mieki256's diary



2013/03/01(金) [n年前の日記]

#1 [pc] GIMPを2.8.4にアップデート

GIMP Portable を、2.8.2 から 2.8.4 に更新。ついでに、GIMP 2.6.11 も、2.6.12 に更新。

そろそろ 2.6.x ではなく 2.8.x だけにしても大丈夫だろうか。いや、一部の script-fu が 2.6 までしか対応してなかったりするようだから、残しておいたほうがいいのかな…。

2013/03/02() [n年前の日記]

#1 [dtm] アルペジオを作れるVSTiを試したり

BlueARP というVSTを使うと、アルペジオが簡単に作れるらしいと知り、試しに使ってみたり。

_KVR: BlueARP - VST Arpeggiator development - let's discuss!

解説ムービーのとおりに操作してみたら、たしかにそれっぽい感じに。BlueARPと、鳴らしたいVSTi の、MIDIポートの番号を合わせないと鳴らないあたりで少しハマったけど。

せっかくだから鳴らす音源を変えて、と思ったところで少し困った。FL Studio に付属している Sytrus や Autogun は、FL Studio と親和性が高いネイティブ版とやらなので、MIDIポートの指定等ができず。

MIDIポートの指定等をしたいなら、VST版を Image-Lineのサイトから入手してインストールしないといかんらしい。
それはともかく、FL Studio にもアルペジオを作る機能があるので、もしかするとソレを使っても似たようなことができるのかもしれず。もっとも、BlueARP はリアルタイムに鍵盤を弾いてソレができるのが売りなのだろうけど。

#2 [pc] Scroll lockが怪しい

何かの拍子に、キーボードの Scroll lock が点灯したままになる。なんでだろ。

原因が分かった。FL Studio だった。Auto Scroll の有効/無効が、Scroll lock キーに割り当てられていたらしい。

それはともかく。自分の環境(WIndows7 x64)では、 _Change Key を使って Scroll lockキーをCaps lockに、Caps lock は Ctrlキーにしてるからちと困る。毎回ソフトウェアキーボードを起動して Scroll lock をオフにしているけど、実に面倒臭い。

何かのキーの組み合わせで、あるいは何かのソフトを起動して、Scroll lock をオンオフしたりできないものか…。FL Studio も、ソフトウェアキーボードも、Scroll lock のオンオフができているんだから、プログラムでもやれるんだろうけど。

#3 [windows] Program Files以下が変な状態になってしまった

VSTiのプリセットを整理しようと、C:\Program Files (x86)\Vstplugins\ 以下のファイル群をリネームしたり削除したりしていたのだけど、なんだか妙な状態になっていることに気がついた。あふで表示したファイル一覧と、エクスプローラで表示したファイル一覧が異なっている。エクスプローラ上で削除したはずのファイルが、あふのほうでは残ってたり。どうなってるんだろう…。

環境は Windows7 x64。Windows XP の頃と違って、Windows7 は C:\Program Files (x86)\ 以下がややこしいことになっている、という話をどこかで見かけた記憶もあり。一応、あふの起動後に Alt + Shift + z を押して、管理者として起動した別ウインドウのあふで作業してるんだけど…。

HDDが壊れてしまったんだろうか。チェックディスクをかけてみるか…。でも、Windows7 x64 でチェックディスクをかけるとHDDが破壊されるという話も以前見かけたような記憶も。

2013/03/03() [n年前の日記]

#1 [windows] Program Filesは1つじゃないらしい

C:\Program Files (x86)\Vstplugins\ 以下を弄ってたらファイル一覧が妙な状態になった件だけど。関連情報を検索してみたら、そもそも今時の Windows は Program Files (x86)\ が1つじゃないそうで。セキュリティ向上のために勝手に中身を書き換えられないようにしたけれど、その代わりに仮想で書き込むフォルダを用意してそちらにファイルを書き込んでいるのだとか。

_64bit Windows7のメニューバーに出る「互換性ファイル」って何で.. - 人力検索はてな
_Vistaの互換性ファイルという仕組み - Net MOUNT
_Windows Vista/7 のファイルの仮想化(Virtualization)について

なるほど、C:\Users\アカウント名\AppData\Local\VirtualStore\Program Files (x86)\Vstplugins\ というフォルダがたしかに存在する…。というか、エクスプローラで開いた際に、上のほうに「互換性ファイル」というメニュー項目が増えていたことに全然気づかなかった…。

2013/03/04(月) [n年前の日記]

#1 [dtm] SuperSawが気になる

_SUPERSAW oscillator - YouTube_"Supersaw" "Roland Jupiter 4" Analog Synthesizer - YouTube を見て、SuperSawなる音色って凄いんだなあ、この音色はカッコイイなあ、と思ったり。

似たような音を出せないものか。検索したら、 _Synth1でSuperSawっぽい音を作る手順 を見つけたので、真似してみたのだけど。たしかにそれっぽい感じ。でも、何か違う感じもする。

更に検索してみたら、フリーのVSTiで、最初からそれっぽい音が出せるものがいくつかあるようだと知った。色々DLして試してるところ。

2013/03/05(火) [n年前の日記]

#1 [dtm] SuperSawについてまだ調べてたり

そもそも FL Studio に入ってる Sytrus の標準プリセットにそれっぽい音があることに気付いたり。Synth string の中の、 あたりが、もしかするとなんだかちょっとそれっぽい、ような気もしてきた。また、Pad の中にも Supersaw という音があるけれど、これは名前が同じでも、何かちと違う印象の音。

Image-Lineのフォーラム?にもプリセットが投稿されてるようで。

_A sytrus supersaw (Topic) - Image-Line
_Low CPU Supersaw 2 (much better sounding this time!) (Topic) - Image-Line
_Yet another Epic Sounding Supersaw! (Topic) - Image-Line
_CAN SOMEONE PLEASE MAKE ME THIS SOUND? (Topic) - Image-Line

「sytrus supersaw」で検索すると投稿記事が見つかる模様。

フリーのVSTiでSuperSawっぽい音が出そうなものをメモ。 :

_GWAVEII、爺馬〜(GFPBETA)
_Lallapallooza lite (LPLL2)
_Synth1
_Oatmeal
_Voyager
_SuperWave P8
_Xhip
_TranceDrive
_Transcender SE
_COSMOS-2

標準で入ってる音色バンク?に含まれてないものの、先輩方が公開してくれてるプリセットをDLして読み込ませるとそれらしい音が出るVSTiも列挙。

2013/03/06(水) [n年前の日記]

#1 [windows] BlueGriffonちょっとヤバイ

WYSIWYGでhtml編集ができるBlueGriffonというソフトがあるのだけど。インストーラに、 _Delta toolbar というヤバイ感じのプログラムまでついてきてるようで。インストール時にチェックを外したりキャンセルを押したりしないと一緒にインストールされてしまうので注意。

zip版には含まれてないように見えるので、そっちを解凍・インストールしたほうがいいかもしれず。とメモ。

2013/03/07(木) [n年前の日記]

#1 [dtm] MIDI再生環境について調べたり

_MIDIとは (ミディーとは) [単語記事] - ニコニコ大百科 を眺めてたら、BASSMIDI Driver、VirtualMIDISynth、なる単語が目に入って気になったわけで。

MSGSの代替になるMIDI音源。 :

_MIDI音源導入サポート的なもの
_各MIDIドライバーの使用方法
_BASSMIDI: The Freeware MIDI Driver!
_VirtualMIDISynth - CoolSoft

最近の Windows には、標準で MSGS(Microsoft GS Wavetable SW Synth / Microsoft Synthesizer) というソフトウェアMIDI音源が入っているのだけど。ソレを代替して、Soundfont を鳴らせるのが、BASSMIDI、VirtualMIDISynth、らしい。解説記事を見ながら、Windows7 x64 にインストールしてみたり。

Windows Vista/7 は、Windows XP と違って、MIDI出力先を変更できなくなっているのだけど、BASSMIDI も VirtualMIDISynth も、各設定プログラムでMIDI出力先を変更する機能がついているので、少し便利そう。もっとも、自分の場合は _MIDIせれくたー を使わせてもらって、出力先を変更しているのだけど。

ちなみに、一説によると、Windows8 ではとうとう該当レジストリ項目(MIDI出力先設定)を見ない仕様になったらしく。Microsoft によって、どんどんMIDIが殺されていく、そんな印象。

さておき。MIDI出力先を BASSMIDI や VirtualMIDISynth に切り替えつつ、Windows Media Player でMIDIファイル(.mid)を再生してみたのだけど。音自体は MSGS と比べて全然マシになったんだけど、何かちょっと物足りないというか。Windows Media Player って、MIDI音源を制御するためのデータをちゃんと送ってるのだろうか。不安になってきた。

MIDI再生プレイヤー。 :

以下のMIDI再生プレイヤーを試したり。

_MidRadio Player
_TMIDI Player
_MIDI View LE

MidRadio Player はXG音源(S-YXG20相当?)がついているので、コレを使って .mid を開くだけでも全然印象が変わる。まあ、その内蔵音源は、MIDI音源として外部から使えない、という話に一応なっているあたりがなんだか惜しいけど。

TMIDI Player は、Windows98時代?に使ってた記憶もあるのだけど。一応 Windows7 x64上でも動作した、ように見える。たぶん。

MIDI View LE は、作られた時期が新しく、Windows7 も動作対象になっていた。TMIDI Player ほどアレコレ表示してくれるわけではないけれど、各パートの音量を表示してくれるあたりはイイ感じ。ただ、ファイルを渡したら即自動再生する方法がちと分からなかった。

MidRadio Player は、Ver. 7 と Ver. 6 で音が違うそうで。最初は 7 をインストールしたのだけど、違いとやらが気になってきたので、一旦アンインストールして 6 を入れてみたり。6 は Windows7をサポートしてるか不明だったけど、一応 Windows7 x64 でも動いてるように見える。知らないところで不具合があるかもしれないけど。

2013/03/08(金) [n年前の日記]

#1 [cg_tools] CLIP STUDIO PAINT PROをアップデート

CLIP STUDIO PAINT PROを 1.1.1から1.2.0にアップデート。…単体で起動できなくなって、CLIP STUDIO を起動してから「PAINT」をクリックして起動するようになっていた。おそらくはコミュニティサイトへの誘導を増やしたくてそうしたのかなと想像するのだけど、ちょっと面倒臭い…。

このソフト、ネットに繋がってない環境で起動しようとしたらどうなるんだろう。

#2 [cg_tools] Shadeの操作で悩む

「( )」みたいな形状を作ろうとしたのだけど、どうやって作るかで悩む。

一旦は blender を起動したものの、作り方がイメージできず。慣れてしまってる Shade 12 Standard を起動したり。

最初に試したのは、ブール演算。太い円柱、細い円柱、四角い箱を作って、太い円柱から細い円柱を引いてパイプ形状を作り、そこから更に箱を引いて形にする。一見よさそうに思えたけれど、出来上がったポリゴンメッシュ形状に「角の切り落とし」をかける方法が分からなくて詰まってしまった。

また、ブール演算は、生成結果がガクガクした形になってしまって大変よろしくない。もっともこの問題は、後になって解決方法が分かった。 今頃知ったのだけど、Shadeには、最近追加された「ブール演算」機能と、以前から使えていた「ブーリアンモデリング」機能があるそうで。「ブーリアンモデリング」は、「ブーリアンレンダリング」とほぼ同じ分割結果を生成してくれるらしい。

次に試した作り方は、横の断面を、閉じた線形状で作って、回転で立体化する方法。あらかじめ「切り落とし」をしたかのような断面を作っておけば、「切り落とし」がされてるようなパイプ形状を作ることができる。そこから箱を「ブーリアンモデリング」で引いて形にする。

その次に試したのは、全てを自由曲面でやり遂げる方法。切り落とし済みのパイプ形状を作るまでは前述の流れと同じだけど、そこから更に、線形状の切断を使って制御点を増やし、不要な制御点を削除してから断面に相当する線形状を「複製」、「一点に収束」させて断面に蓋をする。これなら断面にも「切り落とし」がかけられるので、一番手間がかかるけど、最も目的に近い形状になってくれた。

さて、Shadeの自由曲面で形を作る方法は見えたけど、コレを blender や Metasequoia 等のポリゴン系ツールでやるにはどうすれば…。

#3 [nitijyou] 自転車で買い物に

親父さんの電動自転車を以下略。ヨークベニマルとカワチとミニストップとダイソーとに寄ってきたり。

帰り、釈迦堂川の河原で遊んでる中学生達の姿を見かけたのだけど。原発事故で汚染された県とは思えない光景だな、てなことをぼんやりと。まあ、長期に渡ってそこに住んでるとどうなるかわからないという話であって、釈迦堂川近辺で遊んだらたちまち次の日から寝込むというわけでもないんだけど。

