mieki256's diary



2024/08/17() [n年前の日記]

#1 [digital] スマホスタンドを物色してた

昨日購入したスマホスタンドが予想以上に大きかったので、もうちょっと場所を取らないスマホスタンドは無いものかなとググって探してた。

色々眺めてみたけれど、これはいいなと思える形状は見当たらなかった。これは当たり前の話だけれど、倒れにくい状態というか、ちょっと押してもグラグラしない状態にしようとすると、スタンドの底面積はどうしても大きくなってしまうわけで…。

場合によっては自作するのもアリかなと思っていたけれど、その場合も底面積は大きくなってしまいそうで…。

クランプ等で机の板やPCデスクの柱に固定するタイプも探してみたけれど、これもなかなか…。自分が使ってるPCデスクは、板+パイプで45mmほどの厚みがあるのだけど、巷で販売されてる製品群はえてしてクランプ部分が30-40mmまでの対応だったりするので利用できそうにない。

まあ、PCデスクの上にスマホを2台立てられないかなと考えてしまうこと自体がそもそもおかしい気もする。フツーは1台でいいじゃん。2台も要らないじゃん。2台を同時に操作したり眺めたりする場面って、そうそう無いはずで…。

2023/08/17(木) [n年前の日記]

#1 [cg_tools] Fooocusを試用

VRAMが少な目の環境でも SDXL を動かせるらしい Fooocus という画像生成AIツールが気になったので試用してみた。

_lllyasviel/Fooocus: Focus on prompting and generating

環境は以下。
SDXL (Stable Diffusion XL) は、画像生成AI Stable Diffusion の新版。

_Stable Diffusion XL(SDXL)の使い方!超進化した最新の画像生成AIを使いこなそう | くろくまそふと
_ASCII.jp:画像生成AI「Stable Diffusion」最高性能の新モデル「SDXL 0.9」一般的なPCで実行可能

PCにインストールして使うことができるのだけど、最低でも VRAM が8GBぐらいは必要という話を見かけて、自分の環境は VRAM が6GBだから動かせないのだろうなと悲しんでいたのだけど。SDXLに特化した Fooocus というツールを使えば VRAM 4GB ぐらいでも動かせるかもしれないという話を見かけて気になったわけで。もちろん、VRAM が少なければ生成速度もグンと遅くなるだろうけど、お試しで動かせるだけでもかなりありがたい。

参考ページ :

インストールしてみた :

Fooocus_win64_1-1-10.7z を入手して解凍。

_lllyasviel/Fooocus: Focus on prompting and generating

以下のモデルデータを入手して、Fooocus\models\checkpoints\ に置いた。
  • sd_xl_base_1.0_0.9vae.safetensors
  • sd_xl_refiner_1.0_0.9vae.safetensors

_stabilityai/stable-diffusion-xl-base-1.0 at main
_stabilityai/stable-diffusion-xl-refiner-1.0 at main

run.bat を実行したら、必要なファイルをDLした後、画像生成を指示するためのUI画面がWebブラウザで開かれた。ちなみに今回は D:\aiwork\fooocus\ にインストールしておいた。

Stable Diffusion web UIと違って、Webブラウザが自動で起動するっぽい。

動かしてみた :

1152x896 の解像度でお姉さん( a girl, japanese, ) を生成してみた。

最初の生成時は、6GB以上もあるモデルデータをHDDからロードするので、かなり時間がかかる。タスクマネージャでパフォーマンスを確認したら、HDDがずっと100%。9分ぐらい過ぎたあたりで、ようやく100%状態が終わった。SSDに置いておけばもっと速くなるのだろうけど、自分の環境はSSD側の空き容量が厳しいので…。

生成を指示して10分ぐらい経ってから、モデルデータのロードその他の処理が終わったようで、そこからようやく生成処理っぽいものが走り始めた。

画像を1枚生成するのに、4〜5分ほどかかった。それでもちゃんと、それらしい画像を生成してくれた。VRAM 6GB でも、たしかに動いた…。しかし、さすがに時間がかかるなと。今時のGPUが欲しくなるなあ…。

#2 [cg_tools] Stable Diffusion web UIを新規インストールした

今まで Stable Diffusion web UI 1.3.1 を使っていたけど、現行版は 1.5.1 なので、別フォルダに新規インストールしてみた。とりあえず起動時に、Version: v1.5.1, Commit hash: 68f336bd994bed5442ad95bad6b6ad5564a5409a と表示されてる。

今まで入れていた拡張機能を再度インストールしていくのが結構面倒臭い。中には別途モデルデータを要求するものもあるので…。どれがそういう拡張機能だったか忘れてる…。

depth-libがエラーを出す :

手のデプスマップを上書きしてくれる拡張機能、depth-lib をインストールすると、本体が dataset 云々のエラーを出して動かなくなることに気づいた。

_jexom/sd-webui-depth-lib: Depth map library for use with the Control Net extension for Automatic1111/stable-diffusion-webui

以下の修正をすればエラーが解決するらしいけど…。

_Quick fix for KeyError: 'dataset' - Issue #36 - jexom/sd-webui-depth-lib

venv\Lib\site-packages\gradio_client\serializing.py の COMPONENT_MAPPING という辞書リストに以下を追加せよ、と書いてあるのかな。
"dataset": StringSerializable,


また、この拡張機能は放置気味なので fork した人が居るらしい。

_New fork with additional features - Issue #39 - jexom/sd-webui-depth-lib
_wywywywy/sd-webui-depth-lib: Depth map library for use with the Control Net extension for Automatic1111/stable-diffusion-webui

とりあえず fork版をインストール、かつ、前述の修正をしたところ、エラーが出ない状態になった。

2022/08/17(水) [n年前の日記]

#1 [ruby][windows] Rubyスクリプトの多重起動を抑止する処理

Windows10 x64 21H2 + Ruby 1.8 / 1.9 / 2.6 で、Rubyスクリプトの多重起動を抑止できないか試してみた。

Windowsの場合、kernel32.dll の CreateMutex() を使えば、多重起動してるかどうかを判別できるらしい。

動作確認に使った Ruby のバージョンは以下。

win32apiを利用して実現。 :

Ruby 1.8 時代に標準で添付されていた win32api を使って試してみた。

環境は以下。
  • Windows10 x64 21H2
  • Ruby 1.8.7 p330 i386-mswin32
  • Ruby 1.9.3 p551 i386-mingw32
Ruby 1.8 / 1.9 の両方で動作した。

処理内容は、1秒毎に数値を 0 〜 9 まで出力する。また、起動時に、既にどこかで同じスクリプトが動いてたら即座に終了する。

_03_mutex_win32api.rb
require "Win32API"

create_mutex = Win32API.new("kernel32", "CreateMutex", "llp", "l")
release_mutex = Win32API.new("kernel32", "ReleaseMutex", "l", "l")
close_handle = Win32API.new("kernel32", "CloseHandle", "l", "l")
get_last_error = Win32API.new("kernel32", "GetLastError", "", "l")

MUTEX_NAME = "ruby_win32api_mutex_sample"
ERROR_ALREADY_EXISTS = 183

mutex = create_mutex.call(0, 1, MUTEX_NAME)
err = get_last_error.call()
puts "Mutex : #{mutex}"
puts "GetLastError : #{err}"

if mutex == 0 or err == ERROR_ALREADY_EXISTS
  puts "already exists"
  exit
else
  10.times do |i|
    puts i
    sleep 1
  end
end

if mutex != 0
  release_mutex.call(mutex)
  close_handle.call(mutex)
end
  • CreateMutex() を呼んだ直後に、GetLastError() でエラーコードを調べて、ERROR_ALREADY_EXISTS = 183 が出ていたら既にスクリプトがどこかで起動してる。
  • Mutex が確保できていたら、処理終了時に ReleaseMutex() と CloseHandle() を呼んでおく。

ffiを利用して実現。 :

外部ライブラリ ffi を利用して同じことが実現できないか試してみた。ffi のインストール方法は昨日のメモを参照のこと。

_Ruby + ffi の動作確認をした

動作した環境は、Windows10 x64 21H2 + Ruby 2.6.10 p210 i386-mingw32 + ffi 1.15.5 x86-mingw32。

残念ながら、Ruby 1.8 / 1.9 (+ ffi 1.9.14)では動作しなかった。

_04_mutex_ffi.rb
require "rubygems"
require "ffi"

module WinKernel
  extend FFI::Library
  ffi_lib :kernel32
  ffi_convention :stdcall

  attach_function :CreateMutexW, [:long, :bool, :pointer], :ulong
  attach_function :ReleaseMutex, [:ulong], :bool
  attach_function :CloseHandle, [:ulong], :long
  # attach_function :GetLastError, [], :ulong
end

mutex_name = "rubyffimutexsample"
ERROR_ALREADY_EXISTS = 183

mutex = WinKernel.CreateMutexW(0, false, mutex_name.encode("UTF-16LE"))

# Add API.last_error #55 - Github Lab
# https://githublab.com/repository/issues/cosmo0920/win32-api/55
#
# GetLastError() is reset when calling Win32 API from Ruby.
# FFI::LastError.winapi_error" is a good choice.

begin
  # err = WinKernel.GetLastError
  # err = FFI::LastError.error
  err = FFI::LastError.winapi_error
rescue => e
  puts "Error : This version of ffi does not support FFI::LastError.winapi_error."
  if mutex != 0
    WinKernel.ReleaseMutex(mutex)
    WininKernel.CloseHandle(mutex)
  end
  exit
end

puts "Mutex : #{mutex}"
puts "GetLastError : #{err}"

if mutex == 0 or err == ERROR_ALREADY_EXISTS
  puts "already exists"
  exit
else
  10.times do |i|
    puts i
    sleep 1
  end
end

if mutex != 0
  WinKernel.ReleaseMutex(mutex)
  WinKernel.CloseHandle(mutex)
end

動作する状態にするまで、かなりハマった…。

問題その1。ffi を使った場合、何故か CreateMutex() が呼べなかった。指定しても「そんな関数は無い」と言われてしまう。CreateMutexA() か CreateMutexW() にしたら呼び出すことができた。ちなみに、CreateMutexW() の呼び出し方は、win32-mutex のソースを参考にさせてもらった。

