mieki256's diary



2005/03/09(水) [n年前の日記]

#1 [anime] 十二国記の後に何を流すのかと思ったら

「今日からマ王」だった。ぎゃふん。

NHK-BSで流れてたときは、2話以降を数話見て視聴中止にしたんだけど。1話は見たことがなかったので、とりあえず見てみたり。

1話のせいだろうか。作画は随分と綺麗だなと感心。他には…。スイマセン。ダメでした。これ以上、よかった探しは無理です。ギブアップ。歯が立たない。コイツは強敵だ。

自分は、この作品に寒さしか感じないんだけど。それはつまり、本来のターゲット層にはウケる作品であることを見事に証明してるのかもしれないなぁ…。特定の嗜好性をピンポイントで狙うと、その嗜好性を持ってない人間からは徹底的に拒否されるのが常。自分がゲンナリすればするほど、自分とは逆の嗜好性を持った層から絶賛されてる可能性が高まるわけで。この作品は、それだけ、消費者のニーズを的確に掴んだ、よく出来ている商品なのだろう。

しかし、「マ王」と「スピカ」のコンボとはなぁ。…ビデオの録画予約、消しとこ。

#2 [pc] 親父さんがBフレッツを申し込んだのだけど

と言っても申し込んだのは結構前で。Bフレッツへの勧誘電話がかかってきて、工事費無料・料金2ヶ月無料のキャンペーン中だからとアピールされて、申し込んだらしく。

3/15に工事をするらしい。…本当に工事費無料なんだろうか。家の壁に穴を開ける必要があるだろうと想像するのだけど。別途工事費を追加されそうな予感。

plalaのセット契約を変更する必要があるわけで :

ということで、plalaのサイトを覗いたら。plalaからBフレッツの申し込みをしたほうが、plalaの料金も数ヶ月分無料になる上に、4thMediaチューナーも無料で入手できるみたいなんだけど…。勧誘電話経由で申し込むのは明らかに損だったのでは…。まあ、ISDN・ADSLの時と違って、今回は親父さん主導で話が進んでるので、別にいいか。

工事日前日に、plalaのサイト上からセット契約変更を申し込めばいいとのこと。親父さんが、plalaに電話で質問して確認をとったらしい。…が。サイトから申し込んで、即座に切り替わるのであろうか。まあ、plalaが電話でそう答えたということは、それしか方法は用意されてない *1 ということだろうから、「一週間かかります」とか後になって言い出されても仕方ないだろうな。それが嫌なら、そもそもplalaからBフレッツ取次云々をすべきであったろうし。

ONU(光ファイバーの終端装置)を設置する場所を親父さんが作成 :

自分は、玄関近くの靴箱(靴入れ棚?)の上 ―― 今現在、ADSLモデムが置いてある場所の周辺 ―― でいいんじゃないかと思ってたのだけど。親父さんは、壁から近くて済む、階段のデッドスペース ―― 天井に近いあたりに設置したいと言い出して、昨日、そのあたりに板を張っていた。

B5サイズの板なのだけど。ONU、置けるサイズなのかしら。自分、ONUのサイズは知らないわけで。Googleのイメージ検索で、いくつか写真を目にした限りでは、ADSLモデムと同程度の大きさに見えなくもないのだけど…。

ていうか、地震で落ちそうな予感。そのへんの対策を考えるのは、やっぱり、自分や妹の役目なのだろうか…。

ADSLモデムをONU設置予定場所に置き始めた :

親父さんが、「PCの電源を切れ」と言い出したから何かと思ったら。ONU設置予定場所に、ADSLモデムをこれから移動するのだと言う。

たしかに、洋間に設置してあるルータから、設置予定場所まで、現在使用中のLANケーブルが届くのか確認しておく必要はあるし。また、電源コードをどこまで伸ばせるか確認しておく必要もあるのだけど。何も今のうちからやらんでも…。電話線にノイズが乗らないよう、あれこれ工夫して配置してたつもりだけど。そのあたり無頓着に設置されて、うーむ。でもまあ、本人が好きでやってることだし。「工事日まで速度が遅くなることは覚悟の上でやってほしい」とだけ伝え、親父さんのやりたいようにやってもらった。

