2007/04/15(日) [n年前の日記]
#4 [prog] 今時フローチャートってのもどうなんだろう
紙の上に描く場合はともかくとして、PCに作図を助けてもらいながらアレコレ検討するには向いてないような。いや、向いてない。
PC上で、清書は出来る。でも、試行錯誤 ―― 順番を入れ替えたり、追加したり、向きを変えたり、というのがしにくい。もっと適した方法・記法がありそうな。
_UML とか _PAD とか名前だけは聞くけれど、そのへんはどうなんだろう。ってそのあたりは非プログラマーに見せてもたぶん判らないし。それを考えると _フローチャート しかないのか…?
ただ、SE・プログラマーではない人に、制御の流れを伝えるのに有効、だったりするのかもしれない、という感も。まあ、周囲にはSEかプログラマーしか居ません、という環境に居る ―― ある意味世界が閉塞してしまってる人なら「フローチャートいらね」で問題ないよなとは思うのだけど。
自分とは異なる属性を持った人にも何かを伝えようとしたときに、自分達が「これイラネ」と思ってた方法が役に立つ…ときもたまにはあるんじゃないかとぼんやり思ったり。フローチャートって、もしかするとそういうものだったりしないか、という気がしてきた。や、逆に言うと、その程度にしか使えないもの、なのかもしれんのだけど。
ただ、やっぱり作成が面倒なので。>フローチャート。別の方法がないものかと。…文字情報を打つだけで別ウインドウにフローチャートが書かれていくとかそういうツールは作れないかしら。htmlだって、テキスト情報しか打ってないのに、グラフィカルな見た目になるんだし。
いや。フローチャート以外の図示方法を考えたほうがいいのかな。…なんだか「車輪の再発明」という言葉が脳裏に浮かばないでもないけど。
PC上で、清書は出来る。でも、試行錯誤 ―― 順番を入れ替えたり、追加したり、向きを変えたり、というのがしにくい。もっと適した方法・記法がありそうな。
_UML とか _PAD とか名前だけは聞くけれど、そのへんはどうなんだろう。ってそのあたりは非プログラマーに見せてもたぶん判らないし。それを考えると _フローチャート しかないのか…?
◎ _フローチャート vs. PAD :
_フローチャートとPADの対応表
プログラマーが「あー、これ一々書くの面倒だなー」と思うところを省けてはいるのだな。>PAD。しかしそのことで、一般人には、パッと見で判らないものになってしまった気がする。
個人的には、「矢印」と「YES」「NO」の排除が一番効いてる気がしたり。 *1 フローチャートだって、「端子」「処理」はともかく「判断」の形はどうよ、何この形は、みたいな感じなんだけど。一応、「YES」「NO」と書いてあるから、「ああ、ここでどちらかに別れていくのか」と判るのだろうと。流れについても、矢印描いてあるんだからどっちに行けばいいのか容易に判る。…その他にも、フローチャートぐらいなら学校で一応習ったこともあるはずだろう、てなメリットもあるかもだけど。
とはいえ、毎回毎回、「YES」「NO」を書くのも面倒。矢印だって面倒。上から下に流れていくのが基本なんだから省きたくもなる。今回、ドローツールで描いてみて実感した。ということで、フローチャートは、見やすいかもしれんけど、描くのが面倒。描くのが面倒だから、試行錯誤時の助けになる記法ではない予感。せめてPC上でサクサク作れる・図示していける・編集できる別の方法を知りたい。
文字情報だけ打ち込めば済む、という点ではソース書くのが一番楽なんだけど。それはもう一般人に見せて判るもんじゃないし…。
全然関係ないけど。フローチャートの、「上→下」の線には矢印を描かなくてもいいことに今気づいた。…まあ、書いてあったほうがパッと見で判りやすい気もするが。
プログラマーが「あー、これ一々書くの面倒だなー」と思うところを省けてはいるのだな。>PAD。しかしそのことで、一般人には、パッと見で判らないものになってしまった気がする。
