mieki256's diary



2005/09/22(木) [n年前の日記]

#1 [anime] _田舎道に飛び出すキキ、浮かれて街に飛び出して自動車に跳ねられそうになるキキ、路面電車を降りたあと左右確認するキキ、という三ステップ

ああっ。気づかなんだ。何度も見てたのに。

「うおッまさかいままで見た魔女宅世界のうち、キキだけが幻想だったというメタメタフィクショナルなアプローチか?」
うわ。そっちのほうが面白い…。

見る人が見るとあらゆるところに注目すべきポイントがあったことが明らかになる作品なのだな、と感心することしきり。自分はまだまだ見方が浅いなぁ。

#2 [anime] _ゲッターロボ號 - Wikipedia

_真ゲッターロボ - Wikipedia

コメント欄で話が出ていたので、なんとなくメモ。漫画版「ゲッターロボ號」の内容がそのままアニメ化されてたら凄かったんだけどなぁ。

#3 [anime][tv] TVをつけたら「好きなアニメランキング100」なる番組が流れてたのだけど

「おじゃる丸」が画面に出たときだけ歓声が入ってなかった。…NHKと民放、民放各TV局の関係で、他の作品と同列に扱えない事情でもあるのだろうか。しかし、視聴者の思い出の中にあるアニメ作品自体には貴賤などないはずで。扱いに差が出るあたり、どうも釈然としない。ていうか。歓声すら入れなかったスタッフ・TV局は、なんというか、大人げないよなぁ。

さておき。「フランダースの犬」のラストを何度流せば気が済むんですか。>TV局。

「キャンディキャンディ」の映像は流れなかった。例の権利関係のゴタゴタ故であろうか。もはや幻の作品・封印された作品ですかな。作者自身の手によって殺された作品。であろうか。

この記事へのツッコミ

Re: TVをつけたら「好きなアニメランキング100」なる番組が流れてたのだけど by けいと    2005/09/25 13:56
> 「フランダースの犬」のラストを何度流せば気が済むんですか。

リメイク版が出て、
マスコミ主導の「フランダースの犬」ブームが再燃するまで。

よしんば、韓流ブームのように調子こいて
「世界名作劇場」ブームでもおきてくれないかなぁ、とか
俺たちマスコミってやっぱりブームの火付け役だよなぁ、とか
なんて企んでるはず。

電車男とかマイヤヒとか
最近のブームはネット初の奴が目立ってきてるし、
この傾向はもうちょっと伸びそうな感じがするしね。
「好きなアニメランキング100」なる番組 by がんした    2005/09/25 23:46
> 「フランダースの犬」のラストを何度流せば気が済むんですか。

当時、本放送を見ていた世代が死滅するまで。

同様にして、「ヨン様ブーム」も彼を支持してる30〜40代の限られた女性層が経済力を行使しつづける限り続くと思われる。
実はブームを作りたがってる説、ですかな by mieki256    2005/09/27 21:44
> マスコミ主導の「フランダースの犬」ブームが再燃するまで

ふと、「ブーム再燃」の単語を見て思い出しましたけど。
劇場版「フランダースの犬」ってあまり話題になりませんな…。
あのへんの作品って時代性と深く関わってる、ということなのかしら。
そういや白黒アニメ映像は最近あまり流れないような by mieki256    2005/09/27 21:50
> 当時、本放送を見ていた世代が死滅するまで

なるほど。

そういや最近、白黒アニメの映像は
それほど流れてない印象もありますです。
下手するとそのへんの世代はそろそろ、ということなのだろうか。うーむ。
(いや、白黒アニメに夢中になった世代の数より、
 「フランダースの犬」や「ガンダム」に夢中になった世代のほうが、
 数が多いというだけかもしれんけど…)
Re: そういや白黒アニメ映像は最近あまり流れないような by けいと    2005/09/28 00:43
最後には丸ごと「アニメ世代」で片付けられちゃう可能性も。

「大きなお友達」向けのアニメなんていうのがで始まっているあたりから
リアル子供に素直に受け入れられるアニメは少なくなってるような気がするなぁ。

ワンピースやコナンあたりはまだベーシックでいいと思うけど、
いわゆる「良作」っていうのがなくなってる感じが。

関連グッズ販売とか考えない、
純粋に中身のよさとちゃんとした物語性を語るアニメが欲しいですね。
数字が取れなくて苦しいのかもしれないけど、
「日本昔ばなし」とか「世界名作劇場」的な奴は
ちゃんとゴールデンで流す必要がありそうですね。
経済的に厳しい状況なのかも>アニメ by mieki256    2005/10/01 00:02
> 関連グッズ販売とか考えない、
> 純粋に中身のよさとちゃんとした物語性を語るアニメが欲しい