が。親父さんが実際に設置してみたところ、自分の予想と正反対の結果に。速度が、2Mbps → 2.3Mbps に向上してしまった。なんでやねーん。

つまりは、自分や親父さんが今まで認知できなかったノイズ源が、これまでのADSLモデム設置場所の周辺に存在してたということだろうか。AMラジオ片手にうろついて、場所決めしたのだけどなぁ…。更に、自分がノイズ源に成りえると思ってたものは、実はそれほど影響がなかったということか。ああ、なんてこった…。つーか、アナログはワケワカラン…。

テープ剥がしを命じられてちょっとゲンナリ :

電源コードやLANケーブルをそのまま剥き出しにしておくと、美観云々でお袋さんから苦情が出るので、木目調のモールでそこそこ隠してたのだけど。それらモールが不必要になったので、除外するかどうか、という話に。自分は、接着してるテープが強力なので、壁や床の表面まで剥がれたり、跡が残りそうだから、そのまま残したほうがいいのでは…と言ってる間にも親父さんがベリベリと剥がし始めて、わー。

幸い、床や壁の表面は剥がれず、両面テープが残っただけで。そのうちの一つは親父さん自身が剥がしたのだけど。他に残ってるテープを剥がせとの御命令。なんでやねーん。自分は、残してもいいのでは、と言ったやーん。自分の主張と異なる行為を何故自分がしなければならないねん。と文句を言いつつも一応作業を始めてみたら。…剥がれんわ、コレ。えらいシンドイ。親父さん、途中で作業するのが嫌になったんだな…。

妹が、シール剥がしの溶剤を持ってるとのことで。試しに使ってみた。が、妹が事前に言っていたとおり、両面テープには効果が薄い模様。結局、ヘラでしつこくゴシゴシやらないとダメか…。

今気づいたけど。万が一、こちらの想定外の場所から光ファイバーが出てきたら、どうなるんだろう。モール、貼り直しだろうな…。

*1: 流れを少なくすることで、コスト削減を図ってる部分もあったりするのであろうし。

#3 [colinux] coLinux上のGIMPで作業をしてたんだけど

Cygwin/Xで作業をしてたけど。重いー(のか?)。GAP の Next Frame で画像が表示されるまで3秒ぐらいかかる。Win版GIMPなら1秒未満で出てくるのだけどなぁ。

作業が終わってから、気がついた。Winの共有フォルダ上のファイルにアクセスしてた気がする(爆) それじゃ遅いわ。アホだ>自分。

でもまあ、Win版GIMP 2.x.x と違って、GAP を使うたびにDOS窓が出てこないのはありがたい。>coLinux上のGIMP。

#4 [cg_tools] GIMPでGAPを使ってアニメGIF作成

作業手順をメモ。使用したのはWin版GIMP 1.2.5 + GAP。
  1. フレーム(=連番.xcf)を、別のディレクトリにコピーして、“必ず”バックアップをとっておく。
  2. フレームをGIMPで開く。
  3. 画像ウインドウ内で右クリックをするとメニューが出てくるので…
  4. 『動画』→『フレーム統合』。 <それぞれのフレームが、1枚のレイヤーでできたフレームになる。
  5. 『動画』→『フレームを画像に』。 <「名称未設定」のウインドウが新しく作成されて、全フレームがレイヤーになった画像ができる。
『フレーム統合』で、それまで開いてた全フレームが破壊される=後から修正できない状態になってしまうので、『フレーム統合』する前に、バックアップを忘れずに。

『フレームを画像に』の際に、ダイアログが開いて、そこにレイヤー名の入力欄があるのだけど。その中に「(41ms)」みたいな表記があったりする。これは、そのフレームに対するwait時間らしい。IEでアニメGIFを再生する場合、ここの数値が、おそらく「(60ms)」より大きくなってないと、こちらの意図したwaitで再生されないみたい。ちと注意。

