mieki256's diary



2015/10/01(木) [n年前の日記]

#1 [cg_tools][neta] トレパクキメラと多関節スプライトエディタとバンクシステム

_トレパクキメラなる画像 をたまたま見かけたのですけど。自分、ちょっと感動してしまったのです。これはスゲエ。夢が広がりんぐな画像だと。 *1

「ちょっと待てオイ。そこは感動するところじゃなくて呆れるところだろ」と言われそうだけど。自分は、多関節スプライトエディタとか、アニメのバンクシステムとか、そういうのに興味がある人なので、そういう視点で見ると唸るところもあるというか。

多関節スプライトエディタとの共通点。 :

件の画像は、色んな絵の各パーツを切り出して、回転拡大縮小して組み合わせてるわけですけど。多関節スプライトエディタも、パーツを回転拡大縮小して、新しいポーズ・連続した動きを作るという点では発想が同じなわけです。

「ケッ。そんな切り絵アニメっぽいやり方じゃ、どうせショボいモノしか作れねえよ」と一般的には思われそうなものだけど。しかし、件の画像をじっと見てると、「そのやり方は使い物にならねえ」と決めつけるのは早計だなと。パーツの選択、そして組み合わせ方次第で、ここまでそれっぽくなるのだ、極めればイケるのだと見事に実証してくれてるわけで。

更に、回転拡大縮小のみならず、パーツ単位で自由変形まで可能にすれば…。これはかなりのところまでイケそうな予感。

とまあ、そういう視点で眺めると、夢が広がる画像だと思ったのでした。もっとも、パーツの自由変形までやってみたのが _Live2D なので、そのやり方でも結構イケるのは既に実証済みだったりするのですけれど。

バンクシステムとの関連性。 :

もう一点。これはもしかすると、アニメのバンクシステムを更に発展させられる可能性を示唆した画像かも、と。

バンクシステムってのは…。昔のアニメは、結構凝った作画を ―― ロボットの変形合体シーンや、ヒーローや魔法少女の変身シーンを、一度描いたら何度も使い回して流してた。それを「バンクシステム」と呼んでいたのです。

ただ、昔はアナログなやり方でアニメを作ってたから、カット単位でしかバンクが使えなくて。しかし今はデジタル技術がある。デジタルの得意技はコピペですよ。今ならパーツ単位でバンクシステムが作れるんじゃないか、そのぐらいコピペが容易になったし。などと自分は夢想してたりするのです。

まあ、パーツ単位のバンクシステムなんて、絵描きさんからは「そんな面倒臭いことやってられるか」「描いたほうが早い」と言われて絶対に全否定されちゃうんですけど。

しかしさすがに、昨今のアニメの作画密度になってくると、「描いたほうが早い」の一言で片づけられない状況になってきている印象も。何せTVアニメで、 _こんな動き を目撃しちゃう時代ですから。…韓国だか中国に、タップ割りが達人レベルに達した動画さんが居る、と動画検査の方がtwitterでつぶやいてるのを見た記憶がありまして。それは無理だろってカットも、タップ割りを駆使した動画で上げてくる。もちろん出来は酷くて使えないので丸々描き直しになるからヤメロー、という話になってましたが。

そこで言ってるタップ割りって、要はパーツ単位のコピペだよなと。それって、適用範囲を1カット内に制限して、処理対象をパーツ単位まで絞ってみたバンクシステム、みたいなものではないのかと自分は思ったのですけれど。

ということで、他の絵描きさんが描いた各パーツを組み合わせてここまでそれらしくできるなら、これはおそらくアニメ制作にも同じ方法が使えるのだろうなと。本腰入れて使おうとしてないからノウハウ溜まらなくて酷い結果になってるけれど、本気で取り組めば実はそこそこ使えたりしないか、だってここまでやれるんだよ、と素人考えで妄想を。キャラデザの人が描いた設定画から各パーツをコピペして回転拡大縮小自由変形していけば作画崩壊がどうとかまず言われない予感も。

もっとも、そういうことを可能にするためには、元の設定画をベクターデータで描いておいて、拡大縮小しても後から線の太さを一定に調整したりできないとあかんやろとか、2D的な中割りならPCで自動生成できたほうがいいだろなとか細かいことも考えちゃうわけですけど。そのへん進めていくと、結局は _ボーンを仕込んで動かせる海外製アニメ制作ソフト でええやんってことになりそうですが。

使う素材によってはOKになる可能性。 :

さておき。そういった視点で見て、「これは凄い画像だ」「実は色々な可能性を示してくれているのでは」と感心したのですけど。

しかし、他の絵描きさんが描いた絵をコピペだかトレスだかしている点は、現代においてはもちろん完全アウトなわけで。

逆に言うと、自分が描いた絵をコピペして使う分には、こういうやり方で作っても全然OKなんだよなあ、と…。まあ、漫画家さんが以前描いた背景をコピー機でコピーして原稿に貼って使い回したり、なんてことはデジタル機器が無かった時代からフツーにやってたことなので全然OKと既に分かってるわけですけど。

あるいは、完全に著作権が切れてる絵画を切り張りして、そこから新しい画を作るのも全然OKだよなと。実際、 _浮世絵をGIFアニメにした例 はアート作品として扱われてる節が。他者が描いた絵をコピペして作品を作っても、称賛されちゃう場面だってあるわけで。

何にせよ、興味深い画像だな、色々応用できそうだなコレ、と。「トレスだパクリだ許せねえ」で思考が止まってたら、ちともったいない出来の画像だよなあ、てなことを思いました。とメモ。

おそらく今後、こういう種類の能力を活かして飯を食うクリエイターさんがどんどん増えてくるのかもしれないな、みたいなことも思ったり。静止画の世界でもDJっぽい職業が…。いやまあ、フォトレタッチ作業が既にそういうアレなのかな…。

*1: いやまあ、ネタじゃなくて本当にこういうことができるなら、という前提ですけど。世の中には _声優さんの顔が鎌倉時代の仏像のトレパク と言い出しちゃうネタ画像もあるし…。

#2 [nitijyou] 某所に行ってきた

某所に行って、液晶ディスプレイの設置作業をしてきたり。詳細はGRPでメモ。

PC側が古過ぎて、ビデオカード(Intel製オンボードグラフィック)がフルHD(1920x1080)に設定できず。アナログRGB端子(VGA端子)しかない点にばかり注意が回っていて、オンボードグラフィックがそこまで古いモノとは思ってなかったわけで。まさかこんなトラップが仕掛けてあったとは…。いや、別に意図して仕掛けてあるわけじゃないけど。それに、気づいたとしても、対処のしようもないけれど。

雨が降ってたので、行きは親父さんの運転する車で送ってもらった。帰りは某所の方の車で送ってもらった。ありがたや。というか、こういう田舎に住んでて車を運転できないってのはアレ過ぎる。

#3 [zatta][neta] スマホの2つのカメラ

_ASCII.jp:HTCがSIMロックフリー端末を国内投入、10月中旬から販売開始 という記事を読んでいて、ふと疑問が湧いた。スマホやタブレットについてる2つのカメラ・光学センサって、同時に使う場面はあるのかな…。実はセンサを1つだけつけて、アレをソレしたら大抵の場合は用が済んじゃったりしないのだろうか。

もっとも、機構を工夫してどうにかするより、センサとレンズを2つ用意したほうが安上がりなのかな。グルッと回ったり、中でパカッと切り替わったりする仕組みは、故障も多そうだし。常に持ち歩くから振動しまくりの機器だもんな。

2015/10/02(金) [n年前の日記]

#1 [nitijou] Amazonから色々届いた

数日前に注文していた品が色々届いた。

LEDランタン。 :

_LEDランタン オーム電機 LSP1311H 。30個のLEDがついてる。カタログスペックは200ルーメン。単三電池 x 3本使用。1,227円。

基本的には非常時用だけど、夜に物置や車庫で何か探す時にも使えるかなと。懐中電灯だけで探すより楽じゃないかと…。

光る部分を引っ張り出せばスイッチが入るし、押し込んで隠せばスイッチが切れる。30個もLEDがついてるだけあって結構明るい。ただ、反射板?その他のデザインがアレなのか、ムラがある照らし具合に感じた。それでもこれだけ明るければ使えそうな予感。

ポケットラジオ。 :

_AM/FMポケットラジオ オーム電機 RAD-F127N-H 。単四電池 x 2本使用。991円。

これも基本的は非常時用。なので、一応受信できて音が出れば、それでいいやと。フツーにNHKラジオ第1が鳴ったので問題無し。 同期LEDもついてるので、チャンネル合わせは少し楽。

煙草の箱よりちょっと大きいぐらいなので持ち運びは楽そうだけど、単四電池を使ってるせいか、単三電池使用の製品群と比べると再生可能時間はちょっと短め。そこらへんはトレードオフだよなと。

シャープペンシル。 :

_ぺんてる グラフギア500。 0.5mm。PG515。373円。

_STAEDTLER 製図用シャープペンシル 925 05 。0.5mm。392円。

学生時代から使ってるプラスチック製シャープペンシルが、さすがにボロボロになってきて。プラスチックが劣化してひび割れしてるというか。なので、この際新しいシャープペンシルを買おうと。どうせならお絵描きしやすいと言われる製図用シャープペンシルを、と。

グラフギア500のほうは、低重心ということで期待したけど、入手してみたら結構重くて。ステッドラー 925のほうは軽くてイイ感じ。その分、低重心という感じではないけれど。

とりあえずステッドラーのほうを常用してみようかなと。もっとも、最近はシャープペンシルをほとんど使った記憶が無いのだけど…。メモを取る・記録を残す時は、PCのキーボードを叩いてテキスト情報として残しちゃうし…。

#2 [nitijyou] 歯医者に行ってきた

晴れてたので自転車で。今日は上の歯の歯石取り、だったらしい。次回は下の歯の歯石取りをするとのこと。詳細はGRPでメモ。

2015/10/03() [n年前の日記]

#1 [dxruby] Spriterのsconファイルを表示するスクリプトを弄ってる

もうグチャグチャになってきて全く動かなくなってしまったので、最初に書いたスクリプトを発掘して、そこに手を入れていくことに。gitのローカルリポジトリも削除して、最初からやり直し。

2015/10/04() [n年前の日記]

#1 [dxruby] Spriterのsconファイルを表示するスクリプトをまだ弄ってる

Ruby の JSONモジュールを使えば、.json ファイルを読み込んでハッシュだの配列だのにできるのだけど、その際、ハッシュのキーを文字列ではなくシンボルに変換できるらしくて。

_rubyのJSON.parseでhashキーをsymbolにしてもらう方法 - hirakiucの日記

ということで、そのように修正。ハッシュのキーとして文字列を使うより、キーとしてシンボルを使ったほうが処理が早いんじゃないか、と。

_HashキーのStringアクセスとSymbolアクセスのパフォーマンス比較 - Hack Your Design!
_ハッシュのキーにシンボル、は速い? - yarbの日記

2015/10/05(月) [n年前の日記]

#1 [nitijyou] メインPCから異音

メインPCがスリープから復帰した際に、「ガーッ」てな感じの異音が。

たぶん、FANのどれかが寿命なのかなと。おそらく、HDDを冷やすはずの 4cm FAN が壊れかけてるのかも。そこが一番寿命が短いし、異音もなんだか高回転らしい感じがしたし。

以前壊れた時は…。 _2013/11/22の日記 にメモしてあった。なんだかソレっぽいな。 _2013/11/26の日記によると、 Ainex CFY-40S と交換した、と書いてある。

#2 [pc] Microsoft Officeについて調べてるところ

インターネットに接続できない環境で Windows + Office を使いたい、てな要望を満たすにはどうすればいいか調べてたり。

最近の Microsoft Office は ―― 例えば Office 2013 あたりは、どうもネット接続環境が無いと使えないっぽいので、どうしたものかと。アクティベーションするのもネットが必要になるだろうけど、そもそもDVDに入れて売ってないので、インストール時は本体をMicrosoftのサイトからダウンロードしないといけないようで。更に使用中は、何かあるたびにネットに接続しようとするらしいから…。ネット接続環境がないところでは、ソレって使えねえだろと。

だったら昔の MS Office はどうだろう。と思って 中古PCで MS Officeプリインストールの品が無いかググってみたけれど、どこもかしこも Office は別売りで。たぶん買い取った時に OEM版を引っこ抜いて何かしてるのだろうけど…。

Libre Office を使う、という選択肢はダメかなあ。アレならネット接続とか要求されないんだけど…。別の誰かからExcel文書等を受け取るわけでもないし、表計算ができて、印刷ができれば事足りるのだから、MS Office にこだわらなくても、と思うのだけど、操作方法を誰が教えるのか、てなあたりがネックになるのだろうか。

