mieki256's diary



2005/05/08() [n年前の日記]

#5 [comic] _氏賀Y太『ゆめいろハンバーグ』について

_「真・現代猟奇伝」
ストーリーは、SF近未来風で、「姥捨て山」がモチーフとされている。近未来の日本では一定の年齢に達した高齢者は有無をいわさず安楽死させられるという法律が設定されている。そして死んだ高齢者は「センター」という場所で解体され、ミンチ肉にされ、主にハンバーグなどに加工されて国民の食卓に饗されるのである。
そういう漫画を既に描いてた人が居るのか。気になる作家さんだなぁ。

と思ったのだけど、作家御本人のサイトを覗いて、こりゃ読めないなと。グロな設定は比較的大丈夫なんだけど、グロな映像・絵画はまるで受けつけない自分なので。残念。
_(via 読書記録ChangeLog)

先日鑑賞した「オリジナルの肝」の内容を思い出したり :

富野監督が、意識と肉体が分離しすぎた状態で創作するのはよくないとか、イデオンは意識だけで作ったのがマズイ、等の話をしていて。…前述のような作品は、もしかすると、それら分離した状態でないと生まれてこない作品なのかなと、そんなことをなんとなく思ったり。

もっとも前述の作品は、その設定を鑑みるだけでも、現実世界で社会だの世間だのが弱者に対し差別意識を持って圧力を加えるそのことに対しての反発心を感じるわけで、となるとそれら作品が生まれてくる理由は創作者の側にあるわけではなく、社会の構成員の多くが意識と肉体が分離しすぎた状態にあるからこそ生まれてくる…と捉えるのが正確だったりするのかしら。知らんけど。

以上です。

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