2005/09/09(金) [n年前の日記]
#12 [zatta] _本物の向上心と逃げの向上心
本物の向上心を持つ人は「他人の目から見た、よりよい自分」にとらわれることなく、“自分が”どうなりたいのか、つまりどう変化したいのかを知っています。理想の自分像が明確になっているのです。そして、現状の自分と理想の自分の差という「当たり前の現実」をしっかり受け止める勇気を持っているのも、本物の向上心を持つ人の特徴。したがって彼らの努力は「理想の自分と現実の自分の差を埋める努力」、つまり『自分を変化させる努力』といえます。_(via あけてくれ)
一方、逃げの向上心は、自分が置かれている現在の環境が嫌だから、状況が納得いかないから、そして『そこから逃がれたいから』努力するといった類のものです。一見すると、さまざまなことに挑戦したり学んだりして(本物の)向上心にあふれているように見えるし、当の本人もすっかりその気ですが、本物の向上心を持つ人と違って成果が出ません。逃げの向上心に基づく転職チャレンジや、資格&習い事活動をみれば一目瞭然です。
その理由は、逃げの向上心あふれる人たちは、環境や自分以外の人といった“他”の変化を望み、自分を変えようとしないから…。つまり逃げの向上心派は、「他人と過去は変えられない。変えられるのは自分と未来だけ」という当たり前の自然の摂理に逆らってしまっているのです。
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以上です。