mieki256's diary



2005/04/29(金) [n年前の日記]

#1 [anime] アムドライバー、49話

冒頭のニュース映像での、「特別調査委員会を発足させ〜」なるアナウンサーの台詞にちと感心。作品中のマスコミ報道が多少はそれっぽく聞こえるように、ちゃんと調べてる人が居たりするんだろうなと。

アニメ作品中のTVの扱い :

後半、ライフラインが切断されたのに、TVだけは見れるところが、なんというか。もちろん、独裁者側があえてTVだけは生かしておいた等の設定があるのだろうとは思うけど。

権力を持った側が一般市民に対して、情報を一方的に、かつ、大量に伝達する手段・メディアとして何を選ぶのか。それを作品スタッフが想像したとき、TVだけは残しておかないと話が進まないと判断したのだろうな。もっとも、この作品の場合、主人公側の中に報道関係者らしき人物が用意されてたりするあたりからして、おそらく当初からTVを特別扱いすることについては考えられていたんだろうと想像。

そういや、SEED2の中でも、全世界のTV映像を見て情勢を掴もうとしてるアークエンジェルのクルーの図があったっけ。映像作品中で、TVの使い方を工夫してる例が、最近ちらほら見られるようになってきた感が。先駆けは、パトレイバーや、平成ガメラあたりなのかしら? いや。ひょっとすると、マクロスなのかな。まだあの時点では、TVのみ優遇してはいなかったけど。ミンメイが映画に出ていたり等、メディアというものを意識してた感じはする。 *1

*1: ところが、これがマクロス7になると、むしろメディアの使い方が退行しちゃっててアレなんだけど。意図的に踏み込まなかったのか。もしくは企画を立てた人達のメディアに対する認識が変わってしまったのか。…メガゾーン23でそのへん踏み込んだから、今更やらなくてもと思ったのだろうか。

#2 [anime] ネクサス、3DCGで地面を疾走しつつ敵の誘導弾を避けるの回

3DCGでの疾走シーンを成立させるために、事前に着ぐるみネクサスが、怪獣の尻尾攻撃で弾き飛ばされ、車田漫画よろしく地面を削りながら遠くへ行ってしまう図があったけど。どうも実写で撮ってる班は、スケール感・重量感を出すことを意識してるのか、動きがもっさりしていて。結果、あまり遠くへ弾き飛ばされてるようには見えず、その後の3DCGシーンへの繋がりが不自然で。…あそこは、多少嘘っぽくなったとしても、樋口コンテなみに勢いよく弾き飛ばしてやったほうが…着ぐるみをアップで撮るのではなく、遠景の中を後から合成した土煙だけが走っていく〜みたいな画のほうが良かったのではと思ったり。なんだかもったいない。

今度のネクサスの必殺技。撃つまではいいんだけど。怪獣に当たった後の表現が不満。あの光線(?)の形状なら…どうして八つ裂き光輪よろしく怪獣を真っ二つにしないんだろう。…予算 or スケジュールの問題なのかな。真っ二つになったミニチュア or CGモデルを作らないといけないのだろうし。それとも、残酷表現は控えめにしてる等の理由なんだろうか。…いや。そもそも真っ二つにすることで視聴者に何が伝わるのかを考えれば、別にやる意味もなかったりするのか。

#3 [anime] ジャスティライザー、シロガネ登場2話目

今回も鹿島監督+浦沢脚本。変だ。そこがいい。

プラズマ or 液晶TV + ドアを開けた冷蔵庫に囲まれて平然と寝てるお姉さん。妙だ。妙だけど、電化製品だけでそれっぽい光景を作ってみせたあたりに感心。

黒の人、キャラ違うし!(笑) そこが面白い。

「本名を言ってる場合じゃない」「名前は?」「ガッ!」「小僧?」「ライザーグレン! 退散!」「小銭ゲット! …そうじゃないだろ〜!」「温泉連れてってやる!」…笑った。なんだこの回は! 素晴らしい。

アクションシーンで若干早送りをしてるようで、結構なスピード感。ここのところ、そのままの再生速度(?)が多かったので、ちょっと感心。

赤の人の親父さんの喋り&動き。面白いなぁ。なんか寅さんみたいだ。…演じてるのは、 _中村有志 さん。少し検索してみたら、パントマイマーとして有名な方らしく。なるほど道理で。

赤の人がタンクの壁面を駆け登る。ビックリ。合成かしら。それともワイヤーアクションonlyかしら。ビデオで見てるので画質が悪くて判別つかず。何にしても、よくまあ映像にしたなぁ。また、さりげなく、剣の上に乗って反撃したり等、アクションがグー。

工事現場用(?)の点滅するロープに縛られた、赤の人の親父さんの目の前で、本物の炎が勢いよく燃え上がる。なんだこの画は(笑) 創意工夫と気合が垣間見える。やりますなぁ。

#4 [anime] エウレカセブン、2話目

面白い。面白いじゃないですか。

作画のクオリティが高いなぁ…。これ、最後まで持つんだろうか。

ヒロイン役の声優さんの声 :

なんだか若い頃の島本須美さんみたいな声質で、ええですな。「おじさま!」とか言わせたら、ピキーンときそう。<何が?

