mieki256's diary



2007/09/28(金) [n年前の日記]

#1 [iappli] サンプルプログラムを一通り動かしたり

MascotCapsule のサンプルプログラムが15個ほど用意されてるので、eclipseでインポートして実行。…ADF中の記述が一部おかしくてちと悩んだ。つーかADFなるものがあることすら忘れてた。>自分。

#2 [anime] 「ミヨリの森」を観賞

録画してたのを消化。

凄い。とにもかくにも背景画が凄い。そして、背景画以外に見るべきところが何も無いのがまた凄い。これはアニメ作品じゃなくて、アニメの背景画の作品集、なのかもしれん。

想像だけど、原作であろう漫画版を読む分には ―― 単に一個人の手による作品と捉えて読む分には楽しめるのかもしれない予感もあり。あるいは、子供に見せるにはこの構成・コンテ・演出・原動画で充分なのかもしれず。ただ、複数の人間の手によって作られたものとして、また、幅広い年齢層を相手にして商売をするための商品として捉えた場合、ちょっと厳しい感も。集団作業による映像制作というのは、本当に難しいものなのだなぁ…。画面の各所から生真面目さだけは伝わってきたのだけど…。うーん。

狙ってやったのか、結果的にそうなったのかは分からないけど、リソースを背景画に投入したのは作品の舞台的に正解のような気がした。しかし、映像コンテンツとして成立させるために、もうちょっと注力すべき何かが、再構成すべき部分があったようにも思えた。でも、一体何が欠落してるんだろう…。とりあえず、冒頭を除く前半〜中盤の構成がよくないのは判ったけど。いや、本来そこで溜めておいて最後のあたりで盛り上げてカタルシスを、とか考えてたのかしら。よくわからん。

まあ、巷の感想記事を眺める限りでは、子供は喜んで見てたらしいし。特定年齢層に対する商品としては成立してるのだろうから、これはこれで。

原画に、大橋学氏や名倉靖博氏の名前が出てるのが気になった。全般的に、「これはちょっと…」という原動画だったのだけど、どのへんを担当してたのだろう。これがアニメ様だったらカットを目にしただけで判るのだろうけど。自分は素人なのでさっぱり判らない。

#3 [tv][movie] 「花田少年史 幽霊と秘密のトンネル」を観賞

TVで流れてたので観賞。

CG合成大活躍だなぁ。しかし、TVシリーズならまだしも、劇場版でこの合成ってのは…。色調補正なのか境界部分の処理なのかよくわからんけど、合成であることを判らなくするための作業をもうちょっと、てな感じ。ブルーバックだかグリーンバックだかの色が合成素材に残っちゃってるのはどうなんだろうなぁ。それとも、監督の指示で意図的に、合成であることがはっきり判るような画作りをしてるのだろうか。昭和の特撮映画らしい安っぽさ・どこか懐かしいいかにもな「映画」の感じを再現しようとしたとか。

そういうところばかり気になって、話のほうはちっとも覚えてないのでした。<オイ。

つーか幽霊が出てくると展開的には何でもありになってしまうから、脚本を書くのが難しそうだなと思った。たとえば、何ができて、何ができないのか、作品中の独自ルールを明確に提示しておかないと、主人公やその周辺が危機に陥っても、「どうせ不思議な光か何かで助かるんでしょ。奇跡だ〜とか言って。ありがちありがち。…あーやっぱりねえ」みたいな予測が容易にできてしまって興醒めだったりしないか。…と思ったが、逆にその何でもアリ感を利用して笑いに繋げてたところもあったか。となると判断が難しいかもしれず。

「ミヨリの森」といい、この作品といい、観賞後、「原作も機会があれば読んでみたい」という気持ちにこれっぽっちもならないのは、なんだか厳しいものが…。いや、どこかしら期待した状態で各品を見ちゃったのがまずかったのかもしれん。>自分。期待した瞬間に、あいまいとはいえ理想的なイメージが脳内にできてしまうし。そりゃお客さんの脳内の理想の映画には敵うわけがない。…娯楽映像作品は基本的に期待して見ちゃダメだな。でも期待されてないと、そもそも見ようという気にもならないという。うーん。

以上、1 日分です。

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