2014/09/16(火) [n年前の日記]
#1 [linux] Kona Linux 2.3 lightを試用
軽いと言われる Kona Linux も気になってきたので、この際に試しに触ってみようかなと。VMware Player 上で起動したり、仮想HDDにインストールしてみたり。
軽量版は、LXDEを採用した light版(liteではなくてlight)と、black版。black版はデスクトップにアイコンが置けない仕様にしたことで容量を削ってみた版らしいけど。どうも自分の周囲では、デスクトップにやたらとファイルやアイコンを置く人がほとんどなので、そのあたりを鑑みて今回は light版を選択。
Kona Linux は公式サイト相当が存在していないらしい。 _konalinux - Google ドライブ に説明ファイルやisoが置いてある状態。今回は、konalinux-2.3-light.iso をDLしてきた。
軽量版は、LXDEを採用した light版(liteではなくてlight)と、black版。black版はデスクトップにアイコンが置けない仕様にしたことで容量を削ってみた版らしいけど。どうも自分の周囲では、デスクトップにやたらとファイルやアイコンを置く人がほとんどなので、そのあたりを鑑みて今回は light版を選択。
Kona Linux は公式サイト相当が存在していないらしい。 _konalinux - Google ドライブ に説明ファイルやisoが置いてある状態。今回は、konalinux-2.3-light.iso をDLしてきた。
◎ VMware Player上でHDDインストール。 :
Kona Linux は、Debian 7.x ベース(Wheezyベース)なので、VMware Player で仮想PCを作る際に、一応、「Linux」「Debian 7」を選択。
起動時に「kona linux (black)」とメッセージが表示されて、「アレ? 自分、間違えて、black版を落としちゃったのかな?」と慌てたけど。black版も落として試してみたところ、light版もblack版も、両方「(black)」とメッセージが表示されるようで。タスクバー相当が上にあるのが light版で、下にあるのが black版、のように見えた。
仮想HDDは16GBを用意。GParted を使って、USBメモリに入れる前準備も兼ねて、以下のサイズでパーティションを切った。
HDDへのインストールは、Ubuntu系と比べると、ちと分かりづらい印象。もっとも、昔のLinuxに比べたら全然ありがたいけど…。
Ubuntu系と違って、インストール時に root のパスワードも入力することに注意。というか、コレがフツーのLinuxなのだけど。また、rootと普通のユーザは、同じパスワードにできない。同じパスワードを入力するとインストーラから怒られる。
起動時に「kona linux (black)」とメッセージが表示されて、「アレ? 自分、間違えて、black版を落としちゃったのかな?」と慌てたけど。black版も落として試してみたところ、light版もblack版も、両方「(black)」とメッセージが表示されるようで。タスクバー相当が上にあるのが light版で、下にあるのが black版、のように見えた。
仮想HDDは16GBを用意。GParted を使って、USBメモリに入れる前準備も兼ねて、以下のサイズでパーティションを切った。
- 未割り当て:32MB
- FAT32:512MB
- linux-swap:1.5GB
- ext4:残り。「/」を割り当てる。
- 未割り当て:32MB
HDDへのインストールは、Ubuntu系と比べると、ちと分かりづらい印象。もっとも、昔のLinuxに比べたら全然ありがたいけど…。
Ubuntu系と違って、インストール時に root のパスワードも入力することに注意。というか、コレがフツーのLinuxなのだけど。また、rootと普通のユーザは、同じパスワードにできない。同じパスワードを入力するとインストーラから怒られる。
◎ HDDから起動。 :
HDDから起動してログインすると、数分経ってから、Flash Player 等、アプリ追加を尋ねるダイアログが開く。追加する際は、rootパスワードを入力する。最初、間違って一般ユーザのパスワードを入力してしまい、アプリ追加スクリプトを二度と呼び出せなくなって再インストールすることに…。と言っても、スクリプトの場所を把握してないだけですけど。/usr/bin/pkgadd.sh がソレなのかな。ちょっとよく分かりません。
画面解像度は、スタートメニュー → 設定 → モニタの設定で変更可能。
画面解像度は、スタートメニュー → 設定 → モニタの設定で変更可能。
◎ やっぱり音が出ない。 :
Debian系は、VMware Player 上で音が出ないのかな…。
VMware は標準で es1371 というサウンドチップを持ってるつもりで動くのだけど、どうも Debian と es1371 の相性が悪いようで。ググった感じでは、es1371 にも5種類ぐらいあるそうですけど。誤認識をしてるのかな…。
仕方ないので、
他に、sb16、もしくは es1371 が指定できるらしい。
VMware は標準で es1371 というサウンドチップを持ってるつもりで動くのだけど、どうも Debian と es1371 の相性が悪いようで。ググった感じでは、es1371 にも5種類ぐらいあるそうですけど。誤認識をしてるのかな…。
仕方ないので、
sound.virtualdev = "hdaudio"の一行を .vmx に追加して、別のサウンドチップ(のエミュレーション)を選択。
他に、sb16、もしくは es1371 が指定できるらしい。
sound.virtualdev = "sb16" sound.virtualdev = "es1371"
◎ 印象。 :
◎ 各種設定。 :
タスクバー相当(パネル)が上にあるのが気に入らなかったので、下に配置したかったのだけど、パネルを右クリック → パネルの設定を選んでも、「下」がグレーアウトされていて。
下の方にも既にパネルがあったから、配置を変えられなかったのですな…。下のパネルは、デフォルトで隠れていて、画面下真ん中あたりにマウスカーソルを移動したときにピョコンと出てくるものだから存在に気付かなかった。下のパネルを削除してみたら、上のパネルを下に配置することができるようになりました。
VMware Tools も一応インストール。手順は wattOS と同じ。
システム監視ツール Conky の表示位置が気に入らなかったので、~/.conkyrc を編集。
下の方にも既にパネルがあったから、配置を変えられなかったのですな…。下のパネルは、デフォルトで隠れていて、画面下真ん中あたりにマウスカーソルを移動したときにピョコンと出てくるものだから存在に気付かなかった。下のパネルを削除してみたら、上のパネルを下に配置することができるようになりました。
