mieki256's diary



2003/12/21() [n年前の日記]

#1 [nitijyou] 雪が若干溶けてきた

また降ったりしなければ、明日・明後日には消えてなくなりそうな感じ。

#2 [tv] TAWARAちゃんの結婚披露宴

日本の歴史上、芸能人出席で、TV中継される大掛かりな披露宴としては、アレが最後かもしれない。あそこまで寒い披露宴を見てしまうと、後に続く人はそうそう出てこないのではないかと。ていうか、何百億もの税金を投入して、地上波デジタルにしたあげく、あんなのがまた流れてきたら、怒っちゃうよなぁ。

#3 [pc][linux] 中ボタンとホイールが分離してるマウス

ふと、メインPCで利用してるロジクールマウス M-C48の中ボタン(=ホイールボタン)の使い辛さが気になってきたり。

Windows向けホイールマウスの問題点 :

Windowsを対象に設計・販売されているホイールマウスは、中ボタンとホイールが一緒になったものばかり。そのせいで、どうも中ボタンが押しづらい。中ボタンを押そうとしてホイールを回してしまったり、押し込むたびに「グニッ」「モキッ」「ゴニュッ」等の珍妙なクリック感を強要されるので指が疲れる。そもそも、「クリック」ではなく「押し込む」あたりからして、他のボタンよりその存在が軽んじられているのは明らか。例えば、ホイールボタンをダブルクリックできるだろうかと。ちょっと無理。

WindowsとLinuxでは中ボタンの利用頻度が異なる :

もっとも、Windowsは、中ボタンの利用頻度が低いので実害は少ないのだけど。しかし、Linuxにおいては状況が異なる。Windowsに比べれば、中ボタンの利用頻度は高い。Linux上で常用するであろうX-Windowは、ペーストが中ボタンに割り当てられてるぐらいに中ボタン大活躍が前提で設計されてる。よって、WindowsからLinuxへ移行しようとした場合、中ボタン(ホイールボタン)の使い辛さが、後々じわじわと響いてくる。これは問題ですよ。たぶん。

中ボタンとホイールが分離してれば問題解決かも :

要するに、ホイールが、中ボタンとスクロールという2つの機能を担当してるのが問題。であれば、2つを1つで行おうとせずに、分離してしまえばいい。…と考えれば、おそらくは、中ボタンとホイールを分離したLinux(X-Window)向けマウスが、多少は市場に出回っているはずなり。…と想像してあちこちのパーツショップサイトを覗いてみたのだけど。各製品の外見から判断する限り、どうもそういった製品は現在全く存在しないらしい。一応、ホイールのついてない3ボタンマウスなら少しは見かけたのだけど、しかしホイールの無いマウスというのも不便極まりない。…予想した製品が存在しない現状において、今時のLinuxユーザは、このあたりどのように問題を解決してるのだろう。ホイール利用を最初から諦めてホイール無しの3ボタンマウスを利用しているか、もしくは、Windowsでの利用が前提のホイールマウスの不便さに怨嗟の声を漏らしつつ我慢しているか。あるいは、そもそも中ボタンを使うソフトウェア自体が悪であるとして、各アプリをゲイツ仕様に追従させる道を選んでいるか。…いや、そもそもLinuxユーザはマウスなんか使わない人が大半かもしれない。主にサーバ用途で使ってるのだろうし。であれば、さほど問題とは思ってないのかも。

ホイールボタンが押し易ければそれでいい、という話でもなさそう :

中ボタンさえ押し易ければそれで問題は解決するのだから、単にホイールボタンが押しやすいマウスを探せばいいのでは、と思ったりもして。しかし、ホイールボタンが押しやすいという事は、ホイールを回すつもりでボタンを押してしまったりしそうな予感。

中ボタンを分離しておけばそれでいい、という話でもなく :

以前、マウスの側面に中ボタンがついてる製品を購入したことがあるのだけど。どうもボタンが固過ぎて、押す際に力が入ってしまい、マウス自体が動いてしまってよろしくなかったり。マウス位置を固定してボタンを押すには、上面にボタンが配置されてる方がヨサゲ。…もしくは、側面のボタンを軽いものにするのもアリかも。しかしそうなると、マウス移動中にうっかりクリックしてしまう可能性が。かといって、誤操作を避ける為に、側面のボタンを押しづらい場所に配置してしまうと、押そうとした時にマウスを持ち直したりするので、マウス自体が動いてしまって元もこうもない。難しいですな。

