元の新人アイドル達がTV番組に映ってるかのようで。予定調和の展開のはずなのに、変な失敗をするんじゃないかと見てるだけでハラハラ。これは面白い作りだなあ…。なんだか一本取られました。素晴らしい。

作画も、地味な動きばかりなのに異様に動いていて驚きました。よくまあここまで動かすなあ…。しかもあちこち芸が細かい…。

#2 [linux] linuxBean や Zorin OS 9 lite を試用

linuxBean 12.04 をUSB2.0接続外付けHDDにインストールしてみたり、Zorin OS 9 Lite をUSBメモリにインストールしてみたりして動作確認。

各ISOは、以下からDLさせてもらった。ありがたや。

_linuxBean (リナックスビーン) プロジェクト日本語トップページ - SourceForge.JP
_Zorin OS 9 日本語ISO くまさんISO

linuxBean は 12.04 と 14.04 が公開されてるけど、PAEとやらをサポートしてないCPUでも動くらしい linuxBean 12.04 のISO、bean12045-140826.iso をDLして試したり。外付けHDDにインストールしてみた感じでは、一応そこそこの速度で動いてくれているような感じ。

Zorin OS 9 Lite は、UNetbootin を使って USBメモリにインストール。個人情報を保存する領域を2GBぐらい用意しておけばなんとかなりそうな感じ。

時刻がずれることに気がついた。 :

ふと気がついたら、メインPCのシステムタイマーがとんでもなくずれていた。どうやら Ubuntu 系ディストリはシステムタイマーをUTCとして扱うらしくて、起動するたびに UTC の時間が再設定されていたらしい。
  • linuxBean の場合は、スタートメニュー → 設定 → linuxBean 日付と時刻、を起動して、UTCのチェックを外してから時間合わせをすれば直る。
  • Zorin OS の場合は、/etc/default/rcS 内の UTC=yes を UTC=no に修正すれば直る。
_UbuntuTips/Others/DateAndTimeSettings - Ubuntu Japanese Wiki の一番下の方を参考にして作業すればいい。

VMware Player上でUSB接続のアレコレからブート。 :

VMware Player 上では、USBメモリやUSB-HDDから起動できないのかなと思い込んでいて、Plop Boot Manager とやらを使ってどうにかしようとしてたけど。HDDを追加する際に、物理ディスクを追加するという選択肢を選べば、USBメモリやUSB-HDDから起動することができるらしいと知った。

_ぼーびろくとかんそうぶん: VMwarePlayerでUSBブートさせる

実際試してみたらすんなり起動してくれた。ありがたや。

Plop Boot Manager では、USBメモリならともかく、USB-HDDから起動しようとすると必ずエラーが出てしまって困っていたのでした。助かりました。

2014/09/14() [n年前の日記]

#1 [linux] microSDHCカードにlinuxBeanをインストール

USBメモリにインストールするとなんだか動作が重いけど、microSDカードにでも入れたら結果が違ったりしないかと思えてきたので試してみたり。

microSDHCカード Transcend TS16GUSDC4 (16GB, CLASS4) + microSDカードリーダ BUFFALO BSCRMSDCBKを、USB2.0端子に突っ込んで、 _linuxBean 14.04 (bean14041-140826.iso) をインストール。

インストール作業には VMware Player を使った。bean14041-140826.iso をCD/DVDドライブに割り当てて起動。GParted で、microSDカード上のFAT32領域を減らして、ext4領域を作成。ext4領域には bootフラグをつける。後はデスクトップ上のインストールアイコンをクリックして、作成した ext4 領域(パーティション)に「/」を割り当ててインストール。

メインPC上で起動テストをしてみたけど、デスクトップ画面が出てくるまで1分10秒ぐらいだった。USB2.0接続の外付けHDDとあまり変わらない気がする…。各アプリの起動は、ちょっと待たされるようで、5〜10秒ぐらい経ってからウインドウが開くような感じだった。

今回使った Transcend TS16GUSDC4 のベンチマーク結果は以下。
-----------------------------------------------------------------------
CrystalDiskMark 3.0.3 x64 (C) 2007-2013 hiyohiyo
                           Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
-----------------------------------------------------------------------
* MB/s = 1,000,000 byte/s [SATA/300 = 300,000,000 byte/s]

           Sequential Read :    20.151 MB/s
          Sequential Write :     4.832 MB/s
         Random Read 512KB :    19.652 MB/s
        Random Write 512KB :     0.726 MB/s
    Random Read 4KB (QD=1) :     3.468 MB/s [   846.6 IOPS]
   Random Write 4KB (QD=1) :     1.291 MB/s [   315.2 IOPS]
   Random Read 4KB (QD=32) :     3.373 MB/s [   823.5 IOPS]
  Random Write 4KB (QD=32) :     0.958 MB/s [   234.0 IOPS]

  Test : 100 MB [G: 0.0% (0.0/14.8 GB)] (x1)
  Date : 2014/09/14 9:08:42
    OS : Windows 7 Professional SP1 [6.1 Build 7601] (x64)
    Transcend microSDHC CLASS4 16GB (TS16GUSDC4) + BUFFALO BSCRMSDCBK (USB2.0接続)

先日試した USB2.0接続外付けHDDのベンチマーク結果は以下。
-----------------------------------------------------------------------
CrystalDiskMark 3.0.1 x64 (C) 2007-2010 hiyohiyo
                           Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
-----------------------------------------------------------------------
* MB/s = 1,000,000 byte/s [SATA/300 = 300,000,000 byte/s]

           Sequential Read :    26.316 MB/s
          Sequential Write :    21.478 MB/s
         Random Read 512KB :    14.362 MB/s
        Random Write 512KB :    18.996 MB/s
    Random Read 4KB (QD=1) :     0.510 MB/s [   124.6 IOPS]
   Random Write 4KB (QD=1) :     1.514 MB/s [   369.5 IOPS]
   Random Read 4KB (QD=32) :     0.694 MB/s [   169.4 IOPS]
  Random Write 4KB (QD=32) :     1.536 MB/s [   374.9 IOPS]

  Test : 100 MB [F: 0.1% (0.1/133.0 GB)] (x2)
  Date : 2014/09/12 15:57:01
    OS : Windows 7  SP1 [6.1 Build 7601] (x64)
    BUFFALO HD-H300U2 (USB2.0外付けHDD)
ってことになるのかな…。

Webブラウザのキャッシュや履歴が問題かも。 :

Firefox や Google Chrome を使うと、検索したりページを開くたびにUSBメモリ等にアクセスしていて、そこが重いようだなと。

Firefox や Opera なら、HDD等にページキャッシュを残さない設定も可能なのだけど。Google Chrome でキャッシュ無効化にする方法が分からず。

巷の解説ページでは、Google Chrome のデベロッパーツールを開いて設定する方法が紹介されてるけど。これってもしかすると、デベロッパーツールのウインドウを開いた状態じゃないと働かないのでは、と…。設定しても「キャッシュに〜」云々とメッセージが表示されてるし…。

コマンドラインオプションで指定する方法もあるけど、linuxBean上では Google Chrome をシェルスクリプト?経由で起動していて、どこでそのオプションを指定すればいいのか分からなくて。

Linux はRAMディスクとやらを作ることができるらしいから、メモリがたくさん積んであればRAMディスクを使って改善させられるのかもしれないけれど。Windows XP時代のPCスペックではメモリが256〜512MBとかだろうから、RAMディスクを作っておく余裕なんて無さそうだなと。

結局、メモリ搭載量か、高速HDDか、どちらかを用意できないと厳しいのかなと。
  • USBメモリを使ってOS起動するなら、RAMがたくさん欲しい。
  • RAMが少ないなら、内蔵HDD等、多少高速に読み書きできる外部記憶装置が欲しい。
両方少ないと厳しいです。てな話かなと。

ちなみに、Firefox でのキャッシュ無効化は、 _about:config を開いて、browser.cache.disk.enable を false に。履歴関係は、オプション → プライバシー → 履歴、で設定できる。

Opera の場合は、昔の Opera と今のOpera で違うらしいけど、 _歌うキツネ : Operaの履歴などを記憶・保存させない が参考になった。

2014/09/15(月) [n年前の日記]

#1 [linux] 外付けHDDにlinuxBean等をインストールし直し

USB2.0接続外付けHDDに linuxBean をインストールして実験してたけど、パーティションの切り方がなんだか今一つな気がしてきたので、再度パーティションを切り直してインストール。

HDDをフォーマット。 :

_BUFFALO HD-H300U2 を使っているので、該当製品で使えるフォーマットツールを入手。

_ドライバーダウンロード ハードディスク用ユーティリティソフト | BUFFALO バッファロー
_ドライバーダウンロード Disk Formatter | BUFFALO バッファロー

Disk Formatter Ver.2.08 (df-208.exe) をDLして Windows7上でインストール。スタートメニュー → BUFFALO → DISK FORMATTER、で起動して、HD-H300U2 をフォーマット。ドライブを間違えないように注意。

以下のような割り当てになった。
  • 頭に、未割り当て領域。
  • 拡張パーティション。全容量が論理ドライブ1つ(FAT32)に使われている。lbaフラグがついてる。
  • 終わりに、未割り当て領域。

VMware Player 上で、linuxBean のライブCDを起動。GParted を使って、HD-H300U2 のFAT32領域サイズを減らし、空いた部分に論理ドライブを追加。
  • linux-swap : 4GB
  • ext4 : 30GB
  • ext4 : 30GB

引き続き VMware Player を使って、ext4領域に、linuxBean 12.04、Zorin OS 9 Lite の順番でインストール。

Zorin OS 9 Lite をインストールした際に、linuxBean がインストールした grub (grub2?) が上書きされてしまった。一応、Zorin OS 側の grub も linuxBean を起動時のリストで表示してくれたので、linuxBean を起動後、Grub Customizer を使って linuxBean側の grub 設定をMBRにインストール。本当はこのあたり、インストール時に問題を回避する方法がありそうな予感。

そもそも、grub なのか grub2 なのか、そこも分かってないのですけど。

USB-HDDのほうが速い気がする。 :

やはり体感では、USBメモリから起動したLinuxより、USB-HDDから起動したLinuxのほうが軽いような…。USBメモリに比べたら、引っ掛かる感じが随分少ない。なんでだろ。

まあ、USB2.0接続なので、やっぱり遅いと言えば遅いのですけど。大昔のHDDを使ってた頃の感覚に近い気もする。HDD容量が2GB〜4GBとか、そんな時代の…。

Officeソフトも試用。 :

一応 linuxBean 上に LibreOffice もインストールしてみたのだけど。Linux の場合、Kingsoft Office (WPS Office) という選択肢もあると知り、少し試用してみようかなと。

_無料のKingSoftOfficeの最新版がアップロードされています : Windowsはもういらない
_Kingsoft officeをLinuxで使う。 << Linuxなんて怖くない

_Downloads - Kingsoft WPS Office Community から、wps-office_9.1.0.4751~a15_i386.deb と wps-office-mui-ja-jp_9.1.0.4751~a15_all.deb をDL。ファイルを右クリックして、GDebiパッケージインストーラ、で開いてインストール、だったかな。たぶん。

起動してみたけど、UIの見た目がとても今風だなと…。

#2 [prog] VMware Player のショートカットキーを変更

VMware Player は、Ctrl + Alt を押すことで、ゲストOSからホストOSにフォーカスが戻るのだけど。Linux は Ctrl + ALt + ○○のショートカットキーを使う場面がたまにあるので、若干困るわけで。

ということで、そのあたりのショートカットキーの割り当てを変更。以下のページを参考に作業してみたり。

_かわいいは正義: VMwareのCtrl+Altを変える
_ttt: VMware Playerのhotkey(Ctrl + Alt)を変更する
_64ビットWin7にインストールしたアプリ - VMware Player関連: みズとおかズ

C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\VMware\preferences.ini をエディタで開いて、
pref.hotkey.shift = "false"
pref.hotkey.control = "true"
pref.hotkey.alt = "true"
pref.hotkey.gui = "true"
を追加。pref.hotkey.gui は Winキーのことらしい。

他に、Ctrl+Alt+Space を押してから、Ctrl+Alt+○○を押す、という方法もあるそうで。

_きままなひとりごと VMware Playerで仮想コンソールに切り替える

#3 [linux] wattOS R8 LXDEをVMware Player上で試用

wattOS R8 は、Debianベースの軽量Linuxだそうで。どんな感じなのか気になってきたので、VMware Player上で試してみたり。 _種類・環境 - wattOSjp によると、Microwatt版 < LXDE版 < MATE版の順で重くなっていくそうで。ひとまず、LXDE版を試してみようかなと。

ライブCDを試用。 :

_PlanetWatt - Download から、wattOS-R8-LXDE32.iso をDL。ライブCD自体は VMware Player 上ですんなり起動してくれた。

仮想HDDにインストール。 :

