mieki256's diary



2015/10/13(火) [n年前の日記]

#3 [zatta] 仲間が増えてほしい世界と仲間が減ってほしい世界

一人でも多く、優秀な仲間が増えてほしい世界と、一人でも多く、優秀な仲間が減ってほしい世界って、たぶんあるよなと。

プログラミングの世界は…。できれば仲間が増えてほしい世界、だろうなと。優秀な新人が現れて、便利なライブラリ、高速なライブラリを書いてくれたら、こりゃありがたい話で。だから、プログラマーを増やせるものなら増やしたい。プログラマーが増えれば、その中から優秀なのがポツポツ出てくる可能性が高まる。自分の作業も楽にしてくれる。故に、教育に有効なアレコレがあったほうが絶対にイイだろ、と考える。お前達、立派に育ってくれ。そうなりゃ俺が楽できるから、みたいな。

漫画とか、アニメとか、小説とか、音楽の世界は…。できれば仲間が減ってほしい世界、かもしれないよなと。自分と似たような作家性を持つ作家さんが居たら、事故にでもあって死んでくれないかな、とか平気で思いそう。ソイツが死ねば、自分のところにだけ、その種の仕事が入ってくるようになる。だから、新人を教育するなんてもってのほか。才能あるヤツは難癖つけて心を折って業界を去っていくように仕向けたい。そんなイジメを受けながらも耐え忍んで芽が出た作家は、これはもう強靭な精神力を持っている人物に違いなくて。つまり、人間性がヤバイ系の人達ばかり残ってる業界、だったりしそうな。

などと妄想したけれど、実際には、後進を育てるべく活動してる作家さんが結構居て。アレはどういうロジックなんだろう…。

余裕があるかないか、なのかな。自分のポジションは揺るがないと分かってる作家さんなら、後輩達を育てることもできるのだろか。プライドだってあるし。新人を叩き潰して回る作家より、育てる作家のほうが、社会的に見て絶対カッコイイ。そのくらいの見栄張れなくてどうするよチンケ過ぎるだろ、ってところはあるだろうし。

育てることで飯を食う、という道だってあるか…。作家として飯を食うのではなく、教育者として飯を食っていても、仕事があることに違いはないし。

アニメ業界あたりは、作業量が多過ぎて大変なので、一人でも仲間が、ただし優秀な仲間が増えてほしい、と思う職種もありそうな。全カット俺が描くぞ、しかもこの日数で、とか無理だし。誰か手伝ってよ頼むよ、と思うだろうし、こんなダメなの上げてくるなよ俺の手間増えるだろ頼むから育ってくれよ、とも思うよな…。でも、手伝ってもらった分、報酬が減るとなったら話が変わってきそう。

オチは無いです。単に、業界によってそのへん違ってたりするかもな、と思ったのでなんとなくメモしただけで。

以上です。

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