いや、考えてみたら、川の汚染云々については、原発事故云々と関係なくもっと酷い状態だよなと。お袋さんは、小学生の頃、体育の授業として、阿武隈川で水泳をさせられたらしいのだけど。今の阿武隈川でそんなことしたら、次の日から子供達が高熱を出して寝込みそう。水がめちゃくちゃ汚れてるし。

除染云々より、川の水を綺麗にするほうが優先順位としては高いんじゃないの、という気もしてきた。

2013/03/09() [n年前の日記]

#1 [digital] 指じゃ荒過ぎる

指で触って操作するスマートフォンやタブレット端末がたくさん登場してくれたのは嬉しいこと、ではあるなと。富士通のタッチおじさんの素晴らしさをようやく世界も認めてくれたか!みたいな。

でも、指を使うことしか想定してないポインティングデバイスでは、お絵描きに使うには荒過ぎるよなと…。

幼児やアフリカ原住民が、ウンコ座りして地面に何かしらを描く時ですら、そのへんに転がってる木の棒を使ったりするわけですよ。指で地面にお絵描きなんかしない。つまりはそのぐらい、指先ってのは、お絵描きする道具としてはイマイチで。

木の棒を動かすよりも、指先を動かすほうが、脳にとっては、より正確に間違いない制御ができるはずなのに、それでも木の棒を使うのは何故でしょうかね。

要するに、指には精度が無い。太過ぎる。細かいことができない。大雑把に「このへん」を指すことはできても、細かく「この点」を指すことができない。といったあたりなのかなと。

今時は、ペンでも指でも両方入力可能、みたいな入力デバイスがWACOMから出ていたりもするわけで。となると、巷の機器が指の太さしか受け付けないのは、技術の問題ではなく意識の問題なのだろうなと。

ジョブズは指で操作するスタイルだけを提示してみせたけど、ニンテンドーDSや、昔のPDAを眺めれば、その先があるぞ、もっと便利にできそうだぞと気付くはずで。この先も永遠にジョブズの猿真似で終わるのか、もっと未来を提示するつもりがあるのか、各メーカはそこを問われてる、ような気がしたり。

ウンコ座りして指でゴシゴシレベルで終わってしまうのか、木の棒使う段階に進むのか。みたいな。

ということで、自分は enchantMOON に期待してるのでした。アレに触った技術者・開発者が、「コレやべえ。ペン描きってめっちゃ気持ちいい。脳汁出てきた」的に気付いてくれたら、その後の流れが変わるかもしれない、てなことを夢想。

や。単に自分はコンピュータでスイスイお絵描きしたいだけなんですけど…。どのタブレット端末もペン入力をサポートすれば量産効果で安くなるはず、みたいなズルいことを。スイマセン。

PDAはどうして普及しなかったんだろう。 :

昔のPDAはペン入力が当たり前だったけど、それらが普及せずに、より荒い入力しかできない iPhone が普及したのは何故なんだろう、てな疑問も。

本体スペックが向上したことでユーザ体験が大きく変化したから、とか?

あの大きさだと細かいペン操作より大雑把に指示するほうが快適さが損なわれない、とか? でもソレを言ったら、ニンテンドーDSがヒットしたのはどうして、という話に。…まあ、ニンテンドーDSの全ソフトが、ペン入力を使ってるわけでもないだろうけど。

#2 [digital] KONAMIのPICNOってあったよね

「たのしくテレビに絵が描ける」と謳った、 _ピクノ という玩具が大昔にKONAMIから出てたけど。今になって考えると、アレ、本当に惜しかったよなと…。もうちょっと行けばニンテンドーDSに近い何かになれたのかなと。何が足りなかったんだろう。 *1

どうしてドーンと一般受けしなかったんだろう。TV画面と、お絵描きする面が、分離してたあたりが、やはり厳しかったのだろうか。液晶タブレットみたいな形にして、おもむろに、TV画面に直接描けたら、印象が違ったのかな…。

でも、あの頃のTVってブラウン管だから、一緒にしようとしたら静電気バリバリで手がビリビリ。子供が泣きそう。いや、そもそもそんなもんの上にタブレット面を設置したら、誤動作するかもしれんか。内部で高電圧を発してるブラウン管TVに触らせるってのも、安全面で色々問題がありそう。

子供ですら使えるコンピュータ、しかも、ゲーム機以外の使い方、という点では先見性があったように思うのだけど。
*1: いや、方向性が全然違うか。アレはどちらかというと、社内で使われてたグラフィックツールを商品化、なノリに近いのかな。あのグラフィックツールの名前、忘れてしまったけど。

#3 [digital] ニンテンドーDSとiPhone

コレって前にも書いたっけか…? いいや、またメモしておこう。

ニンテンドーDS(以下NDSと記述)と言えば。iPhoneが出てきた背景にはNDSの普及があるはず、と自分は邪推してるのだけど。どうなんだろうなと。 そんなSF小説のような光景を、一時でも現実にしてしまったのが、NDSなわけですが。

そんな光景をチラリと目にして、未来のコンピュータはどうあるべきか、延々語り(騙り?)続けてきたジョブズのような人間が、ピンとこないわけないだろうと。

もちろん、 _Newton その他 _PDA の失敗事例、日本のガラケー文化の発達、 _アラン・ケイが提唱したDynabook の概念等々をジョブズは知ってたはずで。そういうアレコレが脳内でグツグツと煮込まれて、iPhone がゴポゴポと浮かんできた、と自分は勝手に邪推しているわけです。

NDSに限らず、任天堂が出してきたゲーム機、あるいはゲームソフトの類は、幼児ですら使えているという点で、未来のコンピュータのあるべき姿という面に対し様々なヒントを提示してくれているように思えるのだけど。しかし、日本の家電メーカその他は、そこらへんを延々ガン無視し続けてきた歴史があって。その結果、飛行機のコクピットに迫るほどのボタン数を持ったデジタル家電のリモコンや、何か指示を出すたびにググッと待たされる、使う快感なんて欠片も考えずに設計された愚鈍な機器、そんなものが平気で出てくる現状になったわけですが。

NDS等、iPhoneの元ネタ要素にさっぱり言及せず、いきなり突然ジョブズがiPhoneを発明したのだと主張するジョブズ信者のソレにも、日本の家電メーカが各種ヒントをガン無視してきたソレに近い何かを自分は感じてしまうわけで。ジョブズはいきなり発明したわけじゃない。ジョブズにも、日本人にも、等しくヒントは提示されていた。日本人はソレを無視してきたけど、ジョブズは無視しなかった。そこが大きな違いだったりしませんかね、と。

だから、ジョブズに天啓が、的主張を見かけるともやもやするのでした。NDSの存在すら無視してiPhoneを称賛する、その認識や姿勢がそもそもどうなんだろうと。「アイツは天才だから」で済ませるなと。発明するためのネタは、こっちも均しく渡されてた。そこを無視するな、と。…まあ、同じものを目にしてたにも関わらず、こっちは作れなくてジョブズは作れたんだから、やっぱりジョブズは天才なんだろうけど。何もないところから考え出したんだよ、アイツ凄いよ、てな見方・褒め方をして棚上げして話を終わらせてたら、おそらくこの先も自分達はずっとダメな予感が。 *1

えーと。何の話だったっけ。

要するに、iPhone褒めるならNDSも褒めろよ、と、そういう話でしかないのかな、コレ。わかんないけど。

NDSの元ネタは何だろう。 :

iPhone の元ネタはアレやコレかなと邪推できるけど。さて、NDSはどういう発想で生まれてきたんだろう。何をヒントにしてNDSに辿り着いたのやら。GBA+PDA、でいいんだろうか。もっと色々ありそうな。

あの当時、任天堂はとうとう狂った、とまで言われてたけど。他のゲーム機メーカと違うコースを走ってたのに、そのことにこっちは気付けなかった。だから狂ったように見えていただけで。

AppleがiPodを出してきた時も、ちとソレに近い印象があったような。Appleは何を考えてるんだ、と自分は思ってしまった記憶があって。

そう考えると、「あの会社、狂ったんじゃないか」と思った時は要注意、かもしれず。こっちがさっぱり気付いてないテーマ・信念に基づいて、着々と駒を進めてる可能性がある、のかも。や、たいしたテーマ・信念を持たず、その場の思い付きで出してそれっきりなメーカもあるだろうから、判別は難しいか…。

*1: もちろん、NDSがiPhoneに影響を与えたかどうかなんてわからんのですけど。ジョブズの性格からして、○○に影響を受けたなんて滅多に言わないだろうし、言ったとしても本当のことを言わないだろうし。発言内容から真実を知ろうとしても徒労に終わりそう。
何せ、ビルゲイツと一緒にTV出演した際、ゲイツが「これからはタブレットPCだよ!」と熱く語ってるのに「それはねえよ。絶対ねえよ」と叩いておきながらしれっとiPad出してくる人だし。
Creative社がAppleにMP3プレイヤーを売り込んできたときに、こんなもん売れるかと全否定して追い返しながら、すかさずiPod開発チームを組んじゃう人だし。
彼はそういう人物だから、NDSを見てピンときたことがあったとしても、たぶんそのことを言わないんじゃないかと。「え? そんなの知らないよ。俺が自力で考えたんだよ」と平気で言いそうだなと。たぶん。

2013/03/10() [n年前の日記]

#1 [neta] 八重の桜云々

大河ドラマでは美人なお姉さんとして描かれている八重だけど。実際は男勝りのスゴイ人、だったらしいじゃないですか。誰かそっち方向で描かないものかなと。ラオウとか、江田島平八とか、女犯坊とか、そういう見た目の八重を…。

薩長軍の一部が瞬時に消滅してしまうほどの砲撃。
 会津軍A「なんじゃ…今の攻撃は…」
 会津軍B「あッ! アレはッ!!」
鶴ヶ城天守閣の屋根の上に、巨人の影。
筋骨隆々な女性が丸太のような銃を持っている。
 会津軍C「や…八重のアネキじゃああ!」
(漫画雑誌の _アオリ っぽく)
『山本八重、参戦!』
『NHK大河ドラマ「八重の桜」絶賛放映中!!』

みたいなポスターとかどうかなー。どうかと言われてもな。

美化する方向なら、宮崎駿っぽい絵柄の八重も良さそうな。どう見てもナウシカですありがとうございました。

#2 [zatta] 料理を食べてるのだから作れるはずだ

プリキュアを見ていたら、料理をしたことがない娘さんキャラが料理を作ろうとして無茶苦茶なことになる、てなシーンがあって。見ていて、微妙にトラウマ(?)スイッチが入ってしまったり。

親が、よく言うのです。「毎日料理を食べてるんだから料理できるはずだ」と。

無茶苦茶ですがな。
「毎日車を運転してるんだから車を作れるはずだ」とか
「毎日Windows使ってるんだからWindows作れるはずだ」とか
「毎日アニメ見てるんだからアニメを作れるはずだ」とか
そういう話なら「んなわけあるか!」とすぐ気付くでしょうけど。料理の話になると、そういう無茶苦茶な主張が平気でポーンと出てくる。不思議でならない。

料理をするには知識が必要だし、更に、知識を持った上で、実践を繰り返す「練習」も必要で。知識も無く、当然練習もしてないのに、料理できるわけないだろうと。どんだけ料理という行為をなめてかかってるんだと。

自分、学生時代、もやしを水洗いだけして食べてゲーゲー吐いた体験があって。もやしは茹でて食うもんだ、茹でるときには塩を入れたりとかするもんだ、という知識すらなかったわけですが、「食べた感じからするとこんな感じか」でやってしまって痛い目を見たわけで。

また、一時期、ホウレンソウを茹でずに電子レンジでチンして食卓に出せば早く済む、なんて振舞いが流行ったけれど。ホウレンソウにはシュウ酸があるから茹でずに下ごしらえしたら結石の元になるわけで、健康を害する毒物を家族に食わせてるも同然で。これもまた、知識が無いのに見た目だけ真似して料理をしたつもりになってた悪い事例なのだろうなと。

ということで、「食べてるから料理できるはずだ」は無茶苦茶だと常々思うのでした。

さておき、プリキュアでは、ちゃんと料理の仕方を教わった娘さんが美味しそうな料理を作れた、という展開に。「だよなあ。教えてもらえばできるんだよなあ」と思いました。

知識を与えてないならできなくて当然、なのだけどそこに気付かず、知識を与えてすらいないのに能力否定すんなや、と。

料理に限らず、何でもそうなのだろうと思うけど。

2013/03/11(月) [n年前の日記]

