2005/12/25(日) [n年前の日記]
#2 [pc] 今時 YMF7x4 を使用したサウンドカードは入手不可能なのだな
検索してみたけど、もはや新品は市場に見当たらず。チップの生産自体が終了してしまったから当り前か。XG音源をターゲットにしたMIDIデータを聴くために、XG音源は1つ手元に置いておきたいのだけどな。
ハードウェアが存在しないなら、ソフトウェアで。ということで、ソフトウェア XG MIDI 音源 S-YXG50 の販売状況を調べたけど。サウンドカードにバンドルされていた版は、えてして Win9x までの対応。一部ではNT用もあったらしいけど、それを WinXP に入れると OS 自体が起動しなくなるという。WinXP への対応は S-YXG50 V4.0 で果たしたらしいけど、V4.0 は現在単体販売していない。どうやら、S-YXG50 V4.0 を正規に購入したいと思った場合、
つまり、「アニメを鑑賞したければ、『RETAS!』 *1 を購入せよ」的な状況。一時期の YMF7x4 大流行時代と比較すると、信じられないほどにXG規格を取り巻く環境は悪化してる。
_ミッドラジオプレーヤ なるソフトをインストールすれば、その中に S-YG50 相当のソフトウェアMIDI音源が入っているらしいのだけど。S-YXG50 じゃなくて、S-YG50、なのが気になるところ。かつ、ミッドラジオプレーヤで MIDI を開かないと、内部音源は使えないらしく。他のWindowsアプリから使うことはできないらしい。随分と不自由な。まあ、それを利用してサイトを売り込みたいのだろうから、仕方ないのか。
_GameTheaterXP、FortissimoII、MUSE、MUSE XL なるサウンドカードを購入していた人なら、添付してきた S-YXG50 用に、S-YXG50 V4.0 へのアップデータも無料配布されているので、それを使えば WinXP でも S-YXG50 が使えるらしい。しかし、該当アップデータはハードウェアをチェックして動作するので、該当サウンドカードを購入・装着した人じゃないとアップデートができない。だが、該当製品自体もはや日本の市場にはなく。
というわけで、低予算で XG音源の音を聴く手段は絶たれたような気が。
まあ、YAMAHA自身が「XG規格の役目は終わったやろ」と関連サイトを当の昔に閉鎖しちゃったし。仕方ないのだろうけど。
ハードウェアが存在しないなら、ソフトウェアで。ということで、ソフトウェア XG MIDI 音源 S-YXG50 の販売状況を調べたけど。サウンドカードにバンドルされていた版は、えてして Win9x までの対応。一部ではNT用もあったらしいけど、それを WinXP に入れると OS 自体が起動しなくなるという。WinXP への対応は S-YXG50 V4.0 で果たしたらしいけど、V4.0 は現在単体販売していない。どうやら、S-YXG50 V4.0 を正規に購入したいと思った場合、
- YAMAHA から販売されてる オーディオインターフェイス UW10 や UW500PLUS を購入する。→ 添付してくる。
- YAMAHA から販売されてる作曲ソフトを購入する。ただし、VST版らしいので、そのままではWindowsのMIDI再生機器として設定できない。VSTとやらにMIDIデータを流すために、別のソフトの導入が必要。
つまり、「アニメを鑑賞したければ、『RETAS!』 *1 を購入せよ」的な状況。一時期の YMF7x4 大流行時代と比較すると、信じられないほどにXG規格を取り巻く環境は悪化してる。
_ミッドラジオプレーヤ なるソフトをインストールすれば、その中に S-YG50 相当のソフトウェアMIDI音源が入っているらしいのだけど。S-YXG50 じゃなくて、S-YG50、なのが気になるところ。かつ、ミッドラジオプレーヤで MIDI を開かないと、内部音源は使えないらしく。他のWindowsアプリから使うことはできないらしい。随分と不自由な。まあ、それを利用してサイトを売り込みたいのだろうから、仕方ないのか。
