2003/12/28(日) [n年前の日記]
#3 [windows][linux] _Mozilla Thunderbird 0.4
ということでインストールしてみた。驚いた。たしかにイイ感じ。Sylpheed とは比べようもないくらい、OutlookExpress(以下OE)から乗換えは容易な感じ。しかし、いくつか気になるところが。
◎ もしかするとHTMLメールがデフォルトになってるような :
ブルータスよ、お前もか。…もっとも、OEからの乗換え促進を意識すれば、HTMLメールがデフォルトのほうが都合がいいのかも。何せ初心者ほど、文字の色を変えたり、背景に画像を入れたり、JavaScriptでゴチャゴチャ動いたりするメールを送りたがるもので。下手にプレーンテキストをデフォルトにしようものなら、初心者達から、「うわ。何このメーラ。文字に色もつけられないの? ダッセー。クソじゃん、クソ」なる発言を浴びる事に。…考え過ぎかな。
◎ OEのメールデータをインポートすると一部のメールの受信日時が狂う :
◎ OEのアドレス帳をインポートすると各メールアドレスが二重になる :
なんでだろ。OE側のアドレス帳では異常は見受けられないのだけど。仕方ないので、OEからcsvでエクスポートして、それをインポートした。
◎ データ格納場所が深いのはなんとかならんか :
なんでどいつもこいつも c:\windows\以下のはるか深いところに作るかな。しかもその中に、奇妙な数字の羅列でフォルダが作られてるし。…コレ、もしかして、メールデータの共有=フォルダの共有はできないんじゃないか。windowsとlinuxで同じメールデータを使いたいのだけど。…と思ったら、格納フォルダは変更できた。プロファイルマネージャで新しく設定を作る際に、フォルダの場所を指定すればヨサゲ。プロファイルマネージャは、〜\thunderbird.exe -P で起動できる。…でもやっぱり、指定フォルダの中に奇妙な数字の羅列でフォルダが作られてしまう。おそらく、OSが変われば、それら数字の羅列も変わるだろうから、異なるOS・デュアルブート環境で、メールデータを共有するのは難しそうな予感。
◎ サーバにメールを残しておけば共有に近い事ができるだろうか :
まずはサーバ内のメールを削除しないメーラでサーバから受信→その後、サーバ内のメールを削除するメーラでサーバから受信しつつメール削除、みたいな。メールデータを二重に持つ事になるけど、各メールが別々のメーラに散らばるよりはマシかも。…それとも、いっそ、
_imap4サーバ
について勉強しようか。しかし今までのメールデータを移行できるのだろうか。ていうかやっぱりローカルにデータが無いのはなんとなく怖かったり。
◎ 受信日時に日付が出てきた :
テスト送信・受信したメールにおいても謎の動作が。各トレイの一覧表示中、受信日時欄に、時間は表示されるのに、日付は表示されない。なんでやねん。と悩んでたら、00:00を過ぎて日付が変わった途端、受信日時欄に日付が出てきた。…そうか。このメーラは、当日分に関しては日時を表示しないのだな。ってなんだよ、それならそうと言っておいてくれよ。…しかし、相変わらずOEからインポートした一部のメールは受信日時がおかしいまま。インポート処理で失敗してるのかにゃ。
*1: レビューを読んで思ったけど、まさしく某T社のアクションゲームの作風確立に多大な影響を与えた1本な感じ。
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以上です。