#1 [cg_tools] Metasequoiaとblenderを勉強中

Shadeで「( )」みたいな形状を作ったのだけど、これを Metasequoia や blender でやるにはどうしたら。

Metasequoia でやってみたら、簡単だった。パイプっぽい形状を作る機能が最初からついてるし、ブーリアン演算も分かりやすい結果になるし、「角の切り落とし」に相当する機能もついてるし。輪郭がガクガクしてるように見えない程度に、ポリゴン枚数を増やして作れば、パッと見全然問題無いレベルで作れる。

blender でやろうとしたら、これがどうにも上手くいかず。まず、パイプっぽい形状を作る方法が分からない。横から見た断面を描いて、モディファイア(Modifier) → 生成:スクリュー(Screw) で、回転体?を作ってパイプらしいものは作れるけど。ここにブーリアン演算、(モディファイア → 生成:ブーリアン) をして立方体で削ると、妙な結果になってしまった。「角の切り落とし」は、ベベル(モディファイア → 生成:ベベル)で、一発でやってくれるのだけど…。

とりあえず、Metasequoia でなら作れるのだから、Metasequoia の mqo ファイルを blender でインポートして色々実験中。 _Blender2.5〜2.6 - とあるPGの研究記録?(レコーダー) の mqoインポータを使わせて貰いました。ありがたや。

IBLレンダリングとやらも実験中。 :

HDRI画像?を天空光?として使ってリアルっぽく見える結果を得る、のかな。全然わかってないのですが。ShadeのマニュアルにはIBLレンダリングと書いてあるからそう書いてみたけど。GIレンダリングとはまた別なんだろうか。

Metasequoia の .mqo を読み込める、 _Parthenon Renderer_vidro 、というレンダラーがあるらしいので試してみたら、かなりリアルっぽく見える画像が出てきて喜んでしまったり。

ただ、Parthenon のほうは、大きい画像を作ろうとしたらエラーが出てしまった。GPUを使う仕組みらしいので、たぶん自分が使ってる 9800GTGE搭載ビデオカードではRAMが全然足りてない予感。512MBしかないし。以前、blender でGPU使ってレンダリングプレビューした時も「メモリ足りねえからレンダリングできねえよ」と怒られたので、この手のソレを使うには VRAM 2GB とかじゃないとダメなのかも。

blender でも似たようなことができないかと実験。 _【BlenderZ】環境光ライティングでHDRIマップを使う: 蜩の硯 に解説動画があった。ありがたや…。

HDRI画像。 :

IBLレンダリングをするには、HDRI画像が必要。そのHDRI画像とやらは、ネット上でいくつか公開されてるようで、いくつかDLして実験させてもらったり。

しかし、巷のblog記事内で、「フリーのHDRI画像だよ!」と紹介されていても、実際には「個人使用や実験になら使っていいけど、商用利用はあかんで」てなライセンスが多いようで、そのへんちと気をつけないといけない感じ。商用利用と言っても、どこからどこまでがソレなのか、イマイチ分からん…。 *1 自分でデジカメ撮影してHDRI画像を作れたらいいのだけど…。作るためのツールもなんだか有償っぽいし…。

それはともかく。HDRI画像をサムネイルで一覧表示して確認したいなと。調べてみたら、XnView なら一応できるらしい。が、サムネイル画像が真っ暗で。

XnView のサムネイル設定で、ガンマ補正を有効にして、Windows標準ガンマ値の2.2を入れないといかんのかもしれず。本当にその設定で合ってるかどうかわからんけど。

*1: そのHDRI画像使ったレンダリング画像をタイトル画面で表示するゲームをコミケや同人ゲー販売サイトで売ったらアウト、なんでしょうか? それとも、フリー画像集と称してその画像をCDやDVDに入れて勝手に売ったらアウト、なんでしょうか? 後者は明らかにアウトだろうけど、前者もやっぱりアウトなんだろうか。金銭のやり取りが入るものは全部アウトなのか、そのデータを単体で許可なく勝手に販売しようとするのがアウトなのか、人によって定義が違ってそうな予感。

2013/03/12(火) [n年前の日記]

#1 [cg_tools] blender勉強中

勉強中。

ブーリアン。 :

ブーリアンの結果が期待したソレにならないと思って調べてたのだけど。単に順番を間違えてたっぽい。「○」から「□」を引いて、「()」を作りたかったわけだけど。「○」を選んだ状態で、モディファイア → ブーリアンを選んでたのがマズかった。「□」を選んで、モディファイア → ブーリアンをして、「○」を選択したらあっさり求めるソレが。そういうオチでしたか…。

「○」はスクリューモディファイアで作れるし、ベベルもモディファイアでかけられるし。実は blender で作業するのが一番簡単かも。いや、Metasequoia で作業するのも簡単だけど。一番面倒なのは Shade だったような印象が。

でもまあ、Shade の自由曲面は、後からポリゴンの分割数を変更できるというメリットが。と思ったが、ポリゴン系モデリングソフトも、サブディビジョンサーフェスを積極的に使えばそのへんどうにかなるのかな…?

IBL用HDRI画像。 :

自分で作れないかなと思って調べてたけど、どうもどこかで見た撮影方法だなと。

以前、 _Cubic VR に興味がわいて調べたことがあったけど。そのやり方が流用できそうな気がしてきたり。ミラーボール使ったり魚眼レンズ使ったりして撮影するところはたぶん同じだろうと。ただ、露出の異なる写真を複数枚撮影しないといかんのが面倒。なんでもイイ感じに自動でやってくるコンパクトデジカメでは、ちと難しい気がしてきた。

一発で、360度全方向を露出を変えてIBL用の画像を撮影できる機材、とかないのかな。そういうのがあったら、実写映像との合成が要求されるCG業界では重宝されると思うんだけど。いや、たぶんどこかで、結構なお値段で既に出てたりするんだろうけど。

Shadeも勉強中。 :

Shade で mqo をインポートできるプラグインに遭遇したので試してみたのだけど、さっぱり読み込んでくれなくて悩む。

mqo のバージョンが、2.2互換じゃないと読み込まないらしい。ずっと 3.x以降の mqo で読み込もうとしてた…。

2013/03/13(水) [n年前の日記]

#1 [nitijyou] 風が強い

めちゃくちゃ風が強い。ヒヤアア、ビュゴオオオ、みたいな風切音が半日ほど続いたり。

#2 [cg_tools] IBL云々について調べてたり

とりあえず実験用に、と思ってDLしたIBL用のHDRI画像について、ライセンスを確認しておかないとあかんかなと思って公開サイトを辿っていたのだけど。一部、どこでDLしたのか分からないファイルが。困った。

それはさておき、やはりほとんどは非商用が前提な感じで。CC-BY-NC-SAライセンスが使われていれば、著作者表示、非営利、継承も必要になるので、ちょっとした実験結果画像を公開するのも難しい予感。

やはり自分で作れたら…と思えてきた。

360度を撮影できる機材。 :

やっぱり既に存在するらしい。

_周囲360度のHDR撮影がボタン1つでできる「Girocam」実機レビュー - GIGAZINE
_【CP+2013】ペンタックスリコー 全天球カメラ試作品を展示 - MSN産経フォト
_すらるど 「これは写真撮影の未来だ」リコーが開発した360度全天球カメラが凄い!海外の反応

後者は試作品らしいからアレとしても、前者は16万円ぐらいで買えるそうで。趣味で買うのはちょっとアレだけど、仕事用に買うなら安い、のかな。いや、プロ用のもっとゴイスな機材が存在してそうな気もするけど。

販売してるのか自作なのかは分からんけど、特撮用のソレも見かけたり。

_LiU HDRv Repository - Image Based Lighting

CGの合成結果映像を見ると、イイ感じ。

しかし、ミラーボールを1回撮影しただけでは、360度じゃなくて180度分しか撮影できないような。それでIBL用に使えるのだろうか。でも実際に使えているように見えるわけで。どういう仕組み・原理なんだろうか…。

360度撮影とかは別にして。1回シャッターボタンを押しただけで、HDR画像生成用の数枚を自動で撮影してくれるカメラ、とかないのかな。写真家の人にとってもありがたい機能になりそうだけど。内部でソレをやって1枚の画像にしちゃうデジカメはあったような気がするけど。たしか一部のSONY製デジカメがソレをしてた気がする。

2013/03/14(木) [n年前の日記]

#1 [pc] ドアスコープを発掘

昔、魚眼レンズ代わりに使えないかと購入したドアスコープがあったはず…。発掘成功。机の引き出しに入ってた。

水道関係のゴムパッキンを瞬間接着剤でくっつけた。これで、デジカメのレンズ前に押し付けても、デジカメ側に傷はつきにくいはず。

ただ、覗ける範囲がめちゃくちゃ小さい。デジカメ側の撮影範囲の1/3程度しか映らない。もう少しどうにかならんか…。

#2 [nitijyou] 某所からFAXが届いてた

PC不具合が発生したので直してくれ、てな要望が。電話にて、明日の朝からお邪魔することを伝えたり。

今日は早く寝ないと…。昼夜逆転生活をしてるので、起きられるのか、不安…。

2013/03/15(金) [n年前の日記]

#1 [pc] 某所に出向いてPCのメンテナンスをしてきた

親父さんの電動自転車を借りて朝から行ってきた。

作業・相談内容をメモしておかないと後になって絶対忘れるのでメモ。

文字化け。 :

「文字化けを直してほしい」とのお話。メールやWebページが文字化けするという話だろうか、と思ったら全然違う症状で。Windows XP の、デスクトップのフォント表示が、やたらと汚い状態になっていた。たしかに、文字化けと呼べなくもないけど、何か違う気も…。でも、どういう呼び方が妥当なのか、自分にも分からないな…。

当初、MSゴシック等のフォントファイルが消えてしまって違うフォントが表示されているのでは、と予想したけど、確認したらフォントファイルはちゃんと入っていたので、ますます悩んでしまったり。

原因は、画面のDPIがカスタム設定になってたせいだった。標準の96DPIに戻したら、正常な表示に。どうしてDPIが変わってしまったのか謎だけど、こういうこともあるのだなと。勉強になった。

ボタン型電池。 :

DELL OPTIPLEX GX270 の時計が、電源を入れるたびに200x年に戻ってしまうのを直してほしい、という要望も。

M/B上のボタン型電池が電池切れになってるのではないかなあ、と思ったらやはりそのようで、起動時にBIOSが、「Alert! : System battery voltage is low」?てなメッセージを表示してた。

とりあえず、ボタン型電池 CR2032 を交換。何度かシャットダウンと電源投入を繰り返して、時計の値が保持できてることを確認できたので、これで様子見。

でも、少し前に交換したばかりのような気もするんだけど。日記を検索してみたら、「2012/05/31に交換」「2012/10/30に時計が狂うとの報告」と記録が残ってた。おかしいなあ。そんなに早く電池切れするものかな。自分、何か見落としてないか…?

もう1台のPCも時計が狂うとのことで、そちらもCR2032を交換。

スキャナの使い方。 :

Canon製スキャナの使い方を教えてくれとの話で、スキャナ添付のアプリの使い方を ―― いくつか並んでるアイコンの中から「保存」を選べば、スキャンした画像をファイル保存できる、と伝えたり。

一応、BMP、JPEG、TIFF のどれで保存するか気を付けてほしい、画質とファイルサイズが違う、等も伝えたけど、これは十中八九忘れられてしまうであろう予感も。ウチの親父さんもすぐに忘れる話だし。

世間一般の、「なんでもかんでもJPEGで」という流れは、あまりよくないなあと思っているのだけど…。でも、インターネットを使う以上、回線速度その他を考えたら、「なんでもかんでもJPEGで」のほうが都合がいいのかな…。

USBメモリを借りた。 :

チラシのpdfを自分宛にメールで送ってもらおうとしたけれど。pdfをまとめたzipが15MBほどのファイルサイズなので、メールでは送れず。サーバから拒否されてしまう。USBメモリを借りて、ソレに入れて持ってくることにした。後でUBSメモリを返しに行かないと。

メモリの相談。 :

PCがとにかく遅い、メモリを増設すれば改善するらしいが、どれを購入すればいいのか、との相談が。PCの型番で検索してもらったら、DDR2 SDRAM、デュアルチャンネル対応、最大2GBまで、のようで。価格.com で該当規格の製品を検索してもらって、このあたりのメモリを買えば増設できますよ、みたいな話を。

そんなこんなで。 :

AM09:00〜AM11:45まで作業。みたいな。

#2 [nitijyou] 写真を撮ってきた

某所からの帰りに、釈迦堂川の河原で写真を撮影。Canon PowerShot A300、N905i + ドアスコープで、露出だか明るさだかを変えながら撮影。これでHDR画像が作れるかテストする予定。

2013/03/16() [n年前の日記]