逆に考えると、
「関連グッズ販売を計画しない」体制では制作費捻出など到底無理、
な状況なのかもしれないですね。

例えば、昔のウルトラマンシリーズも、
海外での放送時に入ってくるはずのお金がある、というところまで計算して
それでようやく制作費を得ていた・前借りして作ってた、との話ですし。
いや、アニメは、実写・特撮作品より制作費が少ないのがウリだから
ウルトラマンあたりとはちと状況は違うのかもしれないですけど。

「日本昔ばなし」「世界名作劇場」あたりは、
どうやって制作費を捻出していたのだろうなぁ。
今となっては想像もつかない…。
Re: 経済的に厳しい状況なのかも>アニメ by けいと    2005/10/02 00:52
> 「日本昔ばなし」「世界名作劇場」あたりは、
> どうやって制作費を捻出していたのだろうなぁ。

原作が著作権切れ、っていうオチだったりして。

正直よくわかりません^^;

#4 [digital] _古今東西製品情報: 見たものを記録するメガネ 『Eye Tap』

_EyeTap Personal Imaging Lab

おお。なんかヨサゲ。…実用化されてるのかしら。 _(via れれれのブックマーク)

#5 [anime] _いいとものスタッフはロンパールームにインスパイヤされてるな。

_私と同世代の方ならロンパ―ル―ムの「キン●マ」事件について、一度は聞いたことがあるのでは?
_TheManのつわもの迷走記 - 「笑っていいとも!」
そしてCM明け、その男の人が座っていたらしき席にはクマさんのぬいぐるみが置かれているのでした。久々に「いいとも」に出現のアレな人でした。
生放送のTV番組を作るにあたって、クマのぬいぐるみは必須アイテムというか、用意しておくと便利なときもあるらしい。ということかしら。

TV番組に限らず講演会とかライブとかその手のイベントでも必須アイテム、てのは無理があるか。

#6 [movie][anime][web] _ディズニーが電車男をアニメ化!

コンセプト自体は意外と海外でもウケ…るかなと一瞬思ったけど匿名掲示板の存在が海外ではどの程度理解できるのかちょっと不安になってきたり。そもそも海外に匿名掲示板ってあるのかしら。

この記事へのツッコミ

ミュージカル風「電車男」の可能性 by がんした    2005/09/25 23:41
> 何かあるたびにミュージカル風に楽しくにぎやかに歌い出し、

実際に見た訳じゃないから断言出来ないが、舞台化はされてるから、似たようなミュージカル風景が見れたかも。
http://www.densha-otoko.jp/index2.html

つーか、ミュージカル風に拘るなら「ディズニー化」よりも「インド映画化」のが面白いかも。
舞台でも見られるのですか!? by mieki256    2005/09/27 21:47
> 舞台化はされてる

知らなかった! いやはや、凄い展開になってるのですなぁ。

> 「インド映画化」のが面白い

その案に一票。
アクションシーンもミュージカルも、そして恋愛ドラマも楽しめる…。
お腹一杯になれそうであります。

#7 [zatta] _木曜コラム:素朴な疑問 - 年齢制限

そのなかで、もっとも大きな節目となるのが、成人となる20歳だが、そもそも、なんで20歳なんだろう? そこで各国の状況を成人年齢=選挙権として(ついでに立候補できる被選挙権も)調べてみた。

18歳で選挙権を得られる国が圧倒的。ブラジルなんか16歳だから、ちょっと若すぎる気がしないでもない。

実は、世界的に見てみると、世界173カ国中149カ国が、選挙権を得られる年を18歳としているのだ。サミット参加国では、日本以外すべての国が18歳だという。日本の成人については、民法第3条に「満二十年ヲ以ッテ成年トス。」と定められている。この民法第3条は、外国からのアドバイスを受けて明治29年に制定されたというが、それにしては20歳が成人という国がないのはなぜ? なんだか、日本が“遅れている”ような気がするのは、私だけだろーか?
なんと。何故なんだ。 _(via つれづれメモ memo285)

#8 [anime] ジャスティライザー、ドリルノコギリ怪獣の回

敵の怪獣にドリルとノコギリ *1 が。素晴らしい。その手の男らしい、直球なデザインは大好き。触っただけでも痛そうだ。名前も凄い。「メガリオン」。「ガ」も「ン」も入ってる。しかも本編中で妙に強いし。…いや、強いのは敵の大ボスか。勝てる気がしませんな。