2015/10/06(火) [n年前の日記]

#1 [pc][neta] 画面外への指シュッ

寝てたら夢の中で、なんだか妙な機器操作を見てしまって。タブレットの画面内の文書ファイルアイコンを、画面外まで指でシュッ、と ―― フリップなんだかスワイプなんだか呼び方は分からないけど、とにかく画面外まで指で押したままスライドさせるような操作をしたら、その文書ファイルアイコンが画面の中から消えて、タブレットの真横で、現実の印刷文書になって出現する、てな映像で。

目が覚めた直後、「ドラえもんの未来の道具かよ! ありえねえよ! どこから出てきたんだ、その印刷文書!」と、自分で自分の夢にツッコんでしまったのだけど。

でも、実に気持ち良さを感じる操作だったので、その後しばらくもやもやと。画面外への指シュッを感知できたら、それはそれで何かに使えたりするのかなと。どうなんだろ。

例えば、部屋の隅にあるプリンタを狙って、タブレットやスマホで画面外まで文書ファイルアイコンをシュッ、とやると、プリンタから文書が印刷されるとか。

例えば、TVを狙って、動画ファイルアイコンをシュッ、とやると、TVでその動画ファイルが再生されるとか。

例えば、部屋の片隅にあるデジカメの方向から、タブレットやスマホの画面内に向けて指シュッ、とやるとデジカメの中の画像がスマホやタブレット上で表示されるとか。

でもまあ、そもそも、画面内外への指シュッをどうやって感知するのとか、部屋のどこらへんに何の機器があるかをどうやってタブレットやスマホに教えるつもりだよとか、タブレットやスマホが今どっちを向いてるか検出できるわけねえべやとか、全てのデジタル機器にそういう機能つけるとかどんなブルジョアですかとか、絶対に誤動作が頻発して「こんなの使えねえ。余計な機能付けてんじゃねえ」と怨嗟の声がユーザから湧き上がること確定でしょうな、とかそういうフルボッコが容易に予想されるので、面白そうではあるけど誰も作らんやろ、と言うか、そもそも技術的に作れねえだろう、実験室レベルでも無理だろな、と思えてきました。

などと書きつつも、既にどこかの研究室で、そういうUI?を試していてもおかしくないよな、と矛盾したことを思ったりもするのですけど。

まあ、SFアニメの中で、そういう描写があっても別に不思議じゃないかも。みたいなところでどうでしょう。…あ。その究極がドラえもんでした。そうでした。

#2 [nitijyou] 某所に行って電池交換

DELL Optiplex GX270 の電池(CR2032)を交換しに。ついでにExcelの操作方法を少しだけ教えたり。18:00-18:40ぐらいまで作業。詳細はGRPでメモ。

2015/10/07(水) [n年前の日記]

#1 [cg_tools] DAZ Studioをインストール

3DCGを下絵に使えないかなと思って、DAZ Studio 4.8 をインストールしてみたり。環境は Windows7 x64。

インストールの仕方は… DAZ Install Manager てのをインストールすればなんとかなる。 _DAZ 3D でアカウントを作って、 _Daz 3D, 3D Models, 3D Animation, 3D Software の、右上下のほうの、「Already a member? Login here to get your DAZ Studio Pro」をクリック。アカウント情報を入力して、「Don't have Install Manager? DOWNLOAD NOW」をクリックして Install Manager をDL。今回は DAZ3DIM_1.1.0.41_Win32.exe がDLできた。

DAZ3DIM_1.1.0.41_Win32.exe を実行して、Install Manager をインストール。起動すると、タブが3つ表示されてる。 Ready to Download タブを選んだ状態で、各ファイルの「Download」ボタンを押せば、各ファイルをローカルにダウンロードできる。あるいは、左のチェックボックスで複数のファイルにチェックを入れて、下のほうにある「Start Queue」をクリックすれば、まとめて順々にDLしてくれる。

DL済みのファイルは、Ready to Install に表示されるので…。これも、「Install」ボタンを押せば、各ファイルをインストールできる。

インストールが終了したら、Installed に表示される。

全てインストールできれば、Windowsのスタートメニュー、あるいはデスクトップに DAZ Studio のショートカットができてるはずなので、ソレをクリックすれば DAZ Studio が起動する。

DAZ Studio 4.8を少し触ってみたけど。 :

今までの DAZ Studio は、3Delight というレンダラーで最終結果をレンダリングしてたけど。DAZ Studio 4.8 には、NVIDIA iray なる、物理ベースのレンダラーが追加されたようで。計算時間はかかるけど、超リアルなレンダリング結果が得られますよ、ということらしい。 _「daz studio 3delight iray」でGoogle画像検索 すれば違いが感じられるのではないか、みたいな。

デフォルト設定ではCPUで計算するけど、NVIDIA製のGPUを使って計算することもできるようで。設定を変更して試してみたけど、たしかにちょっとはCPUより速い、ような気もしたけど、自分が使ってる GTX 750 Ti ごときでは、それほど差は出ないのではないか、という印象も。

#2 [nitijyou] 腹痛で目が覚めた

年に何回かこういうことがあるな…。

2015/10/08(木) [n年前の日記]

#1 [anime][neta] スターシステムって使えないのかな

_最近アニメ化したラノベ作品の赤髪ヒロイン という記事内の画像を目にして、いっそキャラクターデザインを共有できないものかなあ、と。作家や作品の枠すら超えたスターシステム、みたいな。毎回デザインし直すのも面倒臭いだろと。

まあ、共有できるように話し合いをするほうが、よほど面倒臭いんだろうな…。

#2 [anime] アニメの最終回をアレコレ視聴

ローカルのメモを見つけたのでアップロード。2015/09/28頃にメモしてたらしい…。ちょっとだけ感想をメモ。

「がっこうぐらし」の最終回を視聴。 :

まどかマギカもそうだったけど、ニトロプラスが絡むと何でも怖い話になるなと…。そのうち、「となりのトトロ」もニトロプラスでリメイクしないかな。絶対に五月とメイが死んだことにされる…。

とか思ってたけど、ググってみたら別に原作者はニトロプラス所属の方というわけでもないようで。ニトロプラスの「脚本プロデュース」って、どういう役割だったのだろう…。

「ケイオスドラゴン」の最終回を視聴。 :

もしかすると自分が誤解してるかもしれないけど、有名なシナリオライターさんを集めてTRPGをやってみて、そのリプレイ結果をシナリオにしていった企画、だったそうで。なるほど、平成のロードス島戦記、なのかな…。アニメ版のシナリオは、個人的にはさっぱり面白くなかったし、キャラデザはどれも同じ顔に見えてなんだかなと思ったけれど、変わったことをしてみよう、作り方を変えてみようという姿勢があるだけでも評価したいなと思ったり。ただ、そういう作り・試みをしてることが、作品を見てるだけでは全く情報として伝わってこなかったので、そこはもったいない気も。良い宣伝方法はなかったのだろうか。いや、自分も思いつかないけど。

いっそTRPG自体を番組に出来ないかしら。「TPRGで漫画やアニメ作るぞ」じゃなくて、「TRPGの決定的瞬間にアニメがインサートされるぞ」みたいな。無理か。声優さんにコスプレしてもらいつつプレイヤーになってもらって、とか。なんだか民放のバラエティ番組っぽくなりそう。

「Charlotte」の最終回を視聴。 :

イイ感じのおとぎ話、だったなと…。もちろん良い意味で。自分が中高生の頃にコレを見てたら十中八九感動してハマってたはず。今はもうおじさんだから、もうちょっと何か仕掛けを、などと贅沢なことを思ってしまってアレだけど。でも、結構大風呂敷を広げてたのに綺麗に畳んだので、それだけでもグーじゃないかと。終わり良ければ総て良し、みたいな。庵野監督作品みたいに、風呂敷をスゲー広げるけど破って捨てちゃうのはさすがに飽きたというか。

このアニメ、OP曲が秀逸だなと。アニメのOPと言うと、1stガンダムみたいにスポンサーや局を騙す気満々の詐欺OPや、「地球にアイラブユー」みたいな意味不明なソレを思い出しちゃうけど。このアニメのOPは、歌詞を口ずさむだけで1クール分全ての内容が即座に脳裏に浮かんでくる作りで。脚本家さんがOPの歌詞と曲を担当してるから本編を圧縮した歌詞にできたのだろうけど、このOP曲は本編と理想的な関係にあるよなと…。

これは感想じゃなくて妄想だけど。ラストカットの2つのアイテムを見て、何故か受験のアイテムが揃ってるように思えてきて。単語帳はモロにソレだし、ヒアリングのテストの時にオーディオプレイヤーは使うはずだし。で、そこから、受験と絡めた設定・仕掛けにするのは難しいかなあ、とぼんやり思ったりして。

「受験」というイベントは、日本人の大半が共通体験として持ってるものだから、ソレを作品内で上手に扱えたら、現役世代も、かつて苦しめられた世代も、「あるある」「分かる」と思ってくれるはず。それはイコール、感情移入度が増す結果に繋がるような気もするわけで。―― 例えば「SHIROBAKO」も、社会人にとって「あるある」「分かる」と思える部分がチラチラあったことで、ハマる人が増えたところがあるよなと。「となりのトトロ」「三丁目の夕日」も、「そうそう、こういう風景だったよ」「こういう場面、あったなあ」と思える部分がチラチラあったからヒットしたわけで。多くの人が共通体験として持っている部分を盛り込めたら、商品として強くなる、ような気がするので、受験でも何でもいいんだけど、多くの視聴者が持ってそうな共通の思い出を少し引き出す何かが仕込んであったら、グッと来る度合いが増したかもしれないなと。とか思ったりもしたけど、まあ難しいよな…。

「ガッチャマンクラウズインサイト」の最終回を視聴。 :

これは今日視聴できた。

恐ろしいアニメだった…。これは日本人なら絶対に見ておかないといけない作品…

…とすら思ったものの、いきなり二期から放送・視聴しても「ナニコレ。わけわかんない」となるのが見えてるあたり、あまりにも惜しい…。どうしてこの内容を、こんな形で放送してしまったんだろう…。こんな形態じゃ誰にも勧められない…。もったいない…。別タイトル・別設定で作るわけにはいかんかったのかな…。

とにかく、もったいないなと…。なんだかイデオン劇場版を思い出しました。 *1

*1: アレも、発動編だけ見せてもダメでしょ、みたいな形になってたせいで、その後は商品としては広げられなかったわけで…。

#3 [nitijyou] 腹痛で目が覚めた

二日連続はちょっと珍しい。風邪でも引いたのだろうか…。

歯医者さんの予約を入れてたのだけど、腹の調子がアレなので申し訳ないけどキャンセルの電話を。診察中にそっち系の事故(?)が起きたら悲惨だし…。

2015/10/09(金) [n年前の日記]

#1 [anime] アニメの最終回をアレコレ視聴

なんとなく感想をメモ。

「それが声優」最終回を視聴。 :

声優業界を舞台にしたアニメ。

漫画にしろアニメにしろ、読者・視聴者が知らない世界を紹介していく作品はそれだけでも基本的に強いはずと自分は思っていて。例えば SHIROBAKOやユーフォニアムなどもその系統だし。このアニメも同じで、派手な作りではなかったけど、見ていて「そうなのか…」と感心するシーンが多々。

これがもし女児向けアニメだったら現実離れした華々しい声優業界として描かれてしまうのだろうけど…。かなり厳しい世界のはずだけど少し明るく、それぞれ諦めずにやってるよ、てな感じで見せ続けたあたり良かったなと。

大御所の声優さんや人気声優さんがゲスト出演するあたりも面白かったなと…。

「ナノ・インベーダーズ」最終回を視聴。 :

元々は中国市場を狙った企画らしいので気になって見始めたけど。色々酷いなと思いながらも、結局最後まで見てしまった…。

デジタル制作で綺麗になった昭和アニメ、みたいな印象で。ギャグ回かと思いきや、後でシリアスな展開を打破する要素になってきたり等、なんとも言えない独特の味があったような。本来アニメって、このくらいテキトーな作りだったよな、懐かしいな、みたいな気分に。

映像の出来だけを見ると、褒められる点が何一つ無いあたりが逆に今時スゴイというか。記号化や効率化だけを進めていくとこうなるのだ、もしかすると日本のアニメの未来の姿がここにある、コレはヤバイぞ、と思えてくる映像で。たぶん作り方自体が他のアニメと違うだろうから、もしかすると最後まで作り切ったあたりが評価ポイントになるのかもしれないけれど、どういう作り方をしてたのかネット上には情報が全く無いあたりも不思議なアニメで。

それにしても、肝心要の中国には売り込めたのだろうか…。

「仮面ライダードライブ」最終回を視聴。 :

面白かった…。少年漫画っぽい展開が良かったなと…。

喋るベルトと言う設定を活かせてたあたりがグッドだったなと。ライダーキバでも一応喋るベルト設定は出てたけど、全然活用できなくて空気になってて。それと比べると、ベルトさんと言うキャラクターがしっかり立ってたなと…。おかげで最後のあたりも見ていて結構グッと…。

些細なことだけど、片岡鶴太郎氏が一瞬変身したけど活躍できなかったのが…もったいない…。てっきり最後のあたりでちょっとだけ活躍して主人公の活路を切り開くものとばかり…。

最終話特別編もなんだか面白い話だったなと…。次作に繋げるこの手の回は結構好きです。子供の頃、○○vs○○みたいなソレにはワクワクしたクチなので…。

#2 [anime][neta] 3作目ってなんだか落ち込むよなと

ふと突然、なんとなく。ガンダムシリーズって3作目がえてして落ち込むよな、と思えてきて。 いや…考えてみたら、ガンダムシリーズに限った話ではないような…。
ということは…。まさか…。 いや、わからんですけど。

どうして3作目で人気に陰りが出てくるのだろう…。なんでだろ?