VMware Tools も一応インストール。手順は wattOS と同じ。
システム監視ツール Conky の表示位置が気に入らなかったので、~/.conkyrc を編集。
# Text alignment, other possible values are commented #alignment top_left #alignment top_right #alignment bottom_left alignment bottom_right #alignment none # Gap between borders of screen and text # same thing as passing -x at command line gap_x 32 gap_y 32このあたりを弄れば位置が変えられる。
◎ フォント関係でエラーが出てる。 :
何かしらを実行した際に、以下のようなエラーが出てるようで。
_Steam/Game-specific troubleshooting (日本語) - ArchWiki によると、 _show at bpaste に編集した 10-scale-bitmap-fonts.conf がある、という話なのだけど…。
一応違いをチェックして、そのように修正してみたけど。
これでもやっぱりエラーが出る。
エラーメッセージでググると…。
_Bug 70258 - Fontconfig error: "/etc/fonts/conf.d/10-scale-bitmap-fonts.conf", line 70: non-double matrix element
_Bug 70258 - Fontconfig error: "/etc/fonts/conf.d/10-scale-bitmap-fonts.conf", line 70: non-double matrix element
_FS#35039 : [fontconfig] non-double matrix element in 10-scale-bitmap-fonts.conf
英文なのでよく分からん…。
_Font Configuration (日本語) - ArchWiki によると、
Fontconfig error: "/etc/fonts/conf.d/10-scale-bitmap-fonts.conf", line 70: non-double matrix element Fontconfig error: "/etc/fonts/conf.d/10-scale-bitmap-fonts.conf", line 70: non-double matrix element Fontconfig warning: "/etc/fonts/conf.d/10-scale-bitmap-fonts.conf", line 78: saw unknown, expected number
_Steam/Game-specific troubleshooting (日本語) - ArchWiki によると、 _show at bpaste に編集した 10-scale-bitmap-fonts.conf がある、という話なのだけど…。
一応違いをチェックして、そのように修正してみたけど。
$ diff -u /usr/share/fontconfig/conf.avail/10-scale-bitmap-fonts.conf.org /etc/fonts/conf.d/10-scale-bitmap-fonts.conf --- /usr/share/fontconfig/conf.avail/10-scale-bitmap-fonts.conf.org 2014-09-16 20:55:20.732905316 +0900 +++ /etc/fonts/conf.d/10-scale-bitmap-fonts.conf 2014-09-16 20:58:04.068904076 +0900 @@ -66,16 +66,9 @@ <name>matrix</name> <matrix> <name>pixelsizefixupfactor</name> <double>0</double> - <double>0</double> <name>pixelsizefixupfactor</name> </matrix> </times> </edit> - <edit name="size" mode="assign"> - <divide> - <name>size</name> - <name>pixelsizefixupfactor</name> - </divide> - </edit> </match> </fontconfig>
これでもやっぱりエラーが出る。
$ leafpad ~/.conkyrc Fontconfig error: "/etc/fonts/conf.d/10-scale-bitmap-fonts.conf", line 69: non-double matrix element Fontconfig error: "/etc/fonts/conf.d/10-scale-bitmap-fonts.conf", line 69: wrong number of matrix elements
エラーメッセージでググると…。
_Bug 70258 - Fontconfig error: "/etc/fonts/conf.d/10-scale-bitmap-fonts.conf", line 70: non-double matrix element
_Bug 70258 - Fontconfig error: "/etc/fonts/conf.d/10-scale-bitmap-fonts.conf", line 70: non-double matrix element
_FS#35039 : [fontconfig] non-double matrix element in 10-scale-bitmap-fonts.conf
英文なのでよく分からん…。
_Font Configuration (日本語) - ArchWiki によると、
ビットマップフォントのスケーリングを無効化するには (which often makes them blurry)、/etc/fonts/conf.d/10-scale-bitmap-fonts.conf を削除してください。とも書いてあるので、削除してしまうのもありなのかなと。とりあえず、sudo mv 10-scale-bitmap-fonts.conf 10-scale-bitmap-fonts.conf.bkup してみたらエラーは出なくなった。しかし、別の不具合が出そうな気もする。
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以上です。