8GBの仮想HDDを作ってインストールしてみた。これもすんなり動いた。

日本語化は、 _導入・日本語化 - wattOSjp を参考にして作業。

LXDE版だけあって、動作は軽い。ような気がする。

OS起動直後の使用メモリは、タスクマネージャ上で見る限りは 90MBぐらい。free で表示すると220MBぐらい使ってるように見えるけど。

VMware toolsをインストール。 :

VMware 用ビデオドライバや、クリップボード/フォルダ共有をしてくれる、VMware tools もインストール。 _Debian SqueezeにVMWare Toolsをインストールする - a long log を参考に、
sudo apt-get install build-essential linux-headers-$(uname -r)
をして必要なパッケージをインストール。
  1. VMware Player の左上の「Player」→ 管理 → VMware tools〜、を選択。CDがマウントされる。
  2. VMwareTools-9.6.2-1688356.tar.gz をHDD側にコピー。
  3. tar zxvf VMwareTools-9.6.2-1688356.tar.gz で解凍。
  4. 解凍されたフォルダの中に入って、sudo ./vmware-install.pl を実行。エラーメッセージが出てないか確認しながら Enter 連打。

音が出ない。 :

サウンドが出ていない・音が鳴らないことに気がついた。

_Debian on VMWare Playerで音がでない | Sakopc blog を参考にして、 .vmx に
sound.virtualDev = "hdaudio"
を追加してみたところ音が鳴った。

音が鳴るかどうかのテストには、 _speaker-test とやらが使えるらしい。speaker-test -t sine -l 2 -c2 と打ってみたら「プー」という音が一応鳴った。

なんだか不安定。 :

iceweasel (Firefoxの名前だけを変えたブラウザ)を起動して、 _SoundCloud を開いて再生テストをしていたのだけど。2〜3曲再生させたらブラウザが落ちた。

もしかして、Debian系のディストリは、こんな感じで不安定なのではあるまいか。たしか、Debianベースの KonaLinux も、なんだか落ちやすいという話をどこかで見かけたし…。

とりあえず、どれだけ軽くても SoundCloud の曲を再生してるだけで落ちるようではアレなので、今回はここまで。wattOS は、VMware上から削除することにした。

2015/02/14追記。 :

ツッコミコメントをきっかけにして、この記事を読み直してみて、最後のあたりで今の自分も「???」という気分になったので一応補足。

「Debian系のディストリは、こんな感じで不安定」という一文が、たしかに誤解を招きそうで。コレ、「Debian系のディストリ」=「デスクトップ用途を前提としたDebianベースの軽量ディストリ」という意味で書いてますので…。「系」の一文字でまとめ過ぎ。

自分も、そこの一文だけ読んで、「Debianが不安定? お前は一体何を言ってるんだ」と思った直後に、「…ああ、違う違う。そういう話ではなかった」と少し思い出してきました。自分が後から読み直して勘違いしちゃうんだから、書き方がマズいですなあ…。

この記事へのツッコミ

Re: wattOS R8 LXDEをVMware Player上で試用 by 名無しさん    2015/02/07 15:01
iceweasel (Firefoxの名前だけを変えたブラウザ)を起動して、 _SoundCloud を開いて再生テストをしていたのだけど。2〜3曲再生させたらブラウザが落ちた。

もしかして、Debian系のディストリは、こんな感じで不安定なのではあるまいか。>Vmware上で起動しているから落ちるだけで,
実際の環境では落ちないよ!! Core Solo , 1GBのメモリー, IDEのHDDにインストールしていた場合。馬鹿な記事を書くと世界中に馬鹿をさらすことになるぞ。それに会社でも「なんだあいつは?」となるから不利だけ

#4 [zatta][neta] 動く静止画

夢の中で、なんだか妙な画像を目にしたのです。雑誌のポスターで、女の子が列車の窓から外を眺めてる、てな感じのイラストだったのだけど。窓の外の風景がじわじわと横スクロールしてるように見えて、こりゃどういうことだと。紙に印刷してあるのに、どうして動いてるように見えるんだろうと、夢の中で悩んでしまって。途中で、「これは錯視の類を利用してるんじゃないのか。背景部分だけ筆の跡が妙にハッキリさせてある。おそらくテクスチャを工夫することで動いてるように見せられるんじゃないか」と気付いた、てな感じの都合のいい夢だったのですけど。

目が覚めてから、さて、そんなことは実際にできるのかなと気になってきたわけで。実際にできるなら、動いてるように見える絵を描き続けているイラストレーターさんが既に居そうだよなと。

で、ググってみたのだけど…。

_北岡明佳の錯視のページ
_動く錯視の作品集
_静止画なのに動いて見える錯視 (新井仁之)

やっぱり、派手な色、かつ、幾何学模様を敷き詰めることでしか作れないようで。全体的には普通のイラストなのに何故か動いて見える、なんてのは無理っぽい。テクスチャを工夫するだけでもそれらしくなるなら、例えば Photoshop プラグイン等も作れるのではないかと妄想したけど、甘かったようです。

雑誌のポスターなのに動いて見える、てな状況を実現しようとすると…。他には、実際に動画をそこに映しちゃうことぐらいしか思いつかない。プロジェクションを使ったり、電脳メガネを使ったりするのだろうな。

雑誌のポスターを動かしてどうするんだという気もするけど。動く絵を見たいなら、最初からTVを見ればいいよなあ…。

2014/09/16(火) [n年前の日記]

#1 [linux] Kona Linux 2.3 lightを試用

軽いと言われる Kona Linux も気になってきたので、この際に試しに触ってみようかなと。VMware Player 上で起動したり、仮想HDDにインストールしてみたり。

軽量版は、LXDEを採用した light版(liteではなくてlight)と、black版。black版はデスクトップにアイコンが置けない仕様にしたことで容量を削ってみた版らしいけど。どうも自分の周囲では、デスクトップにやたらとファイルやアイコンを置く人がほとんどなので、そのあたりを鑑みて今回は light版を選択。

Kona Linux は公式サイト相当が存在していないらしい。 _konalinux - Google ドライブ に説明ファイルやisoが置いてある状態。今回は、konalinux-2.3-light.iso をDLしてきた。

VMware Player上でHDDインストール。 :

Kona Linux は、Debian 7.x ベース(Wheezyベース)なので、VMware Player で仮想PCを作る際に、一応、「Linux」「Debian 7」を選択。

起動時に「kona linux (black)」とメッセージが表示されて、「アレ? 自分、間違えて、black版を落としちゃったのかな?」と慌てたけど。black版も落として試してみたところ、light版もblack版も、両方「(black)」とメッセージが表示されるようで。タスクバー相当が上にあるのが light版で、下にあるのが black版、のように見えた。

仮想HDDは16GBを用意。GParted を使って、USBメモリに入れる前準備も兼ねて、以下のサイズでパーティションを切った。
  • 未割り当て:32MB
  • FAT32:512MB
  • linux-swap:1.5GB
  • ext4:残り。「/」を割り当てる。
  • 未割り当て:32MB

HDDへのインストールは、Ubuntu系と比べると、ちと分かりづらい印象。もっとも、昔のLinuxに比べたら全然ありがたいけど…。

Ubuntu系と違って、インストール時に root のパスワードも入力することに注意。というか、コレがフツーのLinuxなのだけど。また、rootと普通のユーザは、同じパスワードにできない。同じパスワードを入力するとインストーラから怒られる。

HDDから起動。 :

HDDから起動してログインすると、数分経ってから、Flash Player 等、アプリ追加を尋ねるダイアログが開く。追加する際は、rootパスワードを入力する。最初、間違って一般ユーザのパスワードを入力してしまい、アプリ追加スクリプトを二度と呼び出せなくなって再インストールすることに…。と言っても、スクリプトの場所を把握してないだけですけど。/usr/bin/pkgadd.sh がソレなのかな。ちょっとよく分かりません。

画面解像度は、スタートメニュー → 設定 → モニタの設定で変更可能。

やっぱり音が出ない。 :

Debian系は、VMware Player 上で音が出ないのかな…。

VMware は標準で es1371 というサウンドチップを持ってるつもりで動くのだけど、どうも Debian と es1371 の相性が悪いようで。ググった感じでは、es1371 にも5種類ぐらいあるそうですけど。誤認識をしてるのかな…。

仕方ないので、
sound.virtualdev = "hdaudio"
の一行を .vmx に追加して、別のサウンドチップ(のエミュレーション)を選択。

他に、sb16、もしくは es1371 が指定できるらしい。
sound.virtualdev = "sb16"
sound.virtualdev = "es1371"

印象。 :

動作は軽い。と思う。 _Conky というシステム監視ツールが自動起動するのだけど、ソレを見る限りでは100MB以下のメモリ使用量で済んでいるように見えた。

各種設定。 :

タスクバー相当(パネル)が上にあるのが気に入らなかったので、下に配置したかったのだけど、パネルを右クリック → パネルの設定を選んでも、「下」がグレーアウトされていて。

下の方にも既にパネルがあったから、配置を変えられなかったのですな…。下のパネルは、デフォルトで隠れていて、画面下真ん中あたりにマウスカーソルを移動したときにピョコンと出てくるものだから存在に気付かなかった。下のパネルを削除してみたら、上のパネルを下に配置することができるようになりました。

VMware Tools も一応インストール。手順は wattOS と同じ。

システム監視ツール Conky の表示位置が気に入らなかったので、~/.conkyrc を編集。
# Text alignment, other possible values are commented
#alignment top_left
#alignment top_right
#alignment bottom_left
alignment bottom_right
#alignment none

# Gap between borders of screen and text
# same thing as passing -x at command line
gap_x 32
gap_y 32
このあたりを弄れば位置が変えられる。

フォント関係でエラーが出てる。 :

何かしらを実行した際に、以下のようなエラーが出てるようで。
Fontconfig error: "/etc/fonts/conf.d/10-scale-bitmap-fonts.conf", line 70: non-double matrix element
Fontconfig error: "/etc/fonts/conf.d/10-scale-bitmap-fonts.conf", line 70: non-double matrix element
Fontconfig warning: "/etc/fonts/conf.d/10-scale-bitmap-fonts.conf", line 78: saw unknown, expected number

_Steam/Game-specific troubleshooting (日本語) - ArchWiki によると、 _show at bpaste に編集した 10-scale-bitmap-fonts.conf がある、という話なのだけど…。

一応違いをチェックして、そのように修正してみたけど。
$ diff -u /usr/share/fontconfig/conf.avail/10-scale-bitmap-fonts.conf.org /etc/fonts/conf.d/10-scale-bitmap-fonts.conf 

--- /usr/share/fontconfig/conf.avail/10-scale-bitmap-fonts.conf.org	2014-09-16 20:55:20.732905316 +0900
+++ /etc/fonts/conf.d/10-scale-bitmap-fonts.conf	2014-09-16 20:58:04.068904076 +0900
@@ -66,16 +66,9 @@
       <name>matrix</name>
       <matrix>
         <name>pixelsizefixupfactor</name> <double>0</double>
-        <double>0</double> <name>pixelsizefixupfactor</name>
        </matrix>
     </times>
   </edit>
-  <edit name="size" mode="assign">
-    <divide>
-      <name>size</name>
-      <name>pixelsizefixupfactor</name>
-    </divide>
-  </edit>
 </match>
 
 </fontconfig>

これでもやっぱりエラーが出る。
$ leafpad ~/.conkyrc 

Fontconfig error: "/etc/fonts/conf.d/10-scale-bitmap-fonts.conf", line 69: non-double matrix element
Fontconfig error: "/etc/fonts/conf.d/10-scale-bitmap-fonts.conf", line 69: wrong number of matrix elements

エラーメッセージでググると…。

_Bug 70258 - Fontconfig error: "/etc/fonts/conf.d/10-scale-bitmap-fonts.conf", line 70: non-double matrix element
_Bug 70258 - Fontconfig error: "/etc/fonts/conf.d/10-scale-bitmap-fonts.conf", line 70: non-double matrix element
_FS#35039 : [fontconfig] non-double matrix element in 10-scale-bitmap-fonts.conf

英文なのでよく分からん…。

_Font Configuration (日本語) - ArchWiki によると、
ビットマップフォントのスケーリングを無効化するには (which often makes them blurry)、/etc/fonts/conf.d/10-scale-bitmap-fonts.conf を削除してください。

Font Configuration (日本語) - ArchWiki より

とも書いてあるので、削除してしまうのもありなのかなと。とりあえず、sudo mv 10-scale-bitmap-fonts.conf 10-scale-bitmap-fonts.conf.bkup してみたらエラーは出なくなった。しかし、別の不具合が出そうな気もする。

#2 [web] SHOUTcastが気になる

linuxBean を触ってたら、「linuxBeanラジオチューナー」なるアプリがあった。ジャンルを選ぶと放送局とやらが一覧で表示されて、さらに選ぶと、音声?ストリーム?が流れてくる。そのアプリの画面上に、「SHOUTcast」なる単語があって、コレは何だろうと。

ググってみたら、ネット上でラジオっぽいことができるサービス、らしい。が、去年の段階でサービス終了しそうになって、ソレを別の企業が継続させて、みたいな展開があったそうで。なるほど、こんなサービスがあったのか。知りませんでした。でも、サービス終了云々という話が出ていたということは、いわゆるオワコンとやらに近いサービスなのかなと。

とりあえず Windows上でも再生できるのか調べてみたのだけど、.m3u や .xspf をDLして VLC で開けば再生できることは分かった。でも、各局のビットレートを調べる際に、わざわざメディア情報を表示させるのが面倒だし、サイト上ではジャンル一覧が眺めづらいし。

もう少しググってたら、 _AppRadio というアプリに遭遇。これならジャンルを選べるし、ビットレートも表示できる。ちと反応は遅いけど…。

最近は TuneIn なるソレも普及してるそうだけど、ググった感じでは iPhone や Android 等のスマートフォン向けのサービスっぽい?