例外。 :

必ずしも3作目でアレになるわけではないよなと。例えば平成ライダーは…。
  • ライダークウガ → アギト → 龍騎 (ここで更に盛り返した)
3作目から更に人気が、てな印象が。

だからどうしたって話ですね…。

#3 [anime] 「思い出のマーニー」を視聴

TVで放映されてたので見てみたり。

背景、スゴイな…。背景の綺麗さを堪能するためだけに見てもいいぐらい、かもしれず。その綺麗な背景の上で繰り広げられる、ヒロインの真っ黒なアレやコレ。誰かが「綺麗な美術、真っ黒な内容」と称してたけど、たしかにそんな印象もチラリと。あくまでチラリと。

人物の動きも、時々ハッとするような動きが多々あって。作監はもちろん、原画に錚々たるメンバーが集まってるから当然かもしれないけれど…。パッと見は地味なのに、恐ろしい…。

百合アニメとしても評価が高かったらしいけど、これはたしかに…。見ていて時々「これは…」と思うシーンが。米林監督、実はこういうのが得意なのでは…。もっと磨きをかけてこの手のソレの第一人者になってほしい気もしてきたり。絶対そっち方向の才あるやろ、みたいな。

主人公が駆けていくfollowカットで遠景に広がりを持たせるようCGが使われていたり、おそらくは水面の揺らめきもCGのフィルタ処理がかけてあって、要所要所で、「CGやで。ドヤ」ではなく、あくまで手描きの背景をより活かすようにCGが使われている印象を受けたり。さりげなくかすかに使ってるあたりが渋い…。いや、自分の勘違い・見間違いかもしれないのでアレだけど。

原作は海外の児童文学らしいけど、日本を舞台にしたことで設定がちょっと妙かなと思う場面がチラチラと。でもまあ、これだけ綺麗なファンタジーを提示できたのだから、そのへんどうでもいい問題だよな、とも。

アリエッティを視聴した時は途中でちょっと眠くなった記憶があるのだけど、今回は最後まで起きていられたので、もしかすると監督さんの腕が上がったのだろうか、などと若干失礼なことを。まあ、これからジブリの外で武者修行して更にモリモリと腕を上げていくのだろう、先が楽しみな監督さん、と思っていたりするのですが。

それにしても、これがジブリ長編アニメの最後の作品とは…。せっかくここまでブランド確立したのに、もったいない…。けど、仕方ないよな…。こんな作り方してたら持たないよな…。いや、他のスタジオの企画制作作品をジブリブランドで劇場公開とかしてもいいんじゃないかと思ったりもするけど。少し前までのディズニーとピクサーのような、あるいは昔のタツノコプロとIGのような関係で、てなアホな夢想を。例えば京アニ作品をジブリブランドで公開したら、ジブリらしくないけど面白い、などと一般のお客さんから言われそうだよな、みたいなことを。無理か。無理だろうな…。

2015/10/10() [n年前の日記]

#1 [nitijyou] 中古PCを物色

自分が買うわけではないけれど、条件を満たせそうなモノがあるのかないのかぐらいは調べておこうと。条件としては…
この条件だと、あるような、ないような…。

ソフマップのMARプログラム適用中古PCがちょっと気になってたり。2年間使えるMS Officeが同梱されてるっぽいけど…。おそらく、「Microsoft Office Personal 2010 2年間ライセンス専用 永続ライセンス変換パッケージ」なるものを買えば永続ライセンスにできるっぽい。が、どうもネット接続できる環境じゃないとパッチを入手したり認証したりができないようで。なかなか難しい。

2015/10/11() [n年前の日記]

#1 [anime] 仮面ライダーゴースト、1〜2話を視聴

これは…今までとは変わった雰囲気のライダーが出てきたものだなあ…。

恥ずかしながら、今回のプロデューサーさんや脚本家さんを自分は知らなくて。先がどうなるのか全然読めないなと…。新鮮と言えば新鮮だけど、正直、不安と言えば不安…。どうなることやら。

偉人の能力を使って云々は、なんとなく Fateシリーズを連想したり。まあ、Fateのソレは「英雄」で、ライダーゴーストのソレは「偉人」だからちょっと違うのか…。

「ゴースト」と言えば、「ゴースト/ニューヨークの幻」…。そういう要素も入ってくるのかな…。できれば入れてほしいよな…。

#2 [anime] 「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」1〜2話を視聴

ガンダムシリーズのTVアニメ最新作、という説明でいいのだろうか。「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」で名を挙げた(?)、長井龍雪監督 + 岡田麿里脚本によるガンダム。 *1

ダグラムやボトムズっぽい、砂埃まみれのガンダム、というイメージがなんだかいいなと。最新型MSとしてのガンダムではなく、旧世代のMSとして描かれるガンダム。と言っても、「遺跡ガンダム」は、ガンダムXや∀ガンダムで描かれてるのか。でも、やっぱり珍しいほうだよな。

OP映像で、主人公格の2人の少年が、お互い視線を反らしながら拳?腕?をガッと合わせるあたりがいいなと…。

フツー、拳と拳を合わせるカットと言えば、お互い見つめ合ってニヤリとしながら合わせる、みたいなカットになるわけで。例えば、ガンダムBFとか平成仮面ライダーとかだと、大体そんな感じのカットだったはず。しかしこのアニメでは、相手のほうを見てないし、どちらも無表情。だけど息だけはピタリと合ってる。そんな様子を、1カット、ほんの一瞬で見せてしまう…。あのカットだけで、自分は唸ってしまったり。

こういうのを見てしまうと、ラノベ原作ハーレムアニメでよくある、美少女キャラの「か、勘違いしないでよねっ!」等のテンプレ描写とか…もうね…。 *2 や、そういうのと比べること自体が失礼なんだけど。何にせよ、たったの1カットで、「あ、このスタッフ、他と何か違うんじゃ…」と思わされてしまったというか。

OPと言えば、おそらくはヒロインらしき少女が、ミサンガ(?)に軽く口づけしてるあたりも…グーですな…。あのアイテムは、おそらく主人公の…。いや、まだそのへん説明されてないけど、たぶんそういうアレなんだろうと。

ED映像で、おそらくは戦闘の爆発が、花に見えたり、あるいは十字架に見えたりするあたりも唸ったり。ガンダムなのに、巨大ロボットアニメなのに、映像が詩的だなと…。

まあ、そのへん進めていくと、富野監督が一時期ガンダムシリーズ内でこだわって見せてた「光の翼」とか「蝶」とかそういうアレになっていくのかもしれないけど。多くの人間の命が奪われる戦場で、硬さ・冷たさ・非情しか感じないロボット達が飛来する中で、場違いな美が何故か一瞬見えてしまう、そんな奇妙な瞬間、みたいな…。例えばガンダムAGEでは欠落気味だった「情緒」的な何かが、このアニメではもしかするとチラチラ見せてもらえたりするのかな、などと期待してしまったりもして。

2話の中で出ていた「柔らかいおっぱい」「硬いコクピット」という、対比が明確な台詞も面白いなと。死亡者数をハッキリ出してたあたりも、視聴者の想像力を掻き立てて戦闘の悲惨さを感じてもらうための手管だろうし。脚本面が上手いなと。いや、Twitterの実況を眺めてたら、皆「おっぱい」にしか反応してなかったのがアレだったけど…。想像すべきはそこじゃなくて棺桶同然の冷たく硬いコクピットの手触り、とかそのへんじゃねえのかなあ…。

本編中のMSの表面、本来なら単なるベタ塗りで仕上げられてるはずなのに、微妙なムラがついてるあたりも気になったり。Gレコで採用したらしいフィルタ処理を、ここでも採用してみたのかなと…。GOD EATERもそうだけど、セル塗り風のベタッとした塗りに手描き感を付加しようとする流れが来てるのだろうか…。いやまあ、アナログ制作時代から特効という職種があったし、カットによっては手を入れてたわけだけど。全般的にうっすら効果を入れることが可能になったのはデジタル制作の恩恵なのだろうな、とかそんなことをぼんやりと。

何にしても今後の展開が実に楽しみなアニメだなと思いました。とメモ。
*1: 「あの花」スタッフが繰り出すガンダム、と聞くと、「ソレ大丈夫か」と思われそうだけど。両名、今までもサンライズやサテライトのロボットアニメに参加して活躍してた方々なので、そのへんは全然大丈夫なはず。
*2: しかも今期はそんな描写を3〜4作品も連続で見せられましたよオマエラええかげんにせえよ。って選ばれたラノベ原作がどれもそんなレベルだったから仕方ないんだろうけど、アニメスタッフのほうで一工夫ができただろう、とも…。なんで皆、打ち合わせでもしたかのように、判子でも押したかのように、全く同じ見せ方・同じ表情をさせてるのかと…。

2015/10/12(月) [n年前の日記]

#1 [zatta] 100円ショップでLEDライトを買ってきた

LEDライトについてググってたら、最近は100円ショップのLEDライトも、高輝度LEDや昇圧回路を使ってるものがあると知り、なんだか欲しくなってきたのでダイソーまで。

3つほど買ってきた。
SUPER LEDズームライトは、思ったより明るかった。今まで買った100円ショップのLEDライトの中で一番明るい気がする。

LED懐中電灯miniは、電池1本で使える点が気になって買ったけど、たしかに、たったの1本でフツーに点いた。もしかして昇圧回路とやらが入ってるのだろうか…? 明るさは、ちょっと暗め。それでも、LEDが1つだけなのにここまで明るいものなのかと感心したり。スポット照射?とやらになってるようで中心部だけはかなり明るい感じがしたり。

5LEDスタンドは、見た目白いモノを買ってきた。5つもLEDがついてるからそこそこ明るいのかなと期待したけど、これが想像していたより暗くて。光の色も黄色に近いし。これを使って本を読んだり何かを書いたりはできないけれど、どこに何があるか知るぐらいなら使えなくもないかなと。

参考ページ。 :

#2 [zatta] ダイソーの乾電池

久しぶりにダイソーで乾電池を買ってみようと思ったのだけど。昔は韓国産の色んな種類の乾電池があったのに、今はラインナップが完全に変わって、アルカリ乾電池はダイソーブランドの1種類しか無くて。

韓国産の乾電池を用意できないほどに、円の力が無くなってしまったのか…。それとも韓国で乾電池なんて作らなくなったのか…。

電池55とか電池113とかそのあたりが机の引き出しに1本だけ残ってる、てな状態なので、ちょっと困ったなと。まあ、製造時期が違う電池を組み合わせて使うのはマズイので、どうにかして使い切らないとアレだけど。電池1本だけで使える機器をほとんどまったく持ってないんだよなあ…。

2015/10/13(火) [n年前の日記]

#1 [anime][neta] 「科捜研の女」ってアニメ化しないのかな

「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」というアニメを見ていてなんとなく思ったのだけど。こういうアニメが作れるなら…「科捜研の女」もアニメ化できたりしないかな、などとバカ妄想を。いや、「科捜研の女」って一度も見たことないのでアニメ化できそうな内容なのか分からないのですが。