ヒロインって主人公のお姉さんなんだろうか :

暴走? 必殺技? のシーンを目にしてそんな予感が。
  • ハカイダーよろしく脳を移植されてるけど記憶はほとんど残ってないとか。
  • EVAの綾波よろしくクローンとか。
  • 時間が逆行・退行現象を起こした上にそこで成長が停止・固定されちゃってるとか。
  • 異星人 or 先住民族の遺跡との接触時に、遺跡側がインターフェイスとしての人体を生成するための材料になってしまったとか。
  • あるいは、EVAよろしく、ロボット側にお姉さんの意識等が残ってるとか。
でも、少年や、少年の祖父に対して、何かを思い出したような描写は見られなかったし。考えすぎかもなぁ。

とりあえず、少年の祖父が発した台詞に対する反応からして、成長しない・子供を産めない=人造人間だろうと想像してるのだけど。さてどうなんだろう。

OP、EDの歌詞を聞いてる限りではHAPPY ENDにはならないような :

一見上手くいくように途中まで期待させながら、最後は、大団円とは言いがたいラストになりそうな予感。

一度の戦闘を回想シーンを使って2回に分けて見せるのはどこが最初にやったんだろう :

前半で主人公が意識を失って、後半回想シーンで何が起きたか見せる…というのはどの作品が最初なんだろう。自分が最初に見たのはEVAなんだけど。オリジナルがありそうだよなぁ。…ウルトラマンとか?<根拠なし。

自分はそういう、時間軸を入れ替えた構成(?)が大好きなんだけど。人によっては理解できないからなぁ…。 *1

EVAと同様、わざわざ2話目でそういう見せ方をしたあたり、意図的にやってるのかな。ある種のオマージュかしら。それとも、もっと昔のオリジナルを意識してるのか。何にせよ、面白いからOK。

しかし、色々とEVAに似てるというか…。明るいEVA? 積極的に喋る綾波に、グジグジしてない頭の悪いシンジ。<それ、シンジとちゃう。実力派な加持さん。とか。嘘。単に自分がEVAを特別意識し過ぎてるだけかもしれん。

_父権とロボットアニメ :

エウレカセブンも、父親から託された云々の台詞があるあたり、関係がありそうで興味深い。

*1: 友人が、EVAの2話で、「EVAは2回出撃した」と思い込んでしまって…。万人が理解できる見せ方ではないことを認識。もっとも、そういう構成もあるのだと一度でも知れば、その後は誰でもすんなり認識できそうな予感もあるので、何が何でも避けねばならないというわけでもないだろうと想像。

#5 [anime] マジレンジャー、吸血鬼の回

変身解除した姉を、上から覗き込む巨大化兄弟の図がそれっぽくて感心。

黄色の人。インテリ担当キャラだったのか。ただの嫌なヤツかと思ってた。<オイ。…『桜蘭高校ホスト部』で言えば、メガネかけた黒髪クンに相当、かしら。さておき、黄色の人の滑舌がなんだか不安要素かも。

そういうラストとは。予想外。

#6 [anime] ライダーヒビキ、乱の回

監督:金田治氏。公式サイトによると、JAEの社長さんらしい。廃屋の中でのアクションがめっちゃ迫力があって感心しながら見てたけど。なるほど納得。

少年、マジで痛そう。やっぱり演技上手いわ…。 *1

敵の怪人の男役の人。イガイガを本当に口に含んでるように見える。…プロだ!

ヒビキおじさんを車で運ぶお姉さんが、風邪で運転できないという展開。…リアルワールドで、スケジュールが合わないとか、交通違反して免停になったとか。などと失礼なことを勝手に想像。

3人目登場。音がカッコイイなぁ。名前から受ける印象と合ってる。
*1: 関係ないけどウチの弟も、子供の頃、「腹が痛い」と言ってたのにお袋さんから正露丸を飲まされて我慢してるうち、後で医者から怒られるほどに虫垂炎が悪化して大変なことに。つーことで少年に感情移入ですわ。

#7 [anime] プリキュア、タコ焼き屋が高原に出張の回

朝の5時から女子高生を労働に従事させるのはどうなんだとか。都市圏の業者が地域風土の把握もせずにいきなりやってきて地元名産品&地元業者と同等に渡り合ってしまう展開はどうなんだとか。イベントに合わせて店を出せば大儲けという万博関連業者的な安直過ぎる発想に疑問を持たないタコ焼き屋のお姉さんはアレで本当にやり手のプランナー(?)だったのかとか。現実のヤギは全身ダニだらけらしいと聞いた記憶があって黄色い髪の人は笑顔で触ってるけどアレが現実ならその手にダニがびっしりとついてるんだろうなとか。そういうところが気になってしまってどうにもアレだったんだけど…。まあ、謎生物と子ヤギのやりとりで視聴者をメロメロの骨抜きにすることが目的であろう回でそのようなところを気にするのも無粋というか野暮というかズレてるというか要するに謎生物と小動物の組み合わせは最強であると。こいつら「ポポ」だの「メー」だのしか言わない畜生の分際で妙に可愛いじゃねえか…。クッ。

4人目の敵出現。なんだか、帝都大戦のあの人みたいだな…。

「邪悪な気配を感じるメポ!」「今までにない強力な気配ミポ!」「なんかくるポポ! なんか怖いものがくるポポ!」の流れは何かのパロディに使えそうだなとなんとなく。4コマ or 6コマで、ちょうどいい具合にまとまりそう。つーか幾原監督が担当してた頃のセーラームーンなら絶対ギャグを入れるところだろうなぁ。

#8 [anime] BJ、脳を腹におさめて発達させるの回

設定に絶句。素晴らしい!

#9 [movie] 『ソードフィッシュ』を途中から見た

かなわんな、こりゃ。あちらの人たちにはかなわん。どうしたらこんな映画が作れるのやら。

以上、1 日分です。

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