2005/05/17(火) [n年前の日記]
#13 [web] 「GyaO」を視聴してみた
_パソコンテレビ「GyaO」
◎ 視聴手続きとやらをしてみたけれど :
視聴手続きページでフォームに入力して送信を押したら、いきなり 404 Not Found ですよ、奥さん。ひょっとして、Mozilla Firefox だからですか? 奥さん。
やっぱり Firefox ではダメらしい。Sleipnir (= IEコンポーネント利用のタブブラウザ) から登録したら、あっさり先に進んだ。まあ、視聴環境の説明ページで、IE6以外はサポートしてない旨書いてあるんだけど。つまり、Linux ユーザはおそらく蚊帳の外。ていうか、Mac も動作検証してないと書いてあった。まあ、そのへんは仕方ないか。環境を決めうちすることで、サービス提供が可能になるところもあるんだろうし。
一通り手続きをすると、「ご利用環境設定ツール」なるものをインストールするよう薦められる。
やっぱり Firefox ではダメらしい。Sleipnir (= IEコンポーネント利用のタブブラウザ) から登録したら、あっさり先に進んだ。まあ、視聴環境の説明ページで、IE6以外はサポートしてない旨書いてあるんだけど。つまり、Linux ユーザはおそらく蚊帳の外。ていうか、Mac も動作検証してないと書いてあった。まあ、そのへんは仕方ないか。環境を決めうちすることで、サービス提供が可能になるところもあるんだろうし。
一通り手続きをすると、「ご利用環境設定ツール」なるものをインストールするよう薦められる。
「ご利用環境設定ツール」とは、ActiveXコントロールを利用して、お使いのパソコン内のCookie情報がなくなってしまった場合でも再設定し、ご利用可能にすると同時に、インターネット一時領域をGyaOの推奨環境(200MB)まで広げます。…大丈夫かや? ついでにJWordとかの怪しいソフトを入れられたりして。ドキドキ。まあ、後でスパイウェアの検索をしておくか…。
◎ 視聴してみた :
「クリィミーマミ」を選んでみた。うわー。懐かしいなぁ。しかし主人公ってこんなに可愛かったっけ。CCさくらより可愛い。<ホントかよ。
さておき。一応、どんな感じで再生されるのか、メモ。
コンテンツ紹介ページで「START」をクリックすると、デスクトップ全体にサイズが固定された、メニューなしIEの別ウインドウが開く。その中に Windows Media Player(以下WMP) の再生画面が表示される。 ちなみに、Sleipnir では別ウインドウが開かず、IE6でしか見れなかった。
WMPの表示領域は、例えば1280x960の画面解像度の中で、横サイズは1/2ぐらい…かしら。デスクトップ全体に、映像表示領域を最大化してくれるわけではないので、画面の中の1/2…じゃないや。面積としては1/4ほどの領域を凝視するような、ちょっと寂しい視聴状態になる。…サイズからすると、320x240の映像を、2倍に拡大表示してる、のかな。さて。
OPの後や、AパートとBパートの間に、CM映像が入る。たしかに、TVと同じ収益スタイルを目指してるように思えた。かつ、映像再生中はWMP表示領域の上部に、横長のWeb広告バナーが表示される。
再生中、WMP表示部に対して、クリックは不可になってる模様。映像表示部を右クリックして最大化を選択…といった作業はできない。多少試してみたけど、どうやらIEウインドウの最小化ぐらいしかできない感じ。また、デスクトップ全体にサイズが固定されたウインドウ+位置やサイズが固定の映像表示部なので、映像を見ながら別のアプリで作業をするのは難しそう。
画質について。自分はビデオカードにG400DHを使ってるので、PCの近くに設置してある家庭用TVに映像を出力して視聴してみたのだけど。おそらくVHS3倍録画程度の画質かなと。ストーリーを把握する程度なら充分な画質。それでいて高画質というわけでもないから、試しに視聴してもう少し高画質で見たくなったらDVDを購入してもらう…といった展開もひょっとすると期待できるのかも。そのへんを考えるとバランスの取れた画質ではないかと思えたり。 *1
さておき。一応、どんな感じで再生されるのか、メモ。
コンテンツ紹介ページで「START」をクリックすると、デスクトップ全体にサイズが固定された、メニューなしIEの別ウインドウが開く。その中に Windows Media Player(以下WMP) の再生画面が表示される。 ちなみに、Sleipnir では別ウインドウが開かず、IE6でしか見れなかった。
WMPの表示領域は、例えば1280x960の画面解像度の中で、横サイズは1/2ぐらい…かしら。デスクトップ全体に、映像表示領域を最大化してくれるわけではないので、画面の中の1/2…じゃないや。面積としては1/4ほどの領域を凝視するような、ちょっと寂しい視聴状態になる。…サイズからすると、320x240の映像を、2倍に拡大表示してる、のかな。さて。
