mieki256's diary



2006/12/12(火) [n年前の日記]

#1 [anime] ライダーカブト、ディオ後半〜ヒロイン再登場の回

3話分を鑑賞。

ディオ後半。 :

石田監督担当回。

兄弟の扱いがヒドイ…。 廃品回収車で運ばれていくヒーローの図。もしかすると前代未聞だろうか。「笑えよ」の台詞で、ホントに笑ってしまった。主人公も主人公でヒドイ。「ま、いっか」はあんまりだ。

敵の倒し方に、なるほどと。さすがにそこまでJoJoと同じにはできないだろうし。というかJoJoのソレがイリーガルなんだろうな。肉体云々を持ち出して理由付けしてるあたりとか。

クワガタの人の上司、カッコイイなぁ…。投げられるシーンとかも凄い。あの役者さんにライダーを演じてもらいたいぐらい。…それだとアナザーアギト系になっちゃうか。…ここぞというときに555に出てきた巨大ロボットみたいなのに乗って「カガミィーッ!」とか叫びながら助けにこないかしら。無理か。生身の人間がライダーの兵器を借用して状況を変える、的シチュエーションだと燃えそうな気もするのだけど。でも加速とか衝撃とかで血を吐いちゃう。「タドコロさん…なんて無茶を!」「バカヤロォ! 部下を助けようとしない上司なんて、上司を名乗る資格はねえ! …ゴフッ」とか。いや、終盤だし設定もないしCG作るの大変だしで絶対ありえないけど。ていうか下手すると上司の人は最終回前に殺されそうでアレな感じ。

クワガタが敵ボスにジャンプで飛び掛って、敵ボスがパッと消えるカットが不思議だったり。クワガタはジャンプ落下してるわけだから、ありがちな、編集で消す方法は使えないだろうし。両方とも静止してる瞬間を作れるカットじゃないとそれはできんだろうしなぁ…。手前の敵ボスは合成か。それとも、クワガタのジャンプを、敵ボス有無で2回撮って繋げたのか。にしては自然な繋がりだし。これは判らんなぁ…。

波動砲を撃った瞬間に足元が後ずさり(?)してしまうのがグー。ある意味記号だとは思うのだけど、こういう記号が入るだけでそれらしさが全然違ってくる。

ヒロイン再登場2話分。 :

新人(?)、柴崎監督のデビュー(?)作。本編直後の寸劇(?)を担当してた方らしいので期待大。

番組公式blogでは、自ら「御祝儀」を要求して合成シーン等を増やした、なる話が。そのかいあってなのか、TVシリーズとは思えない画がチラホラ。素晴らしい。担当者は大変だったろうけど、しっかり活きた「御祝儀」のように思えたり。

画面分割は、たしかに今までのライダーシリーズではあまり見かけた記憶がないなと。…戦隊シリーズでは、変身シーンでよく使われている感じもするけれど。そのうち富野コンテ的サブウインドウまで発展したら面白いかもしれん。と思ったが平成ライダーは既に富野的サブウインドウを盛り込んである、かつ、更に凝っていたのだったか。敵側の人間体を表示させるときなんかがソレにあたる。ってコレ _前にもメモしてた な…。忘れてた…。

サソリライダーから滴る液体。血が流れてるわけでもないのに血が流れてるように見えたり。チューブを張ったスーツデザインだからできること、だろうか。上手いなぁ…。

ライダーの同時攻撃。これは燃える…! 特に、兄の参戦過程がイイ感じ。これがツンデレってやつなのか。違うか。カブトとクワガタが手をぶつけ合うカットも燃える…! あのアクションをした瞬間、二人の間に、見えない何かがビシーッと。

変身アイテムをキャッチする瞬間まで合成しているあたりが目に留まった。今まで、手の中に納まるところまでアイテムを合成したことはなかったような…。掴んだ瞬間にエフェクトを出して画面を覆いつくすことで、演者の微妙な位置ズレをある程度誤魔化せている気がした。上手いなぁ。

太陽の中から剣が飛んでくるカット。カッコイイ…。どこから飛んでくるかを工夫するだけでも、印象がこれほど変わるとは…。

ミサキ犬はてっきり上司の人にラブなのかと思ってたが…。やっぱり若い方がいいのか。上司の人とは麺類だけでケンカしそうだしな。…関係ないが、麺類と人類は音の響きが似てる。<だから何だ。

