2003/12/08(月) [n年前の日記]
#2 [pc][meadow][cygwin] Meadowを導入してみた
_Mew
、あるいは
_Wanderlust
が動作する感じを掴んでみたかったので、
_Meadow-2.00 Beta2-dev
を導入してみたり。とりあえずNetinstallパッケージをDL・実行してみた。
◎ font設定が上手くいかない :
起動してみたところ、文字がデカくて気持ち悪い。Meadowユーザは老人ばかりか。文字を小さくする為に、~/.emacs中でfont設定を弄る。Meadowは、WindowsのTryeTypeフォントとX-WindowのBDFフォントを利用できるが、ひとまずBDFフォントを使って調整してみる。各所からBDFフォントをDLして、Meadowインストールフォルダ以下のfonts/に種類別でフォルダを作りながらコピー。M+やshinonomeを指定したところ望む大きさになった。しかし、BDFフォントを利用すると、画面の書き換えが妙に遅い。Windowsのフォントを使うと表示が速いので、BDFフォント利用は諦め、Windowsフォントのみで表示しようと試みた。ところが、漢字表示は指定通りに表示されるのに、ASCII表示は指定通り表示できなくて首を捻る。巷で公開されてるTrueTypeフォント指定をそのまま ~/.emacsにコピペしても結果が変化しない事、BDFフォントを利用してるユーザが多いらしい事、先日導入したBDF→TTF化されたフォントを指定してもASCII表示がおかしい事を考えると、MeadowのTrueTypeフォント指定周りにはバグが残ってるのかもしれない。あるいは、Win98とWin2000/XPでは、フォントに絡む動作が異なるとか。わかんないけど。
◎ cygwinまで入れる羽目に :
BDFフォントのM+をDLして、
_こちらのページ
を参考にしながら作業していたのだけど。BoldとItalicのデータについては、
_mkbold
と
_mkitalic
というスクリプトで新たに生成しなければならないらしい。mkboldはActivePerlからでも利用できたが、mkitalicはActivePerlでは利用できないようで、エラーが出て正常動作してくれない。
*1
仕方ないので
_cygwin
を入れて、cygwinのbash上から処理をする事にした。容量を食う割に、Win98上では怪しい動作を時たまするので、あまり気が進まないのだけど>cygwin。導入後、前述のスクリプトを動かそうとしたら、
_ActivePerl用に設定していたPERL5OPTという環境変数
が悪さをするようでcygwinのperlが動作してくれない。export PERL5OPT でクリアしたけど、もしかするとActivePerl用に追加した.pmをcygwinのperlにも追加しておくべきかもしれない。とりあえず、その後はどちらのスクリプトも動作したようで、Bold、Italicは生成できた。しかし、DLしてきたM+の中に、.diffファイルがたくさんあるのが気になる。何に使うファイルなんだろう。実はそれらを使って何か作業をしないといけないのだろうか。
◎ それにしても :
本筋とは違うところで時間を取られてばかり。どうしてUNIX文化圏のソフトはフォント周りでこんなにも苦労させられるのか。
*1: perl mkitalic mplus_f12r.bdf と打てば、一応結果を出力してくれるように見える。しかし、perl mkitalic mplus_f12r.bdf > mplus_f12i.bdf とすると、「ファイル名が違います」とエラーが表示される。もしかすると、「perl」が含まれる事で動作が変わってくるのだろうか。本来、./mkitalic mplus_f12r.bdf > mplus_f12i.bdf と指定する事を想定してるのだろうし。
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以上です。