mieki256's diary



2007/09/10(月) [n年前の日記]

#1 [nitijyou] 14:00-16:00までサーバ止めてました

雷が鳴ってたもので。申し訳ないです。

#2 [pc][game][neta] HDDの中に転がってたPC98のHDDイメージの中身を確認

何を保存してるのかさっぱり覚えてなかったもので。

_V.R.デート 五月倶楽部 という文字列を目にして、気になって検索。どうやらゲームらしい。基本設定を眺めてるうちに、なんだか _Second Life を連想したり。こういうのって、ある特定の時期から、皆が夢見ていた設定なんだろうな。一番最初にそういう世界を描いたのはどのあたりの作品なんだろう。おそらくはSF小説が発祥の地、ではないかと想像するのだけど、自分、SF小説はまったく詳しくないから見当がつかない。

それはともかく。
そしてなにより、立ちCGでの表情の変化。これはかなり有名なところで、その点がこのゲームの売りだ、ということは前々から耳にしていましたが、期待を裏切ることのない出来でした。特に、秋穂の表情がころころかわるさまは、見ていて本当に楽しかったですね。また、きららの姿勢の変化を示すのも、非常にうまく描かれていたと判断できます。

レビュー-V.R.デート 五月倶楽部 より

このあたりの演出の最終形はどのあたりになるんだろうとも。ToHeart あたり? では古過ぎるか…。ポリゴンキャラが台詞に応じてクネクネ動くモノも既に市場にはあると思うのだけど、自分の中ではそれらは何か印象が大きく異なっていて。おそらくはアニメの画面を見ているかのような印象を与えられるかどうかが肝なのかもしれず。ポリゴンキャラは動きが滑らかなので、動きそのものは実写映像に近づくけれど、デザインが実写のそれとは微妙に異なるので、かえって不気味の谷 ―― 現実との微妙な差異を無意識下で荒探ししてしまう状態 ―― に近い何かを感じてしまうのではないか等々をもやもやと。であれば、実写の女の子が画面の中でクネクネ動いてれば受ける印象がガラリと変わるのだろうか。恋愛シミュ版モータルコンバット。いや、既にどこかで出してそうだけど。

検索してみたら、やっぱり既にあるみたい。>恋愛シミュ版モータルコンバット。何かジャンル名をつけよう。ラブモーコンとかモーコンラブとか。なんだか「モー娘。」みたいな略称だな。全然違うか。

#3 [anime][neta] 地球にやってくる宇宙人

アニメや特撮では、宇宙人が地球にやってくるってのはよくある展開だけど。その理由付けは、えてしてかなり無理があるよなと、突然唐突に思ったので、なんとなくそのへんをメモ。

地球は田舎。 :

科学文明の発達した宇宙人にしてみれば、地球はとんでもない田舎だろうなと。

宇宙人という都会人が、地球という片田舎にやってくるとしたら、そこにはどんな理由があるんだろう。都会人が田舎にわざわざ赴く理由と言えば…。せいぜい観光、もしくは何かネガティブな理由があるとしか思えないのだけど。たとえば、東京暮らしで便利な生活を享受してる人が、襟裳岬に行きたいと思うとしたら、それは一体どんな理由で?

などと考えると、正月になると大挙して宇宙人が押し寄せる地球とか、一家心中するために地球にやってきた宇宙人、なんて設定があってもいいのかなとか。<オイ。

ウルトラマンが地球を守るのも無理がある。 :

そもそも、ウルトラ一族と地球人のサイズには差がありすぎるし。ウルトラ一族から見た地球人のサイズは、地球人に置き換えればゴキブリやネズミを見てるようなものだろうと。仮に、ゴキブリやネズミが人語を話したとしても、人間はゴキブリやネズミを身を張って守ってやろうなどという殊勝(?)な気持ちになるのだろうか。望み薄。

地球という惑星の上にびっしりと張り付いた人類 = どこぞの岩の表面にびっしり張り付いたゴキブリの群れ、みたいなものじゃないのだろうか。いや、ウルトラ一族の中に居る生物学者が、「この地球人ってのはずいぶん奇妙な種なんだから、保護しないとあかんやろ」とか言って守ってるならまだ判るのだけど。

アリの群れが巨大なアリ塚を作って、人間はソレを見て「よくまあこんなもん作るよなぁ」と感心したりするけれど。宇宙人から見た人間の街も、たぶんそんな感じなんじゃないのかな、とか。「こんなチンケな科学力で、よくまあこれだけ作ったなぁ」とか思われてたり。…そのうち子供の宇宙人がやってきて、興味本位で アリ塚 人間の街を壊しちゃったりして。棒で突っついたり、お湯をかけたり、足で踏み付けたり等々。

