2005/03/18(金) [n年前の日記]
#1 [anime] _操演日記
物凄い情報量。勉強になるなぁ。
*1
_ウルトラマンティガの制作記録。
デジタル技術による後処理で吊り線を消せるようになったが故に、吊りのスケールが大きくなったというのは興味深い話。そんなところにもデジタル技術が影響を…。
_ウルトラマンティガの制作記録。
遺跡壊しのあと2.3手あってダークの「飛び」になった、長谷川君を水平吊りにしてワイヤー親線の台車に吊るし、飛んで来てダーラムの腰につかみかかるというカットを撮るのだ。何も知らずに、操演=ミニチュアの吊りと思い込んでたけど。人でも何でも吊るし、火薬の設置や点火タイミングもやるし、煙の流れる速度も調整するしで…。離れたところにあるものを全て制御して、演技をつけていくのが操演だったのですね。自分、不勉強でした。(;´Д`)
実は人入りのウルトラマンをワイヤー親線で飛ばすというのは珍しい事なのだ(私自身は「ウルトラマンストーリー」という映画以来2回目になるのだが、過去のTVシリーズでやっていたろうか?)もちろん平成ウルトラマンでは始めてである、そもそもウルトラマンを人入りで吊るということ自体最近の発想だ、かつては飛びは「飛び人形」でというのがあたり前で、全身が入ると人形、寄りはイントレから体を乗り出して撮る、というのが普通だったのだ。
それが平成シリーズでは縦吊りやグリーンバックでの横吊り(移動しない)はいつの間にかあたりまえのようにやることになってしまった、これはティガの第6話「セカンド・コンタクト」の回で北浦監督がウルトラマンを吊りたいと言ったのが始まりだ。
デジタル技術による後処理で吊り線を消せるようになったが故に、吊りのスケールが大きくなったというのは興味深い話。そんなところにもデジタル技術が影響を…。
*1: って何の勉強だかよく判らないけど…。や。単純に、特撮技術の話が好きなので。>自分。
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以上です。