2006/01/12(木) [n年前の日記]
#2 [web] _トラックバックをめぐる4つの文化圏の文化衝突――「言及なしトラックバック」はなぜ問題になるのか - [絵文録ことのは] 2006/01/06
非常に判りやすい。素晴らしい。…読んでみてますます、「自分のサイトに trackback 機能をつけないほうがいいな」と思った。自分が望むとしたら、言及リンク文化圏の trackback だから。
_(via スラッシュドット ジャパン | ライブドアのトラックバックスパム対策は改悪?)
_(via del.icio.us/otsune)
_(via スラッシュドット ジャパン | ライブドアのトラックバックスパム対策は改悪?)
_(via del.icio.us/otsune)
◎ ふと思ったけど :
言及リンク文化圏の trackbackと、関連仲間文化圏の trackback は、技術で住み分けできそうな。本文を解析して、URLが有れば言及リンク、無ければ関連仲間文化圏、と振り分けができるのでは。サーバの負荷は更に高くなるだろうけど、コンピュータですらできる作業を、人間様の気遣いだのに頼って行う必要もなさそうだよなぁ。
◎ _トラックバックは死んだ - てくのーと2.0 :
原理主義は大抵の場合一般化とともに数の暴力で滅亡するので、いまや「ホームページ」発言に誰もツッコミを入れないのと同様トラックバックも数年後には「内容の似ているサイトに自動的にトラックバックを打つブログシステム」とかがいても皆疲れ果てて何もいわなくなるに一票。同感。
この記事へのツッコミ
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以上です。
キリスト教で言うところの
プロテスタント(教えに厳格=言及リンク文化圏)と
カトリック(堕落もする=関連仲間文化圏)ってところなのかな?
ローゼンメイデン風に続きを書くと
雛苺「うにゅ〜、みんなのブログ大好きなの〜、全部のURL書くのは大変なの〜」
金糸雀「楽してズルしてみんなにTBかしら〜」
#いや、書きたかっただけなのでコメント汚しすみませんm(__)m
むむ。主流派ですな。
いずれはほとんどが「関連仲間文化圏」になりそうですよねぇ…。
作った人の思惑が規格の使い方を決めるのではなく、
ソレを見た人間がどう使うかが規格の使い方を決めていくのでしょうし。
流れは止まらない・変わらないだろうなぁ。
ブログなりトラックバックなり、作者が意図した範疇に
いかにハマっているかどうか、ということだと思いますよ。
よく言えば忠実に、悪く言えばバカ正直に運用している人が言及リンク文化圏(狭く深く)で
ほどほどに忠実、ほどほどに現実とネット世界を混ぜている人が関連仲間文化圏(広くもなく深くもなく)で
限りなく現実中心主義かつとにかく人の輪が大事な人がごあいさつ文化圏(浅く広く)なんだと思います。
日本人の場合、そもそもブログなんていうものが普及する前から
ホームページを日記風に使う人が多かったわけですから、
その発想は実は日本人のほうが先進的だったのかもしれませんね。
基礎技術は苦手でも応用が得意な日本人の面目躍如なのかも。
膝を打ちました。そうか、なるほど。そういう見方もできるなぁ…。
海外で作られた技術を、
日本社会に適合したスタイルにアレンジして使うあたり、
日本人らしいといえば、たしかにそんな感も。興味深い話であります。
海外では、このへんどうなんだろうなぁ。
国によって、trackback の使われ方も違うのだろうか。うーむ。