ココから先は、GIMPの一般的(?)なGIFアニメ作成作業と同じ。
  1. 新しく作成された「名称未設定」ウインドウを選択。
  2. 『画像』→『モード』→『インデックス』。 <GIF画像は256色までしか使えないので、インデックスカラーモードに変換する。
  3. 動画をプレビューして確認。『フィルタ』→『アニメーション』→『動画再生』。
  4. 場合によっては動画を最適化してもいい。『フィルタ』→『アニメーション』→『動画最適化』。
  5. 『ファイル』→ 『別名で保存』 → ファイルネームの最後に、「.gif」をつけて保存。アニメとして保存するか云々を尋ねてくるので、アニメのほうにチェックを入れて、保存する。
  6. 出来上がり。

問題点 :

GIMPで作成したアニメGIFを、IEで表示してみると、再生してるうちに再生速度がどんどん遅くなってくる…時もある。いくつか実験してみたけど、どうやら、
  • 共通パレットを使ってる。
  • 動画を最適化してる。
このどちらか、あるいは両方で、違いが出てくるようではあったり。ちなみに、Mozilla系のブラウザなら、そういった不具合は見られない。

こういった症状が嫌ならば、
  • 『動画』→『フレーム変換』
で、全フレームを別フォーマットの連番画像として書き出せるので、後は、GIMP以外のアニメGIF作成ソフトで好みの設定にしてアニメGIFを作る、というのもアリかも。

例えば、
  1. 『動画』→『フレーム変換』で、連番png を出力。
  2. 「藤 -Resizer-」で、連番pngを、好みのサイズに、一括で縮小。
  3. 「Padie」で、連番pngを「共通パレット」を作らずに、一括で減色。
  4. 「natm」で、連番pngを読み込み、「最適化しない」設定で、アニメGIFを作成。
とか。

一応、前述のソフトへリンクを。

_藤 -Resizer- :

フリーの画像拡大縮小ツール。複数の画像を一括で処理できる。拡大縮小以外にも色々な画像処理を加えることができる。例えば、縮小と同時に「輪郭強調」をかけたりとか。

_Padie :

フリーの減色ツール。複数の画像を一括で処理できる。

xPadieのほうは、バッチ処理が実装されてないので注意。最初、気づかずに xPadie をインストールして首を捻ってました。ちゃんと説明を読めよぅ… >自分。

_natm :

フリーのアニメGIF作成ツール。

グローバルパレット(共通パレット)を使用しない設定でアニメGIFを作れたりもするので、GIMPで出力したアニメGIFを読み込んで、そのへんだけ修正する、とかできたりする、かもしれないけどまだ試してないです。

#5 [cg_tools] ということでGIMPでアニメGIFを作ってみたりして

GIMPで作ったアニメGIF
こんな感じ。中華キャノンのプラモデルを撮影して、GIMPでシコシコと。800Kbyteぐらいあってちょっとアレだけど。

ちゅーか、素材を撮影したの、 _何ヶ月前やねん。 ちなみに _こんな感じで撮影してた模様。

でもまあ、 _「お店に安いじゅんでカメラがならんでいると、いちばん安いところから25cmのあたりにならんでいるカメラ」 *1 と、フリーのグラフィックツールでこのぐらいは遊べるということで。なんとなく満足。

ヘボヘボなアニメGIFではあっても、作業してるうちにいくつか気づいた点があるので、以下にメモ。

アニメと実写は、たぶん違う :

最初、商業アニメと同様、「背景は1コマ撮り(?)」「手前のオブジェクトは(基本的には)3コマ撮り(?)」で作ってみたのだけど。実際やってみると、どうにも不自然で、全く見れたものではなく。結局、全フレームでオブジェクトを動かしてしまったり。 *2

