2004/04/03(土) [n年前の日記]
#3 [anime] プラネテスって今回が最終回じゃなかったのか
愛の回。自分、今回が最終回だと思い込んでましたよ。なんでやねん。
*1
でもそのせいで、「本当にこれで終わるのかー?」と最後までドキドキ。怪我の功名(?)。それはともかく。素晴らしい展開。前半の決着のつけ方にビックリ。監督も脚本家も富野御大にケンカ売ってますな。「恥ずかしげも無く絵空事描いてんじゃねえぞこのハゲ!」
*2
とばかりに御大の顔面に若いスタッフの右ストレート炸裂。嘘。なわけない。たぶん。そしてラスト。…えーーーーーっ!? オイオイ。どうすんのよ、コレ。うーむ。先が読めん。このスタッフは何しでかすかわからんから予想がつかん。いやはや、凄いわ。面白いわ、コレ。…でも、もしかすると原作の展開通りなのかな。原作を読んでない場合、素直に楽しめるメリットはあるものの。スタッフの功績か、原作者の功績か、判断がつかないあたりが痛し痒しではありますな。
◎ 監督と脚本家のキャラへの思い入れ具合 :
前述の田宮版・白い巨塔とも重なる部分がありそうな気もするけど。監督と脚本家の、キャラへの同化、思い入れ具合の違いを、ふと考えたりもする。おそらく脚本家のほうが、キャラの細部表現に、自身の本心を細切れにして貼り付ける分、監督よりもキャラへの思い入れが強くなりそうな予感。ある種の自分の分身達を、痛めつけるような状況を淡々と用意していく作業は、結構辛いんじゃないかと。リヴァイアスの脚本を書いた黒田氏も、後になってからリヴァイアスの映像を見てホロリとしたそうだし。…監督が父なら、脚本家は母かもしれん。<なんのこっちゃ。
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以上です。