mieki256's diary



2006/01/15() [n年前の日記]

#9 [anime] 特定の人間に関する記憶が失われるシチュエーションにグッときたのを自分が最初に意識したのは、もしかすると「時をかける少女」だったのかもしれず。

たしかそんな展開があった…ような気もするがよく覚えてない。

あと、一部のエロゲーかなぁ。「To Heart」のマルチも、ちょっと近い。友達でも恋人でも何でもいいんだけど、「好きな人についての記憶を失う」って、なんだか悲しさがありませんかと。で、その記憶が取り戻せることで、あるいは、以前と同じ関係性を得られることで、マイナスがプラスに逆転して観客は喜ぶわけですよ。たぶん。知らんけど。

最近のアニメで、そういう設定をラストに持ってきた作品とかなかっただろうか。「世界を守るための代償に、好きな人の記憶を失う」みたいな。作品名が出てこないけど。アレはなんて作品だったかなぁ。

「DESIRE」とかも近いだろうか。もっともアレは、自分が好きだった人が、自分が誰ソレであるとまったく気づかない、てな感じだけど。時間軸が錯綜してるから絶対に気づくはずがない、というよりそもそも知ってるはずがないあたりが、なんとも素晴らしい。少女漫画やアニメあたりなら観念的・非論理的な設定を作って逃げちゃうところを、ロジックを構成した上で感情移入を誘うあたりが秀逸。…元ネタは何なのだろうな。どこか、藤子F先生のSF作品に通ずるものを感じたりもするけど。

「世界を守るための代償に、自分が人ではないものになる」 :

のは、ライダー剣か。前述の、「世界を守るための代償に、好きな人の記憶を失う」がソフトウェアの変化だとすれば、ライダー剣のソレはハードウェアの変化ですかな。

以上です。

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