2014/09/17(水) [n年前の日記]

#1 [pc] Wordの差し込み印刷について調べてたり

「個人名や住所を打ち込んだら、ソレを領収書っぽい用紙の、決まった位置に印刷したい」という質問を数日前に受けたのだけど。どういう方法がありそうか、その場では全然思いつかなくて。

今日になって、ふと、Wordでレイアウトしてそこに流し込むことができれば、と思えてきたわけで。たしか、差し込み印刷なる機能があったような…。てなわけで、そのあたりを調べていたり。

Excelで情報を打ち込んでおいて、あるいはデータベースに登録しておいて、ソレを任意の場所に差し込む、というのが差し込み印刷機能だそうで。少し試してみたところ、ハガキや封筒の宛名面にも使えるし、ラベルシールにも使えるしで。こんな便利な機能があったのかと今頃になって感心。Word と Excel があれば、年賀状ソフトは要らなかったのだなと。MS-Office製品って、各機能は最初から用意されてるんだよな…。呼び出し方・操作手順がワケワカランだけで…。

まあ、元々の質問のソレは、独自開発の業務用アプリに打ち込んだ情報を云々、という話なので、データベースは何を使ってるか、テーブルはどうなってるか等を把握しないといかんのだろうし。印刷用紙も、ボールペンのような硬い何かで書いて下に転写する感じの用紙なので、フツーのプリンタじゃ使えないだろうし。印刷レイアウトは Word を使ってどうにかできるとしても、差し込むデータをどうやって持ってくればいいのか、印刷機器は何を用意すればいいのか、そこが分からんのでアレなのですけど。

ちなみに、VBAを使って差し込み印刷の自動化云々てなページも見かけたので、色々揃えば自動化はできるのだろうなと。

印刷用文書を作成するLL用のライブラリって無いのかな。 :

最初は、Perl、Python、Rubyあたりを使って、A4用紙のこのあたりにこの文字列を配置して印刷する、みたいなことができないものかと思ったのだけど。何を使えばそういうことができるのか全く知らないわけで。

例えば、pdfを作成、みたいな感じで実現できるのだろうか。それとも、TeX、LaTeX、ポストスクリプトあたりが登場するのだろうか。レイアウトを決める作業も大変そう。補助ツールがあるのだろうか。それとも、定規で位置を測定して指定する、みたいなことになるのかな。

ビットマップ画像に対してアレコレする、てな処理なら、ImageMagick 系のライブラリを使ってどうにかできるかなと思いつくのだけど。印刷用のアレコレは、たぶん全然違うよな…。それとも内部的に 600dpi や 1200dpi のビットマップ画像を作って、とかやるのかな…。

フツーはこういうライブラリを使って、こんな仕組みでやるもんだ、てなところからして、さっぱり想像できないわけで。うーん。

この手のソレは「帳票」と呼ぶらしい。 :

ググってたら、こういったソレは「帳票」という単語を使うらしい。

さらに、Microsoftレポートなるものがあるそうで。

_.NET - Microsoft レポートによる帳票の作成 - Qiita
_マイクロソフトレポート (Microsoft Reports) - C# 入門

データベースからデータを持ってきて帳票にする、みたいなことができるっぽい。Windows上ではコレを使うのが正解、なのかな。

ただ、VisualStudio Express版では使えない、と説明されてる。どう見ても企業向けのアレっぽいから仕方ないよな…。

ググってたら、Ruby + Prawn でPDFを作成して云々、という記事に遭遇。

_RubyのPDFライブラリ "Prawn" のご紹介 : Raccoon Tech Blog [株式会社ラクーン 技術戦略部ブログ]

なるほど、これなら印刷はどうにかできそう。

#2 [nitijyou][pc][neta] 自転車で買い物に

ケーズデンキで Canon iP4600のインクカートリッジを購入。リオンドールで夕飯の具材その他を購入。

プリンタについてどうでもいいことをもやもや考えたり。 :

そろそろ店頭から、iP4600用のインクカートリッジが無くなりそうな気配。見つけるのにちょっと時間がかかってしまった。…もしかすると、プリンタの買い替えを促進したいなら、インクをさっさと生産中止にしちゃうのも手かもしれないな。

と思ったけど、互換インクが売り上げを伸ばすだけだし、あるいはプリンタ本体を買い替える際に別メーカの製品を選ばれてしまう可能性もあるから、メーカーにとってはあまりよろしくない展開になるのかな。そもそもインクを売ることで儲けてる面もあるのだろうし。プリンタを買い替えてもらうのと、インクを買い続けてもらうのと、どっちが儲けが多いのか、という話かもしれない。

それはともかく。自分は月に1回印刷するかどうかという感じなので、ほとんどヘッドクリーニングだけでインクが無くなってる気がする…。とはいえ、EPSON製プリンタを使ってた頃は、新品インクカートリッジを一本使い切ってもヘッドの目詰まりが直らなかったし。それに比べたら、たまに使う程度なのに目詰まりしないあたり、Canon製プリンタは大変ありがたいです。…EPSON製プリンタだけは二度と買わないぞ。

もはや無いとは思うけど、今後プリンタ市場に新規参入する企業があるとしたら、クリーニングに使うインクの量が圧倒的に少なくてお得、てな製品を出してみるのも手かもしれない。滅多に印刷しない人なら、購入候補になるはず。

と思ったけれど、印刷頻度が圧倒的に少ないユーザに製品を買われても旨味が無いので、そういう製品が出てくるわけないよな…。インクより随分コストが安い、クリーニング専用インクカートリッジを搭載したプリンタ、なんてのも面白そうではあるけれど。たぶん出てこないよな。

考えてみたら、家庭用プリンタが無かった時代は、皆、手書きで何かしらを書くしかなかったわけで。昔に戻ったつもりで、見た目の綺麗さよりもコストを優先して極力手書きで済ませる、という方針だってアリかもしれないか…。ボールペン1本で何枚書けるかを考えたら、おそらく圧倒的に安いはず。

そういえば、MZ-700のプロッタプリンタ(ボールペンで印字)を、ン年前に動かしたことがあったっけ…。30年近く放置してたのに、スイスイ印字できちゃって、ボールペンってスゲーと思ったものですが。

もしかすると、滅多に印刷をしないユーザは、ボールペンで印字するプロッタプリンタを使えばコスト的に…。いや、プロッタプリンタは、写真とか印刷できないからダメだよな。文字や線画しか書かないならともかく…。文字や線画も、線が全て均一だし…。書くスピードもめちゃくちゃ遅いし。

そもそも今時プロッタプリンタって売ってるのかな。ググってみたけど見つからなかった。 *1 家庭用プロッタプリンタという製品ジャンル自体が無くなったのか…。いや、元から無かったのかもしれないけど。

ググっていた際、 _130518SHARPカラープロッタプリンタ - YouTube という動画を見かけてなんだか懐かしくなりました。これは SHARP CZ-8PP2 だそうで。仕組みは MZ-700のプロッタプリンタと同じっぽいですな。

これはこれで需要があったりしないのかな。下の紙にも転写する用紙の類に印字したい時には使えそうな気もするけど。ビジネス用として存在しないのかしら。…まあ、そういう場面ではドットインパクト式を使いそうか。印字速度も求められるだろうし。

でも、このプロッタ方式って、何か別の作業にも応用できそうな気もするなあ。

てなことを思いながらググってたら、 _ワードライタ BL-80 という製品に遭遇。 _【技術】日本人が開発したボールペンで手書きプリンタしてくれる装置。海外の反応 のコメント欄も興味深い。下に転写する用紙に書く時は、やはり役に立つのか…。

*1: カッティング用の製品はあるらしい。

2014/09/18(木) [n年前の日記]

#1 [ruby] RubyでPDF作成

prawn というライブラリを使うと、Ruby で PDF作成ができると知ったので試していたり。

以下、参考ページ。

_prawn | RubyGems.org | your community gem host
_prawnpdf/prawn - GitHub
_猫ぐらし: Ruby de Pdf
_* Ruby - PrawnでPDF作成! - mk-mode BLOG
_RubyのPDFライブラリ "Prawn" のご紹介 : Raccoon Tech Blog - 株式会社ラクーン 技術戦略部ブログ
_PDF生成ライブラリ「Prawn」 - 名もないテクノ手
_prawn:measurement_extensions.rb - noritsuguの日記

WIndows7x64 + Ruby 1.9.3 上で、
gem install prawn
でインストールできた。

位置の指定をする際の単位はポイントだけど、mm(ミリメートル)等を使いたいなら、
require 'prawn'
require 'prawn/measurement_extensions'
と書いて、
Prawn::Document.generate( PDF_FILE,
                         :page_size     => "A4",      # 用紙サイズ
                         :page_layout   => :portrait, # 用紙向き ( 縦:portrait、横:landscape )
                         :left_margin   => 10.mm,        # 余白(左)
                         :right_margin  => 10.mm,        # 余白(右)
                         :top_margin    => 10.mm,        # 余白(上)
                         :bottom_margin => 10.mm         # 余白(下)
                         ) do
といった感じで「10.mm」等の指定をすればいいらしい。

ThinReportsなるものがあるらしい。 :

_帳票ソリューション for Ruby and Rails | ThinReports

GUIで帳票のレイアウトが出来て、Rubyで帳票のPDF作成ができるらしい。素晴らしい。

ThinReportsEditor-0.7.7.2-mswin.exe をDLしてインストールしてみた。このエディタで、帳票のデザインをする。

Rubyのライブラリをインストール。
gem install thinreports

_Getting Started - ThinReports - Matsukei Open Source Center を眺めながら試してみたけど、かなりイイ感じ。簡易仕様書までhtml出力できてしまうあたりも感心。印刷については、コレを使えばバッチリ、のような気がしてきた。

ちなみに、ドキュメント内では、
report.generate_file('hello_world.pdf')
と記述されてるけど、現在のバージョンでは、
report.generate(:filename => 'hello_world.pdf')
と記述するようになった模様。

PythonでもPDF作成。 :

RubyでPDF作成ができるなら Pythonでもできるのではないか、と思ってググってみたら、ReportLab というモジュールがあるそうで。

_PDF生成(ReportLab) - Python入門から応用までの学習サイト

Windows上でインストールする方法がちょっとよく分からないけど、とりあえず Python でもPDF作成ができるっぽい、ということをメモ。

#2 [pc] LibreOfficeでも差し込み印刷

昨日、Word と Excel で差し込み印刷をテストしたのだけど。OpenOffice や LibreOffice を使ってもできるんじゃないのかと思えてきたので試してみたり。

ググってみたら、以下のページで解説されてた。

_LibreOffice で差し込み印刷する方法
_差込印刷 - 使ってみようOpenOffice.org

Word と操作手順は違うけど、同じようなことができるらしい。挿入 → フィールド → その他 → データベース、みたいな流れでフィールドを挿入してから、ツール → 差し込み印刷ウィザード、でいいのかな。たぶん。

む。今頃になって気がついたけど、LibreOfficeはテキストボックス内にフィールドを挿入することができないな…。これでは、差し込まれる文字列を自由な位置に配置することができない…。あらかじめ印刷用紙のレイアウトが決まってる場合は対応が難しい予感。

OpenOffice はどうなのか確認してみたけど、これもテキストボックス内にフィールドを挿入することはできなかった。LibreOffice と同じっぽい。

このあたり、Wordはどうなっているのか確認してみた。Word ならテキストボックス内でもフィールドを挿入することができる。さすが有償製品。なのかしら。

と思ったけど勘違いしてた。Wordのテキストボックスは、LibreOffice、OpenOffice では「枠」が相当するらしい。挿入 → 枠、で挿入ができる。「枠」の中なら、フィールドを挿入することができた。自分、図形描画ツールバー上の「テキスト」をテキストボックス相当と思い込んでました。ソレはまた別の機能だったのですな…。

OpenOffice Writerはちょっと動作がおかしい。 :

差し込み印刷をしてみたら、各ページに、余計な空白ページまでついてきた。結合して1つのファイルとして保存する分にはそういうことにならないし、LibreOffice Writer では印刷時もおかしくならないのだけど。どうも OpenOffice の差し込み印刷は、印刷時の処理にバグがありそうな予感。