マウスの製品企画は妙な方向で固まってるような気もする :

_カトキハジメマウス だの _士郎正宗マウス だの _仮面ライダーマウス だの _クリスマスマウス だの _扇風機マウス だの _犬マウス だのを販売するぐらいなら、Linux向けに特化したマウスを一つぐらい企画・販売してみてもよいのでは。見てくれだけで勝負せずに実用性でも勝負というか、未開の市場を切り開いてみるのはどうだろう。中ボタンが使いやすいマウスが実現すれば、Windowsユーザにとっても福音になるので、より多くの収益が期待できるだろうし。上手くすれば特許だって取れるかもしれんのだし。何故そのような方向で工夫をしないのだろうなぁ。…それとも、犬やクリスマスは、Linux市場や特許云々なんか完全に無視したくなるぐらいバカ売れしてるのだろうか。仮にそうだとすれば、実用性云々・新たな市場云々を追及するのも馬鹿馬鹿しくなるか。

A4Tech WWW-11 :

そういえば、以前、 _A4tech WWW-11 という4ボタン2ホイールのマウスを購入していたのだった。これなら中ボタンとホイールが分離してるので快適に使えるかも。今までは階下のサーバ機に接続していたのだけど、サーバ機ではXを全く動かさないので宝の持ち腐れ状態だった。てなわけで、サーバ機には手持ちの余った安物マウスを接続して、WWW-11は回収。メインPCのロジクールマウスと交換してみた。

なんだか、左・中・右ボタンのクリックが、ロジクールマウスのボタンに比べて重い感じがする。SW自体は同じモノを使ってるはずなんだけど。基板上でのSWの位置、もしくはSWを押すプラスチック部分の構造がマズイのかな。クリック音も結構ウルサイ。隣の部屋の妹から「夜中にカチカチうるせー」と苦情が出るやもしれん。マウスカーソルの移動速度が今までのロジクールのものとは微妙に違うのと、マウスカーソルの動く方向が微妙にずれているのも少し気になる。ロジクール製品は、加速処理についても設定できるし、マウスの向きについても補正が出来るので、その状態に自分が慣れてしまっているのだろう。

とはいえ、やはり中ボタンとホイールが分離してるのはイイ感じ。ダブルクリックだってOKさって対応アプリは無いけれど。ホイールも、カチカチ鳴らずにスルスル動くので快適。 *1 解像度に関しても、ロジクールマウスの400dpiに対し、WWW-11は520dpiなので、わずかとはいえ精度面も高くなっているはず。しばらくこれで使ってみるかな。…しかしこの製品、今ではおそらく入手不可。故障しても代替品を購入できないのが若干不安。同等製品が出てきてくれないものか。

*1: 巷には、「ホイールはカチカチ鳴らねば」という意見もあるようだけど。何故カチカチとした抵抗が必要かといえば、やはりボタンとして機能させる際にその方が便利であるからで。ホイールがボタンとして機能しないなら、カチカチという抵抗感はユーザにとって単なるストレスにしかならない。「どのくらいスクロールしているかを認識するためにカチカチ感が欲しい」という意見も見かけるけど、そもそもローラー形状というアナログ的なパーツでデジタル的なスクロールが成される事自体、異常な動作なわけで。デジタルなスクロールを求めるなら、ローラーではなく単なるボタンで実装した方が、ユーザにとっては動作がよりハッキリと自覚できてメリットがあるはずで。逆に言えば、ローラー形状がアナログ的な動作と結びつかなければ、その形状を生かしてる状態とは言えないのであります。もっともソレを言ってしまうと、スルスルと動くホイールも、所詮は一定角度毎にトリガーを出力してる事に変わりはなく、単に雰囲気がアナログっぽくなっただけで、やっぱりトホホな状態なんですが。せいぜい、ホイール関連には改良の余地があることを体感できるくらいしかメリットはなさそう。…どうしてMSは、ホイールをもう一つのアナログ入力として実装しなかったのだろう。マウスの製造コストか、あるいはWindowsのスクロール処理に関する制限か、もしくは当時のハードウェアスペックの貧弱さ故か。一度仕様を固めてしまうと、その後の変更は難しいのになぁ。

以上、1 日分です。

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