宇宙人にとっては、人間は昆虫みたいなものとして見えている、と仮定すれば。たとえば、『「昆虫の標本を作ろうとしてる人間」を捕まえて人間の標本を作ろうとしてる昆虫型巨大宇宙人』てな設定はどうか。…最初の頃のウルトラシリーズで既にありそうだけど。

昆虫型宇宙人「夏休みの自由研究で、標本を作るんだー」
ウルトラマン「そんなことはやめろ!」
昆虫型宇宙人「なんで? 宿題出さなかったら僕先生に怒られちゃうよ…。おじさんだって子供のころ標本作ってたじゃないか!」
ウルトラマン「うっ…。たしかにおじさんも、子供のころ人間の標本作ったけど…。」<オイ。
ウルトラセブン「俺は、アステロイドベルトを集めて工作してたけどな。人間なんて気持ち悪くて触れなかった。標本作るのに注射も使うだろ。アレも妙に怖くて」
ウルトラマン「そういやエースのやつ、あの注射をタロウに刺して大変なことになったっけ」

とか。この場合、昆虫型宇宙人に対して「人間の標本を作るべきではない」と説得するにはどういう理屈を持ち出せばいいのか。

人間を高等生物として見ていない宇宙人、というと、藤子F氏のSF短編にあった宇宙人の侵略モノを思い出す。アレは、 人間の丸焼は毛はえ薬になるという迷信(「サンショウウオの丸焼」を「人間の丸焼」に置き換えてある)を信じてる宇宙人が人類を絶滅寸前まで追い込むが、人間が天然記念物に指定されて人類は助かったというオチだったか。あるいは、 _園田健一著「砲神エグザクソン」 とか。 宇宙人が、人間の食料として人間を使うあたり、人間を牛や豚と置き換えてる・肉骨粉あたりからの連想による設定ではないかと想像したりもするわけで。そういう作品を見てしまうと、ウルトラマンの各種発言 ―― 「ウルトラ一族と地球人は、対等 or 友人」 ―― は、かえって胡散臭く思えてくる。そこに、人間の傲慢さというか、何の根拠もなく自分たちはとにかく価値ある存在なのだと思いたがる嫌な性質を感じてしまうのは私だけでしょうか。

つーか子供向け作品におけるそのへんの設定は、ドンパチやるための舞台を整えるために理由をでっちあげてるに過ぎないわけで、合理性その他は何ら求められていないのでアレなんだけど。しかし、そういう事情を一旦横に置いて、まずは自分が宇宙人になったつもりで真面目に妄想していくと、妙な設定ができたりしないか。てなことを妄想したりもする。

この記事へのツッコミ

Re: 地球にやってくる宇宙人 by ネコタ斑猫    2007/09/14 23:17
大変面白く拝読いたしました。
以前全く同じテーマについて考え短編小説を書いたことがございます。その際は「大航海時代的に高値で売れるものを探し宇宙の海に乗り出した宇宙人が地球人の創作物に価値を見出しそれを採取に来る」というものでした。敵にならないレベルでしかもあまりに遠ければ侵略しようという気すら起こらないと思うのです。そう考えるとアニメなんかの宇宙人が概ねホモサピエンスと同じスケールなのは人類至上主義を裏返したような親切機能だと思います(SFだとスケール違うのもっとちゃんとありそうですけども)。
あとウルトラマンについては「いやーこれ自分たちのちっちゃいばんみたい! かわいいー! 」とかいう偏愛はあるのではないでしょうか。ミニチュアへの愛。ヒトが考えたんだから人型だというのを棚に上げて考えると、巨人であるウルトラマンが自分のミニチュアであり自分と同じような暮らしをちまちま営んでいる地球人に何らかの共感と偏愛とを覚えても不自然ではないんじゃないかと思われます。カミサマだって自分に似せてヒトを作ってそれを特別扱いしたわけですし、そういうところ、守りたくなる理由であってもそんなに変じゃないんじゃないかなぁ、などとフィギュア好きは思ってしまうのでした。
乱文失礼いたしました。
ネコタ斑猫 拝
Re: 地球にやってくる宇宙人 by 名無しさん    2007/09/15 02:44
>正月になると大挙して宇宙人が押し寄せる地球
「侵略行為をレジャーとして捉えている宇宙人」という意味なら前例がありますね。

>一家心中するために地球にやってきた宇宙人
「一家」を“社会”の最小単位として捉えるなら、心当たりがないですが、「全てを無に帰す為」系の侵略者の類型と思われるので、やはり前例がありますね。