OPの後や、AパートとBパートの間に、CM映像が入る。たしかに、TVと同じ収益スタイルを目指してるように思えた。かつ、映像再生中はWMP表示領域の上部に、横長のWeb広告バナーが表示される。
再生中、WMP表示部に対して、クリックは不可になってる模様。映像表示部を右クリックして最大化を選択…といった作業はできない。多少試してみたけど、どうやらIEウインドウの最小化ぐらいしかできない感じ。また、デスクトップ全体にサイズが固定されたウインドウ+位置やサイズが固定の映像表示部なので、映像を見ながら別のアプリで作業をするのは難しそう。
画質について。自分はビデオカードにG400DHを使ってるので、PCの近くに設置してある家庭用TVに映像を出力して視聴してみたのだけど。おそらくVHS3倍録画程度の画質かなと。ストーリーを把握する程度なら充分な画質。それでいて高画質というわけでもないから、試しに視聴してもう少し高画質で見たくなったらDVDを購入してもらう…といった展開もひょっとすると期待できるのかも。そのへんを考えるとバランスの取れた画質ではないかと思えたり。 *1
◎ 感想 :
ユーザ側にとっては、「CM映像を数本」+「広告バナーをいくつか」見る代わりに、VHS3倍録画程度とはいえ、昔の懐かしい作品、気になる作品が、好きな時間に、何より合法的(?)に見られるわけで。
CMを流したい側にとっては、ユーザ自身が興味を持ったコンテンツを自ら進んで選択・視聴するところにCM映像を流せるわけだから…。下手するとTVより効率がいい・確実にCMを目にしてもらえる宣伝方法かもしれないと思えたり。
映像コンテンツ制作側にしても、TVと違って「時間枠」が存在しないし、レンタルビデオ店のように商品設置スペースに限りがあるわけでもないので、手持ちの商品をいくらでも好きなだけ客側に提供できる可能性が。また、新作を提供するにしても、もはやゴールデンタイムとか深夜枠とかそんなものは関係なく作品の内容そのもので勝負(?)ができそうな。
ということで、既に各所で語られてることだろうとは思うけど。受け手・送り手の双方にメリットがあるサービスだなと。なんとか上手い具合に転がってほしいなぁ…。
CMを流したい側にとっては、ユーザ自身が興味を持ったコンテンツを自ら進んで選択・視聴するところにCM映像を流せるわけだから…。下手するとTVより効率がいい・確実にCMを目にしてもらえる宣伝方法かもしれないと思えたり。
映像コンテンツ制作側にしても、TVと違って「時間枠」が存在しないし、レンタルビデオ店のように商品設置スペースに限りがあるわけでもないので、手持ちの商品をいくらでも好きなだけ客側に提供できる可能性が。また、新作を提供するにしても、もはやゴールデンタイムとか深夜枠とかそんなものは関係なく作品の内容そのもので勝負(?)ができそうな。
ということで、既に各所で語られてることだろうとは思うけど。受け手・送り手の双方にメリットがあるサービスだなと。なんとか上手い具合に転がってほしいなぁ…。
◎ ちょっと気になったところ :
映像再生中の広告バナー表示は、どうなんだろう。映像を見ている最中は、バナー内のテキスト等を認識している余裕はないわけで。少し改善が必要な気も。例えば、CM映像と同様に宣伝しか行わない時間帯を別途設けてそこでまとめて表示するとか。もしくは、映像再生中でも容易に認識できるよう、Web上の広告バナーとは異質なデザイン性を持つバナー作成のノウハウを蓄積するとか。…とはいえ、再生されてる映像の内容と連動したCMをうてる可能性はあるわけで。工夫すれば、TVよりも効果的な宣伝ができそう。
サイトのTOPページで、毎回FLASHアニメを見せられるのはちょっと鬱陶しい。毎回見せなきゃいけない理由でもあるのかしら。
サイトのTOPページで、毎回FLASHアニメを見せられるのはちょっと鬱陶しい。毎回見せなきゃいけない理由でもあるのかしら。
*1: ただ…。これは自分の環境のみの問題なのだけど。G400DHのTV出力は、オーバースキャン絡みで、周りの領域がTVに表示されず、ちと悲しかった。WMP以外のプレイヤーも選択できれば、そのあたり調整できるのだけど、WMPで決めうちされるとなぁ…。まあ、今時のビデオカードを利用している環境ならそのあたり調整できるのだろうし、そもそも大半の利用者はCRTやPCの液晶モニタで見てるのだろうから問題はないだろうけど。しかし、それならそれで、デスクトップ全体に映像部分を最大化して表示できないあたり、ちょっとどうかとは思う。でもまあそのへん、将来的には検討してるのであろう有料版サービスとの差別化に使えそうな予感。
[ ツッコむ ]
以上です。