「科捜研の女」は東映作品らしいけど、するとアニメ化は東映アニメーションが担当したりするのだろうか。あまりそのへん関係ないのかな。

沢口靖子さん演じる主人公が、アニメ版ではどんなキャラデザになってしまうのか、妄想するとなんだか楽しいなと。やはり、いかにもな萌え美少女キャラデザが出てくるのだろうか。アニメネタを扱ってるまとめサイトに、榊マリコ嬢のキャプチャ画像が貼られまくられたり、コミケで同人誌が…。そして東映から訴えられて…。

まあ、そんな展開は無いだろうけど。アニメが実写化される例はあっても、実写ドラマがアニメ化される例ってあまりないわけで。おそらく、実写→アニメの流れは、商売上の旨味がほとんど無いんだろう…。「ダイオージャ」は珍しい事例だったんだな、ってアレは実写のアニメ化ってわけじゃないや。強いて言えば、「まんが水戸黄門」が、かろうじてソレだったのだろうか。

そういえば、「チャングム」もアニメ版を作ってたっけ。韓国では、まだまだ「アニメ=子供向け」の印象が強いようで、主人公の幼女時代を描く作品になってしまったけど。すると、「科捜研の女」も、もし韓国内でアニメ化されたら、主人公の幼女時代を描く内容に…。どこらへんが「科捜研」なのかさっぱりわからない…。

アニメ化できれば、そのうち「科捜研の女 vs ルパン三世」「科捜研の女 vs 金田一少年の事件簿」「科捜研の女 vs 名探偵コナン」も不可能ではない。かもしれない。けど、まあ、無理か…。

#2 [zatta][neta] 小説の書き方を教えてくれる小説って無いのかな

「いきなり台詞から書き始めたら、小説っぽくない?」

西日が差す教室で、彼女はそう言い出した。

時々、小説だのシナリオだのが書けたらなあ、と妄想する時があるのだけど。悲しいかな、小説やシナリオの書き方なんて何一つわからんので、「書けたらなあ」と思うだけで何もせずに終わってしまうのですけど。

そこで、ふと、なんとなく。小説の書き方を教えてくれる小説、てのはどうかなと。それはそれで売り物にならんのかなと。

まあ、絶対に、既に存在してるはず、とは思うのだけど。自分がタイトルを知らないだけで、実際には山ほど出てる可能性が高いよなと。

これが小説ではなく漫画なら ―― 「漫画の描き方を教えてくれる漫画」だったら、自分もいくつか知っていて。 てなわけで、漫画なら、結構あるよなと。

だとすれば、ソレの小説版もフツーにあるんじゃないかなあ、と。

そういう小説をアニメ化したりしないかな。どこかで見たような学園ハーレム魔法バトル系ラノベを飽きもせず次々にアニメ化するより、まだちょっとは話題になるんじゃないかと思うんだけど。「バクマン。」や「SHIROBAKO」のヒットを目にしておきながら、未だに純度100%妄想ラノベを延々アニメ化とか、ソレどうなの、という気もするわけで。

ユーザの自由時間をあらゆるメディアが奪い合ってる現状において、ユーザ側も時間的余裕が無くなってきて、だったらせめて何かしら「身になりそうなもの」「知識が得られるもの」を選択する、そんな傾向が出てきていたりはしないだろうか。つまり、読者・視聴者の「知識欲」を満たす方向の需要が増してそうだよなと。そこを見事に嗅ぎ取ってヒットに繋げたのが「バクマン。」「SHIROBAKO」ではないのか、と思っていたりするのだけど。こんな状況で、飽きもせず、やれ学園が、やれ魔導戦士が、やれツンデレ美少女が、と作り続けるのは…。さて、どうなんだろうと。

と思ってググってみたら、「バクマン。」のラノベ作家版みたいなラノベはありそうな気配が…。やっぱりあるよね。なんだか安心(?)。

まあ、そういうアレを読んだからと言って、ラノベや小説が書けるようになるわけでもないだろうけど。「バクマン。」を読んでも漫画は描けないし、「SHIROBAKO」を見てもアニメは作れないし。

ただ、関連知識を得ることができるから「なんだか得した気分」にはなるよなと。ソレって商品として強いんじゃないかと思うんだけど、どうなんだろう。

彼女曰く。
私達は日頃小説なんか書いてないから、いきなり「小説を書け」と言われても書けるわけがない。
だけど、「会話」だったらいつでもしてる。
なら、会話なら ―― つまり台詞の一つ二つなら、いくらでも思いつくはずだ、と。

まずは慣れてることから始めよう。
とにかく台詞を一つ捻り出して、メモしてみる。それなら誰だってできるはず。

台詞は書けた。 じゃあ、その台詞は「誰」が喋っているのか。分からないとモヤモヤする。 説明が必要だ。台詞に続けて、「誰」が喋ったのか、説明文を書いておこう。 その「誰かさん」は、「どこ」で喋っているのか。「いつ」喋っているのか。 これも分からないとモヤモヤするから、場所の説明、時間の説明も書き加えてみよう ―― 「ね。これで小説の『出だし』は書けたよね。『出だし』だけは、一応」

今まで一度も書いたことが無いのに、小説を書かねばならない立場になってしまった主人公。彼はどうして小説を書かねばならないのか? 彼は何に巻き込まれたのか? 彼に小説の書き方を教えてくれてる異性は、一体どんな人物なのか? …設定を考えて説明文を並べていけば、一応形になりそうな気もするんだけど、さて。読みやすいかどうか、中身が面白いかどうかは別にして。

と、ここまで書いて、そもそも「ラノベの書き方」でググったら入門ページがわんさか出てくるんじゃないかと思えて試しにググってみたけれど。なんかもう、どの入門ページも…。「まずは書き始めてみよう」みたいなソレって皆無ッスね…。

プログラミングの世界では「Hello World」は定番なんだけど、ラノベや小説って、そういうのは無いのかな。いや、漫画もそういうのは無いような気がするけど。プログラミングの世界だけが特殊なのかな。

プログラミングの世界って、「Hello World」が動かせる状態にするまでの環境構築が壁になってるから、「Hello World」が存在してるのかなあ。

アニメや漫画における小説家という設定のキャラ。 :

話はずれるけど。アニメや漫画に、小説家という設定のキャラが登場することがあるけど。あのへんのキャラって、小説家さんから見て噴飯モノだったりしないのかなと…。

娯楽コンテンツに登場する小説家キャラって、いつの間にか知らない間にさっさと小説書き上げちゃってるけど。まあ、小説を書く作業自体はコンテンツの本筋じゃないからさらっと流されてしまうのだ、とは分かってるけど。本当に、さらっと流しちゃっていい程度の作業しか、小説家はしてないのだろうか。

昔、とあるレディースコミックで、「一週間(一ヶ月だったかな…?)で大ヒットゲーム作ってハッピーエンド」てな展開を目にしたことがあって。自分はソレを読んで悲しい気持ちになったのです。無理だよ。そんなスケジュールでゲームなんか作れないよ。でも、レディースコミックの作家さん達は、「ゲームなんて所詮そのくらいの期間で作れるんだろ? いやー、ウハウハだね!」と思ってるからこそ、こういう漫画を平気で描けるんだろうなと。

自分達の仕事内容が大変な作業だとはさっぱり思われてない、かなりチョロイもんだと思われてるってのは、こりゃ悲しくなる話だよなと。そう考えると、アニメや漫画に登場する小説家のソレを見て、実際の小説家さんはモヤモヤしてたりしないのかなと。「まあ、所詮はファンタジーだからねえ…」と大人の態度で眺めてるんだろうけど。

でも、思うわけですよ。作品を産み出す苦悩を、コンテンツに変換できないものかなと。

漫画家の島本和彦先生などは、変換できてるよなと。ソレを小説だのアニメだのでやれないものだろうかと。

ゲーム制作の苦悩は…。プレイしたことないから分からんけど、「セガガガ」あたりがソレだったりしないのかな…。

まあ、そんなことをぼんやり思ってしまったのでメモ。思考メモです。

#3 [zatta] 仲間が増えてほしい世界と仲間が減ってほしい世界

一人でも多く、優秀な仲間が増えてほしい世界と、一人でも多く、優秀な仲間が減ってほしい世界って、たぶんあるよなと。

プログラミングの世界は…。できれば仲間が増えてほしい世界、だろうなと。優秀な新人が現れて、便利なライブラリ、高速なライブラリを書いてくれたら、こりゃありがたい話で。だから、プログラマーを増やせるものなら増やしたい。プログラマーが増えれば、その中から優秀なのがポツポツ出てくる可能性が高まる。自分の作業も楽にしてくれる。故に、教育に有効なアレコレがあったほうが絶対にイイだろ、と考える。お前達、立派に育ってくれ。そうなりゃ俺が楽できるから、みたいな。

漫画とか、アニメとか、小説とか、音楽の世界は…。できれば仲間が減ってほしい世界、かもしれないよなと。自分と似たような作家性を持つ作家さんが居たら、事故にでもあって死んでくれないかな、とか平気で思いそう。ソイツが死ねば、自分のところにだけ、その種の仕事が入ってくるようになる。だから、新人を教育するなんてもってのほか。才能あるヤツは難癖つけて心を折って業界を去っていくように仕向けたい。そんなイジメを受けながらも耐え忍んで芽が出た作家は、これはもう強靭な精神力を持っている人物に違いなくて。つまり、人間性がヤバイ系の人達ばかり残ってる業界、だったりしそうな。

などと妄想したけれど、実際には、後進を育てるべく活動してる作家さんが結構居て。アレはどういうロジックなんだろう…。

余裕があるかないか、なのかな。自分のポジションは揺るがないと分かってる作家さんなら、後輩達を育てることもできるのだろか。プライドだってあるし。新人を叩き潰して回る作家より、育てる作家のほうが、社会的に見て絶対カッコイイ。そのくらいの見栄張れなくてどうするよチンケ過ぎるだろ、ってところはあるだろうし。

育てることで飯を食う、という道だってあるか…。作家として飯を食うのではなく、教育者として飯を食っていても、仕事があることに違いはないし。

アニメ業界あたりは、作業量が多過ぎて大変なので、一人でも仲間が、ただし優秀な仲間が増えてほしい、と思う職種もありそうな。全カット俺が描くぞ、しかもこの日数で、とか無理だし。誰か手伝ってよ頼むよ、と思うだろうし、こんなダメなの上げてくるなよ俺の手間増えるだろ頼むから育ってくれよ、とも思うよな…。でも、手伝ってもらった分、報酬が減るとなったら話が変わってきそう。

オチは無いです。単に、業界によってそのへん違ってたりするかもな、と思ったのでなんとなくメモしただけで。

#4 [anime] ワールドトリガーってスタッフ変わってたのですな

新シリーズが始まって、シリーズディレクターさんが変わったのは把握してたけど。シリーズ構成の方も変わってたのですな…。OP見返していて「アレ?」と今頃気づいた次第。しかし、名前でググっても情報が出てこない。誰のペンネームなんだろう…。あるいは、何人か集まってやってるのだろうか…。東堂いづみ、みたいな…。

今まで、おそらくはちびっ子達を想定して丁寧な説明を心がけていたように見える作品なので、今後も似たような感じでちびっ子達をワクワクさせてくれたら、と期待しております。

考えてみたら、ああいった世界設定で、子供さんにも見てもらえそうなアニメって、今時あまり多くないような。漫画原作があるとはいえ、今となっては貴重な種類のアニメ、なのだろうか…。いや、そもそも田舎ではアニメなんてほとんど流れてないので、こんな田舎ですら地上波放送されてるだけでも貴重なのですが。

2015/10/14(水) [n年前の日記]

#1 [anime] 血界戦線最終回を視聴

録画したままだった最終回をようやく視聴。

分量を増やして劇場公開でもするのかなと予想してたので、最終回がTV放送されるだけでもありがたい話だなと思いながら視聴。何故に、劇場公開するのでは、と思い込んでたかと言うと、イデオン発動編、バルディオス劇場版、EVA旧劇場版という前例が脳裏をよぎったからで。

考えてみれば、わざわざTV放送の枠を取って最終回を流すとか、昭和の頃なら想像できない展開だなと。いや、ガルパンが前例としてあるから、これが初めてというわけではないのだろうけど。そもそも最終回の制作が放送に間に合わない点も含めて、既に昭和の頃の「TVアニメ」とは状況がかなり違ってる、その証拠の一つ、なのだろうなと思ったり。円盤売って商売成立してるのが一番大きいのだろうけど。

内容は…正直よく分からなかった。一応、設定が分かるように情報提示はしているようで、察しのいい人ならピンと来るのだろうけど…。Web上の感想まとめページ、個人の考察記事を読んで、ぼんやり分かったような気にはなったけど。