どうして不自然だったのか考えたのだけど。…手前のオブジェクトがプラモデルだったからではないかと。

動いてるオブジェクトが、現実に存在してる物体の質感に近ければ近いほど、見る側は、日常生活と同じ動き=フルアニメを求めてしまうのかもしれない。と、そんなことを思ったり。 *3

もっとも、元々アニメだってフルアニメだったわけで。途中でリミテッドアニメが主流になって、そういう映像に慣れちゃっただけ、かも。例えば、3DCGアニメや実写であっても、アニメのような動きをする商品が延々と市場に流れ続ければ、こういった不自然さもなくなってくるのかもしれない。…まあ、そういう展開はありえないだろうけど。

素材撮影の段階が重要 :

マスクを作りやすくするために、青い画用紙を背景にして、ブルーバック撮影の真似事をしながら素材を撮影したのだけど。結局、選択領域を一つ一つマウスで描き直してた気がする。青部分の明度・彩度等にバラつきがあり過ぎて、色選択だけではほとんど使い物にならず…。

色んな素材をCGで合成することで、たしかに色々な表現ができるのだけど。素材のマスクをサクッと作れる方法を知ってないと、そのへん厳しいのだなと。合成して、画面が出来ていく様子を見るのは楽しいけど。マスクを作ってるだけの作業は全然楽しくないッス…。

動いてしまえば光源の向きは結構気にならないかも :

素材の光源はめちゃくちゃなのだけど。こうして見てみると、結構気にならないものだなと。ただ、複数の素材が合成された場合は、さすがに光源の違いが悪影響を及ぼす可能性が高そうな予感。

onionskinがないと話にならない :

GIMP 1.2.5 + GAP で主に作業をしたのだけど。GIMP 2.x.x と違って、GIMP 1.2.5 には onionskin がなくて。仕方ないので、フレームを行ったり来たりしながら作業したり…。とにかく動きがつけにくかった。ということで、onionskin機能は、こういう遊びをする上でも必須だなと思ったり。

こうなってくると、Win版GIMP 2.x.x で GAP を使うとDOS窓がパカパカ開くのが致命的かも。2.x.x じゃないと onionskin は無い。けど、Win版GIMP 2.x.x は GAP自体が使えない。…そのことでGIMPは随分と損をしてるようにも思う。UIの統合云々より、そっちのほうをまずはどうにかしてほしい気も…。

と思ったけど、そもそもGAPを使う人なんか居ないか。いや待て。GAPが使えないから、GAPを使う人が居ないのだったりして。Linux環境ではたしかに使えるけど、そもそもLinuxユーザよりWindowsユーザのほうが、この手の遊びにチャレンジしてくれそうな印象もあるわけで。必要性をさほど感じてないLinuxユーザはGAPを問題なく使えて、でも、そもそも必要性を感じてないから使うことも少なくて。あったらあったで触ってみたいと思ってるWindowsユーザは、GAPを使えない…という図式が仮にあったとしたら、やっぱり損をしてるような気も。

つーかフツーはFLASHを使うか(爆) 特にWindowsユーザならそっちを選びそう。わざわざGAPを使って遊びたいと思う人なんか居ないよな…。

ん? もしかすると、GAP が FLASH の swfデータを吐き出す機能を持ってたら、Windowsユーザから、「ギブミー、GAP!」という声がめっちゃ上がるのだろうか。と、バカ妄想。

*1: Canon PowerShot A300。
*2: と言っても、全フレーム分の素材を撮影したわけではなくて。拡大縮小を使ったり、座標を変えたり、そのぐらい。
*3: ふと思い出したのが、低コストで作成されたという3DCGアニメ「Alice」。以前鑑賞したとき、冒頭のあたりで不自然さを感じたことが。件の作品は、3DCGの質感だけど、どうも3コマ撮りで人物等を動かしてた感じで。<ちと自信はないけど。…ということで、やはり、質感が現実に近づけば近づくほど、動きに必要なコマ数も増えていくのかも。

以上、1 日分です。

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