2004/03/05(金) [n年前の日記]
#5 [anime] 解体処分
アトム。何かというと「解体処分」の決定が下される本作品。作劇の都合上、あるいは子供にも判るように作ってるから仕方ないのだろうとは思いながらも、ついつい「ソフトウェアの書き換えで済むやん」とツッコミたくなってしまう。実は脚本家がハードとソフトの区分すらできてなかったりしないだろうかと不安だったりもして。それはないか。ソフト制作者がソフトとは何かを知らないまま仕事してるなんて有り得ないだろうし。…かの世界に登場する高度に発達したAIロボットとやらはハードとソフトが一体化して不可分な設計なのだ。そういう設定なのだ。たぶん。…でも、子供ですら、ゲーム機だのなんだのでハードとソフトの違いを認識する機会の多い今日この頃。そのあたりに触れた説明が少し出てくるだけで、幼い視聴者達の作品に対するイメージも違ってくる可能性はないかとも。…そもそも子供はこの番組を見てるのだろうか。一体どんな層が見てるのだろう。幼稚園児が主流だったりするのかな。だとしたら、ハードだのソフトだのは邪魔なだけか。…そもそもそういう作品を見たかったら攻殻機動隊でも見ればええやん>俺。アトムに要求するなよ。可哀想やん。アトムがごっつ眉しかめて例の不安げな表情してるやん。スマン。おじさんが悪かった。泣かんといてや>アトム。科学の子は笑顔が一番やで。
◎ そもそもアトムって泣いたっけか :
原作ではワンワン泣くところもあるらしいけど。今回のシリーズ中、泣いてるところを見た記憶がないような。そんな機能はついてないのだろうか。これもジェンダー問題か。あるいは、伏線なのか。
◎ _「ジェンダー=性差別文化」への疑問 :
「これもジェンダー問題か」と自分もうっかり書いてしまったけど、そもそも本来何と呼べばいいのか。オープンソースなる言葉の定義と同様の問題がここにも。…なんだか、
_「handicapped」「Challenged」
の話を思い出してしまう。
[ ツッコむ ]
以上です。