mieki256's diary



2014/09/05(金) [n年前の日記]

#2 [anime] EVAQ+巨神兵東京に現る、を視聴

TV放送されてたので見てみたり。

「巨神兵東京に〜」の感想。 :

「巨神兵東京に〜」は、とにかく映像が凄いなと。さすが樋口監督。

と言っても、特撮展覧会?向けに作った映像だから、おそらくミニチュア特撮技術をアピールするために、CGで素材を作らない等の制約を何かしら設けた上で取り組んだのだろうと想像するわけで。今時はこういう作り方をそもそも選択しないのではないか、と思いながら見ていたので、「映像が凄い」と言っても一般的な映画を見てる時の「凄い」とはちょっとズレてるというか、もしかすると「MZ-700版ゼビウス作りました」みたいな「凄い」に近いのかしらと。喩えとして違う気もするけど。

個人的には、日本の着ぐるみやミニチュアって、技術的進化が見えず、思考停止した「型」になりかけてるのに、そのことに危機感を持たず宗教のように肯定し続ける人が多くて、それほど好きではない ―― いや、正直言って嫌いなのだけど。このくらいの映像になるのであればアリかもと思えたり。偶然生まれる動きやオブジェクトの量がメリットなのだろうか、しかしコスト面ではどうなんだろう、などとぼんやり思いながら堪能させていただきました。何はともあれ、この短編、素晴らしい。

と思ったのだけど。ググってみたら劇場公開版は3DCGでエフェクト増やしてるそうで。ぎゃふん。まあ、巨神兵がおそらくは操演で動いてることに違いは無いのだろうから、ミニチュア特撮として眺めてもいいよな…。

_第11回:樋口真嗣(映画監督・特技監督) | REGULAR | CGWORLD.jp を眺めてたら、「目指した目標がフォトリアルではなく、ミニチュアワークの再現」だったそうで。だとすれば、「またミニチュアにしか見えない特撮やってるよ。ケッ」てな反応があれば大成功だったのだろうか…。なんだかよくわからなくなってきた。

EVAQの感想。 :

EVAQは、話・設定はわけがわからなかったけど、映像は凄かったなと。誰かがQに対して、「庵野のヤツ、またやりやがった!」と評してた記憶があるけど、コレはたしかに「また」だなあ、と笑ってしまったり。

自分、EVAに対しては、TVシリーズのラスト近辺で笑ってしまって以来、真面目に見てもアレだなと思ってるので、相変わらず映像スゲーなあ、ぐらいの感じでして…。正直こういう作りは飽きてるのだけど、EVAに入学する若い層も居るであろうことを考えると、こういうのもアリなのかなと。ヒットもしているみたいだし。

だけど、もうそろそろ、庵野監督の手掛ける「問題作」じゃなくて、庵野監督の手掛ける「名作」を見たいよなと。「トップ」「ナディア」の頃は、ある程度出来てた気もするので、庵野監督の持ち味・強みって、こういうソレだけではないはず、と思いたいのですが。EVAのTVシリーズでああいう作りをした時に、庵野監督とその仲間達は何かに憑りつかれてしまったような気もしていて。庵野版「カリ城」を作ってないうちに「もののけ姫」「千と千尋」を作ることに夢中になってしまった、そんな印象が。なんだかもったいない。

アゴ。 :

それはともかく、作画がおかしくなってるとWebの一部で話題になってたらしいと後になって知ったのだけど。別にそうは見えませんでしたが…。アゴがどうとか言ってる人が居るらしいけど、自分は気にならなかったな…。

そういや、少女漫画でも、絵柄に関してよくアゴがどうとかダメ出しされるのだけど、アレは何なんだろう…? おそらくは女性ファンが多いのであろう、京アニ制作の「Free!」も、アゴがダメ出しされてた場面を見かけたし。

女性は漫画絵のアゴばかり見てるのだろうか? それとも、アゴばかり注目されてしまう絵柄の系統でもあるんだろうか? アゴアゴ言われてしまう際の、その背景・状況が気になります。どうしてアゴばかり気にする人達が出現するのか。漫画絵におけるアゴとは何なのか。みたいな。

2014/09/06追記。 :

巨神兵はワイヤーで吊ってる操演かと思ったら、 _巨大フジアキコ隊員ごっこ: 木全直弘の航星日誌 によると二人羽織なのだそうで。文章だけではどういう状態なのか想像できず。

以上です。

過去ログ表示

Prev - 2014/09 - Next
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

カテゴリで表示

検索機能は Namazu for hns で提供されています。(詳細指定/ヘルプ


注意: 現在使用の日記自動生成システムは Version 2.19.6 です。
公開されている日記自動生成システムは Version 2.19.5 です。

Powered by hns-2.19.6, HyperNikkiSystem Project