mieki256's diary



2012/02/06(月) [n年前の日記]

#1 [cg_tools] Google SketchUpにプラグインを追加すれば展開図が作れるらしい

ペーパークラフト関係の記事を検索してたら遭遇した。

_Sketchupで展開図を作成 | Surely You're Joking, Mr.KUTAI!
_Jim's SketchUp [Plugins] Blog: Plugin: Unfold Tool
_Smustard(TM) - the Companion to Sketchup(TM) - ProgressBar

こんなものがあったとは…。興味が湧いたので試しに導入。

Google SketchUp 8 (Proではない、無料のほう)をDLしてインストール。環境はWindows7 x64。C:\Program Files (x86)\Google\Google SketchUp 8\ にインストールされた。

unfoldtool.zip と progressbar.rb をDL。zipを解凍。SketchUpインストールフォルダの下にPluginsというフォルダがあるので、そこにコピー。

SketchUpを起動すると、メニューに「プラグイン」という項目が増えている。簡単な形状を作って、プラグイン → Unfold Tool。マウスカーソルが変化する。最初にクリックした面が、次にクリックした面と平行になる。モデル以外の場所をクリックすれば選択解除。Ctrl/Shift/Altを押しながらクリックすれば更に色々できるらしいが、まだ把握してない。

自動で全部展開してくれるのかなと想像していたので、最初は首を傾げてしまった。要するに、処理が一番難しい、どの面とどの面を繋げて展開するか判断する部分は、全て御主人様(=人間)にお任せするぜと。俺はひたすら面と面を平行にすることだけ専念しますぜと。そういうアプローチなのだろう。これなら、出力結果を見て、「どうしてそんな展開図を…」と頭を抱えることはない。賢い展開図が作れなかったら、それは御主人様が賢くないだけ、という話になる。

やっていることは、 _SketchUp でペーパークラフトの台紙を作ってみる - SketchUp (r) を楽しむ に書かれている作業と同等であろう気がする。基本機能だけでも頑張ればやれなくはないのだが、ある程度自動化して少しは楽にできるようにしてみた、という印象。

_Flattery Papercraft Tools :

Unfold Tool の作者が、「Unfold Tool よりゴイスなプラグインもあるぜ」と紹介しているソレ。らしい。

試しに使ってみた。たしかに、簡単にサクサクと展開してくれる。が、使い方がよく分からん…。

#2 [pc] タブというUIについて思ったことをメモ

親父さんのPC操作を後ろから眺めていたら、どうも親父さんは、タブブラウザの「タブ」を把握できてないように思えてきた。現在のタブや、新しく開かれたタブを、認知していないようで、混乱してる場面を何度か目にした。とりあえず、IE9については、タブブラウズ機能を無効にしてもらって様子を見ることに。おそらく親父さんは、「ウインドウ」で管理するスタイル以外は受け付けないのだろう…。

そんなやりとりをキッカケにして、なんだか考え込んでしまった。

どうしてタブブラウザが登場したかと言えば、OSのウインドウ管理がヘボかったからで。Webページを切り替えることぐらいでOSのヘボなウインドウ管理を使ってられない、から、アプリ内で完結する切替方法・選択方法が出てきたに過ぎない。タブと言うUIは「まにあわせ」「その場しのぎ」。今現在、他に「これだ!これだよ!」と賞賛されるUIを誰も思いついてないから、せめてコレにしておこうかと、消極的な理由で使われているに過ぎない。

だから、UIにタブをつければそれでOK、という問題じゃないのだよなと。その証拠に、ウチの親父さんはタブがついたことで操作に関して無駄に混乱していた。タブは、正解じゃない。

関連して思ったこと。 :

自分の場合も、なんだか思い当たることがある。例えばアプリを切り替える際、Alt+Tabを連打して、目的のアプリを通り過ぎて2〜3周してしまう場面が結構ある。Shift+Alt+Tabを押せば逆に進むことは知ってるし、カーソルキーで選べることも知ってるけれど、どうしても瞬間的に、Alt+Tabを連打して数周回るほうを選んでしまう。どう考えても無駄な操作。だが、そのほうがやりやすいと感じてしまう何かがある。 *1

