2014/09/28(日) [n年前の日記]
#1 [vine][linux] OSアップグレード作業中
Vine Linux をアップグレードしたことで色々ハマってる最中。
◎ サービス設定項目が見当たらない。 :
gnomeのメニューの中に、サービス設定用の項目が見当たらず。ちゃんとアップグレードされてない気がする。apt-get -f install task-gnome を実行してみたら大量にパッケージが追加された。しかし相変わらずメニューにサービス関係の項目が出てこない。パッケージ名が分かればなんとかなりそうだけど…。まあ、CUIで作業できるとは思うけど。
ちなみに apt-get の -f は、チェックで失敗しても処理を続行するオプションらしい。
ちなみに apt-get の -f は、チェックで失敗しても処理を続行するオプションらしい。
◎ samba。 :
Vine Linux 4.2 はデフォルト文字コードが euc-jp だったけど、5.0 から utf8 になった。そのせいで色々問題が起きていて。cron で呼び出されるスクリプトがエラーを出したり等々。
とりあえず手を付けられるところから。samba の設定を変える。/etc/samba/smb.conf を変更。
nmbをサービスとして動かす。
とりあえず手を付けられるところから。samba の設定を変える。/etc/samba/smb.conf を変更。
unix charset = eucJP-ms display charset = eucJP-ms ↓ unix charset = UTF-8 display charset = UTF-8
nmbをサービスとして動かす。
chkconfig nmb on chkconfig --list | grep nmb
◎ proftpd。 :
inetd 経由で起動させずに、xinetd で起動することが前提になったらしい。inetd が動いてなくて xinetd が動いてるし。なので、/etc/inetd.conf の
_サービスの管理 を参考に、/etc/proftpd.conf の ServerType を
/etc/xinetd.d/ftp を作成。以下の内容に。
/etc/proftpd.conf への記述が少し変更されたらしい。DisplayFirstChdir が無くなって、DisplayChdir になった模様。proftpd ってちょくちょく意味不明な変更をする印象が。
ftp stream tcp nowait root /usr/sbin/tcpd in.proftpdという行をコメントアウト(行頭に「#」をつける)。
_サービスの管理 を参考に、/etc/proftpd.conf の ServerType を
#ServerType standalone ServerType inetdに変更。
/etc/xinetd.d/ftp を作成。以下の内容に。
# default: off # description: Proftpd # securlevel: 30 service ftp { disable = no socket_type = stream protocol = tcp wait = no user = root server = /usr/sbin/in.proftpd }proftpd のサービスが停止してることを確認後、xinetd を再起動。service xinetd restart だったかな。たぶん。
/etc/proftpd.conf への記述が少し変更されたらしい。DisplayFirstChdir が無くなって、DisplayChdir になった模様。proftpd ってちょくちょく意味不明な変更をする印象が。
◎ ユーザフォルダ以下の日本語ディレクトリ名を変更。 :
「ダウンロード」「ピクチャー」等の日本語ディレクトリを英語にする。
以下のコマンドでもできると説明ページには書いてあるけど。
LANG=C xdg-user-dirs-update --force
以下のコマンドでもできると説明ページには書いてあるけど。
LANG=C xdg-user-dirs-gtk-updateそんなコマンドは無いと言われる。謎。
◎ VNCサーバの設定。 :
以前は特定ポートにアクセスすれば立ち上がるようにしてあったけど、今回からはsshでログインしつつ意図的に立ち上げないと使えないようにしておく。
Linuxのデスクトップ環境を使いたいなら、今時は仮想PCがあるので、昔のようにサーバにアクセスして使う必要もないし。
以下のファイル内から、vnc関連の記述を削除した。
~/.bashrc にエイリアスを追加。
Windows側は RealVNC を使って動作確認した。
~/.vnc/xstartup に、vncを使う際のウインドウマネージャその他の指定があるので、必要であれば修正。
以下のファイル内から、vnc関連の記述を削除した。
/etc/services /etc/inetd.confまた、/etc/xinedt.d/ 以下のvnc関連ファイルも削除。
~/.bashrc にエイリアスを追加。
alias vncstart='vncserver -geometry 1024x768 -depth 24 -pixelformat RGB888 :1' alias vncstop='vncserver -kill :1'vncstart でvncが使えるようになり、vncstop で終了する。
Windows側は RealVNC を使って動作確認した。
~/.vnc/xstartup に、vncを使う際のウインドウマネージャその他の指定があるので、必要であれば修正。
◎ vim。 :
◎ ntpd。 :
最初に一度、時刻合わせ。
/etc/ntp.conf を修正。ウチはplalaを使ってるので、plalaのNTPサーバも書いておいた。
ntpd を起動。
しばらく待ってから状態を確認。
ntpdate ntp2.jst.mfeed.ad.jp hwclock --systohc
/etc/ntp.conf を修正。ウチはplalaを使ってるので、plalaのNTPサーバも書いておいた。
