2005/08/10(水) [n年前の日記]
#7 [digital] _「一般向けにはもっとカンタンなモノを」のそのウソホント?
モノ自体は確かに進化して、多少は使いやすくなっているのでしょう。しかしこれらは基本的に、私たちマニアが愛するあの機器や、あのサービスと全く同質のものです。何かがおかしいのです。何かが。色々と思い当たるところが。たしかにそうかも…。
「それって面白いねぇ。でも普通の人は ワカンナイよ。普通の人向けには、もっとカンタンで判り易いものじゃないと。」
私は最近、こうした考え方は実に危険だ、と考えるようになりました。既に製品・サービスを使いこなしている側の人間から見た、「普通の人」像は、何かがおかしいのです。
コメント欄の一文を見て、「ああ、そうだったのか」と思ったり。
普通、一般的なPCに疎い人を想像しようとすると、自分のスキルを基準に、その人が見渡せる範囲でPCに疎い人=一般的なPCに疎い人、に考えがちです。それで「普通の人」像が現実とはズレてくるのか。 _(via del.icio.us/otsune)
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以上です。