mieki256's diary



2005/03/04(金) [n年前の日記]

#1 [game] _セガ、安全運転を学べるアーケードゲーム機で教習所と提携

オイラが免許を取るときにコレがあったら…。(;´Д`) にしても、プレイデータによって自動車教習所で特典を受けられるというのはスゴイな。企画? 営業? の人、頑張ったのだろうなぁ。

この製品を、『ゲーム脳』の森教授に見せたら、どんなコメントが出てくるのだろう。ちょっと気になる。

#2 [web] _ブログ比較表

こんなにあるのか…。 _(via あけてくれ)

#3 [zatta] _日本人が美化しているドイツのマイスター制度は崩壊過程にある

興味深い話。ではあるけれど。読んでるうちに、自分の、マイスター制度に対する認識がズレてるっぽいことに気がついてしまった。 _(via あけてくれ)

_転機を迎えるドイツのマイスター制度 :

_ドイツのマイスター制度とは? :

単に、子供の頃から自分のなりたい職業を意識しやすい環境を用意する、というところが件の制度のポイントで、手工業云々に特化して考えるような、ある意味、視野狭窄な話ではないような気もするのだけど。もっとも一般的には、マイスター制度=手工業云々の維持、という認識、ということなのだろう。というか自分が範囲を広くし過ぎ・オレ定義をしちゃってるだけだろうけど。

この記事へのツッコミ

ドイツのマイスター制度は崩壊過程にある by がんした    2005/03/25 23:49
ドイツのマイスター制度は、日本でいうところの師弟制度に近いものなんだろうなぁ。
夢多き若手を師匠は、タダ働きでコキ使えるけど、衣食住の面倒と
技術を身につけれる環境を提供しつづけ、次世代を担う人材育成する義務がある、、みたいな。

オイラも世間から職人と見られる世界に属してるのですが、自分が考えるに
こうゆう「マイスター制度」とか「師弟制度」なんかは、個人の才能とか素質よりも
努力がモノを言う世界でないと成り立たないと思う。
つまり、何十年も修行しないと一人前になれない職人的業種じゃないと制度の意味が無い。

更に、そうゆう職人が必要とされる社会ってのは、技術が円熟期になってて
社会の価値観の変化が少ない状態で、例えば江戸時代における大工とか。
今は、どの業種も機械化や省力化されてて、何十年も修行して身につけた技術を
もってしないと実現出来ない事って少ない。大概は
『経験の少ない素人でも、この最新機器とマニュアルさえあれば、プロ顔負けの仕事が出来ます』
だから、そりゃマイスター制度も師弟制度も無くなるわな。
Re: ドイツのマイスター制度は崩壊過程にある by mieki256    2005/03/26 03:23
> 個人の才能とか素質よりも努力がモノを言う世界でないと成り立たない
> どの業種も機械化や省力化されてて、何十年も修行して身につけた技術を
> もってしないと実現出来ない事って少ない

なるほど…。
確実に、楽に、大変な作業をこなせる状況を作ろうとした結果、
人間自身が手につけた技術の価値が軽くなってしまったというのは、
なんというか…考え込んでしまいますです。
でもまあ、仕方ない流れなんだろうなぁ…
Re: 日本人が美化しているドイツのマイスター制度は崩壊過程にある by 放浪花    2013/11/21 23:49
人も物も質が墜ちてしまうよ。そうなったら終わりだ。
ドイツのマイスターは、やっぱりあった方がいいんじゃないかな?
その国にとって、一番いい方法だろうし。
グローバル化は、駄目にしてしまうよ。ドイツも日本も。

マイスター制度や、日本の技術伝統はそれぞれの誇りだっただろうし。
それがなくてもいいなんて、言ったら存在の価値感がなくなって
希望がなくなる。

海外の安物が、失業者を増やし健康に害を及ぼしているし。
もはや、世紀末でしょ?

#4 [zatta] _「自己アピール」って何ですか?

