mieki256's diary



2004/05/31(月) [n年前の日記]

#12 [blog] TrackBack SPAM

こちらの記事 tp://kiri.jblog.org/archives/000736.html を読んだ後、 TB(TrackBack)してる記事 tp://jitsuro.cocolog-nifty.com/real_mans_blog/2004/05/post_2.html *1 をクリックしてみて首を捻った。全然関連性のない記事じゃないか。なぜこんなものを。まさかこの人、知的障g(検閲削除)。

と思ったら理由が書いてあった。要するに、とにかくこの件を多くの人に知ってもらいたくて、更にgoogleでも上位にしたいから、相手先の記事内容に関係あろうがなかろうがお構いなく、有名らしきblogにTBしてみました、と仰ってる。

なるほど。これが TrackBack SPAM というやつですか。…たしかにこんなTBだったら削除したくなりますね。理由・事情・内容の如何に関わらず、なんたる無礼な振る舞いであろうか。 *2

(´-`).oO( …自分のサイトの話じゃないからどうでもいいか… )

TB SPAMを発射しまくるスクリプトを作ったらどうなるだろう :

世界中のblogがTB SPAMで埋め尽くされれば、フィルタリング技術の向上が急務になるだろうから、結果的には良い方向に働くのではないか。などと電波が。もっとも、TB SPAMで埋め尽くされる状況は、同時に、コメントSPAMで埋め尽くされる状況でもありそう。となると、国産の日記自動生成ツールのツッコミ機能も、同様にSPAMに晒される可能性が。それらツールにおいてもフィルタリング技術の導入が急務に。…ツールによっては、それら技術の実装を、ユーザ自身が独自に試みなければならない状況もあり得るだろうな。うう、マンドクサ。しかしいつかは必要になりそうな予感も。でもマンドクサ ('A`)

コメントやTBをフィルタリングできるのかしら :

そもそも、元記事と関連性のあるコメント・TBであると、コンピュータ如きが判断できるのだろうか。そんな技術の実現が可能なのか。文字数で判断するのか。それは非現実的だろう。短文であっても、関連性があり、質の高い(?)反応はあるはずだし。利用単語で判断するのか。でも、商品の宣伝文ならともかく、真面目な内容で関連性のないことを書かれてたら、やはり漏れてしまいそう。関連性の有無なんて、人間でなければ判断できないのではないか。…となると、目視で削除していくか、面倒臭いからひとまず全部残しておくか、ぐらいしか手はないような。それにしたって前者では、TB数が膨大になれば人間の手によって対処できるわけもなく。うーん。…先輩方が語ってる、TBの情報を流用して関連ページを一望できる技術が普及すれば、それを応用することでTBの削除作業が多少は楽になったりしないだろうか。などと電波が。

双方向リンクで何が生まれるのだろう :

記事と記事の双方向リンクを達成するはずの機能が、それを超えて宣伝道具になってしまったあたりからして、どうも元々問題があるような気も。もしかすると、TBの存在自体が誤りではないのか。双方向リンク情報に、付加価値を持たせようと欲張り過ぎたんじゃないのか。いわば仕様レベルでのセキュリティホール。<お前何言ってんだ? …そのあたり、ハイパーテキスト・ハイパーリンクの歴史を勉強しないと正確なことがいえない気もしてきた。爺ちゃん達は、情報と情報の双方向リンクで、どんな効能が生まれると考えていたのだろう。単なる宣伝で埋め尽くされ、情報の関連性が失われていく可能性について予見していたのだろうか。予見していたとして、解決策についても考案していたのだろうか。何にせよ、爺ちゃん達や先輩方の書き残したものを、そのうち真面目に読んでみないと。…でも、マンドクサ ('A`) ワシ、面倒臭いのはとにかくキライやねん。

*1: なんて呼べばいいんだろう。TB先? TBしてきた記事?
*2: 通常なら、リンクしてその感想を記録するのが常なのだけど。こんな自己中な人間の目論みに加担してしまうのも腹立たしい。故にリンクはせずURLのみ記することに。しかしもしかするとURLを書いた時点でgoogleのページランクに影響が出てしまう可能性も。うっ。ええいチクショウ。だったらhttpを削って書いてやる。<意味あるのか? …それにしても、この人、自分は正しい事をしてると信じ込んでるのだろうなぁ。SPAMを送りつけるというその行為によって、主張内容までもが色眼鏡・フィルターをかけられてしまう危険性を、果たしてどこまで認識できているのだろう。…僅かでも認識できてたら、こんな愚かしいTBを送れるわけないか。なんだかなぁ。

以上です。

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