#3 [pc] TeXをちょっとだけ勉強

自分、TeXって何なのか全然知らなかったので、この際少し触ってみようかなと。ちなみに環境は Windows7 x64。

インストール作業。 :

以下のページを参考にして、TeX Live とやらをインストール・設定作業をしてみたり。

_TeX Live 2014 for Windows ・ Baldanders.info
_第1回 Windowsで簡単にLaTeX環境を構築する方法(TeX Live 2011) | 餅と輪
_第2回 Windowsで簡単にLaTeX環境を構築する方法(TeX Live 2011) | 餅と輪
_第3回 Windowsで簡単にLaTeX環境を構築する方法(TeX Live 2011) | 餅と輪
_TeX Live 2012をWindows 7 (64bit)環境にインストールしたメモ - 結城浩のはてな日記
_WindowsへのTeXのインストール

今回は、install-tl-windows.exe をDLして実行してみたり。

注意すべき点は、レポジトリを変更して日本のミラーサーバを選択してから作業を進めること。最初、デフォルトのままインストールしたら、途中で止まってしまって…。日本のミラーサーバを選び直して作業をしたら、30分ぐらいで各パッケージをネットからDL・インストールができました。

や。30分てのもかかりすぎだけど。もしかすると iso をDLして、そっちを使ってインストールしたほうが良かったのかもしれない。おそらく、インストール後に TeX Live Manager を起動して、「導入済みのものをすべて更新」を選べば、iso版より新しくなったパッケージだけを更新してくれそうだし。

TeXworks のタイプセット設定は、 _TeXworks/設定/Windows - TeX Wiki を参考に、列挙されてる分を全部設定したのだけど。途中でウンザリしてきました。一々GUIでオプションを一つ一つ設定するなんて拷問…。設定ファイルを直接弄って楽に設定とかできないのかな…。

もしかすると、upLaTeX (ptex2pdf) の設定だけしておけば、とりあえずお試しはできるのだろうか? 他の解説ページも、えてしてタイプセットを一つぐらいしか登録してないし。

印象。 :

とりあえず、 _TeX入門 - TeX Wiki の「使い方」のあたりを眺めながら、TeXworks 上でコピペして試してたのだけど。何かこう…。うーん。

コレ、今時は、Word や OpenOffice/LibreOffice Writer でいいんじゃないか、という気がする。 _僕が TeX を使うのを辞めた3つの理由 - ++C++; // 管理人の日記 てな話も見かけたし。

あるいは、Markdown を使えばかなりの部分を済ませることができそう。と思って Markdown + TeX でググってみたら、その組み合わせで作業を改善する試みがいくつか見受けられた。やっぱり今時はそうなるよな…。

TeX関係のファイルだけで、約13万ファイル、4GBになってるあたりも、なんというか…。

2014/09/19(金) [n年前の日記]

#1 [windows] Pandocを試してみたり

MarkdownからPDFへの変換をしてみたいと思ったので、そのあたりの変換もサポートしてる Pandoc とやらをインストール。環境は Windows7 x64。

インストール。 :

_dev-xconnecting: PandocをWindowsにインストールする を参考にして作業。 _Pandoc - Installing から pandoc-1.13.1-windows.msi をDLして実行。C:\Users\ユーザ名\AppData\Local\Pandoc\ にインストールされる。現バージョンの Pandoc は、ユーザ環境変数のPATHにインストール場所を自動で追加してくれる模様。pandoc -v と打ってバージョン表示されることを確認。

日本語で書かれた Markdown から PDF への変換には LuaLaTeX とやらが必要らしい。昨日 TeX Live をインストールしたので一緒に入ってるはず。lualatex --version と打ってバージョン表示されることを確認。

変換。 :

_MarkdownとPandocを用いた簡易Latex環境の構築 - Qiita のMarkdownファイル(.md)をコピペで作成して実験。
pandoc ex1.md -o output.pdf -V documentclass=ltjarticle --latex-engine=lualatex
実行してみたら、かなり時間がかかった。ちょっとしたテキスト量しかないのに、数分かかってる…。と思ったら、二度目の作成は10秒ぐらいで終わった。なんでだろ。最初の実行時に必要なファイルを自動生成でもしていたのだろうか。

出力された PDF は…。うーん。
  • Markdown は本来テーブル(表)をサポートしてないけど、Pandoc は表もサポートしてるらしい。そこはありがたいけど…。
  • ページ余白が無駄に多く取られてるような気がする。ページの真ん中あたりに、ポツンと文章が表示されてる感じ。
  • 太字やイタリック体は表現されなかった。IPAexフォントしか設定してないから、だろうか。
  • 画像や表は、その場に表示されず、ページの下の方に別途配置されてしまっている。論文作成を考慮した仕様なのかしら。
個人的には、あまりよろしくない結果に。

別のオプション。 :

ググってたら、 _Pandoc - TeX Wiki で、
pandoc ex1.md -o output.pdf -V documentclass=ltjarticle --latex-engine=lualatex
ではなく、
pandoc ex1.md -o output.pdf -V documentclass=ltjsarticle --latex-engine=lualatex
を指定してる例を見かけた。

試してみたら、件のページで紹介されているのと同じエラー。参考にして、
C:\texlive\2014\texmf-dist\tex\luatex\luatexja\ltjsarticle.cls
をコピーして、myltjsarticle.cls を作って、修正して、
pandoc ex1.md -o output.pdf -V documentclass=myltjsarticle --latex-engine=lualatex
を指定してみたけれど…。結果は似たような感じだった。

マージン指定。 :

ページの余白が大き過ぎるのが気になったので指定方法を探してたのだけど。以下のページでそれらしい記述が。

_天地有情 Markdownで遊ぼう
_複数の Markdown を 1枚の PDF に出力 - Qiita

preamble.tex という TeXファイルを作成。
\paperwidth210mm
\paperheight297mm
\usepackage{luatexja}
\usepackage[ipa]{luatexja-preset}
\usepackage{amsmath}
\usepackage{graphicx,color}
\usepackage[margin=2cm,truedimen]{geometry}
\def\baselinestretch{1.1}
\parindent=0pt
たぶん、margin=2cm てのがページ余白だと思うのだけど。

以下のような指定をするらしい。
pandoc ex1.md -o out.pdf -V documentclass=ltjltxdoc -H preamble.tex --latex-engine=lualatex -N
documentclass が、ltjarticle じゃなくて ltjltxdoc になってるのがよくわからんけど、とりあえずコレでページ余白が変更できた。

あるいは、 _r - Set margin size when converting from Markdown to PDF with pandoc - Stack Overflow によると、-V geometry:margin=1in てな感じのオプション指定でもOKらしい。
pandoc ex1.md -o out1.pdf -V documentclass=ltjarticle --latex-engine=lualatex -V geometry:margin=1cm
ただ、件のページでは、「Pandoc 1.9.1.1 だとそのオプションは働いてくれねえ」という話もあって…。手元の Pandoc は 1.13.1.1 なのだけど、これだと指定が有効になってるな…。ltjarticle や lualatex を指定しているから、オプションが有効になっているのだろうか?

ところで、マージンを変更したら、図や表が本来の位置に配置されたようで。どうやらマージン領域にはみ出してしまうほど大きい画像・表については、改ページした先頭部分に再配置される、みたいな仕様がありそうだなと。

一旦TeXで出力。 :

一旦、Markdown → TeX をしてから、TeX → PDF ができないかと試してたのだけど…。

一応、以下の指定で、TeX っぽいファイルが出力されたように見えたのだけど。
pandoc ex1.md -o ex1.tex
あるいは、
pandoc -s ex1.md -o ex1.tex

しかし、ここから先がダメ。
  • uplatex ex1.tex はエラーが出る。
  • lualatex ex1.tex は一見通ったように見えて dvipdfmx ex1.dvi してみると、PDFには意味不明の英文メッセージしか出てこない。
ワケワカラン。

odtファイルに変換。 :

Markdownファイルを、.odt に ―― OpenOffice Writer等で開けるOpenDocumentテキストに変換してみたり。
pandoc -o ex1.odt ex1.md
すんなり変換できた。しかし、フォントが、Lucida Sans Unicode なるフォントになってる…。

一応、 _OpenOffice使ってみた の中で、フォント置換テーブルを使って Lucida Sans Unicode を別のフォントにする、てな対処方法が紹介されてた。まあ、これでできなくもないけれど…。

「スタイルと書式設定」を表示して、標準スタイル、見出し、本文、First paragraph 等のフォント設定を変更(各スタイルを右クリックして「変更」→フォント)していくほうが真っ当な対処のような気もする。しかし、ちょっと面倒くさいよなと…。

_Pandoc ユーザーズガイド 日本語版 - Japanese Pandoc User's Association を眺めてたら、--reference-odt=FILE というオプションで、スタイルを決めるodtファイルを指定できるらしい。以下を実行したところ、リファレンスファイルを生成できた。
pandoc --print-default-data-file reference.odt > reference.odt
この reference.odt を開いて、「スタイルと書式設定」で好みの設定にして保存。
pandoc -o ex1.odt ex1.md --reference-odt=reference.odt
といった感じで実行したら、reference.odt と同じスタイル設定で .odt が出力された。

何度も出力を繰り返す場合は、リファレンスファイルを作成・設定しておいて、渡してやるのがヨサゲかも。

全然関係ないけど、LibreOffice Writer って「水平線」の挿入がメニュー項目に無いんだけど…。一応、「---」と打ってEnterを叩けば水平線が入ってくれるけど、調整方法が分からん…。

_LibreOffice 4.0 では水平線(横線)の挿入がなくなった | 平原眺望 によると、外枠で水平線を表現するのが妥当っぽい。どうしてメニュー項目から削っちゃったんだろう…。

印象。 :

Pandoc、面倒臭いです。サクッと変換してくれるのかなと期待したら、全然そうじゃなかった…。

最終的にPDFさえ出来上がればそれでいいなら、Word や OpenOffice/LibreOffice Writer を使うべきですな…。Pandoc でPDF変換を試みると、エラーは出るわ、各種指定が分からんわ、TeX関係のファイルだけで4GBもHDDを占拠されるわで、ちとゲンナリ。もっとも、Pandoc の問題じゃなくて、全て TeX の問題のような気も。

あるいは、CubePDF等、PDFを出力できる仮想プリンタドライバを使ってしまうとか。試しに、MarkdownPad 2 でMarkdownを書いて、html印刷時にCubePDFを指定してPDF出力してみたら、これも意外とアリな感じで。

もちろん、一つのソースから複数のフォーマットに変換したい場面や、何かしら自動化する際は、Pandoc が便利なのでしょうけど。それ以外の場面で、あえてコレを選択する必要はないよなと…。フツーはWord使うわ…。

なんとなく、 _「奥が深い症候群」 という言葉が脳裏をよぎったりして。

2014/09/20() [n年前の日記]

#1 [pc] TeXについて勉強中

ページ内の決まった場所に文字列を描画、という処理が TeX だか LaTeX だかでできそうか調べているのだけど、そのものズバリのコマンドが見当たらなくて。\raisebox なるコマンドがソレかと思ったけど、コレはカーソル位置から上下にどれだけずらすか、というコマンドのようだし…。

これだけ探しても見当たらないということは、そういうコマンドは無い・任意の場所を指定して描画するのは無理なのかもしれない。考えてみれば、自動でイイ感じにレイアウトしてくれるあたりがTeXの売りなのだから、描画位置を直接指定するコマンドが必要になったら何かがおかしい、TeXの存在を否定してるも同然かもしれず。

他にも、細々としたところがよくわからず。

例えば、水平線をセンタリングする方法が分からない。これが HTMLならすぐに見つかるのに…。
\begin{center}
\hrule height 0.3mm depth 2mm width 10cm
\end{center}
感覚的には、これでセンタリングしてくれそうなものだけど…。

一応、コピペで下のように書いたらセンタリングしてくれたけど。
\begin{center}
\rule{0.5\textwidth}{.4pt}
\end{center}
\noindent\hfil\rule{0.5\textwidth}{.4pt}\hfil
しかし、どうしてこういう記述じゃないといかんのか、今一つ分からず。まあ、そういう呪文と思えばいいのだろうけど。

また、線の傾きに同値を並べたら小さな三角形が点線状態で描かれて首を捻ったり。
\begin{picture}(200,200)
\put(0,5){\line(3,3){100}}
\end{picture}
\line(1,1){100} と書けば正しく45度の線が描かれるけど…。自分、傾きの値に対して、何か勘違いしてるのだろうか。それにしたって、値を間違えたとしても、どうして点線状態になるのだろう。わけがわからない。絶対値で6までの整数とか、最大公約数が1とか、どうしてそんな制限を、てな気もするし。もっとも、その手の図は手打ちで書くものではない、という前提もありそうな。