_win32-mutex/mutex.rb at main - chef/win32-mutex

問題その2.kernel32.dll の GetLastError() を呼んでも、それらしい値が全く返ってこなくて悩んでしまった…。何度試しても、どんな状況でも、必ず 0 になってしまう。

そのあたり、以下のページにヒントがあった。

_Add API.last_error #55 - Github Lab

Ruby から Win32 API を呼ぶと、GetLastError() の値がリセットされてしまう場合があるそうで。そんな時のために、ffi は FFI::LastError.winapi_error というものを用意してあって、そこに GetLastError() の本来の値が格納されているらしい。

_Method: FFI::LastError.winapi_error - Documentation for ffi/ffi (master)

そんなわけで、FFI::LastError.winapi_error を使ってエラーコードを取得したら期待通りの動作になった。

ただ、Ruby 2.6 にインストールした ffi 1.15.5 には、FFI::LastError.winapi_error が用意されていたのだけど。Ruby 1.8 / 1.9 にインストールした ffi 1.9.14 にはメソッドが用意されてなくてエラーになってしまう。

昔は winapi_error ではなく win_error という名前だった、という情報にも辿り着いたのだけど。win_error に書き換えても、やはりエラーが出る。

_Rename to winapi_error - ffi/ffi@4ba55c5

どうやらどこかのバージョンの時点で win_error が追加されたけど、それは Ruby 1.8 / 1.9 でも動作してくれる ffi 1.9.14 には実装されていないようだなと…。そんなわけで、Ruby 1.8 / 1.9 + ffi 1.9.14 では、CreateMutex() を使う方法は分からなかった。

DL と fiddle を利用して実現。 :

Ruby 1.9.3 限定の記述になるけれど、当時標準で添付されていた DL と fiddle を使って実現してみた。

動作確認環境は、Windows10 x64 21H2 + Ruby 1.9.3 p551 i386-mingw32。Ruby 1.8 や Ruby 2.6 では、「DL なんて無い」と言われて動かなかった。

_05_mutex_dl.rb
require "dl"
require "fiddle"

include Fiddle

libc = DL.dlopen("kernel32.dll")
create_mutex = Fiddle::Function.new(libc["CreateMutex"], [TYPE_LONG, TYPE_LONG, TYPE_VOIDP], TYPE_LONG)
release_mutex = Fiddle::Function.new(libc["ReleaseMutex"], [TYPE_LONG], TYPE_LONG)
close_handle = Fiddle::Function.new(libc["CloseHandle"], [TYPE_LONG], TYPE_LONG)
get_last_error = Fiddle::Function.new(libc["GetLastError"], [], TYPE_LONG)

mutex_name = "rubydlfiddlemutexsample"
ERROR_ALREADY_EXISTS = 183

mutex = create_mutex.call(0, 1, mutex_name)

# err = Fiddle::win32_last_error
err = get_last_error.call()

puts "Mutex : #{mutex}"
puts "GetLastError : #{err}"

if mutex == 0 or err == ERROR_ALREADY_EXISTS
  puts "already exists"
  exit
else
  10.times do |i|
    puts i
    sleep 1
  end
end

if mutex != 0
  release_mutex.call(mutex)
  close_handle.call(mutex)
end

Ruby 1.9.3 の fiddle にも、ffi と同様に、Fiddle::win32_last_error というそれらしいメソッドがあるのだけれど。何故か DL+ fiddle の組み合わせの場合は、kernel32.dll の GetLastError() を呼ぶほうが正しい値が返るようだった。

また、この場合は、CreateMutexA() や CreateMutexW() ではなく、CreateMutex() を呼んでも通る模様。

ハマりそうなポイントのまとめ。 :

  • CreateMutex の名前で呼べる場合と、CreateMutexA か CreateMutexW を呼ばないといけない場合がある。
  • GetLastError() を呼んで正常動作する場合と、ffi や fiddle で別途用意されたエラーコード取得メソッドを呼ばないと正常動作しない場合がある。

とりあえず、Ruby 1.8 / 1.9 の場合は win32api を使っても警告が出なかったので、Ruby 1.8 / 1.9 なら win32api を使ってこの手の処理を書けばよさそうだなと…。

また、ffi を使えば Ruby 1.8 - 2.x でも同じ記述ができるのではと期待していたけれど、そんなことはなかった。最近の ffi じゃないと記述が通らない・正常動作しない場合もあるのだなと。そうなると、Ruby 1.8 / 1.9 で、あえて ffi を使う理由は無さそうな気がする。win32api を使ったほうが悩まなくて済む。

参考ページ。 :

#2 [ruby][windows] Rubyスクリプトでウインドウサイズを取得したい

Windows10 x64 21H2 + Ruby 1.8.7 p330 i386-mswin32 で、Windows上のウインドウのサイズを取得したい。

win32api を利用して試してみた。

_06_getwindowrect_win32api.rb
require "Win32API"

if ARGV.size != 1
  fn = File.basename(__FILE__)
  puts "Usage:\n    ruby #{fn} WINDOWHANDLE"
  exit
end

hwnd = ARGV[0].to_i
puts "Window Handle = #{hwnd}"

get_window_rect = Win32API.new("user32", "GetWindowRect", "lp", "i")
buf = "\0" * 256
get_window_rect.call(hwnd, buf)
x0, y0, x1, y1 = buf.unpack("l4")

w = x1 - x0
h = y1 - y0

puts "(x0, y0) = (#{x0}, #{y0})"
puts "(x1, y1) = (#{x1}, #{y1})"
puts "(w, h) = #{w}, #{h}"

ruby 06_getwindowrect_win32api.rb ウインドウハンドル、で実行できる。ウインドウハンドルは10進数で記述。

ウインドウハンドルを調べるツールについて。 :

ウインドウハンドルを調べる作業は、以下のツールを使わせてもらった。

_WinExplorer v1.30

Windows10 x64 21H2上で、WinExplorer 1.30 を利用できた。

あるいは、Spy++ を利用することもできそう。Visual Studio 2019 と一緒に入ってる場合もあるらしい。

_spy++を使ってクラス名を調べる方法 | 自動マクロプログラミング
_【Visual Studio 2019】Spy++の場所 - buralog

#3 [comic] 漫画を読んでた

弟が帰省した際に持ってきてくれた漫画単行本を消化。

「ジョジョリオン」荒木飛呂彦著。全27巻を読み終えた。よく分からないけど、これはパラレルワールド作品と言う認識でいいのだろうか…。それにしても、27巻は長い…。疲れた…。

ところどころ読み辛いコマ割りがあって、結構読み飛ばしてしまった気もする。設定も意味不明というか、なんでそうなるのと首を捻る部分がいくつかあって…。でもまあ、元々そういう作家性だし…。

2021/08/17(火) [n年前の日記]

#1 [dxruby][ruby] RubyからvAudio.dllを使えないか実験中

Ruby で oggその他を再生できるようになる(はずだった)拡張ライブラリ、sfml-audio-fiddle.rb について、Windows10 x64 21H1 + Ruby 2.3.3, 2.6.8, 2.7.4, 3.0.2 上で動作確認していたのだけど、どうにも正常動作しなくて…。これは諦めるしかなさそうだなと…。

他に、Vox.dll や bass.dll のような DLL は無いものかとググっていたら、vAudio.dll というDLLに遭遇。

_vAudioの詳細情報 : Vector ソフトを探す!

C/C++/HSP3から呼び出して使える DLL らしい。vAudio-3.0.2.zip をDLして中身を確認したら、フリーウェアとして公開されているようで、これはありがたい DLL だなと…。

そんなわけで、vAudio.dll を、Ruby の fiddle を使って利用できないか実験しているところ。

2020/08/17(月) [n年前の日記]

#1 [windows] WSL2をアンインストールした

Windows10 x64 2004上でWSL2 + Ubunru 20.04 LTS をインストールして動作確認していたのだけど、VMware Workstation Player 15.5.6 build 16341506 と共存しようとすると VMware側の動作がダメな感じになるので、WSL2 をアンインストールしてしまった。

アンインストール手順は、Ubuntu 20.04 LTS をアンインストールしてから、Hyper-V等、WSL2 を動かすために有効にした Windowsの機能を無効にする。…これでアンインストールできてるのかな。自信無し。

WSL2 と VMware との共存自体はできる模様。WSL2 を動かせる状態にした後で VMware Player をインストールすれば、インストーラがWSL2 を動かすための状態になってることを検知して問い合わせダイアログが表示されるので、それに従っていけばいい。また、ゲストOSのプロセッサ設定で、「Intel VT-x/EPTまたはAMD-V/RVIを仮想化」のチェックを外す。このチェックを外さないと、エラーが出て起動しない。

しかし、共存はできたものの、VMware上のゲストOSの動作が目に見えて遅くなってしまって…。Linux はともかく、Windows XP の動作が酷い。画面がベロンベロンと書き換えられていく様子が分かってしまう。そのくらい遅い。

Windows上で比較的シームレスに Linux が動く WSL2 は実に魅力的なのだけど…。残念。

#2 [windows] VirtualBoxとVagrantをインストールした

Windows10 x64 2004上に、VirtualBox 6.1.12 139181 と Vagrant 2.2.9 x64 をインストールした。

少し触ってみたけれど、どちらも動いてるっぽい。VirtualBox と Vagrant は、バージョンの組み合わせによっては動かなかったりするのだけど、今回インストールしたバージョンの組み合わせなら一応動くっぽいなと…。もしかすると細かいところで不整合があったりするかもだけど。

vagrant-global-status は不要っぽい。 :

今までは vagrant-global-status というプラグインもインストールしていたのだけど、改めてググってみたら、Vagrant 本体に global-status というコマンドが追加されていて、それを使えば同じことができるらしいと知った。vagrant-global-status はメンテナンスされてないのでインストール不要らしい。とメモ。

結局、インストールしたのは以下の3つ。
vagrant plugin install vagrant-hostmanager
vagrant plugin install vagrant-share
vagrant plugin install vagrant-vbguest
> vagrant plugin list
vagrant-hostmanager (1.8.9, global)
vagrant-share (1.1.11, global)
vagrant-vbguest (0.24.0, global)
  • vagrant-hostmanager : hostsファイルを書き換えるプラグイン。
  • vagrant-share : HTTP共有、SSH共有等を行う。
  • vagrant-vbguest : VirtualBox Guest Additionsを自動更新してくれる。