ウインドウ管理を、もう少し改善できないものだろうか。Windowsも、各ウインドウのサムネイルを表示してみたり、3次元的に並べてみたり、色々模索をしているのは分かっているのだが。

ウインドウ管理・アプリ管理も、タブになれば解決するのだろうか。いや、だから、それは正解じゃないだろう…。

*1: おそらく、一度押したキーからは指を離したくない・別のキーを新たに押し直したくない、という心理が働いている気がする。このあたり、エディタやファイラーの操作でも感じていて。例えば、emacsの、C-x o よりは、自分で定義し直した C-o を頻繁に使っていたり。Ctrl+oは「ワンキー」感覚だが、Citrl+x o は2キー感覚になるので、煩わしさを感じるのだろう。

#3 [papercraft] ペーパークラフトについて自分の好みが分かってきたのでメモ

巷のペーパークラフト関連記事を眺めていて、なんとなく自分の好みが分かってきた、というか、考えがまとまってきたのでメモ。

結論から先に書くと、「形はシンプルでいい」「大事なのはテクスチャ」ということ。

以下、余談。

その考えに至った経緯。 :

世の中には、「どうやって紙だけでこんな形状を作り上げたんだ」と驚愕するゴイスな作品がたくさん存在していて。見ている分には感嘆の溜息しか出てこない。

しかし、自分自身でそれらを作ってみたくなるのかというと、全然まったくそんな気持ちにならないことに気が付いた。だって、面倒臭い。やってられない。

自分は、小学生の頃、「紙工作ペーパークラフト入門 (小学館入門百科シリーズ)という本を読んで、ペーパークラフトに興味を持ち始めた。そして、掲載されていた機関車を作ろうとしたものの、作業の大変さに挫折した。それ以来、ペーパークラフトに若干興味がある状態が続いているのだけど。小学生の頃からずっと、作ろうとしては面倒臭くて挫折してばかりで。

ここにきてようやく、どうやら自分が好むペーパークラフトは、世間一般のソレとは違うような気がしてきたわけで。自分は、世間の皆様ほどの根性はない。

では、どういうペーパークラフトならいいのだろう。…関連しそうな事例を3つほど思い浮かべた。

NHK教育のとある番組で、紙コップにマジックで顔を描いてアニメをさせているコーナーがある。紙コップというシンプルな形状。しかし豊かな表情。…アレは素晴らしい。

昔NHKで「テラホークス」というSF人形劇が放送されていて、その中で、ボール型ロボットとサイコロ型ロボットがバトルをしていた。ボールとサイコロと言うシンプルな形状。しかし表面はメカ。…アレは素晴らしい。

ネットで時々見かける有名な写真。ダンボールをかぶり、表面に「GUNDAM」とだけ書いて、ビシッとポーズを決めているコスプレ写真。極限までシンプルな形状。そこに描かれた重要な意味を持つテクスチャ。…アレは素晴らしい。

この3つに共通するのは、「形はシンプル」「テクスチャが肝」。

ペーパークラフトも同様なのではないか。自分が好む、というか、作ってみようかなと思えるペーパークラフトは、そういう方向性のような気がする。

つまり、こんなシンプルな形でも、
シンプルな形でも…


テクスチャを頑張れば、
テクスチャを頑張れば…
印象が随分変わる。自分の場合はこれでいいんじゃないかと。

PC上で動くペーパークラフト作成支援ソフトの問題点。 :

そのあたりを考えると、PC上で動作するペーパークラフト作成支援ソフトも、微妙に問題があるような気がする。ソフト自体に問題があるのではなく、ソフトの利用のされ方、あるいは、特定の方向のみを意識したソフトしか存在していない状況に問題があるというか。