敵怪獣のデザインは、 _モゲラ を基にしてるのであろうか。どことなく似ているような。

妙に街のミニチュアが充実してる。ラスト近くってことなんだろうけど。それとも劇場版のセットを流用してるのかしら。

前々から気になってたのだけど。ヒーロー3人が名乗りを上げるとき、「ライザー○○○」「ライザー△△△」「ライザー□□□」が同時に重なって耳障り。何か解決策はなかったのだろうか。…チーム名・戦隊名を決めとけば良かったんだろうな。それだけで一話作れそうでもあるし。
レッド 「やっぱりヒーローと言えばチーム名が必要だよ!」
ブラック 「俺には関係ない。馴れ合うつもりは無い」
レッド 「ノリが悪いなぁ」
ピンク 「ねえねえ。『ピンキーラブリー』なんてチーム名はどうかな?」
(3人の脳内に、『ピンキーラブリー』で名乗りを上げるイメージが浮かぶ)
レッド、ブラック 「却下!!」
ベタ。しかしどうやってチーム名を決定する方向に持っていくか、全然想像つかん。
*1: チェーンソー?

#9 [anime] 仮面ライダーは名乗りを上げただろうか

記憶にないんだけど。戦隊モノ特有なんだろうか。>名乗り。

#10 [anime] ライダーヒビキ、布施明の回をビデオで見返し

やっぱり面白いわ。布施明が画面に出てくるとついつい笑ってしまう。

岩の上から飛び降りながら変身するイブキ。カッコイイ。でも、なんだかアギトのG3化してる気がしないでもない。でもまあ敵がパワーアップされたという設定だから、勝ってしまったらいかんわけで。

CMを見て気がついたけど、新しい武器って声に関係してるという設定だったのか…。一応「音撃」という設定は守ってるのだな。むしろ赤くなったヒビキの攻撃手段より初期設定を守ってる感も。

#11 [anime] プリキュア、小さいか、でっかいか2回目の回をビデオで見返し

敵の3人の会話がいいなぁ。特に大きいヤツ。

アクションシーン、最後のあたりの画が素晴らしい。…出来のいいアクションシーンだけ集めたDVDが出ないかしら。<オイ。たぶん特定のアニメーターさんが参加したときだけガラリと変わるのだろうな。

#12 [digital] _ロボット漫才に会場爆笑 タレントと掛け合い

パペじろう開発のきっかけは、ロボットに興味を持ったぜんじろうさんが「お笑い」をロボット技術の発展に役立てられないかとNECを訪れたこと。同社は漫才の台本をインプットし、ぜんじろうさんと実際の掛け合いを繰り返し、高度な画像と音声認識による機敏な動作や臨機応変な対応で、よりリアルな漫才が可能となった。
おお。 _三遊亭円丈 + FM-7 が、とうとうこんなレベルまで。 _(via ブックマーク@)

_お笑いロボット 「パペじろう」 :

#13 [anime] _よりぬき合成画像ギャラリー

_TAMAKI’s Little Treasure というサイトのコンテンツ。「メガロ」の情報を求めてさまよってたら辿りついたり。バルキリーの編隊や実景と怪獣の合成にドキドキしてしまった。CG合成万歳。 _一番下の画像、窓に映りこむメカゴジラ に驚いた。 _陸自特自合同フェスタ お台場2005 にもビックリ。途中まで気づかなくて、スーパーX2が出てきたところで「アレ?」と思ったり。

スゴイスゴイと思ったら _新横浜ありな in 秋葉原 の画像を作成した方でもあり、 _書籍「デジラマ合成テクニック」の執筆者の一人 でもあったのですな。道理でスゴイことになってるはずだ…。

#14 [pc] 親の心中に付き合わされるクローズドソースのソフトウェアたち

類似画像検索ソフトを探していたら、 _PickPix2の作者が亡くなっていたこと を知った。

作者が亡くなったと同時にこのソフトの未来も無くなったのだなとそんなことをぼんやり思ったり。これがもしオープンソースであれば、誰かが開発を引き継いだり等、新たな展開があったかもしれないけれど…。類似画像検索というジャンルは、これといったソフトが未だ出てきていない、ある種未開のジャンルな印象もあるので、なんだか惜しまれる話。