2019/08/17() [n年前の日記]

#1 [nitijyou] あちこちの100円ショップをウロウロしてきた

PC関連の整理に使えそうな何かがないかと、電動自転車で、Seria、ダイソー、ホームセンター ホーマック等に行ってきた。

暑かった…。日差しも、とにかく強くて。日焼け止めを塗ってから出発したのは正解だった。

#2 [pc] USBケーブルの出口をまとめるグッズを揃えてみたり

昨日、Seria で購入した、USB2.0対応延長ケーブル 1m x 2本を使って、A6-3500機背面のUSBポートをケース前面に持ってきたけれど。そのままでは見た目がアレなので、なんとかまとめて固定したいなと。

たまたま、Seria で、Cable Clip (ケーブルクリップ)なる商品を発見。コードを4本ほどまとめることができる模様。パッケージには、USBケーブルを固定している写真・イラストが印刷されてるし、裏面に両面テープがついてる点もありがたい。コレを使えば何とかなりそう…。

そんなわけで、以下を用意して作業。ケーブルクリップは今回購入。マグネットシートは、大昔にダイソーで購入。

usb_clip_01.jpg

しかし、クリップ裏面にマグネットシートを貼ってみたものの、そのままでは磁力が弱すぎて、スチール製ラックの柱からポトリと落ちてしまう。

仕方ないので、以下も発掘。昔、Seria で購入した、超強力マグネット4個入り。3M Scotch 超強力スーパー多用途両面テープは、たしかホームセンターホーマックで購入したような記憶が。

usb_clip_02.jpg

これで、超強力マグネットを、クリップの裏に貼り付けた。

今度は落ちなくなった。

usb_clip_03.jpg

磁石のすぐ近くに、無線LAN子機やワイヤレスキーボード受信機をつけても大丈夫かなと若干不安になったけれど、一応動いてるように見える。

まあ、1mぐらいのコード長のUSBハブを買ってきて使ったほうが、という気もするけど…。その場合、各子機を動かすための電流が足りるのか、という問題が…。先日、USBハブを使って動かしていた際は、無線LAN子機 + ワイヤレスキーボード受信機に、USBメモリを追加しただけでも動作が怪しくなったし…。その点、本体背面から延長すれば、ノイズ対策等の問題はありそうだけど、電流の問題については回避できそうだなと。

#3 [pc] A8-3850機にHDDを入れた

ある時期から、数年毎に、弟が親父さん用PCを新調するようになっていて。新調と言っても、弟が自分用に何か新しいPCパーツを買うたびに、それまで使っていたPCパーツを親父さん用PCに回す、みたいな状態で。

そんな流れで、今年の4月末に、弟が、親父さん用の新PCをケース込みで持ってきて。今まで親父さんが使っていた、AMD A8-3850搭載の MicroATX機が1台浮いて、ストレージ無しの状態で自分の部屋で埃を被っていたわけで。

ここ数日、自分は Core2Duo機を弄ってたけど、それと比べたらスペックが高い1台が放置されてるのはもったいないなと。せっかくだから、余ってるHDDを入れて動くようにしておこうかなと。

部屋の中を漁ったら、Western Digital Caviar Black WD1002FAEX-00Z3A0 を発掘。1TB、SATA、Cache 64MB、7200rpm。コレを入れてみよう…。発熱が不安だけど…。たしかコレ、かなり熱くなるのではなかったか…。

本体構成を一応メモ。

2018/08/17(金) [n年前の日記]

#1 [blender] blenderで静止画に対してネットワークを使った分散レンダリングを試したり

blenderでネットワークを使った分散レンダリングというと、アニメーションを作る際に1フレームずつ、別のPCでレンダリング、という手があるけれど。静止画レンダリングについてはネットワークレンダリングを使えないよ、というのが一般的な認識で。

しかし、blender + LuxRender なら、静止画でもネットワークレンダリングが可能で…。つまり、自分の部屋に転がってるサブPC群に Linux + blender + LuxRender を入れて、レンダリングに参加させてレンダリング時間を短くすることができていたわけで。

_2. ネットワークレンダリングの設定について - blenderやら、なにやら
_操・活・解 Reality その6:ネットワークレンダリングとLinux
_LuxRenderでネットワークレンダリング - Poser大好きMNE

ところが。LuxRender の現行版、 _LuxCoreRender は、Linux版が Intel CPU上でしか動かない気配があって。自分の部屋に転がってるPCの大半は AMD CPU、かつ、Linux を入れてあるので、LuxCoreRender が動かせないという。 *1

複数のPCを使った、静止画のネットワークレンダリング・分散レンダリングが手軽に試せなくなったのは痛いなあ、他のレンダラーでネットワークレンダリングができないものかしら、と悩んでいたのだけど。ググってたら、以下の記事に遭遇。

_簡単な自前ネットワークレンダリング - CGrad Project

Pythonスクリプトで、静止画を100分割して、それぞれを別PCでレンダリングしたら、最後に ImageMagick で1枚に結合、という仕組みらしい。

この方法なら、blender が標準で持ってる旧レンダラー、あるいは Cycles レンダラーを使っても、静止画のネットワークレンダリングができそうだなと…。てなわけで試してみたり。

実験に使ったシーンデータ。 :

以下のページで、blenderのレンダリング実験に使えそうなデータが公開されてる。

_Demo Files - blender.org

今回は、BMW Benchmark (BMW27_2.blend.zip) を使ってみた。これは Cycles レンダラーを使うシーンデータで、CPUで計算するように設定されたシーンデータと、GPUで計算するように設定されたシーンデータ ―― 2つのシーンデータが入ってる。

実験に使ったPC。 :

以下のPCを利用して実験。

メインPC + GPU。Windows機。
  • CPU : Intel Core i5-2500 (4 core / 3.3GHz / TDP 95W)
  • GPU : GeForce GTX 750 Ti
  • RAM : 8GB
  • OS : Windows10 x64
  • blender 2.79b

サブPC1。Linux機。
  • CPU : AMD Athlon II X2 250 (2 core / 3GHz / TDP 65W)
  • RAM : 8GB
  • OS : Ubuntu Linux 16.04 LTS 64bit
  • blender 2.79b

サブPC2。Linux機。
  • CPU : AMD A6-3500 (3 core / 2.1GHz / TDP 65W)
  • RAM : 8GB
  • OS : Linux Mint 18.3 64bit
  • blender 2.79b

結果。 :

まず、メインPCで、GPU GeForce GTX 750 Ti を使ってレンダリングしてみた。9分46秒 (586 sec)。約10分でレンダリングできた。

これを、サブPC1、Athlon II X2 250 + Linux で、CPUを使って計算、かつ、前述のページから入手したPythonスクリプトを使って、画像を100分割しながらレンダリングしてみた。1時間25分57秒 (5157秒)。つまり、PC1台で、CPUを使って計算すると、約1時間半かかる。

Linux機を2台使って、ネットワークレンダリングしてみた。43分42秒 (2622秒)。

1台では1時間半かかってたのが、2台使ったら45分になったので…。ネットワークレンダリングをすることで、1台でレンダリングするよりレンダリング時間はたしかに短くなった。しかし、期待していたほど速くはなってない…。

処理中のログが画面にずらずらと出てくるけれど、眺めていると、どうも事前の計算で時間がかかってるようにも見える。ならば、分割数を 10x10 = 100 ではなく、8x8 = 64 ぐらいにしたら、事前の計算を減らせて速くなったりしないか…。ちなみに、Pythonスクリプト内の数値を3箇所ほど弄れば、分割数は変えられる。

Linux機を2台使って、8x8 = 64分割してネットワークレンダリングしてみた。39分20秒 (2360秒)。約45分が、約40分に。ビミョーに速くなってはいるけど、それほどでもないな…。

Linux機 x 2台 + メインPC Windows機 1台、合計3台でレンダリングしてみた。かつ、分割数も 6x6 = 36分割に。計算は全てCPU。18分18秒 (1098秒)。約40分が、約20分に。

最初に1台で計算させたときは1時間半かかってたけど、3台使ったら、20分まで短縮できた。

しかし…。メインPCのGPUで計算させた場合は10分でレンダリングできるわけで…。3台のPC ―― CPUコア数で言えば、4 + 2 + 3 = 9コアを使って計算させて、20分。GPUだけで計算させたら、10分。

CPUdividetimetime(sec)
GPU GeForce GTX 750 Ti100:09:46586
Athlon II X2 25010001:25:575157
Athlon II X2 250 + A6-350010000:43:422622
Athlon II X2 250 + A6-35006400:39:202360
Athlon II X2 250 + A6-3500 + Core i5-25003600:18:181098

結論。 :

複数のPCを使ってCPUでレンダリングするよりも、速いGPUを買ってGPUでレンダリングしよう。そのほうが速い。

ただ、GPUを使って計算するレンダラーが使えない場合なら、複数のPCを使って分散レンダリングすることで、レンダリング時間を短縮できる可能性はありそうだなと。

*1: OS が Windows であれば、AMD CPU であっても、LuxCoreRender は動作するらしい。Linux上で動かそうとすると、利用できるCPUの種類に制限が出てくる模様。Linux版が利用してるライブラリが、Intel CPUに特化した設定でビルドされているので、そのあたりを無効にしてビルドできるなら AMD CPU + Linux上でも動く可能性はありそう。

2017/08/17(木) [n年前の日記]

#1 [neta] 巨大な何かの視線から逃れるゲームってどうだろう

寝る前にアニメ版ゴジラのPVを見たせいか、ゴジラや恐竜に追いかけられる夢を見てしまって。夢の中で、それら巨大生物の視線から逃れるように、木の陰に隠れたり等しながら逃げ回ってたあたりで目が覚めて。

寝ぼけた頭で、なんだか恐竜の全盛期に隠れるようにして暮らしてた哺乳類のご先祖様気分を味わってしまったなと思いつつ。ふと、コレってゲームにならんかなと。

その手のゲームって、えてして等身大キャラの視線を逃れながら移動して、てな仕様・シチュエーションが多いけど。巨大な何かの視線を逃れながら移動して、みたいなソレもアリなんじゃないのか…。昆虫というか、ぶっちゃけゴキブリにでもなったような感覚を味わいつつ、みたいな。