さらに、目次を入れるのも四苦八苦。本来、\tableofcontents とだけ書けば自動で目次を作ってくれるはずだけど。一応作ってくれるものの、手共の環境では点線が表示されなくて、下のように書かないとそれらしい見た目になってくれない。
\makeatletter
\renewcommand*{\l@section}{   
  \@dottedtocline{2}{5zw}{2zw}} % 見出しのレベル, インデント量, 番号と項目の間の幅
\renewcommand*{\l@subsection}{   
  \@dottedtocline{2}{6.5zw}{2zw}}
%\renewcommand{\@dotsep}{2}
\makeatother
\tableofcontents

少し勉強しただけで、「バッドノウハウの塊」という言葉が脳裏に…。

ちなみに環境は Windows7 x64 + TeXworks + ptex2pdf -u -l -ot $synctexoption -no-guess-input-enc -kanji=utf8 $fullname。別のタイプセットを使えば結果が変わってくるのだろうか…。

何にしても、自分の目的 ―― 帳票云々とは全く違う世界のツールっぽい。何か違うぞ、コレ…。や、論文作成用ツールだから当たり前、と言われそうだけど。印刷と言えばTeX/LaTeXらしい、と勝手に思い込んでたけど、そういうわけでもないようで。

#2 [neta] 闇鍋の町と外人ヒーロー

たまたま夢の中で、とある光景を見たのです。東京の隣に何故か会津若松市がある、そんな土地に、白人の高校生達が留学してきて、全員アイアンマンになってチームを組んで悪の怪人と戦う、てな感じの光景で。

目が覚めてからなんじゃそりゃと思ったのですけど。起きたばかりのボーッとした頭で、これはこれで使えたりしないかと思い始めて。日本中の観光地を無頓着に寄せ集めた架空の街を舞台に展開するソレ、とかどうかなあ、と。東京タワーの展望室から下を覗くと金閣寺が見えるし、反対側で下を覗けば釧路湿原が見える、てな都市設定。これはこれでクラクラしてきて少し面白かったりしないかと。

と思ったけど。それって要するにスト2の背景だし、ブラック・レインだし、特撮ヒーロー番組に登場する○○市・○○町だよなと。そう考えると、全然珍しくないな…。

もう一つ。日本の特撮ヒーロー番組で、ヒーローが外国人、てな設定はどうかなと。日本人は外人コンプレックスが今も強いし、芸能人もハーフの方々が多かったりするわけだし。ヒーロー設定×外人設定により、キャラとして数倍のインパクトを期待できないか、みたいな。

と思ったけど、平成ライダーシリーズで、敵ライダーではあるけど外人さんが演じたライダーが居たような気もするし。X-MENのウルヴァリンが日本で活躍する映画もあったような気もする。既にそういうキャラ設定・作品はいくつかあるよな。…ウルヴァリンの映画って、当たったのだろうか。どうなんだろう。

考えてみたら、ヒーローの人種が異なるというキャラ設定の究極は、ウルトラマンシリーズのような気がしてきた。外人どころか地球人でもなくて、もはや異星人だもんな…。彼なら、どんな危機も解決してくれるはず。だって異星人だし。種が違うからスゴイ力を持ってるし。巨大化できるし、手からビームも出るし、空飛ぶし。

そういえばスーパーマンもそうだった。彼はヒーローになりえる。だって人種が違うし。異星人だし。

それはさておき。夢の中で、外国人留学生の一人は、日本文化が大好きと言う設定で。お米を研いだり、味噌汁作ったり、ちゃんとした箸の持ち方をしていたり、「イタダキマス」と挨拶してから食べ始めたり、TVをつけて萌えアニメを見ながら食事をしていたのですが。

なんだかそういう光景も面白い気がすると夢の中で思ったのですけど。しかし、どうして面白いと感じたのか、そこが自分もよくわからないのでした。…メトロン星人がちゃぶ台の前に座っている、みたいな感覚に近いのだろうか。逆に、外国人から見て、日本人がこんな行動をしてるとなんだか面白く感じる、てな光景は存在するのだろうか。忍者姿の日本人がハンバーガー食べてたらウケるのかな。どうなんだろう。よくわかりませんが。

そういや、亀が忍者姿になってるアニメもあったっけ…。しかもピザが好き、だったっけ? 当時は何が面白いのかピンと来なかったけど、今ならちょっと分かってきたような、そうでもないような。

2014/09/21() [n年前の日記]

#1 [pc] LyX、TeXstudio、Texmakerを少しだけ試用

TeX/LaTeX文書の入力に特化したアプリをいくつか試用。

LyXを試用。 :

LaTeX文書をGUIで書ける LyX なるアプリがあるらしいので、Windows7上で試しにインストール。

_LyX | ダウンロード から、インストーラー版の LyX-2.1.1-Installer-1.exe をDLして実行。C:\Users\ユーザ名\AppData\Local\LyX 2.1\ にインストールされた。なんだか妙なところにインストールするなあ…。

日本語文書を記述するためには、色々設定しておかないといかんらしい。以下のページを参考にして初期設定。

_LyX/設定 - TeX Wiki
_LyX/設定/Windows - TeX Wiki

めちゃくちゃ設定項目が多い…。結構大変。せめて、~/.lyx を修正して、みたいなノリで作業できないのかな…。GUIで一つ一つ設定していくのはシンドイ…。設定できたかな、と思って文章を打ってプレビューしてみてもエラー続出。まだまだ設定の抜けがあったらしい…。

とりあえずあらかた設定できた気がするので、しばらく動作確認をしてみたけれど。そこそこワープロ感覚で使えるあたりはイイ感じ。

と思ったけど、そうでもなかった。例えば水平線を挿入したいと思っても、期待通りの場所に入ってくれない。また、時々、何故か空行が勝手に削除されたりして。まあ、この手のツールの常として、Wordあたりもそうだけど、「え? なんでそういう動作をするの?」「こういうことをしたいのだけど、どうすれば」と悩む瞬間がチラホラ。

とは言え、TeX/LaTeXの文法・コマンドについて全然知らない人でも、ある程度はLaTeX文書を書いていけそうな印象ではあったり。「LaTeX文書を書け」と無理矢理周囲から強制された時は、とりあえずコレを使えば、という気もする。

でもやっぱり、Word や OpenOffice/LibreOffice を使ったほうがいいんじゃないかな…。LyXは初期設定がとにかく面倒だし…。インストールしたらすぐ使えるという状態では全然無いし…。

とりあえず、なんとなく雰囲気は分かったのでアンインストール。

TeXstudioを試用。 :

TeXのタグエディタみたいな感じのアプリらしい。試しにインストール。

_TeXstudio から、texstudio2.8.4_win_qt5.3.1.exe をDLして実行。インストーラが起動する。

以下を参考に設定。

_TeXstudio - TeX Wiki
_TeXstudio/設定 - TeX Wiki
_TeXstudio/設定/Windows - TeX Wiki

とりあえず設定できたと思うので入力作業をしてみたのだけど、どうも日本語入力時に妙な動作が…。変換確定した文字列が二重に挿入される時がちらほら。

動作がどうも怪しいのでアンインストール。入力補完候補をポップアップで表示してくれるあたりはイイ感じだったのだけど。

Texmakerを試用。 :

TeXstudioの前身となったタグエディタ、らしい。試しにインストール。

_Texmaker (free cross-platform latex editor) から、texmakerwin32_install.exe をDL・実行・インストール。現バージョンは4.3らしい。

_TexmakerでTeX文書を書こう! から日本語化キット texmaker_jp.qm4texmaker4.0.1_20130306.zip をDLして解凍。.qm ファイルを Texmaker のインストールフォルダにコピー。

以下を参考にして設定。

_Texmaker/設定 - TeX Wiki
_Texmaker/設定/Windows - TeX Wiki

件の解説ページで言及されてるけど、手元の環境でもIME使用中に変換文字列が見えなくなってしまったので、ダークテーマを選択。

少し触ってみた感じでは、TeXstudio に見られた怪しい動作は、Texmaker では見られなかった。また、TeX Live インストール時に同梱されていた _TeXworks より、こっちのほうがとっつきやすい、ような気もする。

TeXWorksにテンプレートを追加。 :

日本語文書用のテンプレートを追加しておけば、新規文書作成時に楽になるのかなと思えてきたので試したり。 _TeXworks のテンプレートに日本語の雛形を入れてみました - I’m just another TeXnician. から辿って、 _munepi/texworks-templates-japanese - GitHub に飛んで、zip をDLして解凍。Japanese documents フォルダ毎、Windows の場合は、C:\Users\ユーザ名\.texlive2014\texmf-config\texworks\templates\ 以下にコピーすればいいのかな? 一応 TeXWorks のテンプレートリストには出てきているけど。

件のフォルダ内に、自分で .tex を作ってもいいらしい。

#2 [anime] アルドノア・ゼロ1期最終回を視聴

面白かった…。

以下、ネタバレで感想をメモ。

敵側ロボット。 :

全部盛りのロボットが出てきて、ラスボス感あるなあ、こりゃ勝てる気しねえな、どうするんだろうとハラハラ。それにしても、 今まで出てきたボスキャラが全部出てくるなんてファミコンゲームみたいだな。と思ったら、これまたファミコンゲームみたいに サクサク攻略していって。ゲームのアレをアニメでやるとこうなるのか、これはこれでスカッとしますな、などと感心を。

そのあたりで、なんだか思い出したのだけど…。昔、ゲームのアイデア出しで、「今まで出てきたボス敵に、次々に変身して攻撃してくる敵はどうか。(よくある仕様だけど)」「キツネの尻尾みたいなスプライトをたった一枚追加表示するだけで、別キャラが変身してることが分かるはず」と出してみたら、ディレクターが「そんなファミコンゲームみたいなセコイことやりたくない! 8MもROMあるんだから貧乏臭いことはやめよう!」と熱弁を。なるほど、ファミコンゲームを実際に作ってた世代は、アレを嫌々やってた ―― 別に好きでやってたわけじゃないのだなと、その時初めて把握したのですけど。

今になって考えてみれば、ファミコンから、PCE・MD・SFCに移行する、たかだか数年の短い期間ですら、スペックその他の問題で仕方なくソレをやってた世代と、こういうジャンルはこういう作りにするもんだとすっかり思い込んでしまった世代に分かれてた気配があるよなと…。まして、何十年も続いてきた、漫画やアニメにおいては、そういうギャップも多々あるのだろうなと。

しかし今回、このアニメのソレを見て、最初にソレを生み出した世代が眉をしかめるアレコレだって、アレンジ次第・見せ方次第で、まだまだ効果的に使えたりするのかもしれないなと思えてきて。いわゆる、温故知新というか。歳が離れた若い(?)世代、あるいは、別業界だからできる一捻りってありそうだよなと。

そういえば、このアニメ、監督さんはゼオライマーを参考にしながら作ってるとインタビューで答えてた記憶もあって。そういうところでも、温故知新をしっかりやれる優秀なスタッフが揃ってる、そんな印象があるのでした。

今後の展開。 :

来年に二期が始まるらしいけど。こんな状態からどうやって続けるんだ、どうにかできるのかコレ、と興味津々。

個人的な想像では…。
  • レイズナー方式。
  • ライダーカブト方式。
  • 主人公交代。
ぐらいしか思い浮かばず。…レイズナーも、ライダーカブトも、見ていた人なら「ああ、ハイハイ。ああいう繋げ方ね」とピンと来るだろうけど。

さて、どういう繋ぎ方をしてくるのか、とても楽しみ。でも、あまり妄想しちゃうと、二期放送直後に「俺の思い描いてた二期じゃない!」と理不尽な文句を言い出しかねないので、ほどほどにしておかないと…。ていうか、そこまで妄想できた人は二次創作や別作品として発表してほしいよな…。もしかするとオリジナルより面白くなってるかもしれんし…。

2014/09/22(月) [n年前の日記]

#1 [xyzzy] xyzzyにKaTeXモードを追加

xyzzy上でTeX/LaTeXを書きやすくするlispがあるらしいと知ったので試しに導入してみようかなと。KaTeXモードと言うらしい。

しかし、配布元サイトが isweb (infoseek) にあったらしくて、今は入手不可。

InternetArchive に残ってた。katex.lzh と emacs.lzh やらがそれらしい。

_katex.lzh - Internet Archive Wayback Machine
_emacs.lzh - Internet Archive Wayback Machine

2006年頃のモノをクリックしたら、解凍できる版がDLできた。中身は2004年頃書かれていたらしい。

以下を参考にしながら、 ~/.xyzzy 上で設定。

_TeX に関連したことを少しだけ
_KaTeX
_xyzzy + KaTeX - [物理のかぎしっぽ]
_xyzzyにKaTeXおよびOutline-treeのインストール,その設定について - 眼ではなく脳でカンじるのだ
_xyzzy で latex 環境を整える - 壁
(push "C:/xyzzyインストール場所/site-lisp/katex" *load-path*)

(require "elisp")
(push '("\\.tex$" . elisp::katex-mode) *auto-mode-alist*)
(autoload 'elisp::katex-mode "katex" t)

