mieki256's diary



2005/08/26(金) [n年前の日記]

#4 [anime][tv] 『猫の恩返し』を見た

TVをつけたら、ジブリ制作のチャゲアスのアニメが流れててビックリ。なぜ? どうして? …TV番組表を見て、『猫の恩返し』が放映されることを知った。それのオマケだったらしい。しまった。そうと知ってれば最初から見てたのに。

とりあえず、『猫の恩返し』は見た。結構面白い。どんな内容なのか全く情報は集めてなかったのだけど、完全に童話なのだな。幼稚園児〜小学生には楽しんでもらえそう。毒にも薬にもならない(?)、こういう作品もたまには存在しないと。や、褒めてるつもり。誰も彼もが押井アニメ・富野アニメモドキばかり作ってちゃマズイし。宮崎アニメだって近年難解になりつつあるし…。それを考えるとこういう作品は貴重。ではないかと。

各所のレイアウトに妙な構図が多くて感心。タイトルが出たカットの、間の抜けた構図に喜んでしまったり。しかもボールが。タイトル出たままなのに。たまらん。

作画もスゴイ。ボディガードの動きには腰が抜けるかと思った。スタッフロールを見て納得。ゴイスなアニメーターさんが結構関わっているのだな。

_「何でお前ら、そこ(頭の横)押さえてるんだ」って。「お前の耳そこじゃないだろう」みたいな(笑)。 :

WEBアニメスタイルの、西尾鉄也氏インタビュー記事。『猫』で担当したシーン、及び、ボディガードのシーンを担当した大塚伸治氏への言及。…イヤホンは気がつかなかった。失敗。そうと知ってればチェックして楽しめたのに。

_「タヌキが睾丸を巨大化して敵を押しつぶす漫画映画だって!?」と、一部の関心を呼んでしまいました。 :

関連情報を探してたら遭遇。『猫』とはあまり関係ないけど。『ぽんぽこ』の海外での評価。
映画評論家で宮崎アニメの大ファンでもあるロジャー・エバートは、「睾丸を巨大化して敵を押しつぶすというタヌキ達の秘密兵器が理由で、この映画はアメリカ市場では売れないだろう」と書いています。彼のコラムは全米のさまざまな新聞に掲載されるため、「タヌキが睾丸を巨大化して敵を押しつぶす漫画映画だって!?」と、一部の関心を呼んでしまいました。
よもや、「たんたんたぬきの〜」が海外進出の障害になるとは…。かの物体は国によってまさしく兵器になるのだな。

_ジ・アート・オブ・アメリカナイズド・ジブリ :

米国におけるジブリ作品のパッケージイラストについて紹介してる記事。ショッキング。
この絵を見たら、何も知らない人は魔女宅が「トイストーリー」のような話かと思ってしまうかもしれません。
もしかするとソレが作戦なのかもしれない。「この商品は時代遅れの手描きアニメじゃない」「3DCGアニメなのだ」と思わせることで客にアピールするとか…。つまりは3DO作戦。またの名をPC-FX作戦。はたまた別の名で _SFCスーパードンキーコング 作戦。あるいは _神凰拳 作戦。もしくは(以下略。

つーかどうして海外は何でもかんでもエアブラシで描くのか。ヤツラはエアブラシ・フェチに違いない。

そういやエロゲのCGもえてしてそういう塗りだよな…。人はグラデーションにエロスを感じる生き物なのだろうか。って何を口走ってるのですか。>俺。エロースんません。

日本においては浮世絵等にも見られるように、線と、単一色で塗られた面のみで構成された絵のほうが一般的だろうと思うのだけど。エロゲの世界は例外で、何故かグラデーションが重宝されてる気もする。何故だろう。

以上です。

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