などと妄想したものの、そこでまた気が付いた。ソレって「ワンダと巨像」じゃないですか。

自分如きが思いつくようなことは、必ず誰かが既に思いついて実現してるんだよなーと再認識。

広げ方としてはアリかも。 :

とは言え、敵とプレイヤーキャラのスケール感を変えて一度考えてみる、という手はアリのような気もする。

例えば格ゲーは、自分も敵もどちらも同じぐらいのスケール感だけど、そこで差をつければ…。いや、ソレ、たぶんあのへんのタイトルになるんじゃないかな。

恋愛シミュゲーはどうだろう。ヒロインのサイズが巨大だったり、逆に極小だったり…。いや、ソレ、感情移入できるのかね。どうなのよ。

シューティングゲームではどうか。RPGではどうか。ADVゲームではどうか。「え。そこのスケール変えちゃうの?」的部分がどこかに無いか…。

#2 [nitijyou] Webビリングの登録情報が届いた

NTTファイナンスに請求していた、Webビリングの登録情報がハガキで届いた。ちなみにWebビリングってのは、NTTファイナンスからの料金請求の詳細をWeb上で確認できるサービス。

親父さんと一緒に、親父さんPCを使って作業。ハガキに書いてあるログインIDとパスワードでログインしてから、ログインIDとパスワードを変更する。滞りなく初期設定は済んだし、変更後の情報でログインもできた。

2016/08/17(水) [n年前の日記]

#1 [nitijyou] 土砂降りの雨

夜中から土砂降りの雨に。そういや台風がどうとかニュースでやってたような…。コレかな…。

夕方頃にも激しい雨が。大粒の雨がババババと降ってた。

#2 [windows] Windows10 Anniversary Update をアンインストールして前のビルドに戻した

数日前に Windows10 Anniversary Update をインストールしてみたわけだけど。

_Windows 10 Anniversary Update、以前のビルドに戻せる期限が1カ月から10日に短縮 -INTERNET Watch てなMicrosoftのやらかした改悪情報を目にして不安になってきて。古いアプリは本当に動くのだろうか、何か不具合があったりしないか、今のうちにチェックしておかないとヤバいぞと動作確認してたら、あることに気がついて。

Illusion製の…昔の3Dエロゲのフレームレートが…とんでもなく遅くなってる…。以前は30 or 60FPSぐらい出てたと思うのだけど、Anniversary Update 後は見た目で1〜2FPSしか出ない状態に。コレは酷い。ヌルヌル動いてた3Dゲームが、紙芝居ゲーになった…。

ちなみに自分が使ってるビデオカードは、GeForce GTX750 Ti。旧世代かつ低価格帯とはいえ、このランクのビデオカードを使っていながら1〜2FPSしか出ないのはいくらなんでも妙だぞと。

これはまさかDirectX絡みのエンバグだろうか。それとも、仕様変更で互換性を切り捨てた等でもあるのだろうか。

思い出せる範囲で動作確認。 :

もしや、DXRuby(RubyからDirectXを呼び出せるライブラリ)も遅くなってたりして。と思ったけど、自分が書いたスクリプトをいくつか動かした範囲では、DXRubyは大丈夫だったみたい。助かった。

他にも色々動作確認してみたけど。
  • DXRuby : OK
  • STREET FIGHTER IV BENCHMARK : OK
  • 3Dカスタム少女 : OK
  • カスタムメイド3D : OK
  • いたずらシリーズ(いたずら極悪、イチャずら) : OK
  • レイプレイ : NG
どうやら手持ちのアレコレの中では、Illusion製の3Dゲームだけがダメっぽい…。古い3Dゲームの類が全滅ならまだ分かるけど、何故に…。

「そんなアレなソフトで不具合出たぐらいで」と言われるかもしれんけど、もちろん自分はたまたまコレぐらいしかアプリを持ってないからこの程度の結果で済んでるわけで、他にも色んな3Dゲームを持ってる人なら「コレもダメだった」「コイツもダメだった」と次々に不具合と遭遇するのではないかと心配するわけで。なので「そんなソフトぐらいで」とは言えない部分があるでしょうと。ゴキブリを1匹見かけたら、みたいな感じで。

いや待て。そもそもコレは本当に Windows10 Anniversary Update の不具合なのだろうか。実は Windows7 から Windows10 にアップグレードした際に症状が出ていたけど自分が気づかなかっただけ、ということはないか。

不安になってきたので、ココは一つ前のビルドに戻して確認せねばという気分に。てなわけで、ビルドを戻してみたり。

戻し方。 :

以前のビルドへの戻し方は、スタートボタン → 設定 → 更新とセキュリティ → 回復 → 以前のビルドに戻す、だったかな…。1時間もかからずに、バージョン 1511、ビルド 10586.545 に戻ってくれた模様。

それにしても…猶予期間が10日間しかないってのは…酷い…。

なんでも、ユーザのデータを取ってみたら大体10日以内に戻してたから、というのが改悪の理由らしいけど。ソレ絶対「Windows10への無料アップグレード期間内に一旦Windows10にしてすぐに古いOSに戻せばアップグレードできる権利だけは貰えるから」てな理由で戻した人が多数混じってないかと思うわけで。取得したデータの見方・捉え方が間違ってないか…。

戻した結果。 :

バージョン 1511上で動作確認してみたけど、Illusion製のゲームもヌルヌルと動いてくれた。やっぱりそうだよな…。記憶違いじゃなかった。

ということで、Windows10 Anniversary Update を入れると昔作られた3Dゲームがプレイ不可能なぐらいに遅くなる、という不具合に遭遇する可能性があるよ、と言えるのかもしれないなと。

このあたりの情報をググってみたけど、おそらくは「ふたば掲示板」っぽいページで、チラリと言及が。「一部の古いソフトが遅くなるのはコアクロック数が全く上がらないバグっぽい」という説があるようで。

一応、ビルドを戻す前にその情報を見かけたので、電源設定で「高パフォーマンス」設定にして、CPUクロックを落とさない状態にしてから動作確認してみたのだけど、残念ながら変化が無く。この場合のクロックって、GPU側の話なのかな…。

2016/08/19追記。 :

英語圏の掲示板では、3Dゲームのフレームレートが落ちる問題に対して「Game DVRを無効にしたら改善した」という事例もあるようだなと…。Anniversary Update をしたことでそのあたりの設定が初期化された可能性もあるのだろうか…。でも、自分の環境では、バージョン1511でもそのへんの設定を弄った記憶がないのだけど…。

#3 [zatta] 「捨てろ」と言われるかもしれないけれど

Windows10 Anniversary Update をインストールしたら古い3Dゲームのフレームレートがとんでもなく遅くなった件について、の余談というか思考メモ。

このあたり、「そんな古いゲームは捨てろ」と言われるかもしれないけれど、それはちょっと違うんじゃないのと思うわけで。

例えば、
「浮世絵なんて古いもんは全部燃やせ」
「ゴッホの絵なんて描かれたの何時だよwww 捨てろよwww」
「手塚治虫作品なんて単行本も原稿も全部裁断しちまえよ古いんだから」
とか言い出す人が出てきたら、ほとんどの人が異を唱えるはずで。

本来、「古い」から「捨てろ」なんて乱暴なことは一概に言えるはずがなく。しかしこれがデジタル作品になると、何故か「捨てろ」と言い出す人が、自分も含めて後を絶たない…。なんだかおかしいよなと。

「3Dエロゲとゴッホの絵を同列に並べてるんじゃねえよ馬鹿かてめえ」と言われるかもしれないけど、すると貴殿は江戸時代の春画もエロが入ってるからコレは全部燃やすべきと力説するのですかと。つまるところ各作品に対してエロの有無“如き”で後世に残す残さないを決めるなんてのは危険思想で。ン百年後の人達から「『エロかったから全部捨てた』とかてめえは馬鹿か何考えてんだ」と罵倒されること間違いなし。そもそもゴッホだって生きてる間はここまで高く評価されてなかったことを考えると…。

まあ、それはさておき。

TVゲーム/PCゲームの類は既存のメディアと比べると、インタラクティブ性と言うそれまでに無い要素を獲得したという新しい面があるけれど。その代償として動作するハードウェアやOSを必ず要求するという制限がまとわりついて。そして、それらハードウェアやOSは、ずっと使えるものでもなく。

浮世絵も、ゴッホの絵も、手塚治虫作品の単行本も、それぞれが単体で鑑賞物として成立する容易さというか、ある種の安定性がそこにあるわけだけど。デジタル作品・デジタルゲームはそういうわけにもいかない。動作環境と言うものが必要になり、その動作環境の維持が問題になってしまう。

それでもまだ、大昔の2Dアーケードゲームのようにスペックが低いハードウェア上で動いてたソフトウェアなら、現在のハードウェアスペックをもってすればエミュレーションという形で再現することも可能だけど。初期の3Dエロゲなどは、今でも結構それなりのハードウェアスペックを要求してしまうため、エミュレーションしたくても現時点ではまだビミョーに厳しい面もあるという…。

つまるところ、ある種のコレクターとしてそれら作品を一応手元に置いておきたいとうっかり思い始めてしまったら、作品を保有するのと同時に、当時のハードウェアを積んでいて、かつ、古いOSを入れっぱなしにした動作環境が ―― つまりは「実機」を残すしかない、ということになるのかなあ、と。だけど…。実機、場所取るんだよな…。例えば自分の部屋には未だにNEC PC-9821を残してあるけど、邪魔で邪魔で…。

これがまだ、エロゲはエロゲでも2D紙芝居エロゲであれば、仮想PC上で動かす選択肢もあるだろうけど。3Dエロゲは…やっぱりまだちょっと…。仮想PCの進化も停滞し始めたというか、そもそも _商売にならなくて開発リソースを投入できない状態になってきた雰囲気 もあるし。かといってマニアが趣味で開発できるレベルのものでもないだろうし。つまり、3Dエロゲをエミュ上で動かせる未来は、ひょっとすると永遠に来ないかもしれないという予感もあって。

などと一銭にもならないどうでもいいことで悶々と悩んでしまうのだけど、それはともかく。どうして Windows10 Anniversary Update でこういうことが起きるんだろう。症状が起きる理由が気になるというか。設定で回避する方法はないのかなあ…。