それらソフトは、えてして複雑な形状を如何にして展開するかということに重点を置いているように見える。方針として、まず形状ありき。テクスチャは二の次。ではあるまいか。

支援ソフトに渡すデータを作る際には、3DCGモデリングソフトを使うが。そういったソフトを使って作業していると形状作成に力が入ってしまう。ポリゴンだけでどれだけ滑らかな曲面を表現するか。どれほど入り組んだ形状を構成してみせるか。便利なソフトだから、ついつい凝り始める。そして、プリンタで印刷してから、途方に暮れる。切り出しも、のり付けも、面倒臭いデータが出来上がる。ソフトが便利過ぎて、いつの間にか、簡単に作れるようにしようという意識がどこかに飛んで行ってしまう。…いや、元々、そんな意識は持たないのがペーパークラフトの世界かも知れないのだけど。

個人的には、そっちじゃないよなと思えてきた。形状なんて、展開しやすくて、組み立てもしやすい、あらかじめ事前に準備した、数種類の基本形だけでもいいのではないか。その分、テクスチャを描きやすくしたほうが、楽しい気分で心も折れずに作れるのではないか。

テクスチャが描きにくくなるぐらいなら。作る際にゲンナリするぐらいなら。形をどんどんシンプルにしたほうがいい。ラクガキする子供さんの側に寄った、あるいは、絵描きさんの側に寄った、そんなペーパークラフトを模索できないものか。

でもそうなると、ソフトを作る必要はないような気もしてくる。テンプレートだけ用意して、お絵かきソフトで上から描いていくだけでも良いのかもしれない。あるいは、ソフトで支援するとしても、あくまで部分的に、テクスチャ画像を変形させて1パーツ分程度を出力するツールとか。その程度でもどうにかなりそうな。

のり付けは必要なのか。 :

最近のガンプラは、接着剤を使わなくても組み立てられると聞く。

ペーパークラフトも、接着を省けないものか。接着は面倒臭い。手にボンドがベタベタつくし、紙のあちこちにもボンド跡が残るし、一度くっつけたらバラすこともできない。

例えば、日本の折り紙は、基本的にはのりを使わずとも立体になる。何かそのあたりの手法を取り込むことはできないか。と夢想中。

#4 [papercraft] 接着しないで組み立てられるペーパークラフトについて試行錯誤中

箱だけなら作れそう、と思ってやってみた。

_20120206_face_box.pdf
_20120206_face_box.svg (Inkscape用svg)
余談だが、Inkscapeって、A4サイズを指定してもちゃんとしたA4にならないのだな。プリンタが、ユーザ指定サイズとして扱ってしまう。

それはそれとして。太い線には切れ目を入れて、そこに、のりしろモドキを差し込みます。PCパーツの箱の蓋でよく見かけるアレ。

やはりこのほうが、少しは気楽に組める気がした。組み立て後にバラすこともできる。例えば前記事中のラクガキも、組んだ後でまたバラして描いている。しかし、ぼんやり予想はしてたけど、やはり強度に問題が。何かもう少し、上手な引っ掛け方はないものか。改善策はありそうなのだが。

まあ、強度に不安があったら、接着するなり、セロハンテープを表から貼ってしまうという手も。ガンプラも、本格的に作る場合はやはり接着剤を使うとどこかで聞いた記憶もあるし。手軽に作るなら接着無しで。きっちり作るなら接着して、というのもアリかもしれない。

#5 [papercraft] 円錐台についても試行錯誤中。

円錐の上のほうをズバッと切った形状を、円錐台と呼ぶらしい。

展開図を作る段階で悩んでしまったが、以下の記事がとても参考になった。ありがたや。

_久々に頭ひねったw ドールハウス図面づくり 円錐台|くまごろう☆のブログ
_horirium | ペーパークラフト:ルビンの壷

メモ用紙に図を描きながら、SpeedCrunchという電卓ソフトで計算して。求めた値を元に、AR-CADで展開図を描き。プリンタでコピー用紙に印刷して、実際に組んでみたり。

