2005/10/08(土) [n年前の日記]
#3 [zatta] _極東ブログ: 日本人と進化論
小室 日本人、誰もこの矛盾に気がつかない。どういうことなんだろうなぁ。
山本 気がつかない。アメリカ兵にそこを指摘されたとき、こっちはあっと驚くわけです。つまり天皇が現人神だといっていた国には、進化論はあるはずがない、彼らから見ればそれが論理的帰結ですから一所懸命、進化論の説明をしているわけです。
短絡的に判断すると、日本人は論理というものを持ってない・科学的な考え方ができてないということになるのかしら。日本人の宗教観も含めて考えると興味深い話。
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以上です。
いまだに信じて無い信者も沢山いるそで。
それに比べて当時の日本人は、天皇陛下忠誠を誓う割りに、
宗教(神道)としての天皇は信じて無い、、、という矛盾。
> いまだに信じて無い信者も沢山いるそで。
…あ。
その文を読んでふと気づきましたが、
日本語でそのことを記述しようとした場合、
「ダーウィンの進化論をいまだに信じて無い」という記述に…
「信じる」か「信じない」か、という記述になってしまうのですな。
おそらくは、宗教ではない話のはずなのに…
なんだかそのへんからして、日本人の、科学知識に対する接し方が
欧米のソレとは違ってる可能性もあるのかも、と思ったりして。
や、英語はまったくダメな自分なので、
英語圏では日本語のソレとは別の言い方になるのかどうか、判りませんが…
と、いうことは1bit=1神かな。
日本には八百万の神がいるので2の800万乗の思考があると。
この柔軟性が日本人のいいところだし、
ホスト/ゲスト思考ではない協調分散思考でも
世の中をうまく回せる鍵かと。
この件、そこに関連付けて考えると、色々と思いついて面白いですな。
> ホスト/ゲスト思考ではない協調分散思考
むぅ。これまた興味深い言葉が。ホスト/ゲスト思考か…
しかしそのあたり、企業等の組織内、あるいは戦時中を鑑みると
一概に日本人が協調分散思考をしてるとは…
いや、ちょっとそのへん色々な場面が想定できるから、
言及するのは難しそうだな。うーむ。