2015/08/17(月) [n年前の日記]

#1 [zatta] 1984年にCGなんてあったっけか

いや、あったと言えばあったけど。今のイメージとは、ちょっと…。

_フィラデルフィア・エクスペリメント(1984) - みんなのシネマレビュー を眺めてたら、1984年の映画なのに、レビューを書いてる人達が「CGが」「CGが」と書いていて。「は? CG? どゆこと?」と思ったわけで。あの頃、CGなんてもんは映画で使えるレベルじゃなかったような…。違ったっけ? どうだったかな。合成作業だってフツー(?)にフィルムだよなと。

ひょっとして、今時の世間様は、特撮・合成映像のことを全て「CG」って呼んでるのかな。…ちょっと待ってくれよ。それはさすがに色々と困る。例えば最初のウルトラマンの映像を見て「うわっ。CGショボwww」とか言っちゃうのだろうか。ソレはマズイ気がする。

それとも…。件の映画の中でも、当時なりに頑張ったCGカットが存在するのだろうか。しかし、当時のCGってどんなレベルだったっけ。

てなわけで、ちょっと気になってググり始めたわけで。

当時のCGと言えばレンズマン。 :

「CGを使ってるんだぜ! どや!」と宣伝してた、 _アニメ映画版レンズマン は、ちょうど1984年の作品。あの頃のCGなんて、 _あんなレベル だよなと…。それでいて手間はめちゃくちゃかかってて…。

_JCGL 制作部の伝説(198X年) - 1980年からプログラマしています で興味深い話が。
 NYITのレンダリング・アルゴリズムは、Zバッファだった。今では当たり前のテクスチャ・マッピングすらなかった。Zバッファでは、アルゴリズムの都合上、透明体の表現ができない。レンズマンの映像ディレクター大口孝之氏は、オプチカル・プリンターで、20枚ものCG画像をコンポジットをして、レンズマンのオープニング・シーケンスを作り出した。

JCGL 制作部の伝説(198X年) - 1980年からプログラマしています より

今なら合成作業と言えば当然CGで、だろうけど。当時はどうやら「CGで合成? 何言ってんの」状態で、レンダリング結果を _オプチカル・プリンター で合成するのが当たり前、かつ、レンダリングアルゴリズムの欠点すらソレで補っていたと…。コンピュータの計算で光らせてるんじゃなくて、フィルム撮影技術、アナログ技術を駆使してCGを光らせてたと…。頓智の世界…。

CGと言えばピクサー。 :

_ピクサー の設立が1986年。

なのだけど、ピクサーは元々ILMのCG部門だったはずで…。ILMが手掛けてた、 _スタートレックII カーンの逆襲 が1982年。 _ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎 は1985年。ヤング・シャーロックでは、ステンドグラスから出てくるアレをCGで作ってて、当時話題になったような…。

_GTC - ルーカス・フィルム、映画制作の在り方を変えたGPUのパワーについて講演 (1) 模型ベースの特撮からCGへ | マイナビニュース で少し紹介されてた。記憶は合ってたらしい。

「アビス」が1989年、「ターミネーター2」が1991年か…。たった数年で、結構レベルが上がってるなあ。もちろん今見るとアレだけど。

当時のPC(パソコン)と言うと。 :

今はもう、個人でもPC使ってCG映像を作り放題だけど。1984年前後の状況は…。

_MZ-700 が1982年の発売だったらしい。 _野球拳がこんな感じの画面になる PCで。もちろんこんなPCで、CG映像なんか作れるわけがない。

_Macintosh が1984年の発売。あの頃は白黒画面だったっけ。

_パソコンの歴史 1984年 というページにまとまってた。画面はえてして8色〜16色しか出せない時代、なのですな…。

そういや当時のコンピュータ関係の本で、「コンピュータでアニメーションを作ろう!」→「まずは、8ミリフィルムカメラをコンピュータから制御する回路を作ります」→「コレで1コマずつ画面を撮影できるよね?」→「アニメーションが作れますね!」という内容を読んだ記憶も。

考えてみたら、当時のPCスペックでは、24コマ/秒で静止画を次々に表示するところからして無理だったなと。記録媒体もカセットテープだったし…。どこから画像データ読み込んでくるんだよ、みたいな。カセットテープからの読み込みは、600ボーとか1200ボーとかそんな速度だから…1秒間に1200bit = 150Byte、24コマ/秒なら1コマ50bit = 6.25Byteですよ。1コマ、英数字6文字分の情報量で、一体どんな絵が出せるのかと。そりゃ「1コマ出来たらフィルムで撮影して残しておこうぜ!」って話になりますわ。

そんな調子だから、当時、映画用のCGカットを作るなんて、めちゃくちゃ金がかかったんだろうなと…。

でも、 _パソコンの歴史 1986年 によると、X68K が 1987年の発売だったらしい。たった数年で32768色(65536色?)が出せるPCが買えるようになったのか…。X68Kが登場すると、DoGAの話も出てくるから、個人でもどうにかCG映像を作れる、という話にもなってくるのかしら。

その前に _Amiga があったか…。1985年に発売されたらしい。 _LightWave 3D がいつから存在してたのかはググっても分からなかったけど、VideoToaster なる動画編集用ハードウェアがあったぐらいだから、もうその頃はPCで動画編集する未来がフツーに見えてたんだろうなと。

#2 [nitijyou] 歯医者に行ってきた

一応メモ。後で読み返して何かしら思い出さないといかんかもしれんので。

雨の中、近所のS歯科まで徒歩で。ちなみに場所は須賀川第二中学校の近く。郡山方面に道路を下りていった右側。

以前連絡をしたときの感じからすると、どうせ予約を入れようとしても1〜2週間後になってしまうのだろう、それまで痛み止めを飲みながら耐えられるだろうか…。などと暗い気持ちになりながら、朝、予約の電話を入れてみたところ、幸い予約キャンセルがあったので今日中に診察できるとのお話で。助かった…。マジ助かった…。キャンセルしてくれた方、ありがとう…。

予想通り、Iデンタルクリニックで治療・冠をかぶせた3本のうちの1本がアレだった。根の部分が炎症を起こして膿んでしまっている、とのお話。

冠を外して、おそらくは化膿止めの薬っぽい何かを詰めて蓋をして、という感じの治療だったけど…。冠を外すのがとにかく大変で。削って、何かの器具でグリグリギリギリして、また削って、またグリグリギリギリして。

根の部分だから麻酔は使えないとのことで、治療してもらってる間、「ウッ」「ウウー」「グッ」と痛みで思わず声が。うるさくてスイマセン。ヘタレなもんで…。でもホントに痛くて…。ミシッとかギシッとか怖い音もするし…。治療が終わってみたら全身汗びっしょり。

今週の中頃にまた診察してもらえるらしい。2週間後とか言われたらどうしようかと思った…。助かった…。

一応先生に、どういう状況か、治療がちゃんとされてなかったのかと尋ねてみたら、炎症が再発したのだろう、との回答で。ざっくりとした状況は分かったけど、前の治療がどうだったのかは分からずじまい…。

化膿止めの薬と、痛み止めの薬を出してもらった。化膿止めは、1日3回食後に服用。痛み止めは、やはりロキソニンで、痛みが酷い時に飲んでくれとのこと。

余談。 :

そういえば、十数年前とは内装が違ってたような…。改装したのかな…。と思ったけど、前と変わってないのかな…。N歯科の内装と記憶が混ざってる気もしてきた…。

Iデンタルクリニックもそうだったけど、待合室に歯の治療関係の本が一冊も無かったのが微妙に気になる…。なんだか、待合室にその手の本を山ほど置いてある歯医者さんと、一切置いてない歯医者さんが居るよなと。あの違いはどこから来るんだろう。そこで歯医者さんの傾向を判別できたりするのかしらん。

まあ、今時は予約を入れるのが当たり前になってるから、本来なら患者さんが待合室でその手の本を読んでる時間も無いはずだから本は要らないはず、という判断だってできたりもするのかな。

2014/08/17() [n年前の日記]

#1 [windows] Windows Updateで問題が起きてるらしい

WIndows Update をすると、環境によってはWindowsが起動しなくなるという問題が起きてるそうで。

_2014年8月の”Windows Update”でトラブルが発生!?【Win8.1が起動しなくなる?】 - 何でも雑記板 (避難)
_Windows Updateでパソコンが起動しない不具合は「FNTCACHE.DAT」を削除すれば回避可能!? - 何でも雑記板 (避難)
_2014年8月の月例Windows Updateでトラブル続出? - Windowsが起動しなくなったときの対処方法 | マイナビニュース
_【リリース後に確認された問題】2014 年 8 月 13 日公開の更新プログラムの適用により問題が発生する場合がある - 日本のセキュリティチーム - Site Home - TechNet Blogs
_8月の月例更新、一部の環境でWindowsが起動しなくなるなどの問題が発生 | スラッシュドット・ジャパン IT
_MS14-045で問題が起きる環境かどうかチェックする - kkamegawa's weblog

自分の環境 (Windows7 x64)は、一応再起動できてるように見えるのだけど、そのうち起動できなくなったら怖いので、念のために KB2982791、KB2970228をアンインストール。

しかし、アンインストールしてみたのだけど、余計にマズいことになった。「Windowsを更新中」みたいなメッセージが表示されたまま、1時間経ってもシャットダウンしてくれない。

仕方ないので、リセットボタンを押した。一応再起動はしてくれたけど、どこかが壊れていたらどうしよう。やるんじゃなかった。

2013/08/17() [n年前の日記]

#1 [anime] 「言の葉の庭」を視聴

弟がBDを持ってきて「これは見る価値アリかも」みたいなことを。てなわけで視聴させてもらったり。

相変わらず凄いんだろうなあと想像してたけど。やっぱり相変わらず凄かった。

とにかく綺麗。とにかく美しい。どのカットも、日常のどこにでもありそうな、なんてことのない風景を切り取ってるわけだけど。どうしてここまで美しく見せられるのか…。この人の作品は、毎回とんでもねえことになってるなあ、恐ろしいなあ、と。