ちまちま計算して算出できたのだから、おそらく支援プログラムを作ることも可能であろう予感。扇形の計算はもちろんだが、矩形でテクスチャを描いて、展開図に合うように変形して描画すれば、随分楽になりそうな。側面については、どうにかなりそう。

だが。側面を作った直後、上蓋・下蓋の接着で悩んでしまった。どうやってくっつけようか。巷のペーパークラフト台紙(?)を色々閲覧させてもらったが、どれも _ギザギザしたノコギリ状ののりしろ で処理している。…うん。その方法は知ってる。知ってるのだけど、それは切り出すのも、接着するのも大変だ。自分が小学生の頃に挫折したのも、その作業のせいだった。ちと記憶が怪しいが。

なんとか、簡易な形ののりしろにできないものか。できれば、接着無しでやりたいが。改善策はないか。

紙コップや、マーブルチョコレート、チップスターの底や蓋は、どうやってくっつけているんだろう…。圧着?だろうか。となると応用できないだろう。

身の回りの品で、上手にくっつけているもの…。うーん。参考になりそうなものが思いつかないな…。

なんとなくだけど。 :

TVマガジン等、幼児向けの雑誌の付録は凄いなと思えてきた。アレは、どんな人達が設計してるんだろう。紙工作に関してノウハウの塊ではあるまいか。師匠や先輩から学んだのか、それとも各人が自力で発明してきたのか。一般には知られていない歴史がそこにありそうな予感。

気になる記事に遭遇。 :

#6 [zatta] 現実世界と画面の中の世界

ネットで、「Appleのデザインは統一されてない。ハードのデザインはシンプルなのに、UIのデザインはてんこ盛り」という言及を目にして、考え込んでしまった。

昔、庵野監督が、「アニメを作ってる時は、画面密度を高めようと努力してたのに、実写映画を撮ったら、画面密度を少なくする方向に変化していった」「アニメは足し算、実写は引き算」みたいなことをどこかで言っていた記憶が。なんだかそのへんと関係がありそうな気がする。

現実世界は立体的。目の前にあるハードウェアは、既に立体としての情報を多く持ちすぎている。だから、情報を削る。画面の中は平面的。立体としての情報を全く持っていないから、少しでも見た目で立体的なアレコレを追加する。とか? よく分からないけど。何か、このぐらいが心地いい情報量、というものが存在していて、それぞれがそこに向かって、情報量の調整を試みているのかしら。と根拠なく妄想してみたけれど実際どうなのかはよく分からない。

#7 [zatta][hns] メモするの忘れてたのでメモ

数日前から、試しにGoogle AdSense?ってヤツをページの下に表示してみました。と一応報告。

自宅サーバの電気代や回線費用ぐらいはどうにかならんかな、てなノリで。しかし表示してる場所がアレだから一銭も入らない予感。さりとて巷でよく見かける、ページ上部の特等席に広告をレイアウトするなんて、個人的にはゲンナリだから絶対やりたくないし。…まあ、しばらくこのまま様子見ということで。

このあたり、前々から興味はあったのだけど、手続きその他がよく分からなくて、まあ、今回どうにか重い腰を。みたいな。申し込んでから1〜2週間ぐらいかかって表示されるようになった、ような気がします。記憶が怪しいですが。田舎者故に大変お世話になっている、Amazonの広告?なども興味があるのだけど、やはり手続きその他がよく分からず。今後の課題。

当初、Googleから「違反してるぞ」メールが来て審査が落とされた(?)のですが。理由が「そもそもページが見れないよ」だったという。どうも、hnsのユーザーアクセス追跡機能が有効になっていたことで、Googleからのアクセス時に「リロードしてくれよ」ページが真っ先に表示されてたようで。面倒臭いので、そのあたりの機能は今回無効にしてみたり。そもそも自分、件の機能は使い方が分からなくてそのままだったという。…特定の人にだけ秘密日記を見せるときには使わざるを得ないのだろうか。よく分からんですが。

以上、1 日分です。

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