作画は相変わらず大変なことになってたような気がする。こんなに頑張ってしまって大丈夫か、みたいな。それでも、作画リソースを抑えたいと思ったのか、動かさないカットは徹底的に動かさない、PANを多用して間を持たせる、といった工夫はしていたように見えて。監督さんは東映アニメーション出身だけど、東映アニメの制作時に要求されるらしい枚数制限等の制約で鍛えられた省エネ手法が、ボンズでの制作時にも役に立ったのかな、などと思ったりもしたけど東映に居た頃からやりたい放題だったような気もするのであまり関係なかったりして。

巷の記事によると、最終回は43分になったらしいけど…。シリーズ構成が最初からマズかったのか、それとも最終回で監督さんがアレもコレもとコンテで追加していったら増えてしまったのか、どっちなんだろうなと。ただ、見ていてなんとなく、これが水島努監督だったら1話で収めちゃうんじゃないか、という気もしたり。

まあ、どのカットもカッコよかったから、これはこれで。

なんとなく思ったけど、この監督さんがルパン三世を作ったら凄いことになりそうな。

2015/10/15(木) [n年前の日記]

#1 [anime] 「大草原と白馬」を視聴

番組表を見ていたら、BSジャパンで聞いたことのないアニメが放送されると知り。気になったので一応視聴。

視聴前にググってみたら、どうやらあの池田大作大先生様原作のアニメらしくて。と言っても、実制作は東映アニメーション。しかも _スタッフ は監督さんも原画の方々もベテランばかり。するとコレは意外に見れるアニメになってるのでは…。

などと期待しながら見てみたのだけど。いやー、これはなかなか…ううーん。なんだろうな、コレ。どう判断したらいいのか…。酷評したくなるわけでもなく、絶賛したくなるわけでもない。かといって、フツーに安心して見れるかというと全くそういうわけでもない。なんだろう、コレ。このスタッフだからここまでらしくなったと捉えるべきか、それとも、このスタッフですらコレが限界だったと捉えるべきなのか。

なんというか、アニメを作るにあたって、原作って結構大事なんだなと痛感しました。いや、設定や展開に関して一目見ただけでヤバイとかそういうのは無いんですけど。逆に、口当たりの良い、マイルドな雰囲気で、しかし超展開が淡々と繰り広げられるあたりが…。なんだろう、この怖さ…。

とりあえず、原画の中に、一人原画で有名な佐々門信芳氏や青山充氏の名前があって、それだけで個人的にはホクホク。「誰もやる人居ないんだよ、手伝ってよ」みたいなソレでアレしたのかしらん。

そういえば、タイトルからして馬の作画は必須なわけですが。見ているうちに、アルスラーン戦記って頑張ってたんだなと思えてきました。アルスラーン戦記の馬の作画・CGは、もっと褒められてしかるべきかと。

ラストのあたり、おそらくはヒロインっぽい少女が笑顔を見せるのですが。これじゃ、おばさんだ…。何故もっと気合いを入れて可愛く…。いや、可愛くなってたら、ソレはソレでますます複雑な気分になるから、これでいいのかな…。どうなんだ…。

まあ、アレですよ。世の中には、色んなアニメがあるんだな、と…。なんだか興味深い作品を見せていただきました。

2015/10/16(金) [n年前の日記]

#1 [nitijyou] 歯医者に行ってきた

親父さんが自転車を使いそうだったので、徒歩行ってきた。下の歯の歯石取り。詳細はGRPでメモ。

歯医者さんで歯石取りと言うと、今までは金属製の針みたいな何かでガリガリガリガリとやられてイテテテって感じだったのだけど。前回もそうだったけど、キュルキュルと音がする何かを歯の表面に当てて歯石が取れるらしく。下の前歯にヤバイ感じの歯石があったのに、そのキュルキュルだけで見た目は歯石が取れたように見えて、これは凄いなと。いや、これはこれで何か落とし穴があるのかもしれないけど、ガリガリやられるより、こっちのほうが個人的には助かるなと。

2015/10/17() [n年前の日記]

#1 [anime][neta] 「か、勘違いしないでよねっ!」と高速言語

今期のアニメで「か、勘違いしないでよねっ!」という台詞を3〜4作品で見かけてしまって正直ウンザリしたのだけど、そのあたりの台詞を省略形にするわけにはいかんのかなと思えてきて。

「ひょっとしてお前…?」 → HM?
「か、勘違いしないでよねっ!」 → KKS!

主人公とヒロインが「HM?」「KKS!」と叫ぶだけでその手のシーンの描写終了。早っ。圧縮率高い。これだけ短くなれば全然ウンザリしない。けど、読者・視聴者は置いてけぼり。Gレコの「スコード!」並みに意味不明。

なんとなく、ガンヘッドで使ってた高速言語を思い出したりして。 *1 アレもこういう言語なのかな。暗記能力が高い人間ならフツーに使いこなせる予感。いや、この程度で高速言語扱いしてたらネット上は高速言語の使い手だらけになっちゃうけど。「ぬるぽ」「ガッ」とか。

ていうかソレって高速言語じゃなくて違う概念では。

改めて「高速言語」でググってみたけど設定が分からないなと。使ってる作品としては「敵は海賊」が最もメジャーらしいけど恥ずかしながら読んだことがありませんで。ここはあえて用語の響きからイメージしてちょっと違う設定を勝手に作ってしまったほうが面白そう。
*1: 設定上は違う呼び方をされてたように思うけど…。ググっても全然出てこないし。

#2 [anime][neta] 「スコード!」と「南無三!」

Gレコにおいて「スコード」とは「スコード教」のことで、つまり登場人物が戦闘中に「スコード!」と叫ぶのは「神よ!」「神様仏様!」「南無阿弥陀仏!」と叫んでるようなもの、という設定らしいのだけど。

_【定番議論】ファンタジーを描く時、食物や単位やマナーや言葉…の何を現実世界と共通させ、何を創造すべきか? - Togetterまとめ というページの中で、「ファンタジー作品の中で『南無三!』という台詞はどうなの?」というつぶやきを読んで、「ああ、そこを考証して盛り込んでみたのがGレコの『スコード!』だったのか。凝ってるなあ」と感心したのでした。

が、そのGレコを見ていて、「スコード!」と叫ばれた瞬間、見てるこっちは「は?」となったわけで。

当たり前だけど、ガッチリ考証してソレに縛られた描写になってしまうより、こっちが把握してる言葉・単語を適度に使って翻訳しながら見せていかないとSF作品は厳しいところがあるなと。それを考えると「南無三!」もアリだよなと。まあ、英語で書かれたSF小説を日本語訳したものを私達は読んでたりするわけで、漫画やアニメもそういうものだと捉えてもいいよなと。これは翻訳版を見せてるんだよ、原語(?)版ではないんだよ、みたいな。

でも、STAR WARSの「フォースと共にあらんことを」も、そういうアレだよな…。アレがもし、「貴方に神のご加護がありますように」まで一気に翻訳というか意訳されてたらなんかもう色々と台無し。Gレコの「スコード!」も、STAR WARSのソレに近い気がする。異世界の香りを感じさせる手管として、せめてこのくらいは、みたいな。何から何まで、全てこっちの言葉に翻訳し過ぎちゃってもいかんと。

まあ、なんでもそうだろうけど、結局はバランス感覚、なのでしょうな…。

#3 [anime][neta] 自分が自分の親になる設定って作れるのかな

タイムマシンをテーマにした某アニメを見ているうちに何度か思ったのだけど、自分が自分の親になるという設定は作れるのかな。同じ時代に自分が二人存在しちゃうことになるから何か問題起きるのかな。どうなんだろう。

未来人がタイムマシンで過去にやってくる。未来では、その未来人の親は、自分が生まれる前に亡くなっているので、若い頃の親がまだ生きてたはずの時代に来て親に会ってみたい、と。だけど親の名前も顔も諸事情によって知らなくて、断片的な情報しか持ってない。親を探してみるけど見つからなくて、そのうち異性と親しくなって子供ができる。けど、その異性が自分の父親だか母親だったということが後で判明。すると、この子供は…まさか…。みたいな。

ターミネーターがソレに近い気もするけど、ちょっと違うよな…。

同じ時代に自分が二人存在してる設定と言うと、藤子F先生のSF短編やドラえもんで見かけたような気がするけど、さすがに自分の親が自分、という設定は見たことが無いような。いや、藤子F先生のことだからそういう作品を描いてそうな気もするけど。

読者・視聴者の生理的嫌悪感のほうが先に来ちゃって嫌がられるかな、という予感も。考えてみたら、この設定は近親相姦だし。となると、「地下鉄に乗って」の設定に近いのだろうか。

この記事へのツッコミ

Re: 自分が自分の親になる設定って作れるのかな by むーむーさん    2015/12/06 22:32
広瀬隆の小説なんか近いですが。

2015/10/18() [n年前の日記]

#1 [nitijyou] 某所から電話

詳細はGRPでメモ。

2015/10/19(月) [n年前の日記]

#1 [anime][neta] ラノベ原作本の絵柄とラノベ原作アニメの絵柄

思考メモ。

_「ヘヴィーオブジェクト」 というラノベ原作アニメを一応毎週視聴しているのだけど。台詞回しが洋画ノリでなんだか面白いなと思いつつ、しかしキャラデザインが、ハーレムラノベ原作っぽい萌えキャラのソレなので違和感を覚えていたり。この組み合わせ、ちとクラクラするなと。

なんとなく思ったけれど、例えば、これがもし、 _「GANGSTA.」 のようなキャラデザとか、あるいはせめて _「鉄血のオルフェンズ」 のようなキャラデザだったら、しっくりきたんだろうなと。

もっとも、世の中には、「まどかマギカ」や「がっこうぐらし」のような、この内容をあえてこの絵柄で、という天邪鬼な作品もあるわけで。もし、「ヘヴィーオブジェクト」も、そんな天邪鬼な姿勢でああいったキャラデザにしたのであれば、それはそれで。

でも、たぶんそうじゃないような気もしていたり。原作者・イラストレーター・編集部からこういう路線のキャラデザを強要されたとか、原作ファンから叩かれるのを恐れたとか、そういった後ろ向きな理由でこうなってしまったのではないかなあ、などと邪推していたりしますが。

まあ、既に作ってしまったのだから、しょうがない。仮に後ろ向きな理由でこの絵柄になったのだとしても、「いや、俺達、天邪鬼ですよ? あえてこの絵柄にしたんですよ?」と嘯き続けるしか道はないよなと。

ラノベに求められる絵柄とアニメに求められる絵柄。 :

今更ではあるけれど、考えてみれば、ラノベ原作に求められる表紙・挿絵の絵柄と、アニメに求められる絵柄って、おそらくは違ってしかるべきで。

ラノベ原作本は、例えば書店で平積みされた時に、「おっ? なんだコレ?」とお客さんに思ってもらわないといけない。そのためには、キャッチーな絵柄で表紙を描いてもらうしかなくて。たとえソレが内容と著しく乖離した絵柄であっても、お客さんの足を止めて、手に取ってもらうためには仕方ない。

原作の内容を一切顧みることなく、そういう絵柄を持ってくるなんて、ある意味作品に対して大変失礼極まりない話ではあるのだけれど。しかし、売れなきゃ原作者も編集部も困り果てるわけだから、だったらもう諦めて、ズキューンと来そうな絵柄をひたすら追求していくしかないだろうなと。

だけどアニメの場合、その絵柄で、30分 x 13〜26話ほど、延々と映像を見せ続けなければいけない。内容から乖離した絵柄では、視聴者は「なんじゃこりゃ」状態になる。本来であれば内容と一致した絵柄・キャラデザを新規に考案しないといけないはずで。

だけど…。
  • ラノベ原作者はあくまで小説家だから、アニメのことなんてさっぱり分からんし。「俺はこの絵師さんの絵柄が好きだ。だから、この絵柄でやってほしい」と、自分が書いた作品の正体も分からずに平気で言ってくることもあるだろうなと。
  • 原作本の表紙を描いたイラストレーターさんは、自分の絵柄がそのままアニメ化されたら当然嬉しいから、「できれば俺の絵柄に近い感じで…」と言い出すよなと。
  • 編集部は、この絵柄を採用したことでこれだけ本が売れたという実績が既にあるわけだから、ここは同じように実績のある絵柄で、と要求するよなと。
  • 原作ファンは、原作本の絵柄を見て「これが正解」と思い込んでるから、当然原作本と同じ絵柄になることを期待してるし、アニメ版で別の絵柄になったら狂ったようにアニメスタッフを叩き始めるよなと。
  • アニメスタッフは、自分達のオリジナル作品ならともかく、他人の創作物を押し付けられてさあさあコレをアニメ化しろと言われてるだけなんだから、「この絵柄は、このアニメ向きではないですよ」等、親身になって教えてやる義理も道理もないわけで。原作サイドと喧々諤々して下手すりゃ険悪になるのは面倒臭いし。キャラデザ原案レベルから新規に考案・検討するとなれば時間も予算もかかるし。言われたとおりに、その絵柄にしちゃうのだろうなと。

