mieki256's diary



2013/03/18(月) [n年前の日記]

#1 [digital] 半球ミラーでパノラマ画像を作成できそうか実験中

半球ミラーで撮影して、HDRI、360度パノラマ画像を作れそうか実験。

環境やソフトは以下。
半球ミラーは、裏にダンボールで作った板を両面接着テープで貼り付けて、その板部分を三脚にメンディングテープで固定。コンデジ側も三脚で固定して撮影。

以下、気付いた点をメモ。

半球ミラーを使って撮影する場合、光学ズームはどうも必須な感じ。最初は、ズームがついてない A300 で撮影してみたけど、半球ミラー部分が豆粒サイズにしか映らないので解像度的によろしくなくて。近づけて撮影しようとしたら、マクロ撮影モードにしないとミラー部分にピントが合わず。そのせいか、肝心要の鏡に映った部分はボケボケに。これでは話にならないので、お袋さんのデジカメ、FinePix JX280 を借りて実験することにした。JX280 なら、5倍ズームがついてるので、どうにかそれらしく撮影できた。

ひとまず、4方向 x 3露出を撮影。ミラーもカメラも90度ずつ回しつつ。露出は、0,+2,-2で。

撮影した画像を左右反転すれば、魚眼レンズで撮影したかのような画像になる。

半球ミラーだから180度分が映ってる、と単純に思い込んでたけど、実際に撮影してみたら、180度以上の風景も映っている模様。考えてみたら、半球ミラーならミラーの後ろ側も映り込んでるよな…。真横が映っている位置は、球の中心から見て45度の角度になっている箇所のはずで…。ミラーで隠れている部分以外は映っているはず。もっとも、周辺部分は歪みが酷くて使えるかどうか微妙だけど。

Huginに読み込ませると、デジカメのレンズ設定をjpg中のExifから読み取って、その値でその後の処理をするようで、色々と上手くいかない気がしてきた。一旦、jpg中のミラーが映ってる部分をトリミングして、png保存してから読み込ませることに。png保存することでExif情報が無くなるから、Huginが「これは何の画像だ?」と尋ねてくる。円周魚眼レンズを指定。

そのままだと、カメラ、三脚、撮影者が映ってしまっているので、不要な部分は削除しないといけない。Huginのマスク機能(「マスク」タブを選択)を使って、不要部分はマスクする。

コントロールポイント編集タブ上では、異なる画像同士で共通する部分をコントロールポイントとして指定していくけど。同じ画像同士にすれば、「鉛直な線」「水平な線」を指定できる。「鉛直な線」「水平な線」の指定方法は、左側の画像で、線の開始座標を指定して、右側の画像で線の終了座標を指定する。それらの線を指定することで、まともな配置になることが多い、らしい。

Hugin でHDRI画像(.exr)を出力する方法がさっぱり分からず。途中で何かのエラーが出て、バッチ処理?が「失敗」になってしまう。設定を色々変えているうちに、処理が「完了」して、.exr が出力される時もあるようなのだけど。各設定項目の意味が、さっぱり分からない…。

以上、1 日分です。

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