#1 [nitijyou] USBメモリを返してきた

某所まで自転車で。昨日借りたUSBメモリを返してきた。

帰りに、ミラーボールモドキを探すため、ビバホームとイオンスーパーセンターに寄ってきたり。

#2 [cg_tools] 憧れのミラーボールを入手

何故ミラーボールに憧れてるかというと、パノラマ画像を撮影する際に少し楽になるかもしれない、という話があるからで。

どうしてパノラマ画像が欲しいかというと、ソレがあると3DCGをやる際に便利なので。3DCGの世界では、10年ぐらい前からIBLレンダリングなるものが流行ってるそうで、ソレをするには、HDRI、かつ、360度もしくは180度のパノラマ画像があると都合がいいのだとか。

ということで、スーパーイオンセンターでアイテム発見。

「5分はもちますゴハンまで」

ピープル株式会社発売の、「5分はもちますゴハンまで」。667円。TB071。対象年齢:6ヶ月以上。中国製。パッケージには、「自分のお顔が不思議な形に映るから、もう夢中!」と書いてある。ほほう、ナイスアイデア! 素敵なお話ですね。…その、「不思議な形に映る」部位が、半球の形をした鏡モドキだったという。

なんだか、「東急ハンズで _ステンレス半球 買えよ…」という声が聞こえてくるような気もするけれど。田舎に東急ハンズはない! (ペシッ) …まあ、東急ハンズもネット通販をしてるから、そっちで買えばいいんですけど。Amazonからも申し込めるみたいだし。ただ、送料も必要になるのでちと高くなる上に、反射具合がどうなのか実際に見て確認できるわけでもないし。都市圏に住んでる人なら東急ハンズで買えばいいと思いますし、お金があるなら最初から魚眼レンズ買ってしまえばいいんじゃないかと。

それはさておき。早速バラして半球ミラー部分だけ取り出したのだけど、どうやって立てたらいいものか…。裏に両面テープで何かを貼り付けて固定、だろうけど、水平方向にクルクル回るようにしておいたほうが撮影時に楽そうだなと。あるいはデジカメに固定して、デジカメから見て必ず同じ場所にあるようにするか。どんな工作をしたものかと。

手持ちのデジカメには望遠がついてない点も、ちと悩むところ。本当は遠くから望遠で撮影すべき、なのだけど。遠くから撮影すれば、撮影者自身の姿が小さく見えるので、撮影できない領域が少なくなるし。望遠を使って撮影画面一杯に映したほうが、情報量が多くなる上に歪みも減るので。…球面を撮影してる段階で歪みも減ったくれもないだろ、という気もするけど、それ故に尚のこと、無駄な歪みは無いほうが嬉しい、とも言えそうな。

フツーのコンデジでもやれなくはないのですが。 :

パノラマ画像の撮影となると、一般的には魚眼レンズを使って、貧乏な場合はミラーボールを使って撮影するのですが。フツーのコンパクトデジカメ「だけ」でも、やろうと思えばできなくはない、です。実際自分も以前試したことがありますし。

ただ、めちゃくちゃ手間がかかる。手動で角度を少しずつ変えながら、360度全方向分をカバーするだけの、膨大な写真枚数を撮影しないといけなくて。当然時間もかかるので、その間に被写体がどんどん動いてしまう。太陽の位置は変わってくるし、雲もどんどん形を変える。後で合成する際に一苦労で。

画質については、膨大な枚数を撮影するやり方のほうが良いのですけど。例えば2Mピクセルのデジカメがあったとして。
  • 魚眼レンズを使う場合は、2M x 3〜4枚の情報から、パノラマ画像を作る。
  • たくさん枚数を撮影するほうは、2M x 数十枚の情報から、パノラマ画像を作る。
元になる情報量が全然違ってくるので、魚眼レンズ使用時より、枚数をたくさん撮るほうが、圧倒的に画質は良くなるわけで。ただ、時間と手間がかかるのが…。

電子工作ができる人なら、サーボモータだかステッピングモータで任意の角度に回りつつ、デジカメにUSB接続して信号を送って露出変えたりシャッター切ったりする電動雲台を作れそうですが。例えば、Linux上で動くgPhoto というアプリからは、 _USB接続されたデジカメをリモートコントロールする こともできるらしいので、使うデジカメによっては全自動化もできそうな印象も。

2013/03/17() [n年前の日記]

#1 [digital] gphoto2を使ってみた

コマンドラインでデジカメを制御・リモートコントロールできる、gphoto2 というツールを試しに使ってみた。VMWare Player を使って仮想PCを立ち上げ(?)、そこで Ubuntu Linux を動かしてテストをした。
Ubuntu の場合、gphoto2 は標準で入ってない。apt-get その他を使ってインストールしないといけない。今回は、Ubuntuソフトウェアセンターを起動して、そこからインストールした。

使用例をメモ。 :

Ubuntu 上でshellを起動して、巷の記事を参考に入力。それぞれ何を指定してるのか、よく分かってないけど、一応動いてるように見える。

ヘルプ表示。
$ gphoto2 --help
$ gphoto2 --usage

USB接続されてるデジカメを自動検出。
$ gphoto2 --auto-detect
型式                         ポート                                            
----------------------------------------------------------
Canon PowerShot A300 (PTP mode) usb:002,004     

デジカメを撮影モードにする。
$ gphoto2 --set-config capture=on

接続したデジカメの設定項目一覧を表示。
$ gphoto2 --list-config
/main/actions/focuslock                                                       
/main/actions/syncdatetime
/main/settings/ownername
/main/settings/capturetarget
/main/settings/capture
/main/status/model
/main/status/firmwareversion
/main/imgsettings/imagequality
/main/imgsettings/imageformat
/main/imgsettings/imagesize
/main/imgsettings/iso
/main/imgsettings/whitebalance
/main/imgsettings/photoeffect
/main/capturesettings/zoom
/main/capturesettings/assistlight
/main/capturesettings/exposurecompensation
/main/capturesettings/flashmode
/main/capturesettings/shootingmode
/main/capturesettings/aperture
/main/capturesettings/focusingpoint
/main/capturesettings/shutterspeed
/main/capturesettings/meteringmode
/main/capturesettings/afdistance
(以下略)

gphoto2 にはシェルモードとやらがあるそうで。そのモードにすると、コマンドだけをどんどん打ち込んでいけるので、動作確認が少し楽になる。TABキーを押せば、コマンド文字列の補完もできる。
$ gphoto2 --shell

gphoto2: {/home/mieki256/Pictures} /> list-config                             
/main/actions/focuslock
/main/actions/syncdatetime
/main/settings/ownername
(以下略)

各設定の状態確認、あるいは設定をするには、以下を使う。
状態確認get-config 項目名
設定(インデックス値か値そのものを指定)set-config 項目名=値
設定(インデックス値を指定)set-config-index 項目名=インデックス値
設定(値そのものを指定)set-config-value 項目名=値
set-config は、インデックス値、もしくは、値そのものを指定するらしい。

カメラ名の表示。
gphoto2: {/home/mieki256/Pictures} /> get-config model
Label: カメラの型式
Type: TEXT
Current: Canon PowerShot A300

現在のISO値を確認。
gphoto2: {/home/mieki256/Pictures} /> get-config iso
Label: ISO スピード
Type: RADIO
Current: 50
Choice: 0 50
Choice: 1 100
Choice: 2 200
Choice: 3 400
Choice: 4 自動

項目名と内容についてメモ。
modelカメラの型式
isoISO
exposurecompensation露出
imageformat画像形式
imagequality画像品質
imagesize画像サイズ
flashmodeフラッシュモード
assistlight補助光
meteringmode測光モード
focusingpointフォーカスの焦点
photoeffect写真の効果
zoomズーム
shutterspeedシャッター速度
PowerShot A300の場合、shutterspeed は指定しても無視された。たぶん固定されてるか、別の項目値から自動で決定されてしまうのかなと。

撮影、かつ、PC側に撮影画像をDLするには、capture-image-and-download を使う。撮影すると一旦デジカメ内のカードメディアに画像が保存され、その画像をDL後、デジカメ側の画像を自動で削除してくれる模様。
gphoto2: {/home/mieki256/Pictures} /store_00010001/DCIM/411CANON> capture-image-and-download
新しいファイルの格納場所: /store_00010001/DCIM/411CANON/IMG_1107.JPG
'IMG_1107.JPG' をフォルダ '/store_00010001/DCIM/411CANON' からダウンロード中...
ファイルを IMG_1107.JPG で保存します                                          
カメラ内のファイル /store_00010001/DCIM/411CANON/IMG_1107.JPG の削除をしています
'IMG_1107.JPG' をフォルダ '/store_00010001/DCIM/411CANON' から削除中...
ちなみに上の事例では、「{/home/mieki256/Pictures}」がPC側のカレントディレクトリ、「/store_00010001/DCIM/411CANON」がデジカメ内メディアのカレントディレクトリを示している。

撮影後、PC側に画像をダウンロードしないで、デジカメカード内に残しっぱなしにするなら、gphoto2 --capture-image でいいらしい。

デジカメカード内の画像を全取得するなら、gphoto2 --get-all-files。

露出の指定は、少しハマった。「=0」を指定したら「露出:+2」になるのかと思いきや、「露出:0」になったりして。「=0」の指定が、「露出=0にしろ」と解釈されてしまったらしい…。「=+2」を指定したら、「露出:+2」になってくれた。
gphoto2: {/home/mieki256/Pictures} /store_00010001/DCIM/411CANON> get-config exposurecompensation
Label: 露出度
Type: RADIO
Current: 0
Choice: 0 +2
Choice: 1 +1 2/3
Choice: 2 +1 1/3
Choice: 3 +1
Choice: 4 +2/3
Choice: 5 +1/3
Choice: 6 0
Choice: 7 -1/3
Choice: 8 -2/3
Choice: 9 -1
Choice: 10 -1 1/3
Choice: 11 -1 2/3
Choice: 12 -2

gphoto2: {/home/mieki256/Pictures} /store_00010001/DCIM/411CANON> set-config exposurecompensation=12

gphoto2: {/home/mieki256/Pictures} /store_00010001/DCIM/411CANON> set-config exposurecompensation=-2

gphoto2: {/home/mieki256/Pictures} /store_00010001/DCIM/411CANON> set-config exposurecompensation=+2
後になって、set-config-index 設定項目=インデックス値、を使えばよかったことに気付いたりして。

問題点。 :

時々、「デバイスがロックできない」と言われて制御できなくなった。
$ gphoto2 --get-config flashmode
                                                                               
*** エラー ***             
I/O ライブラリ ('デバイスをロックすることが出来ませんでした') でエラーが発生しました: 既にカメラは使用中です。
*** エラー (-60: 'デバイスをロックすることが出来ませんでした') ***       
デジカメの電源を再投入すれば、受け付けるようになるのだけど。何が起きているのか、ちょっとよく分からない。何か別のアプリと制御を取り合ってる?

撮影画像にノイズが入ることにも気がついた。最初の頃の撮影画像は問題が無いけれど、時間が立つにつれ赤い点や白い点がポツポツと出始める。デジカメ側はずっと電源が入った状態になるのだけど、おそらくはそのせいで、デジカメ本体が熱を持ち、CCDに熱ノイズが発生するのではないかと想像。これは結構致命的。電源投入後に急いで作業をして、できるだけ早く電源をoffにする、といった注意が必要かもしれず。

電源on/offも制御出来たら嬉しいのだけど、そんなことはできるんだろうか? 電源on→offはともかく、電源off→onは難しそうだけど…。それができないと、熱の問題で、定点観測等にも使えない気がする。

露出を変えて3枚撮影するのに、約40秒かかった。仮に、電動雲台等を自作して全自動でパノラマ撮影するとなると、60枚ぐらい必要になるだろうから…。撮影時間だけでも単純計算で40分ぐらいかかってしまう。かなり厳しい。周りの風景がどんどん変わってしまう…。

自分が持ってる Canon PowerShot A300は、CCDが死にかけているぐらい古い機種なので、PCからリモート制御できるらしいのだけど。 _2009年以降のCanon製コンデジは制御機能が省かれている らしいので、古いデジカメじゃないと、こういう実験はできないっぽい。

とりあえず自動撮影はできそうだけど。 :

色々厳しい部分があるものの、Linux の入ったノートPCと、gphoto2 から制御できるデジカメを持ち歩けば、露出を変えて自動撮影、みたいなことができそうではあるなと。HDRI作成が少しは楽に…。

でも、RAW画像からHDR画像を生成、みたいな話をどこかで見かけた記憶も。それができるなら、RAW画像を取り出せるデジカメを入手して〜とかやったほうが楽なのかな…?