監督さんが、「話に関しては、言い訳をしないで済む作品にしたかった」と何かのインタビューで言及してた記憶があるけど。たしかに、設定・ストーリー面でも、そういう作品になっていたような気がしたり。そして、この作品なら比較的、万人にオススメできそうだな、とも。

まあ、話・展開についてはしっくりこない人、拒否反応を示す人、テンポが合わなくて下手すると寝ちゃう人も居るかもしれんと予想もするのですが。しかし、そういう人でも、46分の絵画展、46分の庭園巡り映像としてはどうよ? と尋ねたら、「そういうことなら…それは全然アリかな」と、よほどアレな人でもない限り納得してもらえそうな予感も。

あちらこちらで、映像美がどうとか、映像文学とか喩えられているほどに、映像制作に対する気合いの入れっぷり、作り込みは尋常じゃないので。そういう面では誰が見ても、何かしら、どこかしら、感じるところがあるのではないか、と。

この監督さんの手にかかれば、チン○やウン○すら溜息が出てくる映像にしちゃうんじゃないの? と一瞬馬鹿なことを思ってしまいました。馬鹿だね、自分。まあ、そのくらい、この作品はスゴイと思ってしまったということで。素晴らしい。コレは素晴らしい。

相変わらず作り込みが狂ってる。 :

オーディオコメンタリーで監督さんが言及していて、巻き戻してみて「うわ、マジだ!」と驚愕しましたが。ノートに鉛筆でスケッチをしてるカットで、ノートの紙が鉛筆で押されて凹むのですよ。…文章で説明しても何言ってんのか分かんないと思うけど、見れば分かる。気付いた瞬間、ゲロ吐きそうに。アニメでそこまでやるか…! ある種、これは狂ってるなと。

監督自身、「ここまでやる意味あるのかなあ…」と弱音(?)を吐いてましたけど。意味はあったんじゃないかなと。だって、ノートに鉛筆でスケッチをしてるだけなのに、そのカットだけ見ても、「綺麗だなあ…」とこっちは感じたわけで。それってつまり、抽象化された映像に、無意識なレベルで現実性を連想させる動きを付加したことで、結果、見る人の脳内に、その人にとっての理想的な映像を結実させることができました、ってことですから…。しかし、やっぱり、この監督さん、ちょっと狂ってる…。<褒めてます。

歌の持つ力を信じてるか否か。 :

個人的に、見ていて嬉しかった点が。監督さんが、曲が持つ力、歌が持つ力をしっかりと信じていて、それを最大限、自作品の中で活用したいと考えてることが伝わってきたあたり、なんだか嬉しくなったというか。

初見時、大江千里作詞作曲、秦基博がカバーした「Rein」が流れてきた瞬間に、「…ズルイ!」と思ってしまいました。や、「ズルイ」云々は冗談ですけど。これぐらい曲を活用してこそ映画・映像作品と呼べるのではないかなあ、と思ったわけで。…大江千里の曲、いいですよねえ。

邦画においては、本編がそれなりに頑張ってるのに、途中や最後で頓珍漢な歌を突っ込む時が稀にあるわけで。そういうのを見るたびに、海原雄山ノリで「この曲を選んだのは誰だー!」と怒鳴りたくなるわけですよ。 *1

映画は、総合芸術ですよ。写真、絵画、演劇、あらゆる要素を総動員して、観客に何かを伝えるべくジタバタしてこそ映画ってもんで。なのに、どうして、音楽だけ村八分にしちゃうのか。そこは、「音楽の持つその力…我に差し出せ!」ぐらいの姿勢で取り組まないと。映画が総合芸術であると理解できてないから、迂闊に音楽を軽視できるんですよ。映画をなめたまま作ってんじゃねえよと。

音楽が映像をブーストして、映像が音楽をブーストするぐらいの関係じゃないといかんだろうと。その音楽を聴いたら映像が脳裏に浮かび、映像を見たら音楽が頭の中で流れ始める…。本来、そのくらいの良好な関係を目指さないといかんのではないですかと。

その点、新海作品は、総合芸術を作ろうと立派にジタバタしてる印象があるのでした。とは言え、姿勢はともかく当たり外れはありますが…。少なくとも、「秒速」と「言の葉」は、歌の力を上手く使えてる気が。「このタイミングでコレを流すか…。いやー、ズルイわあ。そりゃ絶対イイ感じになるわあ」と自分は思えてしまったあたり、使い方に関して見事成功した証拠、じゃないのかなと。

新海監督は宮崎駿監督の一番弟子のような気がしてきたり。 :

この作品、キャラの塗り分けを一工夫して、照り返しやトレス線の色に環境光を反映したそうで。その試みは、上手くいっていたような気がしたり。そういうやり方があったか、頭いいなあ、たしかにパッと見の印象がかなり違う、なるほどなあ、と。

まあ、考えてみたら、例えば3DCGにおいては環境光を意識するのはごく当たり前のことだし、イラスト業界でもそういうテクニックがそこそこ普及してるのだから、それをセル塗りに応用するのは全然アリな発想だよなと。というか、「となりのトトロ」でも、トレス線の色を一工夫、なんてことをやってたわけだから、ここまでやった作品は滅多にないとしても、着眼点としては何十年も前から皆が目にしていたわけで。でも、よくまあそこらへんを意識して、手間をかけたものだなあ、と感心するわけですけど。

そのあたり、宮崎駿監督が、昔、新人向けに書いたという研修資料(?)を思い出すのです。「どんな風景もしっかり観察すれば、セルと塗り分けで必ず表現できるはず。そういう気概を持って仕事に取り組め!」みたいな熱い主張が書いてあった、ような記憶が。手元にその本残ってないのでうろ覚えですけど。

でも、フツー、よほど意識の高いアニメーターさんでもない限り、そこまではやらんわけですよ。しかも、宮崎駿監督のそのノリって、どちらかというと東映動画のノリで。虫プロのスタイリッシュな画作りが席巻・普及してしまった現代においては、本当は王道なんだけどマイナーな扱いを受けてる考え方ではないかとも思えたり。

しかし、今回、新海監督とそのスタッフは、その教えを、ある種愚直さすら感じるほどに、真摯にどこまでも徹底的に守って取り組んで、見事に成功させたわけで…。

テレコムやジブリで育ったわけでもなければ、宮崎駿監督がどちらかといえば嫌っている、デジタル技術に頼った画作りをしている…。そんな新海監督が、実は宮崎駿監督の教えを最もキッチリ守ってるように見えてしまったあたり、これはなんだか面白い状態だなと。もしかすると、画作りの方向性に関しては、新海監督が宮崎駿監督の一番の後継者じゃないの? とすら。…まあ、テレコムやジブリで育った方から、「何言ってんだよ、俺達だってちゃんと守ってるよ? 目ん玉ひんむいて俺達の作品しっかり見てみろよ」と怒られそうではありますけど。 *2

もちろん、やり方・考え方はそうだとしても、脚本やコンテレベルの作風は全然違うわけで。新海監督の作風は、ジブリに呼んで作らせてみたものの、完成映像を見て宮崎駿監督が激怒したと噂される、望月智充監督の作風に近い印象が。なので、あくまで、画作りの姿勢は、という話でしかないですが。

アニメ様が、「新海監督作品は最先端アニメ」と喩えてるけど。デジタルという最先端を使いながら、ある種絶滅危惧種に近い、東映動画の画作りの思想を復権しつつあるという点で、そこにはハイブリッド性がありそうだなと。そういう面でも、コレは最先端アニメ、なのかもしれないなあ、と。

このあたり、もしかすると、アニメーター出身ではなく、撮影出身の監督さんだからそういう純潔?を守れているのかしら、と邪推もしたり。

アニメーターだったら、テレコムやジブリに入ろうと努力したり、宮崎駿から直接指導を受けたりして、しかし、「ここまではやれん…」と挫折しそうだよなと。しかも、大塚康生さんあたりがこっそりと、「宮さんはあんなこと言ってるけどさ。フツーそこまでできないから。アレは宮さんが特別だからできることですよ」みたいな優しい言葉を耳打ちしちゃったりして、「理想としてはそうだけど、なかなかできることではないのだ」と若干日和ってしまう可能性も。って全く根拠のない勝手な妄想ですが。実は大塚康生さんのほうがもっと厳しかったりして。

何にせよ、新海監督のソレは、「アニメーターではなかったから」「撮影・仕上げという職種の作業内容を熟知してるから」、そして、「デジタルの利便性を知っているから」こそ、「ここは撮影時にこうすればできるかも…」と発想が湧いて、それ故にかろうじて成立している、そんな可能性もあったりするのかなあ、と想像してみたりもして。実際はどうなのか全然分かりませんけど。

このあたり、ピクサーの各監督さんにも似たような何かを感じるのですよね…。ピクサーの監督さんが来日して、インタビューを受ける際に、「自分達は宮崎アニメから、緩急・コントラストの重要性を学んだ」とか言ってるわけですけど。 *3 その、宮崎駿の弟子達が集って作ってるはずの近年のジブリ作品が、緩急を活かせてるかというと…これがちょっと微妙なわけで。そもそも近年の宮崎アニメ自体がそのへん微妙。

新海監督にしろ、ピクサーにしろ、バリッバリにCGを駆使してる監督さん・スタジオですが。しかし、考え方に関しては、宮崎駿監督のソレをしっかり守ってる・取り込めている。そこがなんだか面白いなと。もしかすると、別の職種であったり、外部のスタジオのほうが、そこにあった本質・重要性を意識しやすいのかな? てなことをチラリと思ったりもするのでした。…実際どうかは分かんないですけど。

これだけ長々と書くってことは。 :

これだけ長々と書いてしまうということは…。自分、よほど、この作品が気に入ったんだなあ…。

*1: 例えば、バリバリのSFロボット特撮映画なのに、永井真理子の歌を流したりとか。バリバリの怪獣映画なのに、爆風スランプの歌を流したりとか。単体では全然悪くないのですけど、その組み合わせはいかんだろうと。全てが台無しだよと。レコード会社から「このミュージシャンを使ってくれ」と捻じ込まれたのかなあ、などと邪推したりもするのですが。…まあ、監督自身が選んだのであれば諦めますけど。例えば、庵野監督作品などは、もう諦めてたり。
*2: というか、最近の新海監督は、テレコムやジブリで活躍してるアニメーターさん・背景美術さんと組んで仕事をしていることが多いから、新海監督のソレは、そっちから流れてきたアレコレだったりしないのかなあ? と思ったりもして。
*3: まあ、ピクサーのソレは、セールストークの類かもしれない、と思ったりもしますけど。日本人相手に宣伝する時は、「日本の○○に影響を受けた」等の発言をすると、日本人は喜んで、日本市場に売り込もうとしてる作品の印象も良くなって若干ヒットしやすくなりますから。でも、実際にピクサー作品を見ると、昔の宮崎アニメにはたしかにあったソレを、見事、自分達の技としてモノにしているように見えるので、実は結構本心からそう思ってくれているのかもなあ、とも。