個人的には、「矢印」と「YES」「NO」の排除が一番効いてる気がしたり。 *1 フローチャートだって、「端子」「処理」はともかく「判断」の形はどうよ、何この形は、みたいな感じなんだけど。一応、「YES」「NO」と書いてあるから、「ああ、ここでどちらかに別れていくのか」と判るのだろうと。流れについても、矢印描いてあるんだからどっちに行けばいいのか容易に判る。…その他にも、フローチャートぐらいなら学校で一応習ったこともあるはずだろう、てなメリットもあるかもだけど。
とはいえ、毎回毎回、「YES」「NO」を書くのも面倒。矢印だって面倒。上から下に流れていくのが基本なんだから省きたくもなる。今回、ドローツールで描いてみて実感した。ということで、フローチャートは、見やすいかもしれんけど、描くのが面倒。描くのが面倒だから、試行錯誤時の助けになる記法ではない予感。せめてPC上でサクサク作れる・図示していける・編集できる別の方法を知りたい。
文字情報だけ打ち込めば済む、という点ではソース書くのが一番楽なんだけど。それはもう一般人に見せて判るもんじゃないし…。
全然関係ないけど。フローチャートの、「上→下」の線には矢印を描かなくてもいいことに今気づいた。…まあ、書いてあったほうがパッと見で判りやすい気もするが。
◎ _これだけで大丈夫 「情報」のためのプログラミング 10BASIC編 :
_フローチャートを描いてみよう
_フローチャートの力を思い出そう - 「すべての記号を使おうとしない」のがポイント
たくさん記号が策定されてるから、それを全部使わないといけないような強迫観念に駆られてしまうけど、それはかえってマズイ、ということなのかもしれないなぁ。
_フローチャートの力を思い出そう - 「すべての記号を使おうとしない」のがポイント
たくさん記号が策定されてるから、それを全部使わないといけないような強迫観念に駆られてしまうけど、それはかえってマズイ、ということなのかもしれないなぁ。
◎ _アルゴリズムの図形表現法 - フローチャート、PAD、NSチャート :
NSチャート、なんてものがあるのか。
◎ _さまざまな構造化チャート :
◎ _フローチャートという名の幽霊 - argon の日記 :
本来のフローチャートは、今日のコンピュータの高速、無謬、廉価という特性を生かせないので、実践すべき技術ではない。列挙された項目は、全部思い当たるなぁ。
ソースコードを記述する上で必須ではない。
ソースコードを書くより、時間がかかる。
ソースコードに変換できない。
ソースコードと同じ程度にしかビジュアルではない。
データ構造を記述できない。
インターフェースを記述できない。
記述内容をコンピュータで検証できない。
擬似コード他で代替できないメリットがない。
ただ、SE・プログラマーではない人に、制御の流れを伝えるのに有効、だったりするのかもしれない、という感も。まあ、周囲にはSEかプログラマーしか居ません、という環境に居る ―― ある意味世界が閉塞してしまってる人なら「フローチャートいらね」で問題ないよなとは思うのだけど。
自分とは異なる属性を持った人にも何かを伝えようとしたときに、自分達が「これイラネ」と思ってた方法が役に立つ…ときもたまにはあるんじゃないかとぼんやり思ったり。フローチャートって、もしかするとそういうものだったりしないか、という気がしてきた。や、逆に言うと、その程度にしか使えないもの、なのかもしれんのだけど。
ただ、やっぱり作成が面倒なので。>フローチャート。別の方法がないものかと。…文字情報を打つだけで別ウインドウにフローチャートが書かれていくとかそういうツールは作れないかしら。htmlだって、テキスト情報しか打ってないのに、グラフィカルな見た目になるんだし。
いや。フローチャート以外の図示方法を考えたほうがいいのかな。…なんだか「車輪の再発明」という言葉が脳裏に浮かばないでもないけど。