調べてみたら、RAWから作れるHDR画像は、「HDR風の画像」であって、HDRIではないっぽい。

そもそも今時のデジカメは、 _オートブラケット なる機能があったりするらしい。 _2011年度版 各社カメラのHDRオートブラケット撮影能力リスト を眺めた感じでは、gphoto2から露出を変えて撮影、なんてことをやるよりも、最初からオートブラケット機能を持ってるデジカメを使うほうが全然楽であろう予感も。

コンデジじゃなくて、Webカメラでこういうことはできないんだろうか。どうせPCを持ち歩いて制御するなら、Webカメラのほうが小さいし画像取得も速いのではないかと。もちろん、解像度と画質は、コンデジよりはるかに劣るだろうけど…。

テストに使ったシェルスクリプトをメモ。 :

capinit.sh。撮影前の初期化用。
#!/bin/bash
# 撮影モード有効化・設定初期化

echo gphoto2 on.

echo -e "\n撮影モード有効化"
gphoto2 --set-config capture=on
gphoto2 --get-config capture

echo -e "\nフラッシュ無効化"
gphoto2 --set-config flashmode=0
gphoto2 --get-config flashmode

echo -e "\n画像サイズ設定"
gphoto2 --set-config imagesize=0
gphoto2 --get-config imagesize

echo -e "\n画質設定"
gphoto2 --set-config imagequality=2
gphoto2 --get-config imagequality

echo -e "\nISO設定"
gphoto2 --set-config iso=50
gphoto2 --get-config iso

caprun.sh。露出を変えて3枚撮影。
#!/bin/bash
# 露出を変えて撮影

START=`date +%s`

echo 露出 = 0
gphoto2 --set-config exposurecompensation=0

echo 撮影開始
gphoto2 --capture-image
# gphoto2 --capture-image-and-download

echo 露出 = -2
gphoto2 --set-config exposurecompensation=-2

echo 撮影開始
gphoto2 --capture-image

echo 露出 = +2
gphoto2 --set-config exposurecompensation=+2

echo 撮影開始
gphoto2 --capture-image

END=`date +%s`
SS=`expr ${END} - ${START}`
echo "${SS} sec."

caprnd.sh。デジカメのカード内の全ファイルを取得、かつ、削除。
#!/bin/bash
# 撮影モード無効化・ファイル取得

echo -e "\n露出=0に設定"
gphoto2 --set-config exposurecompensation=0
gphoto2 --get-config exposurecompensation

echo -e "\n全ファイルをダウンロード"
gphoto2 --get-all-files

echo -e "\n撮影モード無効化"
gphoto2 --set-config capture=off
gphoto2 --get-config capture

echo -e "\nカード内の全ファイルを一覧表示"
gphoto2 -L

echo -e "\nカード内の全ファイルを削除"
gphoto2 --delete-all-files -R

2013/03/18(月) [n年前の日記]

#1 [digital] 半球ミラーでパノラマ画像を作成できそうか実験中

半球ミラーで撮影して、HDRI、360度パノラマ画像を作れそうか実験。

環境やソフトは以下。
半球ミラーは、裏にダンボールで作った板を両面接着テープで貼り付けて、その板部分を三脚にメンディングテープで固定。コンデジ側も三脚で固定して撮影。

以下、気付いた点をメモ。

半球ミラーを使って撮影する場合、光学ズームはどうも必須な感じ。最初は、ズームがついてない A300 で撮影してみたけど、半球ミラー部分が豆粒サイズにしか映らないので解像度的によろしくなくて。近づけて撮影しようとしたら、マクロ撮影モードにしないとミラー部分にピントが合わず。そのせいか、肝心要の鏡に映った部分はボケボケに。これでは話にならないので、お袋さんのデジカメ、FinePix JX280 を借りて実験することにした。JX280 なら、5倍ズームがついてるので、どうにかそれらしく撮影できた。

ひとまず、4方向 x 3露出を撮影。ミラーもカメラも90度ずつ回しつつ。露出は、0,+2,-2で。

撮影した画像を左右反転すれば、魚眼レンズで撮影したかのような画像になる。

半球ミラーだから180度分が映ってる、と単純に思い込んでたけど、実際に撮影してみたら、180度以上の風景も映っている模様。考えてみたら、半球ミラーならミラーの後ろ側も映り込んでるよな…。真横が映っている位置は、球の中心から見て45度の角度になっている箇所のはずで…。ミラーで隠れている部分以外は映っているはず。もっとも、周辺部分は歪みが酷くて使えるかどうか微妙だけど。

Huginに読み込ませると、デジカメのレンズ設定をjpg中のExifから読み取って、その値でその後の処理をするようで、色々と上手くいかない気がしてきた。一旦、jpg中のミラーが映ってる部分をトリミングして、png保存してから読み込ませることに。png保存することでExif情報が無くなるから、Huginが「これは何の画像だ?」と尋ねてくる。円周魚眼レンズを指定。

そのままだと、カメラ、三脚、撮影者が映ってしまっているので、不要な部分は削除しないといけない。Huginのマスク機能(「マスク」タブを選択)を使って、不要部分はマスクする。

コントロールポイント編集タブ上では、異なる画像同士で共通する部分をコントロールポイントとして指定していくけど。同じ画像同士にすれば、「鉛直な線」「水平な線」を指定できる。「鉛直な線」「水平な線」の指定方法は、左側の画像で、線の開始座標を指定して、右側の画像で線の終了座標を指定する。それらの線を指定することで、まともな配置になることが多い、らしい。

Hugin でHDRI画像(.exr)を出力する方法がさっぱり分からず。途中で何かのエラーが出て、バッチ処理?が「失敗」になってしまう。設定を色々変えているうちに、処理が「完了」して、.exr が出力される時もあるようなのだけど。各設定項目の意味が、さっぱり分からない…。

2013/03/19(火) [n年前の日記]

#1 [digital] パノラマ画像作成実験中

まだ実験中。

Hugin で合成時にエラーが出て、バッチ処理が失敗してしまうのは、enblend なるツールがエラーを出しているからだと分かった。最新版、enblend-enfuse-4.1.1-win64.zip を入手して、Hugin インストールフォルダ\bin\ 中のファイルを置き換えたらエラーが出なくなった。

_Enblend/Enfuse - combine images with no seams

デジカメも変えてみた。妹から、Canon PowerShot 570 IS を借りて実験。昨日使った FinePix JX280 ではピントが合わない画像ばかり撮れてしまうので、別のデジカメならどうだろうかと。…少し使ってみたけれど、さすがに A300 と比べたら、機能面では随分進化してるなと感心。とはいえ、これでも5年前の製品だけど。

他のデジカメもそうだけど、露出を手動で毎回変えるのが面倒臭い。ボタンをカチカチ押してる間に位置が微妙にずれて、0,+2,-2の写真の位置がずれてしまったりする。オートブラケット機能(AEB機能と呼ぶらしい)があればなあ…。

写真の位置が微妙にずれたせいか、Hugin上での合成作業結果もなかなか上手くいかない。家具等が二重に見えるように合成されてしまったり。

2013/03/20(水) [n年前の日記]

#1 [digital] オートブラケット云々

撮影時に露出を手動で変えるのは面倒だな、AEB(オートブラケット機能)が欲しいな、AEBがついてるコンパクトデジカメっていくらぐらいするんだろ、と思って検索していたら、CHDKなるファームウェアの存在を知った。

Canon製コンパクトデジカメに使える、ロシア製のファームウェアだそうで。AEBや、RAW画像保存等、色々な機能を追加できるらしい。

_CHDKで手軽にRAWを撮る!
_CANON CHDK firmware - wiki@nothing
_CANON CHDK firmware/使い方 - wiki@nothing
_Col CHDKのブラケット設定
_CHDKまとめ(仮) - 忘れないページ

SDカード上からファームウェア更新の形で読み込んで、既存のファームウェアに機能を追加する模様。ファームウェア更新と言っても、実際に更新してデジカメ本体に書き込んでしまうわけではなく、オンメモリ(?)でどうにかしてるようで。電源をOFFにすると毎回既存のファームウェアに戻るので、逆に安心。

試しに、PowerShot 570 IS に入れてみたけれど、たしかにAEBっぽい感じで撮影できた。CHDKのメニューを出して、Bracket がどうとかの設定をして。連写モードにしてシャッターボタンを押しっぱなしすれば、自動で露出(?)を変えた写真を撮影してくれる。

ただ、Exif情報を見る限り、露出の値に変化はなく。シャッター速度だか絞りだかそのあたりを変更することで、露出が変わったように見せてるっぽい。

最初は、連写モードで撮影しないとAEBができないのは厳しいなと思ったのだけど。カスタムタイマーを有効にすれば、指定枚数をAEBで撮影して終了、ということもできると知った。 実にありがたい。

一応 RAW保存(.DNGとして保存)も試してみたのだけど。 _UFRaw_RawTherapee_Photivo で開いてみたら、何かこう…。さすがに、デジカメメーカが研究・調整・出力しているjpeg画像は綺麗な仕上がりになっているんだなと痛感させられたり。そのレベルまで RAW画像から持っていくのは、ちと無理っぽい。

2013/03/21(木) [n年前の日記]

#1 [digital][cg_tools] Huginで実験中

まだ実験中。

Hugin から直接 .exr を出力すると、マスクをかけたところがボコッと抜けたままな感じの画像が出てきてしまう。解決策が分からないので、別ソフトを使って.exr を出力することに。一旦レイヤー毎に出力させてから、 _Picturenaut というソフトを使って、HDRI(?)として合成。そこから .exr や .hdr で保存してみたり。

_Hugin チュートリアル - 360度合成されたパノラマを作成する を参考にしながら作業しているけれど、「スタック」なるものをどこで指定するのか分からなくてずっとハマってた。が、画像タブ → 画像一覧の中に該当項目があることに気付いたり。露出を変えて撮影した画像群は、選択して「スタックの変更」ボタンを押してスタックを同じにする。みたいな。これで、同じスタックに含まれてる画像は、露出が異なるだけの画像として扱ってくれるはず。

一応出力できたっぽいので、Shade 12 で背景画像として読み込んでみたのだけど。Shade 12 に添付されている背景群とは、見た目の綺麗さが全然違うようで。調べてみたら、Shade 12 に添付されてる背景画像は、6000 x 3000 のサイズ。自分が作成したソレは、3362 x 1681。1/4の情報量。しかも等倍で眺めただけでもノイズだらけ。これでは話にならない。

元画像の解像度が高くないと厳しい感じ。PowerShot A570 IS は 700万画素、3072x2304ドット。これでも厳しいのか…。まあ、実際取っている領域は、1600x1600ぐらいで、ここが 3000x3000ぐらいにならないと厳しいのだろうけど。…複数の写真から、高解像度画像を作成できる何かはないものか。そういう研究内容をどこかで目にした記憶はあるのだが…。

Jpegのトリミングについて。 :

jpg のトリミングには、 _JPEGCrops を使ってる。ロスレスでトリミングできてる…はず。複数のjpgをD&Dして、編集 → トリミング同期、を有効にすれば、全画像を同じ範囲でトリミングできる。範囲を指定したら、ウインドウ下部の「すべての画像」ボタンをクリック。これで全画像が保存される。

ただ、このソフト、8ドット単位だか16ドット単位だか、ソレ以外のサイズでもトリミングできてしまうようで。後で左右反転等したいなら、ちとマズイかもしれない。

jpg を1枚だけロスレスでトリミングしたいなら、 _buff でもヨサゲ。

範囲座標が分かってるなら、 _Ralpha_JPEGロスレス変換の一括処理 ができるのかもしれないが、試してない。

2013/03/22(金) [n年前の日記]

#1 [digital][cg_tools] Huginをまだ実験中

まだ実験してる。

画像が歪む問題。 :

PowerShot A570 IS で撮影した画像を確認していたら、綺麗な横の線が写るべきところで、波打ってるような線が写ってしまっていた。これはデジカメ側の補正が上手くいっていないのかなと。

CHDK でRAW保存をして確認してみたけど、そちらも線が波打っていた。となると…。

目視では今一つ分からないけど、半球ミラーの表面がそもそも波打っている可能性が高そうだなと。所詮、中国製の玩具から取り出した鏡モドキだし。精度(?)を期待するほうがおかしいよなと。

jpgのトリミングについて。 :

JPEGCrops でトリミングした jpg を Picturenaut に渡したら、Picturenaut が強制終了してしまった。おそらく、JPEGCrops が吐き出した jpg は、何か異常な画像になっている気がする…。

XnView で左右反転だけした jpg を Picturenaut に渡したら、エラーは出なかった。ということは、XnView で処理をした段階では正常なのだろうと。

Ralpha Version 130307 でトリミングした画像なら、Picturenaut に読み込んでもエラーは出ない。やはり JPEGCrops がおかしい予感。おかしいというか、Picturenaut が期待してる jpg にはならないだけの話かもしれないけど。

Ralpha も、ちと問題が。モードを JPEGTran にして、トリミング + 左右反転をしてみたけれど、変な範囲でトリミングされてしまった。トリミング → 左右反転の順番で処理をするのかと思い込んでたけど、もしかすると、左右反転 → トリミング、の順番で処理がされて、トリミング範囲がずれてしまうのだろうか。…それにしては範囲のズレが小さいような? 何にせよ、一度に色んな処理をしようとすると問題が起きるっぽい。ひとまず、左右反転だけして出力してから、別途トリミングをしてみたり。