(setf elisp::tex-command "uplatex -kanji=utf8 -no-guess-input-enc")
;; (setf elisp::tex-command "platex -src")
;; (setq elisp::tex-command "ptex2pdf -u -l -ot \"-synctex=1\"")

; M-x katex-mode で花鳥を起動 [xyzzy:07770]より
(defun katex-mode()
  (interactive)
  (elisp::katex-mode))

; かてふツールバーを使う
(setf elisp::*KaTeX-use-toolbar* t)

; jsarticle をデフォルトにする
(setf elisp::KaTeX-default-documentclass "jsarticle")

; M-RET
(set-extended-key-translate-table exkey-M-return #\M-RET)

; paren.l を KaTeX モードに対応させる [xyzzy:07332]より
(add-hook 'elisp::katex-mode-hook
		  #'(lambda()
			  (set-syntax-match (syntax-table) #\( #\))))

;; タイプセットバッファの高さを調整 [xyzzy:07590]より
;; (setf elisp::KaTeX-default-pop-window-height "3")

;; 自動改行をやめる [xyzzy:07892]より
;; (add-hook 'elisp::katex-mode-hook
;; 		  #'(lambda ()
;; 			  (auto-fill-mode nil)))

;; インデント幅を4文字に
;; (setq elisp::KaTeX-environment-indent 4)

;; 新規TeXファイルにテンプレートを挿入
;; (setq elisp::KaTeX-template-file "c:/場所/テンプレートファイル名.tex")

しかし、(setf elisp::tex-command "platex -src") を自分が使いたいソレに書き換えればいいらしいけど、そこらへんがよく分からず。

それと、dviout なるツールを使えば .dvi ファイルが閲覧できるらしいけど、自分の環境では文字化けしちゃって何がなんだか。

とりあえず、C-c b SPC とか打てば、\begin{} \end{} が挿入されたりするので、そのようにショートカットキーを駆使していけば入力が楽になるよ、というモードなのかなと。慣れた xyzzy を使ってある程度書いてから、TeXWorks や Texmaker で開き直してプレビューしつつ修正、みたいなやり方がいいのかもと思えてきた。

でも、やっぱり、Word使えよ、という気もする。TeX関係は、いつのまにか奥が深い症候群になっちゃうから、あまりよくないな…。数式書く時は便利らしいけど、別に自分は数学者じゃないし。少し数式を書くぐらいなら、無料で使える OpenOffice/LibreOffice にも数式エディタがついてるから事足りる予感。

この記事へのツッコミ

Re: xyzzyにKaTeXモードを追加 by katex    2016/06/24 02:19
Katexは以下にあり
https://web.archive.org/web/20121029064122/http://hashi4.civil.tohoku.ac.jp/soft/node48.html

#2 [digital] ELECOMが販売してる温度計がもう壊れてることに気付いた

1ヶ月ぐらい前に買った、 _ELECOM OND-01 。熱中症の危険がある時は赤いLEDが点滅して、冬のウイルスが死滅しにくい時は青いLEDが点滅する仕様なのだけど。

気づいたら、ウイルス注意のアイコンは表示されてるのに、青いLEDが点滅していない。最初から不良品だったのか、それとも1ヶ月で壊れちゃったのか。さすが、ELECOM。期待(?)を裏切らないぜ!

ちなみに、茶の間に置いてある _OND-02 は、青いLEDも点滅してます。また、購入直後の暑い日に、OND-01、OND-02共に、赤いLEDが点滅してることは確認できたので、熱中症関係はどちらも正常に動作してるっぽいなと。…機能として、赤いLEDの点滅はかなり有効。親父さんお袋さんが、「点滅してるんだけど、コレは何?」と気付けていたので。そこはグッドな機能だし、買ってよかったと思いました。

それはともかく。さて、どうしたもんか。
ということで、面倒臭いからこのまま使い続けようかなと。

でも、本来あるべき機能が動いてない状態にはちょっとモヤモヤしちゃうので、「やっぱりELECOM。初期不良が多いぜ! すぐ壊れるぜ!」と極力宣伝して少しは溜飲を下げてもいいんじゃないか、と。

でもまあ、ELECOM製品はそんなもんだと大半の人は知ってるから今更ですな。ほとんどは、「ELECOMだからねえ…(苦笑い)」だよな…。

それしにても、こういう製品って、動作テストが難しそうだなと。1台1台を温度/湿度が違う環境に入れて動作チェックなんて値段からしてやれないだろうから、たぶん組み立てたらチェックを一切しないまま即出荷だろうと。しかし客側で購入直後にそのあたり容易にチェックできるわけでもないし。その季節になってから、ようやく初期不良品と気付く、てな光景が結構あるのだろうなと。商品ジャンルによって、客側での初期不良チェックの容易さも違ってくるのだな、そういうところも考えながら選ぶのが賢い消費者なのかなあ、などと今頃気付いたりもして。

店頭で購入していたら、初期不良・故障時の交換も、店頭に持ち込めば済むのだろうけど。このへんでは売ってなかったので、Amazonで買うしかなくて。田舎はこういうところが厳しいです。

まあ、ELECOMだから仕方ない。値段も値段だし。なんというか…「ELECOM」はフラグ、ってことで。

#3 [neta][game] 犬の糞取りゲームってどうだろう

親父さんが遠出をしていて家に居ない時は、自分が犬の散歩をするのだけど。犬の糞を取る時に、楽しいのか悲しいのかちょっとよく分からない気分になるのです。

犬の肛門がヒクヒクし始めたら「そろそろかな…」と道具を右手に持ち替えて、踏ん張りポーズを取り始めたらスッと道具を差し出して、ポトンポトンと落ちてくるソレをスポンスポンと袋に入れるのですけど。上手く入った時は「よっしゃ」という気持ちになって楽しいけれど、同時に、これって人間様が犬のオートマチック便器に成り果てていないかと思えてきて、なんだか少し悲しくなるわけで。

この楽しさ、そして悲しさを、ゲームにできないものかしら。誰がプレイするんだよ、てな気もするけど。プレイ中は犬の肛門グラフィックをずっと眺めることになりそうだけど、なんかもうそれだけで色々ツライ。まあ、バカゲーですな…。

しかし、考えてみたら、そういうのって、たまごっちみたいなジャンルかもしれないか。いや、違うんじゃないか。どうなんだろう。

スマホ等の加速度センサその他で、ユーザが歩いてる・歩いてないを検知できたりしないかな。もしかするとバーチャルな犬の散歩もできたりして。いや待て。任天堂のタイトルでそういうのがあったような…。ググってみたら、歩数計機能を使って散歩ができると書いてあった。誰でも似たようなことを思いつくのだな…。

ゲーム専用機よりは、スマホ上でそういうアプリが動いたほうが普及しそうな気もするけど、どうなんだろう。でも、既に作られてそうだよな…。

Android上の万歩計。 :


2014/09/23(火) [n年前の日記]

#1 [nitijyou] 体調がちょっと変

昨日今日と睡眠時間が細切れになっていて、ちと体調が変な感じ。

2014/09/24(水) [n年前の日記]

#1 [windows] GIMP 2.6.12の起動の仕方を変更

OS標準のPythonのバージョンを2.6から2.7にしたいので、GIMP 2.6.12 の起動の仕方を試しに変更。

まずは環境変数PATHだのPYTHON_ROOTだのを変更。DOS窓を表示。python --version で 2.7.x が表示されることを確認。

GIMP 2.6.12 を起動させるために、以下のようなバッチファイルを作成。
@rem @echo off
set PPATH=C:\Python\Python26
set PATH=%PPATH%;%PPATH%\Scripts;%PATH%
set PYTHONPATH=%PPATH%\Lib\site-packages
set PYTHON_ROOT=%PPATH%
cd /d %USERPROFILE%
C:\Prog\GIMP-2.6.12\bin\gimp-2.6.exe
実行したら GIMP 2.6.12 が起動した。フィルタ → Python → コンソールを表示。Pythonのバージョンは 2.6.6。これでなんとかなった模様。

#2 [pc] Android SDK等をインストールし直し

随分昔に入れたままそのままにしてたので更新しようとしたのだけどバージョンが随分新しくなってたのでアンインストールして現行版をインストール。

eclipse の ADT も更新しようとしたけど、これは既に最新版が入ってた。

勉強してた頃のプロジェクトをインポートして眺めたり。ソースの中身をすっかり忘れてる…。初心者向けの解説サイトを見ながら再勉強しないとダメっぽい予感。

#3 [anime] 知っているのか○○

ガイストクラッシャーを見ていたら「知っているのか、ルミネラくん!?」という台詞が出てきて。なんだか聞き覚えがあるような台詞だな、なんだっけ、と…。

ググってみて思い出した。 _「知っているのか、雷電!?」 だ…。

_知ってるのか雷電←本当に男塾で雷電が一番物知りか調査してみた : ジャンプ速報 という記事で、
81 名前:VIPがお送りします 投稿日:2013/10/12(土) 14:48:13.86 ID:J+zSk6KQ0▽

もはやGoogleより雷電に聞いたほうが

知ってるのか雷電←本当に男塾で雷電が一番物知りか調査してみた : ジャンプ速報 より

というレスを見て、そういう名前のサービスもいいなと…。民明書房レベルの検索結果ばかり返してくる実装が難しそうだけど。

2014/09/25(木) [n年前の日記]

#1 [anime] マッスって何だろう

某所で「マッス」という単語を見かけて、そりゃ何だろうと。アニメの動きに、「マッス」と「フォルム」があるらしくて。

で、ググったりして調べてたのだけど。なんだかよく分かりません。元々は美術?用語?のようで、解説ページもチラホラあるのだけど。読んでみてもピンとこなくて。

2014/09/26(金) [n年前の日記]

#1 [neta] ネット動画を使ってクイズを作れるサービスってできないかな

例えばアニメのMADを流して、 てなクイズを作れないものかと妄想を。そういうクイズが作れるサービスが存在していたら、 みたいな社会的に役に立つクイズ・勉強ができるクイズも作れて喜ばれるかもしれないなと。あればあったで使い道がありそうじゃないかと。

ネット動画サービスが出現したことで「個人がTV番組を作れる時代」が到来したわけだけど、クイズ作成サービスがあれば「個人がクイズ番組を作れる時代」が到来するのかなと思えてきたりもして。

きっとそういうサービスは既にあるんじゃないか、絶対あるだろう、と思ってググってみたけど。「クイズ作成」を謳うサービスはあるものの、クイズの問いに動画は使えなかったり、使えても有償賞品だったりして、どうもイメージと違うなと。

この手の遊びならニコニコ動画だろう、たしかスクリプト機能も使えたはず、と思ってググってみたけど。ニコスクリプトなる機能はたしかにあるものの、これまたイメージが違う。例えば、以下の動画が二〜三択クイズを実現してるけど…。

_直感力をためせ! クイズ タイガー道場 - ニコニコ動画:GINZA

「コメント欄に数字を打ち込む」「別の動画に移動する」という仕様なので、リアルタイム性が無いわけで。数字キー+Enterキー入力という、2回のキー入力が要求されるから、次々に選んで行けないし。ページ遷移で選択結果を示すので、とにかく反応が遅い。

自分が妄想したソレは、もしかすると音ゲーに近いのかもしれない。動画と言う時間情報を持ったデータを流しながら、ユーザの入力で次々に表示を変えて、ユーザを一喜一憂させる…。音ゲーっぽいなと。

クイズにも2種類あって、長考して答えるタイプと、反射神経・直観で答えるタイプがあるよなと。前者は、回答の入力方法が面倒だったり、正解表示が遅くても、遊びとして成立するけど、後者はそういうわけにいかない。

でも、今は HTML5 + JavaScript で色んなことができるし。どうにもアレだったら、Flashもまだ使えるし。後者タイプのクイズサービスも作れそうな気もしたり。

しかし、仮にそういうサービスを作れても、問題は、クイズ問題を作ってくれる人が本当に居るのかなあ、てな点かも。

欲を出して、どんな形のクイズも作れますよ、てなサービスにしちゃうと、クイズデータを用意する際のフォーマットがどんどん複雑になり、作業が面倒臭くなり、こんなのやってられるかー、となって、全然使われないよなと。ていうか、既存のクイズ作成サービスはどれもそんな感じで。データを作る際の手順をちょっと眺めただけでゲロ吐きそう。

なので、こういう形式のクイズしか作れません、とカッチリ決めて、その代わり問題を作るのはとっても簡単にする、みたいなことになるのかなと。自分で動画も用意してください、てなノリでは面倒臭くて使われなくなるから、YouTubeやニコニコ動画に既にアップロードされてる動画と紐づけて、クイズっぽいガワだけつける、みたいなことになりそうな。

てな妄想をしたのでメモ。

テキストだけなら簡単らしい。 :