総じて、「コレ、ホントに新人監督さんの担当回なんだろうか…」という印象。素晴らしい。

#2 [anime] あやかしあやし、お面問題解決の話までを鑑賞

ホモシーンが…! 「これはどうかなぁ」「これはちょっとなぁ」と思われそうなことを、全部やろうとしているのか…!? と思ったがホモについてはパタリロという先駆者があるからOKなのかな。NHK-BSでも毎週流れてたぐらいだし。>パタリロ。

敵のように描いていた対象と、主人公が 交渉するあたりの展開が面白いなと。明確に善悪・敵味方を分けて扱うのではなく、状況によって流動的になるあたり、なんとなく日本的な何かがあるような印象も受けたり。良さそうなものは出自を問わず、まず飲み込んでみる、みたいな感覚。もっともそれは、幕臣の固い思考と、主人公の柔軟な思考の対比でもあろうけど。…特筆すべきことではないか。自分が、敵味方が明確に分かれる作品であろうと思い込んでみていたからそう感じただけの話だな。これが平成ライダーだったら、あるいは鋼の錬金術師だったら、別段何も感じなかったであろう予感。

漢字を使って武器を作っていくあたりはやっぱり面白いなと。観念的な作りにならざるを得ないところはあるけれど。発想というか、展開の作り方というか、ロジック(?)が出てくるだけでも面白い。ただ、できれば、文字を画面に表示して解説する等が欲しい気もしたり。ってソレは象形文字だか絵文字だか、特定の属性を持った漢字でしかできないことなのかな。いや、おそらく脚本レベルでは「この漢字はこの組み合わせだから…」と考えることができても、コンテを描く人にはそのあたりの知識がなくて解説的な画を描けない、という事情があったりするのかもしれないなどと勝手な邪推。…どこまでを台詞で解説して、どこからは絵で解説するか、判断するのも難しそう。台詞で充分な内容もあるだろうし、絵にするとすぐ伝わるモノもあるだろうし。 なんだかそのへん、スタッフが茨の道を歩いてる気がして頭が下がる。

面がブクブクとするあたりは、どうやって作画してるのか気になったりもして。おそらくこの作品でしか使用できないであろうエフェクトだよなぁ…。もちろんCGを使ってるとは想像するのだけど。ああいった効果を得られるプラグインがあるのだろうか。2Dだけで済むのか、3Dで処理しないとできないのか。…マクロスみたいな作品でも使えるかしら。敵艦に腕を突っ込んでミサイルを撃ったときに、敵艦の外壁がボコボコしていく。みたいな。ていうかこの作品ではそもそもそういう使われ方をしていたではないか。一体何を見てるんだ。>自分。

エフェクト云々でなんとなく思ったけど。 :

金田パース生成プラグインって作れないかな…。ベクターデータを幾何学変形して…。図形で突出した部分を手足に見立てて、位置情報の変化からパースをつける部分を推測して。…有り難味がなくなるか。

仮に開発するとしたら、氷川竜介氏のような人材がアドバイザーとして必要になるに違いない。という気はする。描いてる当人は感覚で描いてるだろうから、言語化して解説できない予感。鑑賞者が分析していくしかなかったりするのだろうと。

パタリロと言えば。 :

アニメ版はあまり見て無かったから、そういうカットがあったかどうかは知らないのだけど。漫画版は凄かったなぁ。チン○を握る手をスローモーション的に描いてたり。エロ過ぎる。いや、24年組の作品から影響を受けてる可能性大なのだろうけど。

あやかしあやしとは関係ないか。ていうか、チン○を握る手をスローモーションで、てなカットが出てきたらどうしようと焦りながら見てたんだけど。さすがにソレはなかった。

でも、怪獣の肉を娘に食わせるシーンで口をアップにしたのはなんだかエロかったです。<オイ。…ラムちゃんがビキニ姿で空を飛んでるの図より、着物をビシッと着込んだ娘の口をアップにするほうが、エロいですよね。…自分だけだろうか。