Ralpha でトリミングした jpg を、JPEGTran で左右反転してみたら、画像端がおかしな表示になった。どうやら、Ralpha のトリミングは、Jpegロスレス編集にとって都合のいい、8・16ドット単位で処理されてないっぽい。…トリミング範囲をマウス操作で指定する際に、8・16ドット単位で強制スナップ(?)してくれるとありがたいのだけど。あるいは、buff のように、「調整」ボタンを押すとキリのいい数値に修正してくれるとか。

そもそも、8・16ドット単位でスナップしてくれる、Jpegロスレストリミング可能なソフトはなかなか見当たらない。 _JPEGCrops_JPEGCrop_buff_Jcropper を試したけれど、JPEGCrop にしかそういう機能はなかった。しかし、JPEGCrop には複数のjpgを一括でトリミングする機能が無い。なんだかそれぞれに惜しいところがある印象。

2013/03/23() [n年前の日記]

#1 [digital] 加算平均だかコンポジット法だかを実験中

同位置から撮影した複数の写真を重ね合わせることで、ノイズを軽減できるらしい。加算平均、コンポジット法、色んな呼び方があるのがちと困るけど、とりあえずそのあたりを実験。

まずは手作業でやってみる。 たった3〜4枚でも、結構ノイズが減ってくれた。イイ感じ。

HDR合成ソフトとやらでも試してみる。 _Photomatix Pro 4 体験版 を試用。露出合成で「平均化」を選べば、同じようなことをしてくれるらしい。位置合わせも自動である程度やってくれるようで。結果画像を眺めたら、たしかにノイズが減っていた。

_CombineZP_RegiStax 6 も試しているけど、使い方がよく分からず。

CombineZP は、 _CombineZM(ZP)の使い方 - 丸山宗利研究室 を参考に試用。そもそも、焦点が異なる画像群を一枚にするソフトらしい? ただ、 _春夏秋冬: 自習 CombineZM (1) を眺めると、Stack -> Replace Groups Average で、加算平均っぽいことをしてくれそうな印象も。ちなみにこのソフト、起動時は Simple mode とやらで起動してしまって面食らう。ツールバー上の右から2番目、Enable Menu を押せば、一般的なメニュー表示状態になる。

RegiStax v6 は、何がなんだか…。ただ、20秒ほどのノイズだらけの avi を読ませて処理をしてみたら、ビックリするほど綺麗な静止画が得られた。と言っても元動画が 640x480 だからアレだけど。フルHD動画を読ませたらもっと凄いことになるんだろうか?

#2 [cg_tools] 画像を見比べるビューワ

処理前と処理後の画像を目視で確認したいなと。

以下のソフトを試用中。

_窓の杜 - 【NEWS】2枚の写真を並べて比較したいときに便利な画像ビューワー「TwinView」
_TwinView Web Site

_窓の杜 - 【今日のお気に入り】画像の比較に「画像ワイパー」v1.0.0
_画像ワイパー

_窓の杜 - 【NEWS】RAW画像対応のエクスプローラ型画像ビューワー「FastStone Image Viewer」
_FastStone Image Viewer, Screen Capture, Photo Resizer ...
_FastStone Image Viewer 4.1 bate2 日本語化-++こんなところでなにしてる++

#3 [cg_tools] Photoshop Elements 8のヘルプがアップデートできず

Photoshop Elements 8 のヘルプを表示したら、「アップデートできるよ」とダイアログが出てきた。しかし、更新ボタンを押しても、「アップデートに失敗した」としか出てこない。なんだこりゃ。環境は、Windows7 x64。

AdobeのサイトにFAQがあった。

_ヘルプのアップデートが失敗する(Adobe Help)
この問題を解決するには、以下の操作を行い Adobe Help を再インストールします。

1. すべてのアプリケーションを終了します。以下のいずれかの操作を行います。

Windows :
a. [スタート] メニューから [コントロールパネル] を選択します。
b. [プログラムのアンインストール](Windows 7/Vista)/[プログラムの追加と削除](Windows XP)をクリックします。
c. インストールされているプログラムの一覧から [Adobe Community Help] を選択し、[アンインストール](Windows 7/Vista)/[削除](Windows XP)をクリックします。

2. 以下のフォルダーを削除します。

Windows 7/Vista :
C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\chc.4875E02D9FB21EE389F73B8D1702B320485DF8CE.1

Windows XP :
C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Application Data\chc.4875E02D9FB21EE389F73B8D1702B320485DF8CE.1

重要 : すべてのファイルを確実に削除するため、ごみ箱を空にします。

3. 以下の弊社 Web サイトにアクセスし、手動でアプリケーションをダウンロードしてインストールします。
URL : http://www.adobe.com/jp/support/chc/

ヘルプのアップデートが失敗する(Adobe Help) より

つまり、古い Adobe Help をアンインストールしてから、関連データが入っているフォルダを完全に削除して、 _Adobe Help Managerのインストール から最新版をインストールする、と…。

試してみたら、AIRアプリ上でヘルプが表示されず、ブラウザ上で表示されるようになった。…なんとかしてAIRアプリを普及させよう、という方針を変えて、ブラウザで表示しても十分だからそっちでやることにしよう、ということになった、のかな。まあ、ブラウザでもたしかに見れてるからいいんだけど…。

ただ、自分が知りたかった、Photomerge 云々のあたりは、ヘルプを読んでもよく分からなかった。Adobe製ソフトのマニュアル等って、昔から妙に分かりづらいんだよな…。いや、Adobe製ソフトに限った話じゃなくて、海外製のCG編集ソフトはえてしてそんなノリな印象だけど。

#4 [pc] 中華圏のパクりっぷりはある意味清々しさすら感じる

PhoXo というペイントソフトを試用してみたのだけど。添付のクリップアートを見て笑ってしまった。マリオ、DB、CCさくら、ガンダム、スト2、ハローキティ、けろけろけろっぴ…。てんこもりだよ! マズイよ! あまりにマズイのでアンインストールしました。

公式サイトを眺める限り、どうも中華圏の方が作成したソフトだったようで、微妙に納得。ソフトの機能面については、レイヤーも使えるし、描画ツールもついてるし、シールをペタペタ貼って場所を変えるだけ、みたいな簡単操作がちょっとイイ感じだと思ったのだけど。添付のクリップアートで全てが台無しだなと…。検索しても情報がないから妙だなと思ったけど、理由が分かったような。これは紹介しづらい…。

_OpenClipArt 等、フリーのクリップアートを公開してるサイトと連携させて、とかできなかったのかな…。

2013/03/24() [n年前の日記]

#1 [digital] コンポジット合成だか加算平均だかをまだ実験中

色々なツールを試してたり。

加算平均自体は、おそらく自分でもツールを作れそうな気がする。ただ、画像の位置合わせが難しそう。

CHDKのwikiにその手のソフト一覧があった。 :

_Stacking Software - CHDK Wiki

Free=フリーウェア、align=画像の位置合わせ機能があるか、Avg.=ノイズ削減のための合成機能があるか、等が一覧になってた。ありがたや。しかも、三角マークを押すと、その項目でソートまでできる。素晴らしい。

Huginに付属してるコマンドラインツールについて少し実験。 :

_enfuseで画質改良 - ぽこにっき という記事を読んで、
  • align_image_stack.exe
  • enfuse.exe
というツールがあることを知った。後者は露出合成をしてくれるツールだろうけど。前者は名前からして、画像の位置合わせをしてくれそうだなと。

DOS窓開いて試してみたり。数ドットだけ水平垂直に動かした画像を3つ用意して処理をしてみた。
align_image_stack -a ais_ test0.jpg test1.jpg test2.jpg
enfuse -d 8 -o out.tif ais_*.tif
Windows7 x64上では、align_image_stack に渡すファイル名は、全部列挙しないといかんらしい。test*.jpg みたいに、ワイルドカード指定はできなかった。

たしかに画像の位置合わせをしてくれた。しかし、歪んだ形になって出力されてしまった。単純に、水平垂直に移動だけして位置合わせしてほしかったのだけど。

_Align image stack - PanoTools.org Wiki を眺めた感じでは、もしかすると -x -y をつければ、xy方向にずらすだけの処理をしてくれそうな。試してみたところ、期待通りの結果になった、ように見える。たぶん。

しかしコレ、一旦 tif で出力するから、EXIF情報が無くなってしまう。XnViewで確認したら、実際に無くなってた。

_ExifTool とやらを使えば、EXIF情報をテキストで保存できるみたいだけど。これを使ってコピーしてつけなおせばいいのだろうか。でもツールの使い方がよく分からず。

ライト、ダーク、フラットフレームって何だろう :

_DeepSkyStacker なる天体写真用のツールで、コンポジット合成だか加算平均だかをやれないかと思ったのだけど。Light Frame、Dark Frame、Flat Frame なる単語の意味が分からず。それぞれどういう種類の画像について示しているんだろうか。

_ダークフレームについて: 天体写真とか・・・
_フラットフレームの撮影とフラット補正 | 天体写真の世界

なるほど…。
  • ダークフレーム=レンズに蓋をして真っ暗にした状態で撮影した画像。CCDノイズの乗り具合を調べるのに使う。
  • フラットフレーム=レンズにトレーシングペーパー等を被せて撮影した画像。レンズの周辺減光を調べるのに使う。
すると、実際に星を撮影した画像が、ライトフレーム、なのかな?

それはともかく、この DeepSkyStackerというツール。各設定ダイアログのタブが、ダイアログ外に隠れてしまっていて、設定を変えられない…というか何の項目があるのかも分からない…。

加算平均の仕方も分からず。出来上がった画像はとにかく真っ白になってしまう。値を足すだけで、割ってないような気がする。使い方がさっぱりわからない。

ImageJを試用。 :

_Image Jを用いた多焦点画像作製 という記事を参考に、 _ImageJ というツールを試用してみたり。

_TurboReg_StackReg というプラグインを追加したら、たしかに位置合わせをしてくれた。

加算平均は、 _細胞生化学実験 A に解説があった。
「Image」→「Stacks」→「Z Project」で、画像を重ねますが、このとき、Projection Typeで、Sum Slicesを選択します(Sum Slicesを選ぶと、場合によっては自動的に32-bit画像になります)。この作業で、全画像が加算されて新しい画像が作られます。Z軸方向(時間方向)への加算をしたことになります。

細胞生化学実験 A より

なるほど…。

#2 [anime] 漫画のネームってたぶん本来は面白いんだろうな

ジョジョのアニメ版を見ていて、原作のネームはところどころ面白かったんだろうなと想像してしまったり。「ちょっぴり」「ちょっぴり」「ウインウイン」のあたりとか。そういう言い回し? 台詞回し? をよく思いつくもんだなと。もちろん、その場のノリで書いてたら、たまたまそういうおかしさが混ざってきたのだろうけど。

漫画の場合は、えてして漫画家さんが一人でネームを書くし、各台詞も漫画家さんが責任を持ってるようなものだから、作家性が出やすくて面白い言い回しが出てきやすいのかもしれないけど。これがアニメだと共同作業が前提になるから、そういう面白さは削られてしまうのかなあ、てなことを妄想。

実際どうなのかは知らないけれど、アニメ制作の現場だったら、脚本を読んだプロデューサーや監督さんが、
「このキャラがいきなり『ちょっぴり』なんて言い出すのは変じゃないか?」
「どうして『ちょっぴり』を2回続けて言うの? 台詞として不自然だろう」
「『ウインウイン』って、コレ意味わかんない。描写として不要だよね」
とツッコミ入れてきて、全部修正させられるんだろうなと。

いや。漫画の場合も、担当さんから修正しろと言われてしまう時もありそうか…。漫画家さんがネームに関して極めて非凡な才能を持っていても、担当さんが凡人で、「ここは不自然」「ここは無駄」とバシバシ削っていたら、面白かった部分がどんどん無くなって、ありきたりでつまらない漫画になってしまいそう。

もっとも、「この脚本凄いよ。こんな台詞思いつかないよ」「このネーム最高。君は天才だな」と絶賛されて通ってしまう、そんなモノを上げてくる人も居るのだろうし…。

2013/03/25(月) [n年前の日記]

#1 [cg_tools] GIMPのレイヤーを自動で位置合わせ

移動ツールとカーソルキーで、レイヤーの位置合わせを目視でやるのがとにかく面倒なので、自動でやってくれるプラグインは無いのかなー、と。

ググってみたら、 _automatically align layers - GIMP Chat で色々なソレが紹介されてた。ありがたや。

_Gimp Plug-in for Image Registration | GIMP Plugin Registry
_Gimp Plug-in for Image Registration | Free Graphics software downloads at SourceForge.net
_Move, Scale, and Rotate using paths as reference | GIMP Plugin Registry
_Exact Aligner | GIMP Plugin Registry