_簡易的なクイズを作れるjQueryプラグイン・SlickQuiz - かちびと.net
_jewlofthelotus/SlickQuiz - GitHub
_SlickQuiz | 「クイズ」カテゴリー | JavaScriptデモ

HTMLページ内に動画を埋め込んで、その下にこういう四択クイズをつけておけばそれで済む場面も多いかもと思えてきたりもして。

#2 [nitijyou] HARD・OFFを覗いてきた

中古の2.5インチHDDとか、少し前のCanon製コンデジとか、PCケースとか、そのあたりが無いかなと思って覗いてきたのだけど、やっぱりそういうのは無かった。残念。

電動自転車で行ってきたけど、体力的にも、バッテリー的にも、このくらいの距離が限界っぽい。あの距離でバッテリーの残量メモリが1つになってしまったし。

2014/09/27() [n年前の日記]

#1 [nitijyou][linux] 自宅サーバ止めてました

shellshock(bashの脆弱性。CVE-2014-6271、CVE-2014-7169)対策をしないといけないので、自宅サーバを止めてました。申し訳ないです。

#2 [linux] 自宅サーバ機のOSアップグレード中。

shellshockの対策をする上で、Vine Linux が最新版じゃないと色々面倒だったので、この際アップグレード。Vine Linux 4.2 → 5.2 → 6.2.1 という流れで作業をした。

5.2 と 6.2.1 の iso をDLして、DVD-Rに焼いた。USB接続DVDドライブをサーバ機に接続。DVDから起動。途中でアップグレードを選択。

5.2 にアップグレードした後、再起動をしたら、ログイン画面が表示されない状態になった。リセットして、6.2.1 にアップグレード。ログイン画面は出るようになったけど、おそらくおかしな状態になってるはず。起動時にエラーだか警告だかが大量に出てる状態。今までクリーンインストールしかしたことがなかったので、アップグレードでこんなに不具合が出るとは知らなかった。

root でログインして
apt-get update
apt-get -f install
apt-get dist-upgrade
を行うことでアップグレードされるはずが、KDE-l10n-ja と KDE-i18n-ja が競合する等のエラーが発生して先に進まない。apt-get -f dist-upgrade 等を試してるうちにエラーが出なくなったけど、どうも必要なパッケージをインストールできてない状態ではないかと。

2014/09/28() [n年前の日記]

#1 [vine][linux] OSアップグレード作業中

Vine Linux をアップグレードしたことで色々ハマってる最中。

サービス設定項目が見当たらない。 :

gnomeのメニューの中に、サービス設定用の項目が見当たらず。ちゃんとアップグレードされてない気がする。apt-get -f install task-gnome を実行してみたら大量にパッケージが追加された。しかし相変わらずメニューにサービス関係の項目が出てこない。パッケージ名が分かればなんとかなりそうだけど…。まあ、CUIで作業できるとは思うけど。

ちなみに apt-get の -f は、チェックで失敗しても処理を続行するオプションらしい。

samba。 :

Vine Linux 4.2 はデフォルト文字コードが euc-jp だったけど、5.0 から utf8 になった。そのせいで色々問題が起きていて。cron で呼び出されるスクリプトがエラーを出したり等々。

とりあえず手を付けられるところから。samba の設定を変える。/etc/samba/smb.conf を変更。
unix charset = eucJP-ms
display charset = eucJP-ms
 ↓
unix charset = UTF-8
display charset = UTF-8

nmbをサービスとして動かす。
chkconfig nmb on
chkconfig --list | grep nmb

proftpd。 :

inetd 経由で起動させずに、xinetd で起動することが前提になったらしい。inetd が動いてなくて xinetd が動いてるし。なので、/etc/inetd.conf の
ftp    stream  tcp     nowait  root    /usr/sbin/tcpd  in.proftpd
という行をコメントアウト(行頭に「#」をつける)。

_サービスの管理 を参考に、/etc/proftpd.conf の ServerType を
#ServerType      standalone
ServerType      inetd
に変更。

/etc/xinetd.d/ftp を作成。以下の内容に。
# default: off
# description: Proftpd
# securlevel: 30
service ftp
{     
        disable = no   
        socket_type    = stream
        protocol        = tcp
        wait            = no
        user            = root
        server          = /usr/sbin/in.proftpd
}
proftpd のサービスが停止してることを確認後、xinetd を再起動。service xinetd restart だったかな。たぶん。

/etc/proftpd.conf への記述が少し変更されたらしい。DisplayFirstChdir が無くなって、DisplayChdir になった模様。proftpd ってちょくちょく意味不明な変更をする印象が。

ユーザフォルダ以下の日本語ディレクトリ名を変更。 :

「ダウンロード」「ピクチャー」等の日本語ディレクトリを英語にする。
LANG=C xdg-user-dirs-update --force

以下のコマンドでもできると説明ページには書いてあるけど。
LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update
そんなコマンドは無いと言われる。謎。

VNCサーバの設定。 :

以前は特定ポートにアクセスすれば立ち上がるようにしてあったけど、今回からはsshでログインしつつ意図的に立ち上げないと使えないようにしておく。 Linuxのデスクトップ環境を使いたいなら、今時は仮想PCがあるので、昔のようにサーバにアクセスして使う必要もないし。

以下のファイル内から、vnc関連の記述を削除した。
/etc/services
/etc/inetd.conf
また、/etc/xinedt.d/ 以下のvnc関連ファイルも削除。

~/.bashrc にエイリアスを追加。
alias vncstart='vncserver -geometry 1024x768 -depth 24 -pixelformat RGB888 :1'
alias vncstop='vncserver -kill :1'
vncstart でvncが使えるようになり、vncstop で終了する。

Windows側は RealVNC を使って動作確認した。

~/.vnc/xstartup に、vncを使う際のウインドウマネージャその他の指定があるので、必要であれば修正。

vim。 :

_Vine5/FAQ - VineSeed によると、多機能版を使いたいなら vim-huge や vim-big をインストールせよとのこと。
apt-get install vim-huge

ntpd。 :

最初に一度、時刻合わせ。
ntpdate ntp2.jst.mfeed.ad.jp
hwclock --systohc

/etc/ntp.conf を修正。ウチはplalaを使ってるので、plalaのNTPサーバも書いておいた。
server ntp1.plala.or.jp
server ntp2.plala.or.jp
server ntp1.jst.mfeed.ad.jp
server ntp2.jst.mfeed.ad.jp
server ntp3.jst.mfeed.ad.jp

driftfile /etc/ntp/drift
# driftfile /etc/ntp.drift
logfile /var/log/ntp.log
#keys           /etc/ntp/keys

restrict default ignore
restrict 127.0.0.1
restrict 192.168.1.0 mask 255.255.255.0 noquery nomodify nopeer notrust notrap
restrict ntp1.plala.or.jp mask 255.255.255.0 noquery nomodify notrap
restrict ntp2.plala.or.jp mask 255.255.255.0 noquery nomodify notrap
restrict 210.173.160.27 mask 255.255.255.0 noquery nomodify notrap
restrict 210.173.160.57 mask 255.255.255.0 noquery nomodify notrap
restrict 210.173.160.87 mask 255.255.255.0 noquery nomodify notrap

server  127.127.1.0     # local clock
fudge   127.127.1.0 stratum 10
#fudge  127.127.1.0 stratum 3

#multicastclient  # listen on default 224.0.1.1
#broadcastdelay 0.008

ntpd を起動。
service ntpd start

しばらく待ってから状態を確認。
ntpq -p

postfix + dovecot。 :

メールサーバ関係が、 _postfix + qpopper から postfix + dovecot になった ようで、設定で四苦八苦。SMTP-Authとやらを動かそうとしてかなりハマった。

弄る設定ファイルは、
/etc/postfix/main.cf
/etc/postfix/master.cf
/etc/dovecot/dovecot.conf
/etc/dovecot/conf.d/10-auth.conf
/etc/dovecot/conf.d/10-mail.conf
/etc/dovecot/conf.d/10-master.conf
/etc/dovecot/conf.d/10-ssl.conf
色々弄ったけど、弄った箇所を忘れた。次回同じ設定をする際は、設定ファイル名でググってまた調べ直さないと。

Mozilla Thunderbird を使ってるのでその設定もメモ。SMTPサーバ設定で、送信ポート番号は587じゃなくて25。接続の保護:なし。認証方式:平文のパスワード認証(安全でない)を選ぶ。

saslauthd というのも入れたけど、コレは関係あるのかないのかよく分かってない。

なんとかメール送受信ができるようになったけど、各指定が何なのか今一つ分からず。不正中継がされないことは一応確認したけど…。

電源ボタンでシャットダウン。 :

以下を参考に作業。

_Power buttonでshutdown
_電源ボタンでシャットダウン - Going My Linux Way - りなっくすいろいろ

/etc/acpi/events/ 中に power というファイルを作ればいいらしいが、おそらく以前作ったものが既に入ってた。内容は以下。
event=button.power.*
action=/sbin/poweroff

また、power.rpmnew というファイルが作られていたので、最近は標準で入ってるらしい。中身は以下。
# ACPID config to power down machine if powerbutton is pressed, but only if
# no gnome-power-manager is running
event=button/power.*
action=/etc/acpi/actions/power.sh
もしかすると gnome 利用時しか働かないのかもしれない?

convmv。 :

euc-jp の日本語ファイル名を、utf8 に変換してくれるツール。

_convmv:日本語ファイル名のUTF-8への変換 - Linux Memo: Vine Linux 5 設定 tips

apt-get install convmv

変換するファイルがあるディレクトリ中で、以下を打てば変換対象が確認できる。
convmv -r -f euc-jp -t utf8 *
--notest をつければ、実際に変換をする。
convmv -r -f euc-jp -t utf8 * --notest

2014/09/29(月) [n年前の日記]

#1 [vine][linux] OSアップグレード作業中その2

まだ作業中。

chkrootkitをインストール。 :

以下を参考に作業。

_0169:chkrootkitをインストールしてみよう!
_はじめての自宅サーバ構築 - Fedora/CentOS - rootkit 検知ツールの導入(chkrootkit)
_chkrootkit -- locally checks for signs of a rootkit
_@IT:chkrootkitを定期的に実行するには

chkrootkit.tar.gz をDLして解凍して make sense すればいいはずだけど、Vine Linux 6.2.1上ではエラーが出てしまう。
wget ftp://ftp.pangeia.com.br/pub/seg/pac/chkrootkit.tar.gz
tar xvzf chkrootkit.tar.gz
cd chkrootkit-0.50
make sense

少し古いらしいけど、 _0169:chkrootkitをインストールしてみよう! で rpm を公開していただけてるので、感謝しつつ入手してインストール。
wget http://mkserver.dip.jp/vinelinux/perform/application/install/chkrootkit-0.47-1.rh7.rf.i386.rpm
rpm -ivh chkrootkit-0.47-1.rh7.rf.i386.rpm

チェックしてみる。
chkrootkit | grep INFECTED
INFECTED が出力されなければ問題無い。

/etc/cron.daily/ に chkrootkit.cron というファイルを作成して毎日チェックするようにした。中身は以下。チェック結果は root 宛てにメールで送る。
#!/bin/sh
/usr/bin/chkrootkit > /var/log/chkrootkit.log
grep "INFECTED" /var/log/chkrootkit.log | mail -s "chkrootkitlog" root
chmod 600 /var/log/chkrootkit.log

実行権限をつけて、試しに動かしてみる。
chmod 755 /etc/cron.daily/chkrootkit.cron
/etc/cron.daily/chkrootkit.cron
メールが届いてたら成功。

/root/chkrootkit.sh にも似たようなスクリプトを書いて残しておいた。と自分用にメモ。

noip2を更新。 :

何か実行時にエラーが出ていたようなのでコンパイルし直し。

_ダイナミックDNSのIP自動更新
_AmazonLinux で メールサーバーを作る(その6) : 電子の密林を開拓する
_Dynamic DNS Update Client (DUC) for Linux - No-IP

service noipd stop
wget http://www.noip.com/client/linux/noip-duc-linux.tar.gz
tar zxvf noip-duc-linux.tar.gz
cd noip-2.1.9-1
make
make install
設定ファイルを作成するために質問が出てくるので答える。以下を尋ねてきたような気がする。
  • 登録メールアドレス
  • パスワード
  • 更新間隔(分)
  • 更新が終わった時に何かするか(y/N)

/usr/local/bin/noip2 に実行ファイルが、/usr/local/etc/no-ip2.conf に設定ファイルがコピーされた。

サービスとして動かすためのファイルをコピー。
cp redhat.noip.sh /etc/init.d/noipd
サービスとして実行。
service noipd start
tail /var/log/messages を見れば実行したことが記録されてるはず。

apache2。 :

Webサーバ apache 2.x を設定。/etc/apache2/conf/httpd.conf を設定していく。色々弄ったので弄ったところを忘れてしまった…。どうも Apache 1.x の設定がそのまま書かれてるような気もする。どこかで変換してくれたのだろうか。

設定が終わったら実行してみる。
service apache2 start
問題無ければサービスとして登録。
chkconfig apache2 on

phpも動かせるようにする。ググって目に入ったものをインストールしていったけど、何をインストールしたか忘れた…。

hikiが動かないことに気付いた。 _Hiki - install によると、data配下のパーミッションがおかしいのが原因っぽい。root になって、chmod -R og+w /home/アカウント名/hiki/data を実行。

ディレクトリのパーミッションが777だと、その直下にあるcgiが動作しないことに気がついた。何か仕様が変わったのだろうか…。どこかを弄れば以前の動作になるのかな? ならないのかな?

