2005/03/23(水) [n年前の日記]
#2 [comic][neta] 人肉を食べる習慣を持ってる民族が存在したとしたらその民族は理想的な社会を作ることができたりするのだろうか
バカ妄想。
働けなくなった人間や働かない人間を、卵を産まなくなった鶏や、乳を出さなくなった乳牛と同様、屠殺場に送って精肉。食卓に人肉が出てくる気持ち悪さを我慢するだけで、ニートの問題も解決するし、高齢者増加の問題も解決する。嗚呼、理想的な社会が実現。
という設定に近い話を、藤子F先生のSF漫画で見たような見なかったような…。そういえば、映画『Matrix』もそんな感じか。アレは食料じゃなくて電源だけど。
仮に、将来性が見えない非労働層を精肉して食する社会・民族が存在していたとして。問題が発生するとしたら、それはどんな問題だろう。『食べる側』から、自分の親しい人達が食肉になることに対して苦情・不快感が出てくるだろうか。しかし、かつて日本にも、愛情とコストをかけて育てた自分の子供達を、特攻と称し飛行機に乗せてミサイルモドキの制御回路代わりに使ってた時代もあったわけで。そういう状況が現実に存在し得たことを考えれば、社会全体で精神的圧力を加えていくことで、それら苦情・不快感も隠蔽されていく・隠蔽せざるをえない状況になるような気もする。
ていうか食料にされる当人達から反発を受けるか。…と、そこで思い出したけど。それを回避するために、藤子F先生の漫画では『宗教』を使ってた。『Matrix』の場合は、仮想現実内での恵まれた生活を、電源である当人達に与えることで制御してたっけ。食べられてしまう側が、自身にとって、何かしらのメリットを感じられないと実現できないのだろうな。<当たり前だ。
働けなくなった人間や働かない人間を、卵を産まなくなった鶏や、乳を出さなくなった乳牛と同様、屠殺場に送って精肉。食卓に人肉が出てくる気持ち悪さを我慢するだけで、ニートの問題も解決するし、高齢者増加の問題も解決する。嗚呼、理想的な社会が実現。
という設定に近い話を、藤子F先生のSF漫画で見たような見なかったような…。そういえば、映画『Matrix』もそんな感じか。アレは食料じゃなくて電源だけど。
仮に、将来性が見えない非労働層を精肉して食する社会・民族が存在していたとして。問題が発生するとしたら、それはどんな問題だろう。『食べる側』から、自分の親しい人達が食肉になることに対して苦情・不快感が出てくるだろうか。しかし、かつて日本にも、愛情とコストをかけて育てた自分の子供達を、特攻と称し飛行機に乗せてミサイルモドキの制御回路代わりに使ってた時代もあったわけで。そういう状況が現実に存在し得たことを考えれば、社会全体で精神的圧力を加えていくことで、それら苦情・不快感も隠蔽されていく・隠蔽せざるをえない状況になるような気もする。
ていうか食料にされる当人達から反発を受けるか。…と、そこで思い出したけど。それを回避するために、藤子F先生の漫画では『宗教』を使ってた。『Matrix』の場合は、仮想現実内での恵まれた生活を、電源である当人達に与えることで制御してたっけ。食べられてしまう側が、自身にとって、何かしらのメリットを感じられないと実現できないのだろうな。<当たり前だ。
◎ 人肉を食べるイメージ :
上の文章を書いてて、自分でも気持ち悪さを感じてたりするけど。考えてみると、昔話なんかでも、人肉を食べるイメージはポンポン出てくるのだよなぁ…。幼い兄妹が寝ている、その隣の部屋で、包丁を研いでいる鬼婆とかもそうだし。山に入って吹雪で身動き取れなくなった二人の猟師が、お互いの股の肉を切り取って飢えをしのぎ、そのことで義兄弟の契りを結んだ…なんて話も絵本で読んだことがあったり。
ただ、それら人肉を食べるイメージが語り伝えられたとしても、そのことが肯定されて伝えられてるわけではなくて。やはり異常であるとされているのだな…。鬼婆は悪の存在=人間に害を及ぼすものとして語られるし。猟師が人肉を食べたのは遭難中という緊急時の話であるし。やはり、人肉を食べるイメージは、忌み嫌われるものなんだろうなぁ。
うーん。人肉を食べる光景を、まるで日常の中でよくあることのように描けば、それだけで異常な作品になるのかしら。 *1
ただ、それら人肉を食べるイメージが語り伝えられたとしても、そのことが肯定されて伝えられてるわけではなくて。やはり異常であるとされているのだな…。鬼婆は悪の存在=人間に害を及ぼすものとして語られるし。猟師が人肉を食べたのは遭難中という緊急時の話であるし。やはり、人肉を食べるイメージは、忌み嫌われるものなんだろうなぁ。
うーん。人肉を食べる光景を、まるで日常の中でよくあることのように描けば、それだけで異常な作品になるのかしら。 *1
◎ 関係ないけど :
MS-IMEの辞書に「屠殺」は入ってないのかしら。何故。
*1: って異常になるから藤子F先生が描いたんだろうよ。何をボケてるのか>俺。
この記事へのツッコミ
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以上です。
同種食は病気で絶滅しやすいから生き残らなかったのでは。
クールー病とか。
「ミノタウルスの皿」だっけか、牛に人間が飼われてて、そこの人間は良質の食料になる事を望んで、死を受け入れてる・・・みたいなSF的世界観。
>人肉を食べるイメージ
人肉食らい=共食い と置き換えれば、ハムスターとか小動物や昆虫などでは珍しくない現象かも。
しかし、自分らで産んでおいて自分らで食すとは、なんて非効率なんだろう。
永久機関並の不自然さを感じる。
> クールー病とか。
そんな病気が…なるほどなぁ…
自然界というのは上手いこと(?)出来てるなと感心であります。
あ。それだったかもしれません。たしかそんな感じの話でした。
もう一つ、宇宙人が人間を襲って…というのもあったなぁ。
そちらは人間が対抗してるけど、
宇宙人が人間を襲う理由というのが、かなり…
人間という存在を、高貴な存在・神聖な存在として扱わず、
平然と、他生物と同列で扱うことで、
現在の社会で当たり前とされてることが、
実はそれほど当たり前のことではないあたりを示してしまう、
藤子F氏はやっぱりスゴイなと思うですわ…
> ハムスターとか小動物や昆虫などでは珍しくない現象
お。ハムスターも共食いするですか。それは知らなかった…。
哺乳類でも共食いできる種があるとは。なるほど…。
昆虫といえば、カマキリもそうだったなぁ…。
ハムスターみたいな人間とか、カマキリみたいな人間とか、
そういう生物が作ってる社会、なんて設定もなんだか面白そう…