Gimp Plug-in for Image Registration が、とにかくイイ感じ。目視と手作業でやってたのが馬鹿馬鹿しくなった。

#2 [digital] PowerShot A300の画角を測り直した

自分、なんでか知らんけど、Canon PowerShot A300を、35mmフィルム換算で28mmのデジカメと思い込んでた…。本当は33mmなのに。なんでそんな思い込みを。

たしか当時は、広角っぽいコンパクトデジカメなんて皆無だったはず。そんな中、33mmのA300は頑張ってるように見えて、それが理由で買った…はず。まあ、今時は、28mm相当や24mm相当がフツーにあるからアレだけど。

それはともかく、そのあたりの値を勘違いしてたくらいだから、画角についても勘違いしてそうだなと不安になってきたわけで。昔の日記を読むと、水平画角50度、垂直画角40度くらい、と実測で出していたようだけど。実際そうなのだろうか、と。

ということで、改めて測ってみたり。対象物が水平・垂直できっちり収まるように撮影しながら、対象物の幅と、カメラまでの距離を測って、アークタンジェントで角度を出す。水平55度、垂直40度ぐらいだった。

これは、計算で求めた値と合ってるのかどうか。検証してみる。

_キヤノン:Q&A検索|【コンパクトデジタルカメラ】デジタルカメラPowerShot A300機種仕様 によると、A300のCCDは、1/2.7インチ。…改めて考えると、随分小さいなあ。今時のコンパクトデジカメなら、酷くても1/2.3インチCCDが当たり前なので、それに比べると小さい。が、その代わりこっちは画素数が圧倒的に少ないから…。さて、どうなんだろうなあ。

_撮像素子の大きさ: デジタルカメラの選び方 という記事によると、1/2.7インチCCDは、5.3x4.0mm の大きさらしい。

この場合のインチは、1インチ = 25.4mmではなく、1インチ = 16mmだと今頃知った。撮像管を使ってた時代のアレコレに合わせてそういうことにしてるそうで。ややこしい事情があるのだな…。

今時は画角を計算できるページがあるようで。

_【光学計算】画角を求める - 武蔵オプティカルシステム
_画角の計算と焦点距離の換算

A300 の焦点距離は、5mm。アスペクト比は4:3。
前者のページでは、水平画角56.74度、垂直画角43.6度、と出た。
後者のページでは、水平画角56度、垂直画角44度。

まあ、大体合ってる、のかな。そんなにめちゃくちゃ外れてるわけではないっぽい。

360度分撮るとなると厳しい。 :

さて、水平55度、垂直40度で、何回撮影したら360度分の位置合わせ可能な画像が得られそうなのか、AR-CADで図を描きつつアタリをつけたり。

何回撮影が必要か検討

Hugin関連のページによると、およそ1/3程度は画像が重なるようにしたほうが、一致点・コントロールポイントを見つけやすくなるらしい。

単純計算では、最善で42〜47回、向きによっては62回必要になりそう。IBL用のHDRIを作るとなると、同じ位置で、0EV,-2EV,+2EVの3枚の画像が必要になるから、3倍必要。つまり、126〜186枚撮影しないといけない。

1枚撮影するたびに、手動で露出を変えるためにボタンをポチポチ押して、とかやってられないわけで…。仮に、Linuxが動くノートPCも持ち歩いて、USB接続して gphoto2 でリモート制御できるなら、露出を変えて撮影する作業は1回で済む。けれど、それでも42回ほど手動で向きを変えないといけない。

gphoto2 で露出を変えて撮影するのも、撮影だけで40秒、PCへの転送時間も追加すれば約1分ぐらいかかるだろうから…。1度もミスせずデジカメをぐるぐる回せるとしても40分かかる。やはり、周りの風景が変わってしまいそう。その代り、半球ミラーモドキを使った場合に比べたら、それなりの解像度の結果画像を得られるのだろうけど。

自動で回せないかなあ…。いや、その前に、手動で回すとしても、ノーダルポイントとやらをちゃんと取れる雲台モドキが必要になりそうだけど。

2013/03/26(火) [n年前の日記]

#1 [digital] 超解像技術について少し調べてる

複数の画像から高解像度の画像を生成する技術があったはず、と思って検索。もしかすると、「超解像」と呼ばれるソレかもしれないけど。自分が今使えるデジカメは、どれも解像度が低いので、連写した画像から高解像度の画像を作れるなら、試してみたいなと。

_ImageD2 というフリーソフトに遭遇。試してみたところ、ン時間単位で処理時間がかかったにも関わらず、さっぱり高解像度画像には見えなくて。なんでだろうと思って調べ直したところ、自分はこの手の「超解像技術」について、ずっと勘違いをしていたことに気付いたり。

複数の画像から、高解像度画像を作る際には、えてして動画を使うらしい。というのも、カメラが微妙に動いていることを期待して、なのだとか。現在見ているフレームだけでは、拡大に必要な情報が足りてなかったとしても、前後のフレームなら、カメラが微妙に動いていることで、拡大に使える画素情報が含まれてる状態かもしれん ―― と考えて、前後のフレームから画素情報を、探して、拾って、現在のフレームに埋めていく、てのがその手の処理だそうで。

自分が実験に使った複数画像は、カメラを三脚でガッチリ固定して撮影したモノなので、カメラが全然動いてない。同じ場所を連写撮影しただけだから、拡大後にドットが足りてない場所を埋めるための画素情報がどの画像にも含まれてない。道理で、全く高解像度になっていかないわけで。

なら、手持ち撮影で連写した画像なら上手くいくのでは…。試しに、手持ち撮影画像を ImageD2 に処理させたら、エラーが発生して強制終了。どうやら、各画像の移動量が大き過ぎると落ちるらしい…。

何にせよ、色々と勉強になった。とりあえず調べた範囲で分かったことをメモ。超解像技術は、今のところ大別すると2つあるそうで。 前者は、「他の画像なら拡大に使える情報が含まれてるかも」と期待しながら処理をする方法だけど。後者の、1つの画像から高解像度画像を生成する方法も、ざっと眺めたところ2種類あるように見えた。 辞書方式は、かなり高解像度の画像が出てくるようで、サンプル紹介を見ていてビックリしたのだけど。原理からして、本当に元々そういう画像だったのか、大変疑問が残ってしまう方法なわけで。ただ、人の顔を復元するとか、ナンバープレートを復元するとか、ジャンルを限定してしまえば ―― 元々あり得たはずの高解像度パターンが結構限定されている状態なら、かなりイイ感じに推測できるっぽい。

辞書方式云々。 :

#2 [pc] プラグインメニューが長くなってきてちょっと困ってる

GIMPのプラグインメニューがちょっと長くなってきていて。どうしたもんか、どうにかならんかと。
GIMP menu

ついでに言えば、Audacityのプラグインメニューも長過ぎて困ってたり。
Audacity menu

さらについでに言えば、Metasequoiaのメニューも長過ぎて。
Metasequoia menu 1
Metasequoia menu 2
まあ、Metasequoia は、 _Custom Menu というプラグインを使うとこのへん劇的に改善するのでアレなんですけど。本当に、このプラグインはありがたい…。

FL Studio も…。いや、これはまだ、横に広げてくれるだけマシですけど。
FL Studio menu

とにかく、その手のアレは、メニューを選択した瞬間、こんな気分に。
うわ…
*1

「ちょ、おま、プラグイン入れ過ぎwww」とか笑われそう。いやいや、でもさ、「これは便利そう!」→「いつか使うかもしれない!」→「とりあえずインストール!」てのがプラグインってものじゃないですか? だから仕方ないよね? ね? *2

しかしこのあたり、ユーザの性癖を笑って馬鹿にして済ませられる程度の話ではないよなー、と思っていたりもするのです。要するにコレって、GUIにずっとまとわりついている問題なわけですよ。

GUIにまとわりついてる問題。 :

  • Microsoft Office 2007 がリボンUIを導入したのはなぜか?
  • Windows Vista/7 がスタートメニューの大改編を行ったのはなぜか?
  • Ubuntu Linux が Unity Dash を盛り込んだのはなぜか?
さて、なぜでしょうか、と。

「GUIを用いた製品は、高機能化に伴って、メニュー項目数が膨大になってしまう」
「メニュー項目数が増えると、目的の項目を探し出すことすら困難になる」

そういう問題が、GUIにはずっと存在しているわけですよ。そして、各OS・各アプリは、その問題をどうやって解決するか悩みに悩んで、それぞれがこういう解答を出してきた、というのが現状なわけで。

前述の、プラグインメニューのスクリーンショットもソレで。プラグイン追加で、機能はどんどん増えていく。増えていくけど、呼び出すことが困難になっていく。その実例の一つ、と言えるわけです。

実は、今から15年以上も前、Windows 95/98の時代ですら、一応そのあたりについて解答は盛り込まれていました。
  • スタートメニュー内の項目の並び方を、ユーザが好きなように変更できた。
  • スタートメニューが入っているフォルダの中にサブフォルダを作ってショートカットファイルを移動すれば、ユーザが好きなようにメニューを階層化できた。
つまり、メニューにおける「並び」と「階層」、この2つをカスタマイズすることができたわけですが。個人的には、この2つをユーザがカスタマイズできるだけでも結構違うだろうと思っているのですけど。
  • 並びを変えられたら、自分がよく使いそうな項目だけを、選びやすい場所に持ってくることができる。
  • 階層化ができれば、一度に表示される項目数を絞れる。画面全体にメニューが表示されて「うへえ」と思わずに済む。

しかし、前述の、GIMP、Audacity、Metasequoia、FL Studio などのアプリは、それすらできないわけで。
  • 各プラグインが、自分がどの階層に配置されるべきかの情報を持ってしまっている。ユーザがその情報を任意に変更できず、階層をカスタマイズできない。
  • メニュー項目の並びが、アプリ本体が持つ特定のルールに支配されていて、変更できない・固定されている。
今更、プラグインの仕様をUIを快適にするために変更します、なんてことはできませんし。プラグインは、そのアプリにとっての貴重な資産ですから、ソレを一旦捨てるなんてことはできない。なので、改善しようにも、これはなかなか厳しい。…言い方は悪いですが、それらアプリのGUIに対する取り組み・思想は、Windows 95が発売された1995年のレベルにも未だ至っていない、とすら言えてしまうのかもしれないなあ、とチラリと思ったりもします。

もっとも、各アプリは、メニュー表示をライブラリに任せてるだけなのでは、という気もするわけで…。もし、それぞれが使っているライブラリが、メニュー表示の処理に関して、何か改善を盛り込めば、それだけでずいぶん印象が違ってくるかもと想像していますが。例えば…。
  • 縦方向にだけ項目を並べず、FL Studio のように(あるいは昔のWindowsのように)横方向も活用するとか。せっかく16:9の横長ディスプレイが普及してるのに、ドット数が少ない縦方向ばかり使うのは理に適ってないですし。
  • 画面内に項目が収まらない時は、スクロールバーを出してしまうとか。何がツライかと言えば、最上部 or 最下部の三角マークを押し続け、目的の項目がスクロールで出現してくれるのをじっと待ってるのがツラいわけで。スクロールバーで「大体このへんにあったはず」と一気にスクロールできたら、能動的に操作してる感が得られて、全然違うだろうなと。
もちろん、アプリ本体でもできそうなこともありそうですが…。
  • pluginsフォルダ内に、特定の命名規則でフォルダを作り、そこにプラグインを入れたときだけ、フォルダ名に従った階層表示にするとか。例えば、「!生成」「!変換」等、頭に「!」をつけたフォルダ名にすると、そこだけ階層として扱いますよ、等々。
もっとも、そんな修正してる暇があったら、画像編集、波形編集、3DCGモデル制作等、目的とする作業に関する内部処理を改善したい、機能を追加したい、とフツーは思うでしょうし。

まあ、このへん色々と難しいですよね、ってことで。あの Microsoft ですら、毎回悩んで、違う解答出してきますし…。

とりあえず、そういう問題がGUIにはあるよねえ、てなだけの話でした。まあ、GUIに限らず日常生活の中にも似た問題がゴロゴロしてそうですけど。…なんとなく、「その手があったか!」てな解答がどこかにありそうな気もするんですが。

ジョブズは、パロアルト研究所でAltoとGUIを見て、ビビッときてLisaやMacを出したらしいけど。その当時、メニュー項目数が膨大になったらコレどうしようか、みたいなことを考えてた人は居るんだろうか。実はその当時の研究内容の中に、改善するための種があったりしないのかなあ。

Windows Vista/7のスタートメニューやUbuntuのDashとかそのへん。 :