関係ないかもしれないけど以下のパッケージも一応インストールしておいた。
apt-get install nkf chasen kakasi mecab namazu namazu-cgi jcode.pl perl-Jcode perl-Unicode-MapUTF8

named のエラー。 :

automatic empty zone 云々と言うエラーが /var/log/messages に出力されて鬱陶しい。/etc/named.conf や /etc/sysconfig/named を変更して対処。以下を参考に作業した。

_ORBIT SPACE
_CentOS BINDの設定

/etc/sysconfig/named に以下を追加。
OPTIONS="-4"

/etc/named.conf の options の中に以下を追加。
empty-zones-enable no;
use-v6-udp-ports { };

Vine Linux 起動時のエラーについて :

less /var/log/boot.log でエラー内容が確認できる。

エラーメッセージその1。以下のエラーが出ていた。
Starting udev: udevd[673]: BUS= will be removed in a future udev version, please use SUBSYSTEM= to match the event device, or SUBSYSTEMS= to match a parent device, in /etc/udev/rules.d/60-libpisock.rules:3

udevd[673]: SYSFS{}= will be removed in a future udev version, please use ATTR{}= to match the event device, or ATTRS{}= to match a parent device, in /etc/udev/rules.d/60-libpisock.rules:6

udevd[673]: SYSFS{}= will be removed in a future udev version, please use ATTR{}= to match the event device, or ATTRS{}= to match a parent device, in /etc/udev/rules.d/60-libpisock.rules:7

_[vine-users:081657] vine6でのブート時のメッセージについて

/etc/udev/rules.d/60-libpisock.rules を修正。BUS を SUBSYSTEMS に、SYSFS を ATTRS に置換したところ、上記のエラーは出なくなった。

エラーメッセージその2。
WARNING: All config files need .conf: /etc/modprobe.d/sound, it will be ignored in a future release.

/etc/modprobe.d/ の中に拡張子が .conf ではないファイルが存在すると警告が出る。今回は sound と言うファイルがあったので、sound.conf にリネームした。

_Ubuntu日本語フォーラム / alsamixerが使えない ca0106

HNSの出すエラーについて。 :

以下のエラーが /var/log/apache2/error_log に出ていた。
[Mon Sep 29 07:27:40 2014] [error] [client 157.55.39.123] defined(%hash) is deprecated at lib/HNS/Hnf/Command.pm line 440.
[Mon Sep 29 07:27:40 2014] [error] [client 157.55.39.123] \t(Maybe you should just omit the defined()?)

_ハッシュが空かどうかを調べたい - 燈明日記
_perldiag - さまざまな Perl 診断メッセージ - perldoc.jp
defined(%hash) is deprecated

(D deprecated) defined() は未定義の スカラ 値を調べるので、ハッシュに 使っても普通は無意味です。 ハッシュが空かどうかを調べたい場合は、例えば単に if (%hash) { # not empty } としてください。

perldiag - さまざまな Perl 診断メッセージ - perldoc.jp より

ということで、/var/log/apache2/error_log を眺めながら、エラーだか警告だかが出た行を修正してアップロードし直し。

FDcloneをインストール。 :

sshでログインしてファイル操作をする時にちょっと面倒臭いので、FDclone というファイラーを導入。
apt-get install FD
/usr/share/doc/FD-3.01b/fd2rc.vine を ~/.fd2rc としてコピーすれば文字コード等の設定がされた状態になる。
cp /usr/share/doc/FD-3.01b/fd2rc.vine ~/.fd2rc
fd で起動。

#2 [nitijyou] 自転車で買い物に

電動自転車を借りて、ケーズデンキ、サンデー(ホームセンター)、ザ・ビッグ、ツルハドラッグまで。

禁煙パイポを探してるのだけど、どこにも売ってなくて。煙草を吸うなという世間の風潮なのに、禁煙グッズが売ってないのはどうなんだろうと。や、煙草は相変わらず売ってるけど…。

2014/09/30(火) [n年前の日記]

#1 [vine][linux][hns] OSアップグレード作業中その3

まだまだ作業中。もっとも、この日記ページが見えてるということは、多少問題はありつつも一応そこそこサーバは動いてる、ということでしょうけど…。

swatch。 :

リアルタイムにログを監視して、特定のログ内容が出てきたら何か処理をすることができるツール。

_Simple Log Watcher | SourceForge.net
_【Vine Linuxで自宅サーバー】Swatchで不正アクセス遮断(Swatch+iptables)
_swatchインストール : マロンくん.NET

どうも動いてないような気がするので、一応再インストールすることにした。

必要なモジュールをインストール。他にも必要なものがあるかもしれないけど、よく分かってない。
apt-get install perl-Time-modules perl-TimeDate perl-Date-Calc perl-DateTime perl-File-Tail jwhois
cpan
install Bit::Vector
install Date::Calc
install File::Tail
install Time::HiRes
install Date::Parse

インストール作業。
wget http://downloads.sourceforge.net/swatch/swatch-3.2.3.tar.gz
tar zxvf swatch-3.2.3.tar.gz
cd swatch-3.2.3
perl Makefile.PL
make
make test
make install
/usr/bin/swatch にインストールされた模様。

/etc/init.d/swatch を作成。サービスとして利用できるようにする。
#!/bin/sh
#
# chkconfig: 2345 42 42
# description: monitaring logs tool.

[ -f /usr/bin/swatch ] || exit 0
[ -f /etc/swatchrc ] || exit 0

. /etc/rc.d/init.d/functions

RETVAL=0
SWATCH_SCRIPT="/var/run/swatch"

# See how we were called.
case "$1" in
  start)
        # Start daemons.
        echo -n "Starting swatch: "
        /usr/bin/swatch -c /etc/swatchrc -t /var/log/messages --script-dir=$SWATCH_SCRIPT >/dev/null 2>&1 &
        RETVAL=$?
        echo
        ;;

  stop)
        # Stop daemons.
        echo -n "Shutting down swatch: "
        killproc tail
        RETVAL=$?
        echo
        ;;

  restart)
        $0 stop
        $0 start
        RETVAL=$?
        ;;

  status)
        status swatch
        ;;

  *)
        echo "Usage: swatch {start|stop|restart|status}"
        exit 1
esac

exit $RETVAL
/usr/bin/swatch -c /etc/swatchrc -t /var/log/messages の部分で、
  • /usr/bin/swatch を起動せよ。
  • 監視ルールは /etc/swatchrc に書かれてる。
  • /var/log/messages を監視せよ。
と指定してる。

/etc/swatchrc にルール?を記述。
watchfor /\[(\d+\.\d+\.\d+\.\d+)\]\) - Maximum login attempts/
        mail=root,subject=swatch(Maximum login attempts)
        exec /bin/echo in.proftpd: $1 >> /etc/hosts.deny

watchfor /\[(\d+\.\d+\.\d+\.\d+)\]\) - USER admin/
        mail=root,subject=swatch(USER admin login failure)
        exec /bin/echo in.proftpd: $1 >> /etc/hosts.deny
上記の記述で、 /var/log/messages に、
[192.168.1.21]) - Maximum login attempts
とか
[192.168.1.21]]) - USER admin
てな感じの記録がされたら、該当IPを hosts.deny に追加することでアクセス拒否する。ついでに、root宛てに処理をした旨のメールを送る。

ftpサーバに、妙なアカウント名でアクセスしてくる相手が多くて…。

#2 [hns] Namazu for HNS のエラー

~/diary/bin/hns-index2 がエラーを出す問題をどうにかしたい。

Namazu の動作に必要らしいパッケージやモジュールをインストール。 :

apt-get install nkf chasen kakasi mecab namazu namazu-cgi jcode.pl perl-Jcode perl-Unicode-MapUTF8
cpan を使って、Text:Kakasi もインストールする。
cpan
install Text::Kakasi
quit

ところで、cpan自体を最新版にできないのだけど…。install CPAN で更新されない。何かエラーが出て止まってる。Vine Linux 6.2.1 の問題なのか、それともOSをアップグレードしてきたことでゴミが残っていて不具合が起きてる…?

Namazu v2 for hns を再インストール。 :

_Namazu v2 for hns による日記の全文検索 で説明されてる手順に従って、ホームディレクトリに再インストールする。今回は以下をDLした。
namazu-2.0.21.tar.gz
namazu_for_hns-2.0-pl5.tar.gz

インストールする際に、~/.hnssetup の記述に基づいてインストール処理がされるので、メールアドレスその他が以前から変更されてるなら ~/.hnssetup を修正しておくこと。

インストールしたら、~/diary/namazu2 というフォルダが出来て、その中に namazu関係のアレコレが作られた。また、~/diary/bin/ 以下に hns-index2 等のファイルが作成された。

LC_ALLの問題。 :

hns-index2 を実行すると、以下の警告が出る。
sh: warning: setlocale: LC_ALL: cannot change locale (ja)
"ja" というロケールは存在しないのに、ソレを LC_ALL に設定しようとしてるので、警告がでるらしい。

locale -a と打てば、使えるロケールが表示される。やはり "ja" は無い。"ja_JP" や "ja_JP.UTF8" なら使えそう。

_読書(してない)日記 を参考に、hns-index2 内の LC_ALL を指定してるあたりを以下のようにしてみたらエラーが出なくなった。
LC_ALL="ja_JP.UTF8"
export LC_ALL
ただ、~/diary/namazu2/share/namazu/filter/hnf.pl の中で、
$mark = "〜" if util::islang("ja");
という行があるのが気になる。"ja" ならこの処理をする、と書いてあるけど、"ja_JP.UTF8"と比較するからこの処理は通らない。いいのだろうか?

また、
~/diary/bin/.namazurc
~/diary/namazu2/etc/namazu/namazurc
の中で、 Lang ja とうい指定があるのだが、このままでもいいのだろうか…? ここを変えると検索インデックスが正常に作成されないようだし…。

hns-index2を動かすと文字化け。 :

hns-index2 clean を実行するとメッセージがずらずら表示されるけど、あちこち文字化けしてる。Vine Linux の標準文字コードが utf8 なのに、スクリプト側が euc-jp 決め打ちで日本語メッセージを表示してるから、だと思う。

putty や rlogin でサーバにアクセスしてるので、一時的に euc-jp 表示に切り替えてどうにか。

mknmzrc を変更。 :

~/diary/namazu2/etc/mknmzrc を修正して、以下に対応させる。
  • LAN内でも検索結果を使えるようにする。
  • mod_rewrite に対応させる。
$ADDRESS = 'メールアドレス';

$hnf::diary_uri = "";

$hnf::author = 'メールアドレス';

$hnf::link_templ = '%year%month%day.html#%year%month%day0';   # one day

一日中インデックスを再作成。 :

少しファイルを変更するたびに、hns-index2 clean を実行してインデックスを再作成。毎回体感では1時間ぐらいかかってたような。一日中再作成ばかりしていた気がする。

テンプレートファイルを弄ってもインデックス再作成が必要なのはどうなんだろう。今なら、見た目を変えたいならcssを弄って対応すべき、だよなと。

#3 [hns] hnsのキャッシュが作成されない

hns の動作を確認していたら、キャッシュが全然作られないことに気付いた。

正確には、アクセスがあった時に一瞬キャッシュを作るけど、その直後に、年別フォルダも含めてキャッシュを全消去してるようで。config.ph の $CacheLog = "OFF"; を $CacheLog = "ON"; に変更して ~/diary/log/cache_log を眺めてみたら、以下のような記述があって。
[2014/09/30:16:46:48 +0900] clear system
[2014/09/30:16:46:48 +0900] 20000920 miss
[2014/09/30:16:46:50 +0900] clear system
[2014/09/30:16:46:50 +0900] 20080510 miss
[2014/09/30:16:47:03 +0900] clear system
[2014/09/30:16:47:03 +0900] 20110105 miss
[2014/09/30:16:47:07 +0900] clear system
作っては消し、作っては消しを繰り返してるように見える。

~/diary/cache/ のパーミッションやオーナーがおかしいのかと色々変更してみたけど改善せず。

仕方ないので、config.ph を修正して、$AutoCacheClear = 1; を $AutoCacheClear = 0; に変更。これなら一応キャッシュは残し続けてくれるようだけど…。

どうも lib/HNS/Cache.pm 内の AutoClear() が呼ばれるたびに、$dirty に 1 が入って、Clear() が呼ばれてしまうように思える。どこで異常動作してるのだろう?

以上、30 日分です。

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