_GameTheaterXP、FortissimoII、MUSE、MUSE XL なるサウンドカードを購入していた人なら、添付してきた S-YXG50 用に、S-YXG50 V4.0 へのアップデータも無料配布されているので、それを使えば WinXP でも S-YXG50 が使えるらしい。しかし、該当アップデータはハードウェアをチェックして動作するので、該当サウンドカードを購入・装着した人じゃないとアップデートができない。だが、該当製品自体もはや日本の市場にはなく。
というわけで、低予算で XG音源の音を聴く手段は絶たれたような気が。
まあ、YAMAHA自身が「XG規格の役目は終わったやろ」と関連サイトを当の昔に閉鎖しちゃったし。仕方ないのだろうけど。
◎ たしかに MIDI そのものがエンドユーザにとって価値のないものになってる現状はあるわけで。 :
現在のアマチュア作曲家が、楽曲を公開・配信する場合、 MP3 による公開・配信が主流だったりするし。 MIDI データは、再生機器によって音色・音質がガラリと変わるわけで、容量の点でしかメリットがない。それを考えると、今となっては XG 規格を残す意味も無いだろうし、 MIDI 自体をエンドユーザの手の届くものとして置いておく必要もない。
MIDI の立場を画像データあたりでたとえれば、.psd みたいなものなのだろうか。.psd を開きたかったら、 Photoshop を買えと。当り前の話ではある。が、低予算でもそこそこ聴けた時代があったことを考えると、なんというか。
MIDI の立場を画像データあたりでたとえれば、.psd みたいなものなのだろうか。.psd を開きたかったら、 Photoshop を買えと。当り前の話ではある。が、低予算でもそこそこ聴けた時代があったことを考えると、なんというか。
◎ 捨てる・歴史から抹消するぐらいなら、いっそオープンソースにでもしてくれないものかしら。 :
と思ったが。無理か。あの手の音源って、波形データも重要だし。
ていうか受け皿がなさそうでもあるな。音楽関係に興味を持つプログラマーって、「これは俺の財産だ」「金払え」「金払わないならHDDフォーマットしちゃうぞ」てな人が多そうだし。<偏見。
どこぞのオープンソースコミュニティに提供しようとしても、そもそもコミュニティが存在しないか、あるいはコミュニティからシカトされたりして。…結局、XG規格は消滅していくしかないのだろうなぁ。
まあ、レコードとか、ベータのビデオデッキみたいなものなのかもしれん。レコードを聴く機材は結構お金がかかるし。ベータのビデオデッキなんて入手不可能だし。レコードや、ベータのテープが手元にあっても、再生機器がなければゴミにしかならない。それと同じなのだろう。
にしても、8bitPCのプログラムなんかは、エミュレータで動かしたりできるけど。それより遥かに新しいXG規格が、再生機器もなく消滅していくというのは、なんか釈然としない。…いや、高額な機材を購入すればちゃんと再生できる状況にはあるのだから、8bitPCよりはマシなのかしら。よくわからんけど。 *2
ていうか受け皿がなさそうでもあるな。音楽関係に興味を持つプログラマーって、「これは俺の財産だ」「金払え」「金払わないならHDDフォーマットしちゃうぞ」てな人が多そうだし。<偏見。
どこぞのオープンソースコミュニティに提供しようとしても、そもそもコミュニティが存在しないか、あるいはコミュニティからシカトされたりして。…結局、XG規格は消滅していくしかないのだろうなぁ。
まあ、レコードとか、ベータのビデオデッキみたいなものなのかもしれん。レコードを聴く機材は結構お金がかかるし。ベータのビデオデッキなんて入手不可能だし。レコードや、ベータのテープが手元にあっても、再生機器がなければゴミにしかならない。それと同じなのだろう。
にしても、8bitPCのプログラムなんかは、エミュレータで動かしたりできるけど。それより遥かに新しいXG規格が、再生機器もなく消滅していくというのは、なんか釈然としない。…いや、高額な機材を購入すればちゃんと再生できる状況にはあるのだから、8bitPCよりはマシなのかしら。よくわからんけど。 *2
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