かくして、原作者も、イラストレーターも、編集部も、原作ファンも喜んでいるけど、ソレ以外の視聴者は「なんじゃこりゃ」「内容と一致してねえ」と思ってしまう、そんな絵柄のアニメが次々に、ということがあるのかもしれないよなと。

でもまあ、アニメ化をキッカケにして、原作本に手を伸ばす人も居るかもしれないし。それはつまり、商売としてはちゃんと回るということだから、それもそれで別に問題はないのか。

アニメの作品数もべらぼうに増えてしまったので、「内容と乖離してるけどキャッチーな絵柄」がアニメ作品においてもメリットになる場合だってあるかもしれないし。だけど、それをずっと見続けるとなると、ちと厳しいものがあるんだよな…。何かいい手はないのかな。

昔の国際映画社作品のように、OP・EDだけ本編とは違う絵柄で、とかどうだろう。冗談ですけど。

スターザンスみたいに、カッコイイ台詞を吐くときだけ絵柄をガラリと変える、とか。…む。これは意外とイケるんじゃないか。ていうか監獄学園はちょっとそんな感じだったような。…考えてみたら物語シリーズはソレを多用してる気も。場面によって絵柄をバンバン変えたって構わないんだよな。

ラノベ原作アニメのキャラデザのバリエーションはどうして少ないのか。 :

ラノベ原作アニメを見てると、どのキャラも同じに見えて区別がつかないのだけど。顔のパーツが全部同じだし。違うのは色と髪型ぐらいだし。しかし、これもまた、原作の表紙絵に準じたキャラデザにする限り、仕方ないことなのだろうなと。

ラノベ原作本の表紙絵を見て、道行く人に「おっ」と思ってもらうためには、そのイラストレーターさんが習得している絵柄の中で、もっともベストな絵柄・キャラデザを繰り出していくしかなくて。

しかし、イラストレーターさんは、その「ベストな絵柄」とやらを何種類も持ってるわけもなく。大体は、自分が得意な絵柄なんて、一種類しかない。その最強の一種類の絵柄をひたすら繰り出して勝負するしかなくて。

だから複数のキャラを描く場合も、そのキャッチーな一種類の絵柄・キャラデザで描き上げるしかない。結果、キャラの判別が難しい状態の表紙・挿絵がずらりと並ぶ。

そんな状態で描かれた絵を元に、アニメ用のキャラデザを起こすのだから…。アニメ版も、誰が誰やら分からないキャラデザになってしまうのは、これはもう仕方ないことだよなと。

もっとも、そんなこと言い出したら、漫画作品はどうなるの、てな話にもなるのかな。例えば、車田正美作品とか、あだち充作品とか…。アレでもしっかり売れてるという事実を考えると…。「髪の色が違うだけでもラノベ原作アニメは恵まれてるだろ! 漫画なんて白黒だぞ?!」とか言われちゃいそう。

オチはないです。只の思考メモです。

#2 [anime][neta] 「GAMBA」のキャラデザが気になってたり

個人的に、 _「冒険者たち」 を原作として作られた3DCGアニメ、「GAMBA ガンバと仲間たち」のキャラデザが気になっているのです。いや、本編見てないし、見に行く予定もないけど。単にキャラデザが気になってる、ってだけの話で。

「冒険者たち」は、昭和時代に手描きアニメで映像化されたことがあって。 _「ガンバの冒険」 でしたっけか。 _Google画像検索 すれば、絵柄が分かるかしらん。

で、巷のアレコレを眺めてると、手描きアニメ版しか見てない人達が、3DCG版のキャラデザに対して、とにかくひたすら叩きまくりなわけですよ。アニメ版を見てたってことは、今では結構な御歳の分別のある大人ばかりだろうに、いい歳してオマエラそこまで叩くか、ってぐらいにボッコボコ。

ですが、幸い自分は子供時代に、アニメ → 原作の流れで、原作本を読んでまして。小学校の図書館に置いてあったんです。「あ! 『ガンバの冒険』の原作だ! 気になる!」と思って手に取って、「うわー、おもしれー、おもしれー」と読み耽ってました。

原作を読んだ立場からすれば、3DCG版のキャラデザって、全然アリというか、むしろ上手にキャラデザしたなあ、って感じなんですよね…。何せ、当時の原作本の挿絵は、ガチのドブネズミがリアルに描かれてましたから。要は、 _ピーターラビット みたいなノリ。たしかそのはず。

正直なところ、原作を読んだ直後、子供心に思ったのです。「アニメの絵は、どう考えてもおかしい…」。この原作を読んで、どうしてあんなアバンギャルドなキャラデザに辿り着いたのか。全く理解できない。作った人達は一体何を考えていたのか。みたいな。―― 当時は子供だったからキャラデザなんて言葉は当然知らなくて、とにかく「アニメの絵はおかしいぞ」「どうしてあんな絵になるんだ」と不思議でしょうがなかった、てなだけの話ですけど。

というわけで、おそらくはアニメ版しか知らない人達が、3DCG版のキャラデザを叩いている場面を目撃すると、自分はモヤモヤしてくるのです。君達が信奉してる手描きアニメ版のキャラデザは、原作から乖離してるほうなんだけどなあ…、みたいな。

せっかくの機会だから、原作を読んでみてほしいよなと。原作を読めば、「ああ…3DCG版も、これはこれでアリかも」と大体の人は思うんじゃないかなあ。同時に、手描きアニメ版の大胆さを再認識できて、「アニメ版、実は凄かったんだなあ」「スタッフが『冒険者たち』じゃねえか」とますます思えるのでは、と。

まあ、気持ちは分かるんですけど。子供の頃に目にした映像化バリエーションの一つが、その人の中では唯一無二の正解になってしまう、なんてのはよくある話で。

自分だって、子供時代、劇場公開時のカリ城のポスターを見て「絵が変だ」「これはルパンの偽物に違いない」と思い込んで眉をしかめてたので、そういう気持ちはよく分かってしまうのでした。…ルパン三世の1stシリーズに参加してた、宮崎駿氏+大塚康生氏が作ったルパンなんだから、カリ城のルパンだって「本物」だったのに。子供の頃って知識が無いから、「こういうデザインもアリなんだよ」ってことすら分かんないんですよね…。

それぞれのキャラデザに辿り着いた経緯を想像。 :

しかしどうしてアニメ版は、あんなキャラデザになったのだろうと。たぶん、こういう思考じゃあるまいか…。
  • リアルなネズミを描き続けられるほどの作画技術が、当時の日本のアニメ業界には無かった。描けないんだから仕方ない。リアル路線は無し。そんなの無理。
  • 当時、アニメは子供向けの映像作品と完全に思い込まれていた。子供を楽しませるには表情の豊かさが必要。故に、目と口は大きく。体の半分ぐらいのサイズまで顔を大きくしてアピールしないといけない。
そんな感じじゃないかなと。何せ主人公がドブネズミですから。見ただけで「ウゲエ」となるキャラデザは、ちょっと避けないといけませんわな。

同じように、3DCG版も想像してみると…。
  • 「冒険者たち」と言えば、手描きアニメ版「ガンバの冒険」だろう。しかし、あの手描き感全開のキャラデザを再現するなんて、今の3DCG技術では不可能。描けないんだから仕方ない。手描きアニメ版の路線は無し。そんなの無理。
  • リアルなネズミなら3DCGで描けなくもない。しかし、ファミリー向け作品として考えた場合、ガチでリアルなドブネズミを90〜120分見せ続けるのは、そりゃいかがなものか。一体どんなプレイやねん。故に、リアル路線も無し。マニアック過ぎる。
  • 3DCGアニメの成功事例として、ピクサー作品「レミーのおいしいレストラン」がある。大量のネズミが登場するけれど、ファミリー向け作品としてそれなりにヒットした。だとすれば、ああいったキャラデザが妥当なのではないか。少なくとも実績はある。
そんなところじゃないかなと…。

仮にそういう感じの思考でキャラデザが決まっていったのだとすれば、どちらも別におかしいキャラデザというわけではないよなと…。当時の、あるいは現在の選択肢の中では、比較的ベターな選択、だったのではないかしらん。

まあ、実際のところどうだったのかは分からんのですけれど。自分はそのように想像しました、ってだけの話です。

#3 [comic] 人生デザインU-29、Web漫画家さんの回を視聴

この回、かな…。たぶん。

_矢島 光(漫画家)| 人生デザインU-29 | NHK

番組表で「漫画」の文字を見かけて録画してたのだけど。IT企業を辞めてWeb漫画家さんになった事例を紹介していて、なんだか興味深かった。そんなルートもあるんか、みたいな。いやまあ、銀行員から漫画家になった先生も居るので、どんなルートもありえるのだろうけど。

使ってる道具が液晶タブレットで、最近の漫画家さんは液タブ使って描くのがもはや本当に当たり前なんだなと。いいなあ、液タブ。値段、高いんだよなあ…。

IT企業に勤めてたのだからIT業界を舞台にした漫画を描くべき、と編集者さんが言ってるのを見て、たしかにその通り、と思ったり。少女漫画の世界って、学生時代にデビューしてそのまま漫画家になって、というパターンがほとんどなので、学生が主人公の漫画や、絵空事のファンタジー漫画を描いてるうちはなんとか誤魔化せるけど、例えばレディースコミックにシフトして社会人が主人公の漫画を描くとなると、現実味が全く無い、悲しいくらいに箸にも棒にもかからない漫画になってフェードアウト、てな展開が。 *1 その点、社会人経験があるというのは基礎的なところで強いよなと。経験が無いと、感覚的な部分まで緻密な取材で補完しないといけないわけで、尋常ではない努力が…。努力家タイプの作家さんなら乗り越えていけるけど、そういう部分が努力家ではない作家さんがほとんどだったりするわけで…。とかどうでもいいことを思いつつ眺めたり。

「読者をイメージできないのがツライ」という漫画家さんの発言に、なんだか共感。自分も、ガラケー用ゲームを作ってた頃、そのへん全然見えなくて。お客さんの姿がイメージできないまま作り続けるのって、どっちに進んでいいのか、どこにこだわればいいのか、分からなくてツライんだよな…。けど、どうも世の中、そういう状態で作ってる方々が大多数、みたいな感じらしくて。ターゲット層がイメージできてたような気になった、そんな体験があるだけでも随分恵まれてる、らしいのだけど、逆にそんな時期があったが故に後々ツラく、みたいなところはあるよなと。

何はともあれ興味深い番組でした。録画しておいてよかった。
*1: 「コレ、“生徒会長”を“部長”に変えただけだろ! なめとんのか…」みたいな。いや、さすがに昔の話で、今はそんなの掲載されないと思うけど。

#4 [nitijyou] 自転車で買い物に

近所のスーパーに行って夜食を購入。

スーパー内のあちらこちらで、湿った感じのゲフゲフゲフ、ゴフゴフゴブッ、てな咳の音が。ヤバイ。これはヤバイ。絶対うつされる。しかもそういう人達って、何故かマスクをつけてない人がほとんどで。目の前でマスク売ってんだから、買ってつけようよ…。食品の前でゲフゲフゴフゴフして飛沫をふりかけてんじゃねえよ…。

もっとも自分だって他人の事は言えないのだけど。会社勤めしてた頃、職場でゲフゲフゴフゴフやってて、「他のチーム員にうつされたら迷惑だろ! 帰れ! 帰って休め!」とディレクターさんから叱られたことを思い出したりして。なので、そのへんあまり言えないのでした。

とりあえず、今度からマスクをつけていこう…。一応予防効果はあるらしいし。

飛沫がついた食品はどうなんだろうと思ったけど、ググってみたらその手のウイルスは短時間で死滅するそうで。でも、唾が飛んでくっついた食品だもんな。気分的には良くないよなあ…。

夜になったら咳が。 :

ゲフッ、ゲフッ、って感じの咳が止まらない状態に。うつされたんじゃないのか、コレ…。

2015/10/20(火) [n年前の日記]

