mieki256's diary



2005/12/23(金) [n年前の日記]

#2 [emacs] emacs で yahtml と css-mode を設定

xyzzy の該当編集モードと比べると、どうも使いづらい。いや、単に慣れの問題かもしれんのだけど。

xyzzy の場合、
  1. 開始タグを打つ。
  2. テキストを打つ。
  3. 「</」と入力すると勝手にタグを閉じてくれる。
という流れだけど。

yahtml の場合、
  1. ショートカットキーで開始タグと終了タグを同時に挿入。
  2. テキストを打つ。
  3. 終了タグの次の位置にカーソル移動。
のようで。…うーん。やはり勝手にタグを閉じる機能が欲しい気も。

もしかすると、テキストだけガーッと打ってから、リージョンでタグをつけていく方法かとも思ったけど。そういうわけでもないらしい。

テキスト量がどの程度になるか予測がつかないうちから終了タグが見えてるのは、なんだか妙な感じではあったり。閉店間際に流れてくる蛍の光、みたいな。ちと落ち着かない。まあ、yahtml に限ったことではなく、各種統合環境上でのプログラムソース記述時の自動補完 ―― 例えば、if ( ) { } 等の挿入時も同様に「終わり」が先に出る場面が多々あるわけで。なんだか、「終わり」を先に出力しておきたい文化、てのがあるみたいだなと、そんなことをなんとなく。

M-RET でそこそこいい感じのタグを挿入するらしい、のだけど、タグを閉じなきゃいけない場面でタグを閉じないような? どうも昔の html 仕様を前提に作ってありそうな予感も。例えば、<center>タグのショートカットキーがあるあたりとかもそうだろうし。css使ってたら、<center>タグは使わないよな。つまり、css をあまり意識できなかった時代の仕様、だろうと想像。

css-mode の補完が M-TAB に割り当てられていて閉口 :

M-TAB は、ウインドウマネージャがウインドウの切替えに使ってしまう場合が多いので、X 上の emacs からは使えなくなるのだけど。何故にそういう割り当てにしてる elisp が多いんだろう。不思議。「ESC-TAB」「M-C-i」で使えという意見も見かけたけど、わざわざ遠く離れたESCを押して「トト」が「トンっ・トン」になるのもアレだし。キーの数が 2 → 3 に増えるのもアレだし。 *1

直接 css-mode.el を書き換え。M-TAB を指定してるところを、C-. にした。xyzzy で C-. に慣れてるので。

余談。奴隷であるコンピュータを動かすための経文を、主人である人間様が覚えることについての疑問 :

yahtml にも見られる、「タグと対になったショートカットキーをずらずらと用意していく・増やしていく方法」ってのは、アプローチとしてどうなんだろうと。

エディタで html を書いてる人間の頭の中には、打ち込むべきタグの綴りが既に存在するけれど。それらの綴りとはまた別に、新たにショートカットキーを脳内に記録させるというのは、二度手間になってるのではなかろうか。IBMホームページビルダー等、WYSIWYG のツールにありがちな、「文書の中身の作成に必要な知識とはまた別に、ソフトの使い方に関する膨大な知識も必要になってしまって、結局てんやわんや」的、奇妙な状況に近付いてる気がする。

てなことを、「yahtml を使うとショートカットキーでタグを打ち込めて便利」などと紹介してるページを目にして思ったり。emacs って、M-/ を押すだけで既存の単語を補完してくれるわけだけど。そういう機能を持つエディタを使ってる人間が、ショートカットキーの多さを褒めるあたりに違和感が。もう、「コンピュータ様にお仕事をしていただくための経文を、奴隷である人間がひたすら覚えるべし」てな時代は終わりつつあるのかも、と思ってたのだけど。そうじゃない世界が現存してる空気をどことなく感じてしまったような気もして、なんだかもやもやと。

例えば、css-mode.el は、補完を利用して「シンプルな手順」のみ提示してるのだけど。個人的にはそちらのほうが「emacs的」「UNIX的」解決のように思える。いや、yahtml も補完はできるのだけど、標準のキー割り当てだと、3段階ぐらいキーを押して補完するようになってるようで。あまりそのへん重要視されてない・もしかすると冷遇されてる予感も。自分が見かけた yahtml の紹介ページも、えてして「ショートカットキーをこれだけ打つだけで、ほら、こんなに」「ショートカットキーはこんなにあるんですよ。スゴイでしょ」的内容が多いあたり、「経文」の更なる増加を有難がってる感じがして。そこは有難がる場面じゃなくてゲンナリする場面じゃないのかと。ていうか自分はキーの一覧を見てかなりゲンナリしちゃったんですけど、もしかして少数派なのかしらん。 *2 *3

てなことを考えつつも。blog や wiki が存在するこの御時世に html 直書きのことを考えてみてもあまり意味はなさそうだなとも思ったりもして。まあ、便利さを追求していくことにも方向性ってのがありそうだなと。単にそれだけの話。たぶん。

余談の余談。htmlタグ・ソースを打つときの流れと処理の軽さについて :

  1. 「<」が打たれれば、そこからタグが始まるであろうことは間違いない。
  2. その直後に、例えば「h」を打てば、そこに入るタグは、<html>,<head>,<h1>,<h2>…といったあたりで決まってくる。つまり、補完が使える。補完のキーはショートカットキーを1つだけ覚えてればいい。
  3. 「>」が打たれたら開始タグの記述が終了したことは間違いない。後はテキストを書くだけ。
  4. 開始タグは必ず終了タグと対になるので…。「</」が打たれたら、その後ろに、開始タグと同じ単語が『絶対に書かれる』はず。コンピュータが人間の代りに打ってくれる。
…といった流れが、xyzzy での html編集。たしか css 編集も似たような感じ。「終わり」を事前に出しておきたい文化・ショートカットキーを押しまくる文化より、こちらのほうが個人的にはしっくりくるのでした。

でも、xyzzy のやり方は処理が重いのかもしれないなと気がついたり。
  • いつ、「<」「>」「</」が打たれるか、絶えずチェックしてなきゃいけない。
  • 「<」が来たら、その後に続く単語やパラメータを推測しないといけない。
  • 「</」が来たら、どの単語が自分と対になるのか、遡って調べなきゃいけない。
それを考えると、開始・終了タグを同時に出してしまう方が処理は軽そう。

複数のユーザが同時に使用する可能性があるために、処理はあまり重くできない UNIX系と、個人が利用する場面がほとんどであろうから、多少重い処理も実装できる Windows系、てな文化の違いがあったりするのかな。わからんですが。

*1: といいつつ、IME ON を 「半角/全角」という『遠いキー』にしてるあたり、自分も矛盾してるのだけど。
*2: いや、htmlタグも経文なんだけど。そっちの経文は覚えちゃったんだから仕方ない。
*3: <h1>〜<h6>なんて html 中で利用頻度少ない上に文字数少ないのに、なんでそんなとこまで割り当ててるのか。とかそんな疑問もチラリと。

以上です。

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