2005/03/28(月) [n年前の日記]
#5 [comic] _夏目房之介エッセイ『マンガの発見』 - 「岸本斉史 『NARUTO』」
こういう過程はマンガ家志望者の誰でも通ると思うが、とくに高度な技術を獲得しようとしているときには、往々にして技術的な処理、演出が先立って、「楽しさ」「面白さ」がかえって後退してしまう。もっと無邪気に描いてる段階のほうが、素直にそれが出るものだ。映像作品も、なのだろうなぁ…。 _(via しゃあぽ: COMIC : 2005/03/26の項)
とはいえ、この技術獲得過程を通らないと、説得力のある娯楽の水準を保証できない。
音楽でも、たとえばウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートでよくやる曲を、大学のオーケストラで聴いたことがある。学生は曲をこなすのに精一杯で、ウィーン・フィルがいかに高度に難しい曲を、余裕をもって楽しそうに演奏しているか、あらためて感じたものだ。
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以上です。