mieki256's diary



2005/07/28(木) [n年前の日記]

#1 [zatta] _サーバー様というのがありますが、似たおかしさを持つ言葉に野球様というのがあります

ネタなのかホントなのか判断に迷ってしまった。…他の日付の日記を読んだら全般的にネタが多いみたいなのでやっぱりネタのような。とは思いつつも仮にホントの話だとしたら、子供の頃から「〜様」を創造して信奉せずには居られないあたり、人間の精神活動には神に相当するイメージを用意しておくことが必要不可欠なものなのかもしれないとかそんなことをぼんやり思ったり。

似たような現象かどうかは知らんけど「師匠」を設定するのは自分もよくやってた記憶が :

大学のサークルとか、会社のチーム内とかで、技術力の高い先輩を「師匠」と呼んで当人に嫌がられたり。「自分の能力の及ばないスゴイ人がこの世界には居る」という認識を「師匠」という言葉を使うことによって常に意識して精神の安定を図るとかそういう心の働きがあったりするのだろうか。知らんけど。…人間は階層を作る生物であるとかそういう話がなんとなく頭の中に浮かんできたけどうまくまとまらない。

#2 [web] _続々サーバー様 無断リンク禁止なのは学校・教育委員会の方なのだ

コメント欄での、
無断リンクの禁止は、それがインターネットに於ける常識として、広い範囲に認識されている事に縁るものと思っています。(その認識が的を射たものかという点に関しては、勿論、別物です。)
という発言が教育関係者から出ているところが興味深い。やはり小中学校では「無断リンク禁止」を指導してる可能性が高いということなのか…。

とはいえ、 という状況を考えたとき、「子供達がトラブルを起こしてしまう可能性を下げるように指導する」→「『無断リンク禁止』を『常識』として教えこむ」のは妥当な感もあり。 *1

でも、トラブルを回避することを優先するなら :

以下のような指導になるはず、と思ったり。
  • 自分でサイトを作るときは「リンクは自由」というポリシーにする。そのほうがトラブルが起きないから。
  • 他者のサイトにリンクを張るときは、そのサイトが「無断リンク禁止」を掲げてないかチェックして、リンクの許可を得る。そのほうがトラブルが起きないから。
「『無断リンク禁止』を掲げる人は、無意味にトラブルを起こす偏屈な人間である」という認識を持ちながらも、「世の中には変な人も居たりするものだ。 _君子危うきに近寄らず 」みたいな卓見ぶりも持つ。みたいな?

が。「『リンクは自由』が常識ではあるけど、『無断リンク禁止』を掲げる常識知らずの人も居るのだ」 *2 という、どこか矛盾(?)した話を子供に指導するというのも、おそらくは難しそうな。教育の場では指導内容が「揺らがないもの」であるほうが望ましいとされてそうな予感もあるし。 *3

*1: ハイパーリンクの概念が生まれた際の歴史や思想 ―― 文書が印刷物の形でしか存在しなかった時代に比べて、電子文書が広く普及した現代は、情報の取り扱いに関してどのようなメリットを得ることに成功したのか ―― まで踏み込んで指導することができれば、「無断リンク禁止」というポリシーが社会にとって害悪でしかないという認識に至るのではないかという予感もあるけど。実際そこまで指導するのは時間的制約等もあって無理なのだろうなぁ。
*2: この場合の「常識」は、ネット側の「常識」。前述の、おそらくは学校側の常識、ではなく。
*3: 個人的には、最初から「揺らいでるもの」を教えちゃってもいいような気もするのだけど、それは効率が悪い = 指導に時間がかかるのだろうなぁ。

#3 [anime] キャシャーン、脱走ロボット、学生大脱出、ゴムロボット、記憶喪失の回を見た

脱走ロボットの回。回路が壊れて、本来設計されたとおりのロボットの振舞いをするという話は、前にもあったような。前回は、小さい女の子とのやり取りだったけど。今回は、自動車工場のお爺さん。年配者とロボットが楽しげに会話するところは、見ていてなんだか楽しくなってくる。年配者の、冗談交じりの、ちょっとくだけた感じの会話内容がいいのだろうなぁ。…にしても、何気ない会話の中で、キャシャーンがいきなり「俺もいつかはスクラップになるんだ…」とか言い始めるのがスゴイ。彼は病気だ。

学生大脱出の回。ガンダムSEEDもそうだけど、アニメの中で、何故か学生は優秀な存在として描かれることが多い。ような気もする。

ゴムロボットの回。昔のアニメは発想が豊か。繋がって攻撃してくるあたり、ストライダー飛竜の1面のボスを思い出してしまった。

輸血云々の場面で感心。ゲストキャラの「主人に輸血が必要なんです! このままでは主人が死んでしまう! どなたか血液を!」の悲痛な呼びかけに、思わず立ち上がり、病院へと走ろうとするキャシャーン。しかし、重大な事実に気づいて足を止めてしまう。「そうだった…俺の体には、もう、熱い血潮は流れてないんだ…」。…やりますなぁ。

記憶喪失の回。総集編みたいなものだろうか。

#4 [movie] 『ラストサムライ』を見た

妹が借りてきたとかで。

「面白かったら自分も見たい」と言ったのだけど。感想を聞いたら、「いかにもハリウッドな映画」との言。…そりゃまた聞いたこっちが判断に悩む感想ですな。

ふと。「忍者は出てくるか?」と尋ねたら、「出てくる」との話。む。であれば見ないわけにはいかんだろう。<なんでやねん。

見せてもらった。感心。これは素晴らしい。おそらくは脚本の力だろうか。いや。何よりも監督が、異文化をその人なりに理解した上で作ったあたりが勝利の鍵であろうか。 *1

かなり忠実に日本の風景・文化を再現しておきながら、ところどころで妙なところもあって。「ここまで踏み込んでおきながら…。何故?」と疑問に思ったのだけど。監督のオーディオコメンタリーを聞いて納得。全て計算ずくというか…。事実とは違っても、監督の持った原初のビジュアルイメージを尊重し、あるいは映画として成立させるために、あえて妙なところを意図的に作りこんで埋めてあるのだなと。「日本人が見たら頭を悩ませる光景だろうね」とか、「実存していたか怪しいが、アクションシーンを盛り上げるために自由にやらせてもらった」とか。そこまで言われてしまったら、「○○が実際とは違う」なんて感想は無粋もいいところ。「観客に、より楽しんでもらえる結果が得られそうなら、堂々と大嘘をつくべき」と個人的には思っていたりもするので、この監督の姿勢には好感を持ってしまった。それでこそ映画。

さておき。刀を持ったトム・クルーズはカッコイイなぁ…。トムかっこいいよトム。

極限まで抑えた官能表現も素晴らしい。スタッフはそっちの趣味に目覚めちゃったのでは。<どんな趣味やねん。

オーディオコメンタリーつきのDVDを見たのは初めてなのだけど :

これは美味しいなぁ。一粒で二度美味しい。こういった、作品についてより理解を深めることのできる特典は、嬉しいなと。

*1: ちゃんと理解してるかどうかは問題じゃない。その人なりに、たとえ頓珍漢な解釈だったとしても、「それはそれでアリだな」と思えるほどに深く考えたかどうか重要。そこまで深く考えたものは、パワーがある。と思う。

#5 [nitijyou] 相手側に更新したことをメールで連絡

前回相手先に出向いて話をしてから、1ヶ月ぐらい経過してしまった…。cssの勉強・試行錯誤が思いのほか時間がかかってしまった。さておき残るはトップページ。

以上、1 日分です。

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