#1 [anime] ニンニンジャー、ジライヤ登場の回

当時ジライヤは見てなかったのだけど、この回、とても面白かった…。子供さんも笑って楽しんでくれそうなお茶目なシーンがあちこちに。しかも、なんだか社会風刺っぽい敵の設定まで盛り込んであって。後輩達のために、と決心するジライヤの姿が、またカッコよくて…。嗚呼、こういうおっちゃんになりたかった…。脚本も演出も素晴らしい。理想的なコラボ回、だったのではないかと。素晴らしい。

#2 [movie] リターナーを視聴

NHK-BSで放送されてたので視聴。実写版「宇宙戦艦ヤマト」「三丁目の夕日」「寄生獣」を手掛けた山崎貴監督の、監督2作目の映画。

VFX畑出身の監督だけあって、邦画に見えない邦画、という印象。設定・脚本面は、既存のハリウッド映画のコラージュというか、オマージュ連発というか。「ターミネーター」「マトリックス」「ET」「未知との遭遇」「BTTF」「レオン」…他にも色々ありそうだけど、自分は映画に詳しくないので、詳しい人ならもっと色々上げられそうな。元ネタを列挙していくだけでも楽しめそう。ここまで盛り込んで、話としてまとめただけでも凄い。ような気がしたり。

公開時期が気になってググったけど、2002年の映画だったらしい。マトリックスが1999年。リターナーが2002年。ちなみにCASSHERNが2004年。リターナー本編内でも、荒廃した未来の風景を映像化してたけど、数カットの分量であれば、2002年の時点でもアニメ並みの異世界を邦画でも作れていたのだなと。

最後のオチがイイ感じだなと思ったものの、スパッと終わらせずにダラダラさせるあたりが、実に邦画の感覚で。まるで欽ちゃんのように、泣きのシーンを引っ張り過ぎちゃうのが、この監督さんの…。いや、このくらいねっとり見せないとお客さんは泣かないだろうという判断だろうし、それが三丁目の夕日で上手いことマッチしてヒットしたところもあるだろうからこれはこれで、なのだけど。個人的にはハリウッド映画のようにスパッと終わらせて、観客の中で余韻を熟成させる、みたいな見せ方のほうが好きだなと。

何にしても、面白い映画だったなと…。ツッコミどころが多々あるけれど、どう考えても分かっててあえてやってる雰囲気なので、コレにツッコむなんて無粋極まりない。みたいな。「ねえよ! でもカッコいからよし!」と親指を立てながら見たい映画、かもしれず。

どんな作り方をしていたのか気になって、当時の記事をググってみたけれど。映像面はパッチワークのような作りだったのだなと…。いや、脚本もパッチワークだった気も。

2015/10/21(水) [n年前の日記]

#1 [nitijyou] 昼頃に地震

かなり大きく、かつ、ちょっと長い揺れで、「また来たのか」「とうとう来たか」と思ったけれど。震度4ぐらいだったようでホッとした。

_2015年10月21日 15時4分頃、 震源地は福島県沖 だったらしい。

#2 [anime][neta] 合体ヒーロー

「コンクリートレボリューション」というアニメを見ていて、ふとなんとなく。美少年2人が合体して、一人の超人ヒーローになる設定ってどうかなと妄想を。キュンとこないかなと。自分だけかな。

まあ、ソレって、「バロム1」ですけどね…。もっとも、「バロム1」は美少年って感じではないですけどね。原作の絵を思い返すと、むしろ変身後の「おっさん」の印象が強くて。 *1

「バロム1 BL」と称してリメイクする、とかどうだろうなと妄想を。BL は Boys Love じゃなくて Boys Legend、などと言い訳を。「バロム1 少年伝説」とか。…聖闘士星矢で _そういう感じのタイトル があったような。

美少年同士が合体する設定の漫画やアニメが既にありそうだなと。絶対あるよなと。未見だけど、 _「超者ライディーン」 あたりは合体しなかったのかな。…「10人のライディーン戦士が合体して」と書いてあるな。10人はちょっと多いな。美少年二人が絡み合う光景は耽美な感じがするけど、美少年10人が絡み合ったら、それはあまり耽美じゃない気がしますが、はたしてどうなんでしょうか。自分だけかな。

それはともかく、「バロム1」でググっていたら、2002年末に「バロムワン」というタイトルでアニメ化されていたと知り。画像を見る限り、やっぱり案の定、美少年にアレンジされ…され…いや…えーと…コレはちょっと違うんじゃ…どうなのコレ。合体後も美少年か美青年じゃないとあかんやんと思うけど、これじゃ「おっさん」だし…。美少年が合体して「おっさん」になるとか…ちょっとね…。夢も希望も無い…。

男女でもいいよな。 :

男女が合体してヒーローに、というと、ウルトラマンAやゴーダンナーを思い出すけど。舞台を変えればまだまだイケそうな。

例えば少女漫画でソレをやるとか。
怪人の攻撃。
イケメン美少年、ヒロインをお姫様抱っこ。
まるでタキシード仮面のように華麗に攻撃を避ける。

美少年 「チッ。仕方ねえな…。おい、お前、俺と合体しろ!」
ヒロイン 「へ?」

ヒロインの頭の中で乱舞する「合体」の文字。

ヒロイン 「(へ…変態だーっ!! この人、こんなにイケメンなのに、変態だったーっ!)」
美少年 「ばっ…馬鹿っ! 勘違いしてんじゃねーよ! そういう意味じゃねえ!」
ヒロイン 「じゃあどういう意味なんですかっ!?」
美少年 「えーと、つまり、俺と一つに」
ヒロイン 「(この人何言ってんのーっ! 頭がフットーしそうだよおっっ!)」
とかそういう。ありがちか。ラノベならたくさんありそう。でも少女漫画でそういうのは珍しかったりしないか。いや、既にありそうな気もするけど。

何にせよ、合体してヒーローになる設定は、組み合わせを考えてるだけでも色々遊べそうな気がしました。

怪人はしょっちゅう合体してる気がする。 :

例えば、戦隊シリーズ、あるいはプリキュアに出てくる怪人などは、身近にある、あらゆるものと合体して怪人になってる気がするわけで。

アレをそのままヒーロー側の設定として持ってきたら、見ていてクラクラしそうな気がする。まあ、あまりカッコよくはないだろうけど…。ただ、怪人側の組み合わせをそれぞれ思い出していけば、ヒーローの設定候補のバリエーションはいくらでもありそうだなと。

いや待て。怪人のソレは、合体と言うより、寄生じゃないのかと思えてきたり。

イケメンに何かが寄生して…。いや…ソレって寄生獣だよな…。ミギーをイケメン美少年に…。いや、右手に美少年がついてる図はキモイか…。

右手がダメなら、腹についてたらどうか…。腹に美少年の顔だけがべったりと…。ピョン吉かよ…。いや、トータル・リコールかよ…。

*1: や、自分は未読なんですけど、ググって出てきた画像を見ると、コレ、「おっさん」だよなと。

2015/10/22(木) [n年前の日記]

#1 [nitijyou] 何をしてたか忘れた

この日は何をしてたっけ…。忘れた…。

ドラえもんを子供向け作品と思ってる人は子供だし、子供の頃から好きだし今も好きですと言っちゃう人も子供、みたいなことをアレコレ考えてたような記憶はあるけれど。まあ、子供か大人か、で分類してる人は子供、とか考えたりしたような。もちろん自分も、まだまだ子供。

2015/10/23(金) [n年前の日記]

#1 [anime][neta] POVについてぼんやり考えたり

POVとは「Point of View」、作中の視点の存在がはっきりしたショットのことで、主観的な映像として用いられるカメラワークを指します。

最近のアニメのPOV(主観)カメラ演出あれこれ - DayTimeDreamer より


_最近のアニメのPOV(主観)カメラ演出あれこれ - DayTimeDreamer という記事を目にして、なんだか面白いなーと。

眺めているうちに、そういや _「太陽の王子 ホルスの大冒険」 でもそういうカットがあったなと。ホルスが斧を投げて崖を上って、そこに敵が、みたいなシーンで。

本棚から「ホルスの映像表現」を引っ張り出して確認したりして。高畑監督は「見た眼」と呼称してるな…。観客に、登場人物になったつもりでここは見てほしい、てな時に使えるよ、ただし問題点もあって、みたいなことが書いてあった。

どちら側でPOVを使うか。 :

そこでふと思ったのだけど。ガルパンのPOVって、敵側でもやってたかなと。どうも主人公側のみが使ってた、そんな印象が残っていて。いや、自分の勘違いで、敵側でもやってたかもしれないのだけど。

仮に、主人公側でしかPOVを使ってないとしたら…。もしかすると水島監督は、バスガイドよろしく、「ハーイ、視聴者の皆さん、感情移入するならこっちですよー」と視聴者の心理を誘導し続けていたのだろうか、という疑問が湧いてきたり。もしそうだとしたら…そのあたりが水島監督のバランス感覚、ジャッジ能力、だったりするのかなあ、みたいな。

いや、自分の勘違いで、敵側でもフツーにやってたかもしれないのだけど。

自身が映らない問題。 :

なんとなく、GoProというカメラの事を思い出したり。小さいカメラで、頭につけて撮影できる。つまりはPOV映像撮り放題のカメラなのだけど。

で。特命戦隊ゴーバスターズのOPで、おそらくはGoPro相当のカメラを使ってヒーローがアクションする映像を流してたことを思い出して。

ただ、ゴーバスターズのソレは、どうも武器にカメラを装着してヒーローが動く様子を撮影してたなと。POV映像にするなら、役者さんの頭につけて動かしたほうがいいだろうに。なんでだろ。

と思ったところで気が付いた。役者さんの頭につけて撮影したら、役者さんの姿がさっぱり映らないよなと。それって、見てる子供達には全然カッコよく見えないだろうなと。

つまり、「このキャラはこんなにカッコいいんですよ!」てな映像を見せたい時、POVはちょっと難しいところがあるのだなと。

小津映画。 :

POVのことを調べてたら、小津安二郎作品を思い出したり。恥ずかしながら、自分は小津作品を全く見たことが無いのだけど、何かの映像で、人物を真正面から、バン、バン、と捉えている映像だけはどこかで見た記憶があって。

当時は、「なんでこんな撮り方をするのだろう」と不思議に思ったけど。要するに、アレもPOVだったのだなと。

_小津の切り返しショット[2]:視線の先には誰もいない : 知ったか野郎のボヤきサイト

ただ、何のためにそんな撮り方をしたのかは、自分は分からなくて。劇中に観客も同席してるような、そんな感覚にさせたくて、POVを連続で使った、とかそんな感じなのだろうか…。

1話丸々POV。 :

1話丸々POV映像ってできんかなと。実験作品になるだろうけど、たぶんできそう。最後の最後で「えっ。コイツの視点だったのかよ! やられた…」みたいな。

おそらく、既にそういう作品が、いくつか存在してるであろう予感も。

#2 [movie] 「るろうに剣心」実写版第1作目を視聴

TVで流れてたので途中から見てみたり。前にも一度見たような記憶もあるのだけど、どうだったかな…。

主役の役者さん、やっぱりカッコいいなと。ていうか、演技が凄いなと。考えてみたら、ライダー電王で主人公を演じてた時から凄かったよなと。

ライダー電王の主人公は、他のキャラに体を乗っ取られてしまうことが度々ある、という設定で。個性的なキャラが、たしか5人ぐらい居て、それが次々に主人公の体に乗り移る。

それってつまり、主役の人は、たった一人で6人のキャラを演じ分けなきゃいけないわけで。これはどう考えても結構大変。しかも、見た目はかなり若い人だし、そこまでの演技力があるのかどうか見ていて不安になりそうなものだけど。

ところが、「ああ、今、あのキャラに乗り移られた」って感じにしか見えない。あまりにも演技が上手すぎて、うっかりすると凄い技を見せられてることを忘れてしまうぐらいに凄かった。

「るろうに剣心」でも、それに近いことをやっていて。主人公が追い込まれて、人間性が豹変したり、元ののんびりした感じに戻ったり。鬼が憑依した瞬間、抜けた瞬間、てなあたりを表現できてたように思えたり。ということで、あの主役の人はやっぱり凄いと、この映画を通じてまたしても再認識。

ソレとは別に。日本の時代劇も、随分カッコよくなったなと…。でも、監督はハリウッドで勉強してきた方だし。アクション監督は香港で勉強してきた方だし。日本が独自にカッコよさを極めてきてこうなったわけではなくて、外の血を入れなければ、ここまでカッコよくならなかったのだよなと考えると…。

他の畑のアレコレを馬鹿にしてちゃいかんよなと。「これは映画じゃない」「こんなの邦画とは呼べない」とか言ってるようではダメだなと。「スター・ウォーズから学ぶべきものは何もなかった」とか言ってたら全然ダメ。とか、そんなことを思ったりもしました。