どこの紐を引っ張ると、何が出てくるかをだいたい見当がつくということ、これが繰り返し申し上げているように、システム内におけるふるまい方の基本である。
_(via Masuda,Masashi's network engineering diary)

高校時代の恩師が言ってた言葉をなんとなく思い出した :

会社勤めをした後で教師になった経歴を持つ先生だったのですが。上記の内容に比べ、若干狭義であるとは思うのだけど。どこか共通する内容を語ってた、ような。

「会社で仕事をするときに役に立つ知識は、教科書の一字一句を間違えずに覚えていることじゃない」「自分が作業する上で必要な情報がどの本に載ってるか、それを知ってることが大事」 *1 「情報が必要になれば、その本をサッと取り出して確認すればいい」

…みたいなことを言ってたので、その先生のテストは、電卓持ち込み可、教科書持ち込み可、ノート持ち込み可だった。どこからヒントを得てもいいから、とにかく問題を解いてみろと。解ければ、それで正解なんだと。 *2

でも、その先生の上司 ―― 学科長は、その先生のやり方に文句を言っていた。はず。たしか。生徒には教科書の中身を覚えさせなきゃいかんと。…ちなみに学科長は、大学卒業後、そのまま教師になった方だった、かな。たぶん。

で、更に思い出したのは、 _英検面接問題、試験中「2ちゃんねる」に流出 の件だったり、以前と同じ問題が出た云々で騒いでる大学入試問題の件だったり。

流出しただけで意味がなくなる問題って、それは出題するに相応しい問題なのだろうか。それで本当に実力を測定できるのだろうか。いや、大学入試問題については、まだ判らないでもないのだけど。大学で勉強をしていくにあたり、最低限頭の中に入れておかねばならない知識はたしかにあるわけで。それがちゃんと入ってるかチェックできる効果はあるのかもしれない。…けど、小学校から高校まで、ひたすらそういう知識取得の仕方を繰り返した後に、突然、大学で、社会で役に立つであろう知識習得方法が身につくものだろうか、とも。…思い返してみると、自分が在籍していた大学では、講義の後、先生に質問をしてる学生の姿を、あまり見たことがないような気もする。質問しないということは、それはつまり(以下略。

もっとも、既に答えがあること自体、社会では稀なんだけど。

*1: 自分が通ってたのは工業高校でした。卒業後、設計関係の仕事につく人が大半、という前提だった、かしら。違ったかな。
*2: その代わり、テストにでる問題は少し複雑だった、ような印象が。

#5 [anime] 何が足りないんだろう

自分はライダーヒビキが気に入ってるのだけど、どうも一般的には人気がないらしい。うーむ。何が足りないんだろう。あるいは、何が多すぎるのだろう。

ちなみに、従兄の子供達も、戦隊シリーズは見ても、平成ライダーは見てないらしくて。従兄曰く「ウチの子供達は難しい番組が嫌いみたいだ」とのこと。 *1

ひょっとして足りないのは『説明』かしら :

設定に関する説明が足りないのであろうか。そして同時に、細かい『謎』が多すぎるのであろうか。

考えてみれば、各設定を、ハッキリ判る形で視聴者に説明してないわけで。 *2 台詞から状況や設定が推測されるような作り方 ―― 『謎』をたくさん散りばめておく作り方はよろしくないのかしらん。つまりはそれだけ、今の視聴者は、『謎』について想像・推測する能力が欠けてしまっているのか。例えば、プリキュアみたいに、何から何まで全ての設定を解説役 *3 が事細かに台詞で説明して、その上でせいぜい一つ二つのバレバレな謎を残しておく、ぐらいじゃないとついてこれない視聴者がほとんどだったりはしないか。母親が、自分で噛み砕いた食べ物を、赤ん坊に与えるかのごとく、細かく砕いて吸収し易くした情報を与えないと、消化できずに不満を持つ・理解できない視聴者がほとんどなのではないか。…というか子供向け作品って、必然的にそういう感じになりそうではあるんだけど。