>ウルトラマンが地球を守るのも無理がある。
仮に人間が“妖精”とか“小人”とかの、自分より卑小な知的生命体と接触したら、個人的感情から、何らかの形で保護しようとするのは特に不自然ではないと思います。
例に出てくる「昆虫型宇宙人」と「ウルトラマン」では、保護の方法や目的が違うだけで、どちらも保護していると考える事ができます。
昆虫型宇宙人:採取し、劣化を防ぐための処置を施し、保存するため
ウルトラマン:外部からの干渉を防ぎ、自然な状態で保存するため
過激派環境保護団体とマッド系生物学者の対立に巻き込まれてるような感じでしょうか。
「自分たちのちっちゃいばん」は面白いですな… by mieki256    2007/09/18 10:09
> 「いやーこれ自分たちのちっちゃいばんみたい! かわいいー! 」
> という偏愛

面白い! なるほど、その設定はアリのような気が。
たしかにフィギュアを見て、そういう感想を持ってしまう場面があるなぁ…。
地球人より高度な文明を持っているからこそ、
そういう方面に関するマニアックさも高度なモノに達してる、
てな理由づけもできそうですね…。
…地球人の、ある種病的とされがちな部分を更に拡大して妄想していく、
という手もあるということなのかしら…。
各宇宙人にとってアプローチが違う、てことですかな by mieki256    2007/09/18 10:14
> 保護の方法や目的が違うだけ

膝を打ちました。
たしかに、どちらも保護してると捉えることができますな…。
となると、宇宙人の種類によって、対処方法・方法論が異なる故に、
そこで対立・戦闘が起きる、てな感じで色々広げられそうな予感が。
なるほどなぁ…。

#4 [pc][neta] デスクトップの片隅でひたすらラクガキしてるデスクトップマスコットアプリを作れないだろうか

以前弟から「よつばと!」を借りて読ませてもらった時になんとなく思ったのを今の今まで忘れてたのでこの際メモ。デスクトップ画面の片隅でラクガキしてる幼児、みたいなソフトを作れないかなと。

「幼児のラクガキ」をどうやって実現するかが、全然思いつかない…。 そんな感じ? いや、たぶん、上手くいかない予感。…少なくとも、いきなり完成した画像を提示するより、画材選択して線を描画していく過程を見せないと、幼児がラクガキしてるようには見えないだろうなと想像。…そういや昔、LOGOとかいうコンピュータ言語があったような。亀が歩くと線が描かれる、みたいな。ああいう感じの描き方になるのだろうか。

そもそもそんなアプリを作ったところで一体何が面白いのだろう、という気もしてきた。実用性は皆無だしなぁ…。しばらく放置しておくと何か描き上げて、「見て見てー」とユーザにアピールする、その様子を目にしてなんとなく和むとか? 効用はあるのだろうか。よくわからん。

#5 [prog] _忘れさられた言語 LOGO

_LOGO - Wikipedia
_BEAT :: 公開研究会 - インタラクティブ学習環境「Logo」
_Logo情報室 - Dolittle
_プログラミング言語「ドリトル」 - Dolittle

オブジェクト指向言語だったのか…。

なんとなく思ったけど、カーソルが亀じゃなくて“アンパンマン”とか“ポケモン”とか“びんちょうタン”とか“マングースぬいぐるみ”とかだったらウケが良くなったりしないかとか、ブラウザ上でプログラムを動かせたら「できあがったものを皆に見てもらいやすくなる」んじゃないかとか、そんなことも考えたり。いや、既にそういう試みは行われてるのかもしれんけど。

_オンライン版ドリトル :

_「文系学生」が初挑戦したプログラム(前編)
_「文系学生」が初挑戦したプログラム(後編)

Java Applet 利用により、ブラウザ上で動作できるものがあるらしい。素晴らしい。

動いていく過程をアニメーションで見れるわけではないのだな。いきなり最終画像が現れるあたり、想像とは違った。

お絵かき掲示板みたいな感覚でソースプログラムをアップロードできる掲示板 :

てのがあったら、どうなるんだろうな…。掲示板の各記事を閲覧すると、プログラムによって何か画像が描かれたり、音楽がなったりする。…いや、ソースプログラム部分を選択→右クリックで実行できる拡張、とかそんな感じでもいいのか。もちろん、ファイル操作等は一切できない仕様で。描画や演奏しかできないようにしておく必要があるだろうけど。

言語として、Processing あたりを使えば、そういう見せ方もできるのかしら。

以上、1 日分です。

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