2015/10/24() [n年前の日記]

#1 [anime][neta] 幼馴染の女の子が朝起こしにきてくれるソレ

唐突に、なんとなく。ラノベや漫画やアニメでよくありそうだけど実はあまり見かけない、幼馴染の女の子が朝起こしにきてくれるソレ、の女の子、が別の何かだったらどうなるかなと妄想を。

地球人じゃなくて宇宙人だったらどうなるだろう。宇宙人と言っても、「うる星やつら」のラムちゃんとか、「To LOVEる」の誰かしらとか、見た目地球人に見えるソレじゃなくて。ガチでスライムにしか見えない宇宙人少女、みたいな。

そんな方向で色々妄想して16Pの漫画ぐらいにはなりそうな感じになってきたのだけど。ふと気づいてしまった。ソレって「シドニアの騎士」じゃん…。

いや、自分が妄想してたのはスライムで、シドニアはチ○コだけど。どっちも見た目は似たようなもんだし…。シドニアの原作本は未読だけど、なんだか巻末のおまけページでそういうの描いてそうだよなと。4コマ漫画で描いてあったりしそう。下手すると、本編内でそのまんまの描写があるかもしれない。なんだか絶対にありそうな気がしてきた。「○○さん、朝ですよー」とかあのキャラは言いそう。自分の脳内のシドニアのイメージでは100%の確率でそういうコマが混ざってる。

差別化せねばなるまい。しかし、どうしよう。

どうでもいいか。

#2 [anime][neta] 「人間の愚かさ」を描いてきた云々

ふと、「高畑勲監督はずっと人間の愚かさを描くことに専念してきた監督である」みたいなフレーズが脳裏に浮かんだのだけど。

考えてみたら、それは富野監督や宮崎駿監督にも当てはまってしまうなと。ていうか、何かしら「人間の愚かさ」を描いたことのない監督って居ないんじゃないか。「人間の愚かさを描き続けた監督」というフレーズは、誰にでも使えてしまう便利なフレーズなのではないかと思えてきたり。

と思ったけど。ひょっとすると高畑監督は、悪意を持った人間が愚かなことをする、という状況はほとんど描かず、悪意どころか善意もしくは正義感を持ってやってるのに愚かなことをしている、という状況を多々描いてきたのでは、という気もしてきたり。

例えば、「火垂るの墓」の主人公は、基本的には自分が正しいことをしていると思っているはずで。しかし、その行動は、子供の幼稚さがある故に愚かでしかなく。

「かぐや姫〜」の翁は、全ては姫のため、とアレコレするけど悪手の連続で。男親の善意から生まれてしまう愚かさを描いていたわけで。

「ぽんぽこ」の日本人も、自然破壊について何ら悪意は持ってない。住宅地その他を開発することは正しいことなのだ、と思いながら主人公達の住家を破壊し尽すわけで。

「ハイジ」に登場する大人達も、悪意を持って何か酷いことをする、というわけではないような。例えば、ロッテンマイヤーさんは、別に悪意を持ってるわけではないだろうし。ちゃんと子供を躾けなきゃダメだ、と責任感を持ってハイジを精神的に追い込むわけで。

ただ、「ホルス」だけは、例外のような気はしたり。アレは、倒すべき明確な悪が存在してる。しかし、東映動画を追い出された後、高畑監督は明確な悪を設定しない作品ばかり作っているような…。

もしかすると、ホルスの時点では、監督は人間というモノに希望を見出していたのでは。そして、東映動画を追い出された時、監督の中には人間に対する絶望が産まれてしまったのでは。そして、それ以後、俺以外の人間はみーんな馬鹿ばっか、てなところを描き続けた…。

押井守監督は、延々「ビューティフルドリーマー」を作り続けてる監督だけど。高畑監督も似たようなもので、延々「悪意なんて持ってないのに愚かなことをしてしまう人間の姿」を描くことに固執し続けている監督、だったりするのだろうか。

とかそんなことを思ったけど、どうも考えがまとまりませんで。

まあ、仮にそうだとしても、それ故に登場人物を突き放して冷徹さや残酷さを感じるほどに、淡々と描写する作家性を会得したのだろうから、それはそれで、なのですけど。

2015/10/25() [n年前の日記]

#1 [tv] 新・映像の世紀を視聴

途中から視聴。第一次世界大戦の映像が紹介されて、面白かった。いや、面白かったという言い方は不謹慎か。何せ、次から次に死体がゴロゴロ出てくる映像だったし。興味深い番組だった、とでも言っておいたほうがいいのだろうか。

途中から見たので、これは再放送で最初から見たいなと思ったものの、再放送スケジュールはBSで放送されてるアニメ番組と重なっていて見れそうになく。どうしてわざわざアニメ番組が3つも重なってる一番酷い曜日・時間帯に流すのかな…。1日2日ずれていれば、あるいはたった数時間ずれていれば見れるのに。どうもNHKの番組スケジュールとは相性が悪い…。

2015/10/26(月) [n年前の日記]

#1 [anime][neta] 「またつま」

唐突になんとなく。ルパン三世に登場するゴエモンの、「またつまらぬものを斬ってしまった」を略せないのかなとしょーもないことを考え始めてしまったのでメモ。例えば、またつま、とか。

ゴエモンが斬鉄剣を振るって対象を斬った後、斬鉄剣を鞘に収めながら瞑っていた目をカッと開いて「またつまッ!」と叫ぶと対象が空中でパッカーン、みたいな。…これはこれでなんだかカッコいい気がする。

そのタイミング、戦隊ヒーローのアレじゃん。

記憶が定かじゃないけれど、たしかTVSPのどれかで、「またつま」について少し捻った台詞を喋らせてた、そんな記憶も。そういうノリで、色々アレンジができそうな気もする。ていうかTVSPで何度かしてたと思うけど。

ゴエモン、斬鉄剣で○○を斬る。
ゴエモン 「またつまッ!」
次元 「なんだそりゃ?」
ゴエモン 「『またつまらぬものを斬ってしまった』の略でござる。
      近頃この台詞にも飽きてきたのでな。多少省略できぬものかと」
次元 「ハッハッハ。たしかに散々聞かされてる気がするぜ。
    一仕事に1回は言ってんじゃねえか?」
ゴエモン 「酷い時は3,4回言ってるでござるよ…またつま」

次元とゴエモンを乗せてその場を去っていくフィアット。

自分、またつまらぬことを妄想してるなあ。

2015/10/27(火) [n年前の日記]

#1 [cg_tools] CLIP STUDIO PAINTを1.5.0にアップデート

アニメ制作機能がついた CLIP STUDIO PAINT 1.5.0 が公開されたらしいのでワクワクしながらアップデート。

もっとも、自分が持ってるのは CLIP STUDIO PAINT PRO なので、アニメ制作機能は24コマ分しか使えないという制限があるのだけど。上位版の EX ならそのあたりの制限が無いらしいので、おそらく PRO や DEBUT は、アニメ制作機能については体験版のような位置づけなんだろうなと。それでも、基本操作は学べるし、24コマ/秒のアニメと仮定して3コマ打ちなら3秒分は作れるので、ひとまず遊んでみるにはコレで十分かもしれず。

仕様は、レイヤーウインドウ内にアニメーションフォルダを作ると、そのフォルダが1つのタイムラインになる、みたいな感じだった。後は、アニメーションフォルダ内にレイヤーを作って、タイムラインウインドウ上で、「このフレームではこのレイヤーを表示しろ」的に指定すればいい。最初、「このレイヤーを表示しろ」の指定方法が分からなくて悩んだけど。該当フレームで右クリックして選べば良かったのだな…。

おそらく、漫画家さんやイラストレーターさんが CLIP STUDIO PAINT を使ってたりするのだろうけど。そういった方々でも、ちょっと試しに遊びでアニメを描いてみることができるようになったのは良いことだよなと。

関連情報をググってたら、Photoshop Elements も GIFアニメを作れるらしく。ただ、この手のソフトでよくある、レイヤーを1コマとして扱う簡易仕様だから、所詮はパラパラ漫画。その点、CLIP STUDIO PAINT なら、凝ったレイヤー構成も可能。何より、タイムシート相当の概念があるので、パラパラ漫画じゃなくてアニメに近いものが作れるよなと。 *1
*1: 自分の中では、タイムシートの概念が無いものは「パラパラ漫画」で、タイムシートの概念が有るものは「アニメ」なのです。

2015/10/28(水) [n年前の日記]

#1 [cg_tools] CLIP STUDIO PAINTを勉強中

公式サイトの講座を眺めながら、アニメ制作機能をちょこちょこ試してたり。

_うごくイラストの作り方&描き方 - CLIP STUDIO PAINT 使い方講座 - CLIP | 創作活動応援サイト
_うごくイラスト制作の手順
_うごくイラストの練習
_アニメーション作りの基礎知識
_中割りしてみよう
_線画のコツ

タップ割りまで解説してる…。いや、RETAS作ってる会社だから、このくらいは当たり前なのか。

最初、目パチの練習をしてみたら、どうも動きがおかしくて。3コマ打ちだと遅すぎて、目パチしてるように見えず。1コマ打ちじゃないと、らしく見えてこない。これで合ってるのか、それとも間違ってるのか。自分がいかにアニメをちゃんと見てないか痛感したり。いやまあ、フツーは目パチをコマ送りで見たりはしないだろうけど。

ググって、その手の解説ページを読んでたら、何がマズいか分かった。 これなら3コマ打ちでもらしく見えた。というか、前述の講座ページでちゃんと説明してあったことに、今頃気づいた…。

中目の時の瞼の位置をちょっとずらすのは、「ツメ」と呼ばれるソレなんだろうなと。

_Flashアニメ作家・青池良輔の「創作番長クリエイタ」 (23) アニメーションで大切な「詰め」について考える | マイナビニュース
_第3回 動画のお仕事あれやこれ(前編)
_タメツメのツメの話。 - 異教徒たちの踊り
_Animation OBAKE: Slow in & Slow Out (スローインとスローアウト)

まあ、JavaScriptその他で easing 使ってる人なら「ハイハイ。アレね」と分かる話ですな。

_Easing Function 早見表
_イージングの仕組み - イージングとはなにか | CodeGrid

2015/10/29(木) [n年前の日記]

#1 [nitijyou] 自転車で買い物に

ヨークベニマル、サンドラッグに寄って、夜食その他を購入。

2015/10/30(金) [n年前の日記]

#1 [nitijyou] 体調悪い

なんだか寒気が。寝る。

2015/10/31() [n年前の日記]

#1 [cg_tools] CLIP STUDIO ACTIONを試用

カメラ固定の場合は CLIP STUDIO PAINT でアニメを作れる、とは分かったけれど、それをPANさせたり等はどうやるのかなと思ったわけで。

どうやら、カメラワークをつけたい時は CLIP STUDIO ACTION というソフトで作業するらしい。試しに使ってみたり。

セルシス公式サイトには、CLIP STUDIO PAINTユーザは無料でACTIONを使えますよ、と書いてあるのだけど。ACTION起動時に CLIP STUDIO PAINT のライセンスコードを入力しても「そんなコード知らねえ」と怒られてしまう。どうなってるんだ…。とりあえず、30日間だけ使える体験版(機能制限なし)で起動してみた。

個人的には、ACTIONからの書き出し時にスムージングが使えるのではないか、スムージング結果の具合を確認したいと思ったのだけど。残念ながら、そんなオプションは見当たらなかった。

一般的に日本の商業アニメは、色塗り作業・仕上げを楽にするために、線画を2値化して仕上げを行い、撮影時にスムージング・アンチエイリアス処理をかけて背景とセル相当部分を合成、ということをやってるはずで。なので、ACTIONにはスムージングをかけつつ書き出しする機能がないとなると、これはちょっと厳しいなと。現状では RETAS の代替にならんのだろうなと。もっとも、CLIP STUDIO PAINT で、線画をベクター線で描けば、もしかすると違う結果になるのかもしれない。

カメラワークの指定については、FLASH と似たノリを感じた。各キーフレームで表示位置を数値で指定して、その間を補間してくれる、みたいな。あるいは数値指定ではなく、画面上でハンドルを操作することでも、拡大縮小回転移動をざっくり指定することもできる。

出力解像度より大きい背景を描いて、それをPANさせたいと思ったけれど、CLIP STUDIO PAINT から ACTION を呼び出すと、CLIP STUDIO PAINT のキャンバスサイズがそのまま渡されるようで、どうやって大きい画像を描いたらいいのかよく分からず。別途描いて素材としてインポート、とかそんな感じだったりするのだろうか。よくわからんです。

以上、31 日分です。

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