余談。昨今のWindowsのスタートメニューや、UbuntuのDashを使ってると、これってGUIからCUIに戻ってるよなと思ったりするわけで。メニュー選択型のADVから、コマンド入力型のADVに逆戻りしてる印象が。

コマンド入力型は、以下の条件を満たしてる時は便利で速いわけですけど。
  • メニュー項目数が膨大で画面に収まらない。
  • 項目名をユーザがある程度覚えている。頭の中に、使いたい機能名・アプリ名が既に浮かんでる。
逆に、上記の条件を満たしてない時は、メニュー選択型のほうが便利で速いのですが。
  • メニュー項目数が少ない時は、マウスなりカーソルキー(十字ボタン)なりで選んだほうが速い。
  • 項目名をユーザが忘れてしまっていたら、コマンド入力型は手も足も出なくなる。
Emacs系のエディタとかそうですよね。「こういう機能があったはず。でも、なんてコマンド名(関数名)だったっけ…?」てな状態に自分はたまになるんですけど、こうなるとかえって時間がかかってしまう。

つまり昨今のWindowsやUbuntuは、大昔、皆がCUIでバシバシと操作してたあの感覚を、一般ユーザにも強要しようとしてる、とも言えそうな、そんな気もしていたりするわけで。…まあ、補完機能が強力なら、どうにかなるのかもしれないですけど。

いや、Ubuntu はともかく、Windowsは違うか。Windows8 のデスクトップは、またGUIに揺り戻しをしているような気もしてきた。指でポンポン選ぶだけで使えますよ、と嘯いて(?)ますもんね…。メニュー選択型へ戻ってるよな…。

おそらく、初心者に優しいのは、メニュー選択型ですよね。ファミコンのADVやRPGがコマンド入力型だったら、あんなにヒットしなかったと思うのですが。…本当にそうかなあ? どうなんだろう。

*1: _PAKUTASO - WEB制作向け無料写真素材 の写真を使わせていただきました。この写真、実に使えますねえ…。
*2: まあ、単に自分のコレクター属性が云々、てな話でしかないのかも、とも思うのだけど。

2013/03/27(水) [n年前の日記]

#1 [web] livedoorメールがサービス終了するようで

ということで、livedoorメールのアドレスを登録してた各種サービスのメルアドを変更し直し。

しかし、どこを辿っていけばメルアド変更ができるのか分からないサービス・サイトもいくつかあって。 このあたりは、どこにメルアド変更ページがあるのか分からなかった。そもそも変更方法すら用意してないのでは、という不安も。

他のサイト・サービスも、変更方法が分かりづらい事例がいくつかあって。そもそも分類がバラバラというか。「メールアドレス変更」というリンクが用意されてる事例もあるし、「プロフィール」で変更する事例もあるし。このあたり、Web上で統一されないものかな。現状では、共通ルールがあるんだかないんだか、そこからして分からない。

2013/03/28(木) [n年前の日記]

#1 [web] 古いメールアドレスに広告メールを送り付けてくる会社があるのだけど

livedoorメールがサービス終了するとのことで、あちこちのアカウントの登録メールアドレスを変更したのだけど。

未だ、livedoorメールのほうに広告メールを送ってくる会社があって。せっかく新アドレスを親切に教えてやったのに、これから消滅することが確定してるメールアドレス宛にせっせとメールを送ってくるなんて、この会社、馬鹿じゃないのかと。

もっとも、各アカウントの登録情報と、広告メールを送るシステムが、独立して動いてる・自動で紐づけられてないことの証明でもあるのだろうから、個人情報の管理状態としては望ましい状態、とも言えそうな気もしてきた。本来は、こうあるべき、なんだろうか?

しかし、古いアドレスにせっせと送ってこられても困るわけで。一応配信停止要求を出してみるけど、それでも送ってくるようなら、ブロックするかゴミ箱直行フィルタを設定するしかないのかなと。

メールアドレスを集めるときだけは必死だけど、その後の活用が杜撰なのは、なんだかなと思う。そんな杜撰な使い方しかできないなら最初から集めるなよ、とすら思ってしまったりして。

「広告メールなんか受け取ってるんじゃねえよwww」と笑われそうだけど。稀に、期間限定セール・期間限定無料公開モノがたまにありそうなので、様子見してる感じだったりするのです。

#2 [digital] スマホとかタブレット端末とかあまり好きじゃないです

実は、個人的に、タッチパネルで操作する機器が好きじゃないです。今まで散々、「タッチパネルは素晴らしい(はずだ)」と言っておきながらアレですけど。

画面汚れるじゃん。指紋だらけになって見づらいじゃん。指の下に何があるのか見えなくてイライラするじゃん。だから好きじゃない。

ジョブズは「そんなの拭けよ」の一言でそういう意見を一蹴したらしいけど。自分は、一旦画面の掃除を始めてしまうと、一点の曇りもないピカピカ状態にしたくなって、3分ぐらい拭き拭きしちゃうんですよ。そして拭いてる間に、「なんでこんなことしなきゃいけないんだ。ガラケー時代はこんなことしなくて済んだのになー」と思い始めちゃう。

操作ボタンや、ポインティングデバイスが、表示画面と分けてあるほうが嬉しい時もあるよなと。たしかに、コンピュータ操作に慣れてない人にとっては、タッチおじさんライクな設計は福音だと思うけど。全てがソレになってしまうと困るよなと。というか自分が困る。

ということで、100円ショップで買ってきたタッチペンモドキを使ってるけど、これも反応が悪くてイライラ。

いっそのこと、触らないで操作できるタッチパネルとか出てこないかな。無理か。

#3 [pc][neta] Microsoft Officeだけでいかにもなアニメ絵イラストを描いた事例を目にしたけれど

たしかに凄いんだけど、ビットマップデータをベクターデータに変換してインポートできる機能・ツールでも作ったほうが、よほど意味があるんじゃないかと思ってしまった。もう、Microsoft には、そういうの作れるプログラマーが居ないのかしらん。

2013/03/29(金) [n年前の日記]

#1 [digital] HDDレコーダに外付けHDDをつけてみた

RD-BZ710のHDD空き容量が少なくなってしまったので、この際だからと試しにUSB接続外付けHDDを追加してみたり。

追加したHDDは、BUFFALO HD-HES640U2。640GB。中のHDDは、SAMSUNG HD642JJ、らしい。この外付けHDD、本体が熱くなるのがアレなのだけど、一応、オプションとして売られてたファンをつけてあるので、まあなんとかなるかなと予想。

外付けHDDをつける時は、本体電源OFF(待機状態)で接続して、外付けHDDから先に電源を入れること、てのが注意点らしい。

認識や初期化はすんなりできた。しかし、サクサクと番組ファイルを転送できるのかなと思ってたら、全然そんなことはなく。どうやら、BDに焼く時と同じぐらいの速度しか出てない印象。USB2.0接続ってこんなに遅かったっけ? もう少し速くなかったっけ?

考えてみれば、BDとUSB-HDDを切り替えて使う、という仕様からして、外部の何かにダビングする時は、同じ回路を通っているのかもしれないなと勝手な想像を。仮にそうだとすれば、BDへの転送速度を想定してそこで頭打ちになっていてもおかしくないのかも。

まあ、厳密に時間を測ったわけでもないので、実はそこそこ速く(遅く?)なってるのかもしれないけど。とにかく、想像してたより全然遅いなあ、これじゃ緊急時に急いでムーブして空き容量を作るとか全然できないよなあ、と思いました。

#2 [nitijyou] 頭を丸刈りにした

バリカンでガリガリと。前回は、脇のあたりを3mm、前の部分を12mm、などと変えて試したせいか、酷い仕上がりになってしまったわけで。今回はもう諦めて、全部短めに。完全な丸刈り状態だけど、それほど酷い仕上がりにはならなかった、ような気がする。

あと1回ぐらい使えば、バリカンを買ったことの元は取れるかも。

#3 [digital] ダンボールで関節を作るのは難しいのだろうか

半球ミラーを三脚に固定すべく、物置から太目の針金を少々持ってきて試してたのだけど。針金だから、ちょっと動かすと上下にプラプラ振動してしまって話にならず。カッチリした材質で作らないとダメかなと。まだ、ダンボールで作ったほうがいいのかもしれない。

しかし、ダンボールで作るとなると、長さや高さの調整が面倒なわけで。ここは一つ、多関節のアームっぽいものを作ってどうにかしたい。

と思ったけれど、その関節をガッチリ固定する策が思いつかず。これが、金属や木製の板ならば、 _蝶ナット_蝶ボルト で締め付けて固定する、なんてこともできるのかもしれないけれど。ダンボールではなあ…。重量が軽くなるのはヨサゲなんだけど…。

てなわけで、ダンボールでその手の関節をビシッと固定する策を発見発明できた人は居ないのかなー、と検索してるところです。

角度を何種類か限定して、てな固定方法でもなんとかなりそうな気もしているのだけど。でも、フツーはダンボールって稼働させること前提で組み立てたりしないもんな…。

「ダンボール 関節」で検索すると、ダンボール戦機ばかり出てきます。まあ、そうなるよね…うん…。

2013/03/30() [n年前の日記]

#1 [digital] HDDレコーダの転送時間を測ってみたり

RD-BZ710の本体HDDから、USB接続外付けHDDにムーブする時間を、ストップウォッチで測ってみたのだけど。録画番組実時間の、1/4〜1/2の時間で転送できてる感じで。録画番組はビットレートが決まってるはずだし、USB2.0接続も転送速度が大きく変わるとも思えないのだけど。どうして転送時間が大きく違ってくるのだろう…。

何にせよ、2倍速とか4倍速とかでBD-R焼いてるような感じの転送時間、なのかなと。

#2 [anime] ガルパン最終回を視聴

TVアニメなのに内容が濃すぎて制作が遅れて放送延期になったアニメ、らしい。BSで放送されてたので視聴。

見ていて、たしかにコレは制作遅れそうだなと。なんとなくだけど、このスタッフは、「紅の豚戦車版」をTVアニメでやろうとしちゃったのかな、と思ったり。

ぶっちゃけ、戦車が走って走って戦って、を延々やってるだけ、なのだけど。しかしこれが実に面白くて。それって結構凄いことなんじゃないのかなと思えてきたり。

例えば、ガンダムが30分間延々戦ってるだけなのに面白い、てなガンダムシリーズがあるのかと言うと厳しいわけで、そう考えると戦車が戦ってるだけなのに面白いってのは、称賛されるべき、かもしれず。

3DCGで作るアニメ映像についてぼんやり考えたり。 :

キャタピラ?がたわんだり、千切れてベロンとなるあたり、どうやって実現してるのかなと気になったり。物理計算…じゃなくて全部手打ちだったらどうしよう。

手描きだけでアニメを作ってた時代なら、戦車アニメを作るなんて正気の沙汰ではなかったろうけど。3DCGの普及で、ようやく戦車アニメも作れる時代になってきたのだなと、なんだか目頭が熱く。しかしそれでも、この事例を鑑みるに、TVアニメとして作るのはまだ厳しい、ということなのだろうかと。

3DCGを使ったロボットアニメであれば、ZOIDだのダンボール戦機だの、TVアニメとしてやれなくもない、てな実証例が既に多々あるわけだけど。ロボットと違って、戦車を動かす場合には、さて、何がネックになるのだろうなと。おそらく、「うげえ」となる作業内容がいくつかあったのかなと想像しているのですが。

人間様が「うげえ」となる作業を肩代わりさせるためにコンピュータは生まれてきたわけで。しかし、そのコンピュータを使って仕事をしているのに、「うげえ」となるポイントに未だ遭遇するなら、それらのポイントをどんどん公開・列挙して、「うげえ」ポイントを共有知(?)にしなきゃいかんのだろうなと。問題点が認識されなければ、コロンブスの卵が出てくる展開には全くならないのだし。

それでなくても、3DCGは手抜きだなんだと無知な輩が未だに口走るトホホな現状があるわけで。少しでも作業してみれば、「この面倒臭い作業のどこが手抜きなんだよ…」「これ、手で描いたほうが早いんじゃねえの…」と思えてしまうぐらいに、まだ「うげえ」がたくさん残ってるはずで。

と、そんなことを思ったりもしたけれど。単に脚本やコンテが原因で遅れた、てな状況だったらなんだかアレだなあと不安になってきたりもして。

何はともあれ、「うげえ」は減ってほしいです。まあ、減ったら減ったで、違う「うげえ」が要求されるのが世の常ですが。

2013/03/31() [n年前の日記]

#1 [digital] 半球ミラーの固定用の何かを試作中

割り箸で試しに作ったソレはフラフラしてしまってダメだった。針金よりはマシだけど。

今度はダンボールで試作中。AR-CADで図を描いて検討していたり。

以上、31 日分です。

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