2005/12/04(日) [n年前の日記]
#10 [anime] _【昔のコンピューター表現 (穿孔テープ&市松模様のランプ)】
「三つ穴紙テープを読む草薙少佐」からの連想で検索。
アニメや漫画の紙テープは、穴の数が少ないんだよな。作画が大変だから、なのだろうけど。本当はASCIIコード(0〜127 or 0〜255)を打ってあるから、最低でも穴は7〜8個必要なはず。プラス、訂正用の穴なんかもあったようなおぼろげな記憶もあるけどどうだったか忘れた。たしか、キーボードとは別の、でっかいホッチキスみたいなヤツで、「ここは打ち間違いしたから読まないでね」的な穴を空けてた記憶もあるですよ。まあ、なんにせよ、穴が3つとか4つなんてのはあり得ないという。
ちなみに「パタリロ」では、漫画的な「穴の少ない紙テープ」を利用して、ちょっとしたギャグをやってた記憶が。
* 古いアニメや特撮に登場するコンピューターらしき物から出力される「穴のあいた紙テープ」は、30代以上なら実際に使ったことがある者が多かったりする実在の代物で、列記としたコンピューターの記憶媒体で、「穿孔(さんこう)テープ」と呼ばれる物。高校の実習で打ったなあ>紙テープ。紙テープに穴をあけていくだけの机サイズのキーボードがあって。キータッチがめっちゃ固かった。「ガシャン」「ガシャン」って打つんですよ。電子式じゃない。機械式ですよ。速く打つ人はマシンガンみたいな音が聞こえてきてねえ。
* 孔のあるなしで0と1を記録する記憶媒体で、磁気テープなどが普及する以前の70年代頃には実際に多く活用されており、90年代に入ってもまだ使われているところも結構あった。
* ちなみに、孔を見ただけでも何がかいてあるかは読んでいる描写がよくあるが、実際にはあれを読むなんてことはほとんど不可能で、せいぜい毎日同じものを入力に使っていればその配列パターンで、だいたいどのデータのテープだったか覚えてしまう程度だったとか。
* ちなみに他にも昔のアニメに出てくるコンピューターといえば、今でも使われているオープンリールデッキみたいなのの他にもランダムに点滅する市松模様もどきとかのようなものもあるが、これはTVモニターがなかった時代に使われた、マシンステータスを表すためのランプ。当時はモニターなんぞ存在しないので、本当に壁面にびっしりと言う例もあった。現在で言えばエラー表示のようなもの、それをイメージしたもの。もしくはそれを付ければコンピュータだ、とのイメージに引きずられたものである。
* 他にもワケノワカランものがいっぱい付いてるが、これは「コンピューターらしき物」という記号で使っているという意味が大きい。
アニメや漫画の紙テープは、穴の数が少ないんだよな。作画が大変だから、なのだろうけど。本当はASCIIコード(0〜127 or 0〜255)を打ってあるから、最低でも穴は7〜8個必要なはず。プラス、訂正用の穴なんかもあったようなおぼろげな記憶もあるけどどうだったか忘れた。たしか、キーボードとは別の、でっかいホッチキスみたいなヤツで、「ここは打ち間違いしたから読まないでね」的な穴を空けてた記憶もあるですよ。まあ、なんにせよ、穴が3つとか4つなんてのはあり得ないという。
ちなみに「パタリロ」では、漫画的な「穴の少ない紙テープ」を利用して、ちょっとしたギャグをやってた記憶が。
この記事へのツッコミ
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以上です。
穴をあけるのは簡単だけど塞ぐのはめんどくさいので、7bit全部穴があいているのをDELという取り消しコントロールコードにしたのだと。
そういうことでしたか! 納得なのであります。
にしても、なんかそのへんコンピュータ世界の蒙古斑というか、
盲腸っぽいような話ですねぇ…。