2012/08/17(金) [n年前の日記]

#1 [python] Pythonの異なるバージョンに対応したスクリプトって書けないのかな

こういう感じの書き方はできないのかなあ…?
#ifdef python26
import optparse
#ifdef python27
import argparse
#endif

optparse ―― コマンドラインオプションを解析するライブラリについて調べていたら、「optparseが許されるのは Python 2.6 までだよねー」「argparseを使うのがトレンドだよねー」という話を見かけたわけで。しかし、Python 2.6 上で import argparse なんて書こうものなら、「そんなライブラリはねえよ」と文句を言われてしまう。 *1

まあ、optparse, argparse に限って言えば、Python 2.7 以降で optparse が削除されるわけではないので、共用できるスクリプトを書くなら optparse 使って argparse はガン無視する、という方針でいいのだろうと思うけど。あくまで、optparse は今後メンテナンスしない・argparse を使うほうが望ましい、と言ってるだけだし。

しかし、こういうアレコレが他にもたくさんありそうだなと。古い書き方をしても、新しいバージョンのPythonで動くのであれば、古い書き方さえしておけばいい、ということになるだろうけど。おそらく、それでは済まない場合もありそうな。であれば、Python のバージョンによって処理が変わるスクリプトを書けたら、便利だったりするのかなと。

でも、色々と堅苦しい Python の世界においては、そういう泥臭い(?)やり方は用意されてない可能性が高そう。おそらく、Pythonic とやらに反するのだろうな。
*1: Python 2.6上でも、argparse を別途インストールすれば使えるらしい。が、そこまでして使うべきものなのか、スクリプトを公開する際に、「argparseを各自インストールせよ」と要求するのは妥当なのか、という感も。

#2 [zatta] 理科が理解できてない人々

ただの思考メモ。

_武田邦彦 (中部大学): 「理科離れ」・・・君の判断は正しい(先輩からの忠告) という記事に対する、はてブ(はてなブックマーク)のコメントを眺めて、まさしく記事の通りになっているなあ、と思ったり。

理科が得意な子供は「アルキメデスの原理」を理解できる。そうすると「北極の氷が融けても海水面は上がらない」ということが分かる。

武田邦彦 (中部大学): 「理科離れ」・・・君の判断は正しい(先輩からの忠告) より

「北極」と限定してる・南極やら永久凍土やらは含めていないところがポイントであろう一文なのだけど。はてブのコメントを見る限り、前提条件に気づかないまま叩いてる人が散見される。 *1

最初のほうのたった一文からして理解できてないのだから、まさに、元記事が言及している、「理科を理解できてない人達が、理科を理解している人を叩いている構図」とやらが出現していると言えそうだなと。

前提条件 ―― 何について言及しているのか、そこからして認知できない・うっかりスルーしてしまうのでは、これはもう理科云々どころではないわけで。どういう条件下でソレを考えているのかを認知するなんて、科学的考察をする際の基礎の基礎。つまり、日本人の多数は、理科を理解するための基礎すら身についてない、ということなのかもしれんなあ、という気分になってきたりして。 *2 *3

また、各種受験を体験した人が、世の中多数派のはずなんだけど。その時期には当たり前だった、こういった、(ある種の)「ひっかけ問題」に近いソレが世の中には存在しているということを、歳を取ったらすっかり忘れてしまう人が多数なのだと証明する事例でもあるのかもしれない、と思えてきたり。これでは、体制側・頭のいい人から、いくらでもコントロールされ放題だわな。原発推進派の主張なんて、そういう技の多用で、バラ色の未来を演出してきたわけだし。まんまと騙されるわな…。 *4

自分は馬鹿だから、「アルキメデスの原理って何だっけ?」てなトホホな状態で。明らかに、「理科を理解」どころか、それ以前の状態。しかし、だからこそ、「ソレって何だっけ?」と素直に疑問が湧いたし、疑問が湧いたから検索もしたし、結果、「ああ、北極の氷に限定しているところがポイントなのか」と気付けたわけだけど。

でも、ほとんどの人は、「なんでそういう話になるんだ?」と疑問を持つこともなく。あるいは、疑問を持ってもググりもせず。「氷が解けたら海面上昇する、と皆が言ってるんだからそうに決まってる」と思い込んだまま、叩いてしまうのだろうなあ、と。

つまり、中途半端に「俺は頭がいい」「俺は騙されていない」と思い込んでる人のほうが、なかなか真実に辿り着けない、ということでもあるのかしら、と。…なんかこの言い方は誤解されそうだな。件の一文が真実かどうかという話じゃないよ? 「俺は頭がいい」「俺は○○を理解できている」と思い込んでる人は、ソレを考えるにあたって必要な知識を得ることすら難しくなる状況に自分をどんどん追い込んでいく、そんな場面があるのかもしれませんね、という話なんだけど。

「本当にそうかな?」「ソレってどういうことなの?」と疑問を持つこと。そして、疑問が湧いたら、調べてみること。それが出来ないと、スタートラインにすら立てない、ということかもしれず。理科云々に限った話じゃないのだろうけど。

あるいは、自分の頭で考えようよ、という話に過ぎないのかしら。誰かがそう言ってるんだからそうなんだと思い込むんじゃなくて。みたいな。

もっとも、自分の頭で考えて、正解に辿り着くためには、考えるために必要な知識も必要になってくるわけで。だけど、皆、忙しいので、そのへんの勉強はサボってしまう。知識が無いまま、思い込みで語り合い、知識を持ってる人が「それはこうだよ」とせっかく教えてくれても聴く耳を持たないから、科学的事象と乖離した珍妙な主張や計画がまかり通る国になっている。のかな。わからんけど。

まあ、思考メモです。
*1: この記事を書いている時点では。
*2: もっとも、「北極の氷に限定したとしても、塩分濃度による比重の違い・水温上昇による体積増加、等を考えるとその予測は間違いじゃないか」てなことを言及してる人も居るんだけど。そういう人は数えるほどしかいない。となると、どっちに転んでも、理科を理解できている人は少数派、と実証する結果が、はてブのコメント上には現れたように見える。
*3: そういや、高校や大学の実習レポート提出時も、実験の前提条件を必ず列挙させられたっけ。アレって、そういう視点を身につけるための訓練だったのだなあ…。自分は工業系の学校に行ってたから、(身についてるかどうかは別にしても)そういう訓練を受けることができたけど。文系では、そういう訓練って、どの程度しているのだろうか?
*4: 例えば、「ただちに〜」や「冷温停止状態」とかもそれだし。それぞれ、たしかに間違ったことは言ってない。間違ったことは言ってないが、勝手に良い印象を持ってしまう・聞き手が勘違いしやすい言い回しをあえて選ぶ、みたいなノリがあのジャンル(?)にはあるよなと。これが困ったことに、推進派に対抗するため、反対派もそういう言い回しを活用するという印象もあって。どちらの話も、そういう技を使ってる部分に気付きながら読まないと…。

#3 [zatta] 科学的に見て云々

ふと思ったのでメモ。

トンデモな文章・主張にも、「科学的に見て〜」「科学的に考えて〜」等の言葉をつけると、結構それなりに人を騙せる傾向があるなあ、と思っていたり。

本当に科学的に考えているから、自然とそういう言葉がつく場面と、知識が無い人を騙そうとしてつけている場面があるような、そんな気が。そのへん、見極めが必要だよなあ…。まあ、知識が無かったら騙され放題なんだろうけど。

本来、こういうソレって、Twitter あたりでつぶやくべきことなのだろうか。

#4 [web] 「twitter」でGoogle検索してちょっとビックリした

Twitterの公式サイトが出てくるものかと思ったら出てこない。Google、どうなってんだ。

ああ、「日本語のページを検索」で検索すると、全然違う結果が出てくるのか…。海外が提供しているサービスは、英語を含めた結果表示にしないと出てこない、ということなのかな?

#5 [nitijyou] ネギみたいなパンを貰った

妹から _「ネギみたいなパン」 を貰った。パッケージを見て、なんだか感動。初音ミク関係って、こんなにメジャーな存在・扱いを受けているのか…。

ちょっと前だったら、「これは自分達のキャラクターだ」「商売に使うなんて許せない」と叫ぶ人達から叩かれて大変なことになってたかもと想像するのだけど。今のところ、初音ミク関係は、そういう人達の声に潰されず、市場の中で回っているのだなあと。いいことだ…。もっとも、クリプトンが商品として提示したキャラに対して「これは自分達の〜」とか言い出したらなんじゃそりゃだし。ギコ猫だかのまネコだかそのへんと一緒にして捉えたら話がおかしいわな。

2011/08/17(水) [n年前の日記]

#1 [nitijyou] 弟が帰省

PM02:00頃?に到着。

高速道路が渋滞してる云々でてっきり明日になるものかと思ってた。まあ、午前中に、部屋に掃除機をかけておいたので問題は無いけれど。

書籍版のアニメスタイルを持ってきたらしいので少し読ませてもらったり。凄いな。中身がぎっしり詰まってる感じ。原画等がレイアウトされたページを見ると、これをWeb版でやるのはかなり難しいなと。紙の本は、まだまだ解像度が高いなと。

2010/08/17(火) [n年前の日記]

#1 [ore_xxxxx][neta] シャレにならない悪の軍団設定を妄想してみる

_スーパー戦隊シリーズ「悪の軍団」まとめ : ワラパッパ (WARAPAPPA) - ライブドアブログ を読んでいて、子供に分かりやすいようあからさまに「悪」と見えるようなネーミングをしてるんだなと感心したのだけど。逆に、このへんリアルっぽく考えて設定を作ったらどうなるのかなと。てなわけで、少し妄想してみたり。