server ntp1.plala.or.jp server ntp2.plala.or.jp server ntp1.jst.mfeed.ad.jp server ntp2.jst.mfeed.ad.jp server ntp3.jst.mfeed.ad.jp driftfile /etc/ntp/drift # driftfile /etc/ntp.drift logfile /var/log/ntp.log #keys /etc/ntp/keys restrict default ignore restrict 127.0.0.1 restrict 192.168.1.0 mask 255.255.255.0 noquery nomodify nopeer notrust notrap restrict ntp1.plala.or.jp mask 255.255.255.0 noquery nomodify notrap restrict ntp2.plala.or.jp mask 255.255.255.0 noquery nomodify notrap restrict 210.173.160.27 mask 255.255.255.0 noquery nomodify notrap restrict 210.173.160.57 mask 255.255.255.0 noquery nomodify notrap restrict 210.173.160.87 mask 255.255.255.0 noquery nomodify notrap server 127.127.1.0 # local clock fudge 127.127.1.0 stratum 10 #fudge 127.127.1.0 stratum 3 #multicastclient # listen on default 224.0.1.1 #broadcastdelay 0.008
ntpd を起動。
service ntpd start
しばらく待ってから状態を確認。
ntpq -p
◎ postfix + dovecot。 :
メールサーバ関係が、
_postfix + qpopper から postfix + dovecot になった
ようで、設定で四苦八苦。SMTP-Authとやらを動かそうとしてかなりハマった。
弄る設定ファイルは、
Mozilla Thunderbird を使ってるのでその設定もメモ。SMTPサーバ設定で、送信ポート番号は587じゃなくて25。接続の保護:なし。認証方式:平文のパスワード認証(安全でない)を選ぶ。
saslauthd というのも入れたけど、コレは関係あるのかないのかよく分かってない。
なんとかメール送受信ができるようになったけど、各指定が何なのか今一つ分からず。不正中継がされないことは一応確認したけど…。
弄る設定ファイルは、
/etc/postfix/main.cf /etc/postfix/master.cf /etc/dovecot/dovecot.conf /etc/dovecot/conf.d/10-auth.conf /etc/dovecot/conf.d/10-mail.conf /etc/dovecot/conf.d/10-master.conf /etc/dovecot/conf.d/10-ssl.conf色々弄ったけど、弄った箇所を忘れた。次回同じ設定をする際は、設定ファイル名でググってまた調べ直さないと。
Mozilla Thunderbird を使ってるのでその設定もメモ。SMTPサーバ設定で、送信ポート番号は587じゃなくて25。接続の保護:なし。認証方式:平文のパスワード認証(安全でない)を選ぶ。
saslauthd というのも入れたけど、コレは関係あるのかないのかよく分かってない。
なんとかメール送受信ができるようになったけど、各指定が何なのか今一つ分からず。不正中継がされないことは一応確認したけど…。
◎ 電源ボタンでシャットダウン。 :
以下を参考に作業。
_Power buttonでshutdown
_電源ボタンでシャットダウン - Going My Linux Way - りなっくすいろいろ
/etc/acpi/events/ 中に power というファイルを作ればいいらしいが、おそらく以前作ったものが既に入ってた。内容は以下。
また、power.rpmnew というファイルが作られていたので、最近は標準で入ってるらしい。中身は以下。
_Power buttonでshutdown
_電源ボタンでシャットダウン - Going My Linux Way - りなっくすいろいろ
/etc/acpi/events/ 中に power というファイルを作ればいいらしいが、おそらく以前作ったものが既に入ってた。内容は以下。
event=button.power.* action=/sbin/poweroff
また、power.rpmnew というファイルが作られていたので、最近は標準で入ってるらしい。中身は以下。
# ACPID config to power down machine if powerbutton is pressed, but only if # no gnome-power-manager is running event=button/power.* action=/etc/acpi/actions/power.shもしかすると gnome 利用時しか働かないのかもしれない?
◎ convmv。 :
euc-jp の日本語ファイル名を、utf8 に変換してくれるツール。
_convmv:日本語ファイル名のUTF-8への変換 - Linux Memo: Vine Linux 5 設定 tips
変換するファイルがあるディレクトリ中で、以下を打てば変換対象が確認できる。
_convmv:日本語ファイル名のUTF-8への変換 - Linux Memo: Vine Linux 5 設定 tips
apt-get install convmv
変換するファイルがあるディレクトリ中で、以下を打てば変換対象が確認できる。
convmv -r -f euc-jp -t utf8 *--notest をつければ、実際に変換をする。
convmv -r -f euc-jp -t utf8 * --notest
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以上、1 日分です。