◎ プログラマーは、それが古いというだけで、それを全否定する傾向があるような気もしてきた。 :
「いまさらフローチャートかよ」という言が多いのは、やはり「昔、考えられた方法」だから、なのかなと。まあ、コンピュータにハマる人ってのは、基本的に新しいモノ好きなわけで。逆に言うと、古いモノには価値が無いと咄嗟に思い込んでしまう傾向がある故に新しいモノに惹かれる、のかもしれない。そして、そういう人達が夢中になってるからこそ、次々と新しい技術が生まれてくるわけで。
しかし、温故知新という言葉もあるわけで。古くてアレなものに見えても、「ココは使えそう」ってのが混じってることが多々ありそう、な気がする。…気がするだけなんですが。
しかし、温故知新という言葉もあるわけで。古くてアレなものに見えても、「ココは使えそう」ってのが混じってることが多々ありそう、な気がする。…気がするだけなんですが。
◎ ていうか検索してみたらたくさんツールがあるじゃないか。 :
「フローチャート ツール」で検索したらたくさんでてきた。が、どうもマウス主体のソフトばかりのような。なんか違う。
プログラミングに慣れてない人が使うのか、慣れてる人が使うのか、という視点が必要な気もする。編集作業が、マウス主体か、キーボード主体かは、そのあたりの視点が絡んでそう。また、出力結果を目にするのは誰か、という視点も必要な気が。出力結果をプログラマーが利用するのは、ありえないのかもしれない。他にもっと適した方法があるんだろうから、フローチャートは使わないのが多数派なのかもしれず。
大体にして、使う記号の数が決まってるんだから、ボタン = キーボードでいいじゃないか。各記号の配置が複雑怪奇になったら描く意味がないんだから、マウスでレイアウトする必要もなさそうだ。そう考えると、ドローツールと同様にマウスを使うというアプローチ自体、何か違ってるような気がする。…気がするだけなんですが。
もちろん、作業効率を考えないなら、マウス主体で作業させたほうが取っ付きはいいんだろうけど。…誰が使うのか、誰が作成するのか、そこが見えないと作れないツールなんだろうなぁ。
プログラミングに慣れてない人が使うのか、慣れてる人が使うのか、という視点が必要な気もする。編集作業が、マウス主体か、キーボード主体かは、そのあたりの視点が絡んでそう。また、出力結果を目にするのは誰か、という視点も必要な気が。出力結果をプログラマーが利用するのは、ありえないのかもしれない。他にもっと適した方法があるんだろうから、フローチャートは使わないのが多数派なのかもしれず。
大体にして、使う記号の数が決まってるんだから、ボタン = キーボードでいいじゃないか。各記号の配置が複雑怪奇になったら描く意味がないんだから、マウスでレイアウトする必要もなさそうだ。そう考えると、ドローツールと同様にマウスを使うというアプローチ自体、何か違ってるような気がする。…気がするだけなんですが。
もちろん、作業効率を考えないなら、マウス主体で作業させたほうが取っ付きはいいんだろうけど。…誰が使うのか、誰が作成するのか、そこが見えないと作れないツールなんだろうなぁ。
*1: いや、反復もキツイけど。
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以上です。
フローチャートでは表しきれないプログラムがあるから、
とか何とかいう理由で
PADとかUMLができたって聞きましたが、
これが最適って言うものがないらしく、
PADやUMLも一長一短、っていう構造的な問題があるほかに、
プログラムを作る会社毎に使うチャートが違うから
業界や派閥で使うチャートが決まってしまうとかいろいろと。
私はPAD派に所属させられていました。
なるほど…ソレでは普及に関して厳しいですな…。
もしかすると、各企業は、ソレを使って一儲け、とか考えてたのかしら…。
なんだか記録型DVDの規格分裂とかあのへんを連想したり。
いや、実際どんな経緯があったのかは判らんですが。