#3 [tv][movie] ラストサムライを見た

数日前にTVで流れてたので見たのだった。てことをメモするのを忘れてた。…以前、レンタルDVDで見たことはあるんだけど。

全編吹き替えで放送されていてガックリ。「日本語を話しているか」「英語を話しているか」が、登場人物の属性、現在の状態、場合によっては心理まで伝える重要な情報として組み込まれているというのに。もう台無し。部分的にカット云々などとは比べ物にならないほどに改悪された状態での放映。…カタコトの日本語でトムが話しかけるから意味があるのに。スラスラ日本語で喋ってしまったらシーンの意味もへったくれもない。…字幕すら受け付けない一般視聴者が大半だろうと判断されて、こうなってしまったのだろうか。放送局・TV局の人間は、視聴者がそこまでバカだと思っているということなんだろうか…。

監督が、ちゃんと日本のことを調べた・日本側スタッフからの指摘を頭に入れた上で、意図的に嘘の構図・嘘の設定を盛り込んでる映画なわけだけど。2chの実況板を覗いたら、案の定「スタッフは不勉強だ」「勘違いしてる」等の書き込みが散見された。…勘違いしてるのは君達だ。とは言え、自分も初見では「やっぱりこうなっちゃうか」と思いながら見てしまって、しかしDVDのオーディオコメンタリー ―― 監督自身の解説を聞いて「やられた…!」と驚かされたわけで。あまり他人のことは言えない。

何にせよ、「世界市場に向けた映画」と言う「商品」を作るうえで、どういったところがポイントになりそうか勉強になる映画なのだろうなと想像したり。外国を舞台にした映画では、どこが嘘として描かれているのか判断しづらいところもあるが、日本を舞台にした映画なら、奇異に感じたところは高い確率でポイントであると判断しやすいだろうと。例えば…。やっぱり忍者は外せない、とか? <それちょっと違う。 *1

とにもかくにも、吹き替えで放映されたのが極めて残念ナリ。
*1: 一説によると、日本側スタッフが「こんな忍者は居ない」と指摘したが、監督が泣いて入れるのを頼み込んだとか。…判るぞ! よく判るぞ、監督さん! アンタは正しい! 忍者は外せないよ!

#4 [jiji][web] NHKを見てたら、奈良で起きた女児ひき逃げ事件の時効成立についてのニュースが流れてた

なんだか気になって関連情報を検索。奈良県警のサイトに該当情報ページがあった。

_情報をお寄せ下さい

チラシ画像をそのまま置いてあるだけ。これじゃ検索に引っ掛からないじゃないか…。「奈良 女児 ひき逃げ」で検索しても、まったく引っ掛からなかったぞ…。

ページのタイトルも「情報をお寄せ下さい」だけではダメだろう…。そんなページタイトルでは、そこだけ見たときに何のページか全く判らない。Webサイト制作初心者がやりがちな、「自分の要求だけ書いてしまって『これで良し』と満足しちゃう」系の最悪なタイトル決め。Webページのタイトルというのは、検索サイトでもランク付け・表示順決定・閲覧者の認知に大きな影響を与える要素なので、「ページ内容を的確に表現・解説している文言」でなければならないのだが…。

チラシ画像に、メール情報としてURLが書いてある点にも首を捻る。それはメールとちゃうがな…。サイトにメール投稿欄が用意されてるということなのだろうが…。もうちょっと違う文言に出来なかったのか。つーか画像になってるからリンクをクリックして該当URLに飛ぶこともできない。

どうして「戻る」が、わざわざ、javascriptで指定してあるのだろう。これでは、いきなりこのページにたどり着いた閲覧者にとって、奈良県警のサイトにたどり着くのが面倒だろう。

このページを作った・作らせた人間は、本当に情報を欲しいと思っていたのか? あらゆる箇所で、このページが誰にも気づかれないような、閲覧者が面倒な思いをするような、そんなマイナス方向の仕掛けが含まれてる。

ソースを見てみる。やっぱり。ホームページビルダーで作ってる模様。…ホームページビルダーの存在って、どうなんだろうなぁ。知識の無い人間でもページが作れちゃうというメリットはあるんだけど。知識が必要になってくる場面でも、その必要性にすら気づかない・スルーしてしまう可能性がありそうな気がする。

_奈良県警察ホームページ :

どうなんだろう。このデザイン。本当は、こういうサイトこそ、Webデザイン・UIデザインの知識を持った人が作るべきなのだろうけど…。でもきっと予算がなくて、本業の片手間で作らざるを得なくて、アレなんだろうな…。まあ、無いよりはマシと考えることもできるけど…。

以上、1 日分です。

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