喩えとしては不適切・不謹慎かもしれないけど。クローズドソースなソフトウェアは、親の心中に付き合わされる子供みたいなものかもしれない。

世に生まれ出たソフトウェアには、本来、未来がある ―― より優れたソフトウェアとして成長する可能性・チャンスが、どのソフトにも等しく備わっているように思う。しかし、作者しかソースに触れられない環境にそのソフトウェアが置かれたら、そのソフトウェアに未来を与えることは、その作者にしかできないことになる。そして、その作者が亡くなれば、子であるソフトウェアの成長も止まる。

以前、 _税金を注ぎ込んでおいてオープンソースにもしないソフト の話を見かけ、また、そのソフトに関する _2chの該当スレ中 で、クローズドソースというポリシーを絶賛(?)する各種主張を眺め、何だかモヤモヤしてしまったことを思い出したり。そのモヤモヤの正体がそのときはよくわからなかったのだけど、今は少し判った気もしたり。件のソフトは、作者が死んだら、ソフトの未来もおそらくは消えてしまう。作者の死と共にその子供であるソフトウェアも心中させられる。たとえその子供がどれだけ多くの可能性を秘めた子供であっても。自分はそのことにモヤモヤを感じてしまったのかもしれない。

「ソースはクローズドであるべき」と考えるソフトウェア作者にとっては、自分が死んだ後の世界で、自分の作品が不遇な状況に置かれようが知ったことではない。自分の名声を高めるために、あるいは自分にとっての経済的な利を得るために、ソフトウェア = 子供は存在する。おそらく彼らにとって、子供は親の付属物でしかない。彼等にとっては、彼等の死後の子供の未来など、どうでもいいことで。

しかし子供を、いや、自分の作った作品の持つ可能性を見据えている作者もこの世には存在していて。自分が死ぬからといって、未来のある子供まで付き合わせて、殺す必要はない。自分の子供に見所があるなら、誰かしら後見人として名乗りを上げてくれるだろう。そう考える親は、いや、作者は、オープンソースにする道を選ぶのかもしれないと、そんなことを想像したり。

まあ、クローズドソースといっても、それが会社などの「集団」の中で生まれたソフトウェアであれば、別の社員・メンバーが引き継いだり等できるだろうし、さほど問題はなさそうな。また、それを生み出す過程で得たものを、形を変えて ―― たとえば技術文献として書き溜めて公開していくという方法によって、それらソフトウェアの遺伝子が後世に残る事例もあったりするだろうしで。一概にクローズドだからいけない・未来が閉ざされるというわけでもないよなと思ったりもする。何かそのへん工夫をしているのなら、それで充分なのかも。

_売られるために育てられる作品より、自由に生きる作品の方が幸せか :

たしか再掲。
「もういつ終了するか分からない」「長くは続けられない」「リンクするのでなく必要なら全文コピーしてほしい」といったことは、哲学や宗教ではなく、単純にサーバ負荷が高くなると、お金が払えなくなって続けられなくなる、ということなのだ。もっと露骨に言えば「無断コピーしてもらった方が、わたしは儲かる」(コストを削減できる)。
このようなトポロジーが成り立つためには、 キャッシュ(古い言葉で言えば無断コピー)は場合によってはフリーの情報発信者に利益を与える面もある、という点が、もっときちんと認識されるべきだろう。商業ベースで情報を販売するならもちろん話は別だが、個人サイト等で、フリーで普通に発信したいのに、プロプライエタリのマスメディアの感覚と混同して「自分の文章が無断で利用されるのは、わたしにとって損害だ」と錯覚してしまうと、いつまでたっても、非生産的なリーチャーのために生産的な発信者がコストを負担する構造から抜けられない。
ただしこれは心理的な面やスケールの要素もある問題で、 「情報の作者として尊敬されたい」というモチベーションが「情報自体」を生かしたい気持ちを上回ると機能しない。図式的には「わたしが死んだらこの情報は利用できなくなります」という作者と作品の無理心中関係だ。なぜならその作者にとって作品は第一義的に自分の功名心を満たすためのものだから、そのこと自体は少しも悪くないが、結果としては、本人が死んでしまえば、その作者にとっての作品の第一義的な存在意義もなくなるわけだ。
なんとなく、このへんがどこか関係してくるような気もしたり。ただ、上記の内容はWebサイト・文書情報に関する話で。ソフトウェアの場合は、成果物の中に「バイナリ」と「ソース」という2種類のものが混ざるから、判断が難しいところもありそうだなとぼんやり思ったりもするのだけど。「バイナリ」に対する「ソース」は、情報の種類としては何になるんだろう。

以上、1 日分です。

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