そういえば最初のライダーは、OPで、『悪の組織ショッカーに改造された人間』云々をナレーションで解説してたような…。たしかに判りやすいよなぁ。主人公は誰々で、どういう設定の人で、敵は何々で…。バカでも判る、というのは語弊があるか。つまりは、幼児だって判る。

でもなあ。例えば、EVAなんかは、全くその逆だったし。ズバリこういうことです、と解説する場面は少なかった。視聴者が想像できる余地を残すことで、かえって人気を博したような。いや。EVAは特殊か。そもそも子供向けの作品じゃないし。

ちょっとズレるけど。EVAの本放送時も、難しくて判らんとか言ってた人が居たような気もする。 *4 というか設定については自分もよく判らなかったのだけど(爆) 戦闘シーンの展開なり、EVAの電源ケーブルなり、縦線横線なり、そのへんのギミック? ガジェット? 演出? 表現? が面白かったから視聴を続けてただけで。…まあ、そういう方向で引っ張っていくのもアリということなんだろうけど。というか、EVAのスタッフはそのように意識してやってたはずでもあり。最初の頃は客引き要素を意識してやってたとの監督の言葉を、何かの本で読んだ記憶も。

ライダー剣は、逆にたくさん説明してたような :

出した謎は、数話で必ずネタ晴らしをして。今までと違う状況が出てくると、必ず、橘さんや、オペレータのお姉さんや、所長や、敵の科学者が、今どういう状況か、何をしたいのか、事細かに説明してた。

すると、ライダー剣の視聴率は良かったのだろうか。…コレが逆で。視聴率は落ちてしまったらしい。となると、説明をしたからといって、必ずしも受け入れられるわけでもない、ということだろうか。うーむ。

戦隊シリーズは必ず説明をしているなぁ :

デカレンジャーもそうだし、マジレンジャーもそうだし。さすが低年齢層をターゲットにしてるだけあって、幼児でも判るように説明を混ぜてる。でも、視聴率は…。

説明すればいいというものでもなさそうだな。たぶん。むしろ、あまり関係ないんじゃないか、という気がしてきた。

つーか人気がないのは :

特撮モノが飽きられてきたから、と捉えたほうがいいのかもなぁ。アニメにしろ、特撮にしろ、波があるものだし。今は低迷せざるをえない時期なんだろう。

どうせ低迷せざるを得ないなら、攻殻機動隊や、アップルシード、あるいは1stガンダムみたいな特撮番組でも作らないものか。無理か。架空の風景や都市を、常時もっともらしく造型できるだけの制作時間は、TV番組にはないはずだし。…この次に、特撮というジャンルで技術革新が起こるなら *5 そのへんかもしれないなぁ。

*1: でも、クウガは見ていたらしい。うーむ。そういやアギト以降はPが変わってるんだよなぁ…。
*2: もちろん作品中では、台詞の端々において、それら設定を視聴者が想像・推測しやすいよう工夫してあるのだけど。
*3: プリキュアの場合、爺さんとか、宝石を守ってる青いヤツとか、そのへんが担当してるのだと思うけど。>解説役。
*4: EVAの第2話で、『シンジは2回、EVAに乗って戦った』と思ってしまった友人も居たっけ…。戦闘シーンをシンジの回想で見せるという演出を、理解できなかったらしくて。「どうして2回目の戦闘が急に始まったのか判らん。スタッフは頭がおかしい」と憤慨されて、ちょっとショックを受けた記憶が。というか、その時ようやく、視聴者にもレベルが存在するのだとハッキリ認識できたような。…もちろん、自分自身もレベルの低いところがあって。例えば、「逆襲のシャア」のMS戦で色々細かいことをやってるらしいけど、そういうのは全然判らなかったりするし。
*5: 近年の技術革新=CGの普及。

以上、1 日分です。

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