まず、軍団の出自を妄想。ベースとなった組織は何だったのだろう。みたいな。
企業
株主総会で利益が出てないことを追及され、利益は出るが非人道的な計画にも着手しちゃったりとか。組織のトップが、「俺は社長だ。社員○万人の生活を守る責任がある。そのためには鬼にも悪魔にもなる」とか「会社を守るためには多少の犠牲はやむを得ぬ」とかそういう言い訳をしつつ悪の計画を。…メタルダーってそういう設定だったっけ? 覚えてないけど。
マスコミ
視聴率のためならなんだってやるぜ。…そういう映画があったような気がする。
自然保護団体
最初は、身の回りのちょっとしたところから、みたいな組織だったのに、途中で参加してきた人が極端な主張をし始めて、組織が乗っ取られ、スケールが大きく、やることも過激に。…プラネテスのテロ組織ってそんな感じだったような気がする。士郎正宗作品にもこの手のソレは出てきたような。
宗教団体。
教祖の弟子筋が勝手に方針を捻じ曲げて、内部分裂・複数の教典を出しちゃうわで。偶像崇拝は認めないからコレは破壊する、とか、我々が信じる神だけが本当の神だから、他の宗教に入信したモノは心を入れ替えよ、入れ替えないなら生きてる価値はない、とかそういうことを。
愛国主義者
「国を憂えて必死に叫んでいるのに、誰も耳を貸そうとしない。コイツラ、○○の国民じゃないだろ。非国民だろ。この国から排除されてしかるべき存在だ。俺達が正義の鉄槌を下す」と考え始めて民族を浄化しようと。
戦隊ヒーロー
元々は戦隊ヒーローだったが、生命を危険に晒して世界を守ったのに、市民やマスコミからやり過ぎだのなんだの叩かれて、この世界は守るに値しない世界ではないのかと疑念を抱いて。最終回近くでちょっとしたエピソードをキッカケに改心して浄化される展開がありそう。…Gガンダムってこういう感じだっただろうか。覚えてないけど。

次に、軍団が実行しようとする作戦を妄想。…しようとしたけど、これが難しい。 しかし、どれもこれもなんというか…。リアルっぽく考えていくと、結局はどういうテロ活動が効果的か、みたいなことに近づいていくので、たぶん善良な一市民なのであろう自分は気が滅入ってくる。戦隊シリーズのスタッフは凄いなあ。毎回、よくもまあ、色んな作戦を考え付くものだなと。もしかすると、テンプレート、パターン、悪の軍団の作戦体系みたいな虎の巻でもあるのだろうか。

リアルじゃない作戦なら思いつくかしら。 悪の組織が企業系だと、現実味があるかどうかは別にしても、色々思いつきそうだなあ。風が吹けば桶屋が儲かる的なソレになっちゃうけど。日経新聞をパラパラ眺めれば、結構な数、バカバカしい案を出せそう。

そもそも、強盗とか性的暴行とかそういうのにすればリアルっぽくなるんだろうか。戦隊ヒーローじゃなくて刑事モノになっちゃう感じもするけど。

口コミで、悪の組織を悪と思わせない作戦も。ネット工作員みたいな感じで、「あの組織がやってることは正しいぞ」みたいな感じに市民を誘導していくとか。…マスコミを支配しちゃったほうが手っ取り早いか。誰も、悪の組織の悪行を報道しない。だってスポンサーだもん。どころか、時々悪の組織の存在や働きを肯定するかのようなコメントをニュースキャスターがしちゃったり。戦隊ヒーローは孤立していくのだろうなあ。…こういうのは、シャンゼリオンでやってた気がする。

2009/08/17(月) [n年前の日記]

#1 [iappli] 作業中

作業中。

ここのところ作業内容はGRP指定で記録中。

2008/08/17() [n年前の日記]

#1 [nitijyou] オリンピックの映像ばかりでゲンナリする

「そろそろニュースやってるかな?」と思ってNHKをつけるとオリンピック。
「今度はニュースやってるかな?」と思ってNHKをつけるとオリンピック。
「NHKがダメなら…民放で何かやってないかな…」と思ってチャンネルを変えるとオリンピック。
勘弁してくれ。

地デジへの完全移行は数年後なのに、下手すると今の時点で既にTVとオサラバしそう。1日1日と過ぎていくたびに、TVがなくてもひょっとするとなんとかなりそうな、そんな予感がますます増していく今日この頃。

#2 [pc][digital] CR2ファイルが開けない

親父さんが午前中、友人宅に行ってPC操作 ―― PCとCanon製一眼レフデジカメの接続作業で悪戦苦闘してたらしいのだけど。帰宅後、「このファイルが開けない」と相談が。DVDに焼いてあるCR2ファイル(RAW画像)が読めないのだとか。

自分もアレコレ試してみたけど開くことができず。 全滅。ひょっとして、これは元ファイルが壊れているのではないのかなあ…? そもそもデジカメ購入後、一度もPCに繋いだりしてない・DVDには Canon のサービスとやらを利用して焼いたらしいし。PCで閲覧・現像できることが保障されてないデータのように思えてならない。

親父さん所有のEOSを使って試しにCR2ファイルで保存して、それが開けたら前述のツール群のせいではなさそう・今回受け取ったデータがそもそもおかしいのだ、と推測するぐらいしか思いつかない。まあ、今現在の各社のデジカメのRAW画像は、それぞれ独自・下手すると機種毎に異なる独自データ形式らしいと聞くので、親父さんが作成したCR2ファイルが開けたからと言って検証作業としては今一つなのだけど。それでも、真っ当に保存されたデータなら、メーカ提供の純正ユーティリティでなくても開けるときもある、という実証作業にはなるのかもしれない。

#3 [iappli] 各種メッセージ表示画面を実装できた

ページ文章の上下スクロールでちょっとハマったけど、なんとか表示できた。とはいえ、画面レイアウトに関しては、仕様書のソレから少し乖離せざるをえなかった。

仕様書には「いつでもキャンセルできます」「目次画面を出せます」「ここに目次画面以降のアイコンがあります」と書いてあるのだけど、そのためのキー操作が定義されてない。アイコンにカーソルを移動する際にはどういう操作を行うことを想定しているのだろう。基本的には、上下左右+選択キー(+場合によってはソフトキー)で操作できる仕様が望ましいと思うのだけど、なんとなく、「0」「*」「#」など、両手で操作せざるをえないキー配置を念頭に置いている予感も。それとも、ソフトキーの割り当てを頻繁に変更することを想定してるのだろうか。ソフトキーの割り当て ―― システム絡みの機能割り当てを維持するために下部のキーも容赦なく使うか、ソフトキーの割り当てを頻繁に変える代わりに下部のキーは使わずに済むようにするか、どちらがいいのだろう…。

2007/08/17(金) [n年前の日記]

#1 [comic] 「ラブロマ」を読んだ

弟が持ってきたので、読んでみたり。

高校生カップルとその周辺の会話のやりとりをひたすら延々と描いてる作品なのだけど。面白かった。周辺キャラの持つ、本来であればドロドロしてしまうような感情や人格が、主人公カップルのオープン性?ポジティブ属性?によって撃破・粉砕され、ことごとく浄化されていく。素晴らしい。

#2 [comic] 「よつばと!」を読んだ

弟が持ってきたので(以下略。

幼児の「よつば」と、「とーちゃん」や、おとなりの3姉妹+友達とのやりとりを延々と描いている作品。面白かった。幼児の妙な言動が漫画的にデフォルメされて、面白さにつながっているような気がする。

設定的に、「となりのトトロ」や「Papa told me」を連想したり。「よつばと!」は、現代版の「となりのトトロ」なのか。あるいは、男性向け「Papa told me」か。ただ、それらの作品との違いがちと気になったりもして。父娘の血が繋がってなさそうな点や、「とーちゃん」に奥さんの影がまったく見えない点等々。もしかすると「とーちゃん」は、子供が居てもおかしくはない年齢になった男性オタクの感情移入を進めるべく設定されたキャラ、だったりするのだろうか。てなことをなんとなく。

「ラブロマ」も「よつばと!」もそうだけど、読んでいて、人間関係に起因するストレスがほとんど混入されてないあたりが気になったりもした。現実世界がどんどんギスギスしてきてるから、それらのギスギスが取り除かれた商品が受けるようになってきているのだろうか。 _「現実に満たされてない人ほどハッピーエンドの物語を好み、現実が満たされまくってて退屈で退屈でしょうがない人ほどアンハッピーエンドの物語を求める」 ということかしら。…いや。「よつばと!」はともかく、「ラブロマ」は、そんなに話題になってるわけでもないからアレだろうな。

妹も「よつばと!」を読んだのだが。 :

面白いとは思わなかったらしい。幼児のハイテンションぶりが鼻について今一つだったとかで。…てっきり、トラブルに巻き込まれた三姉妹に感情移入してしまったのではないかと予想したのだけど、そういうわけでもないらしく。単に、「語尾に『!』をつけて喋るキャラが大嫌い」との話で。なかなか難しい。

2006/08/17(木) [n年前の日記]

#1 [comic] 「もやしもん」を読んだ

弟が持ってきた。菌が見える主人公が農大で右往左往する漫画。…という説明で合ってるのか合ってないのかわからんけど。

読んでみてとにかく感心した。各所に、おそらくは作家と担当のコラボレーションによる、漫画文化におけるお約束を逆手に取った実験的手法が見られ、それが見事に笑い・娯楽性に繋がっている。ような気がする。なんとなく、各種手法に、大学の漫研的な発想を感じたり。 *1 また、菌についてかなり調べてる・知識を持っている印象もあり。この作家さん、どういう種類の人なんだろう。

とにもかくにも名作だなと。世の中には凄い人が居るなあ。
*1: や、漫研的というと人によっては面白くなさそうなイメージを持たれそうだけど。

#2 [movie] 「ペイル・コクーン」を見た

弟が購入したそうで。見せてもらった。

映像面は、密度が濃い印象。PC画面等、よくまあここまで作ったものだなと感心。話のほうは…というか設定についてはよくわからなかった。たぶん、オマケで入ってる、日誌風のテキストデータを読めば判るのだろうけど。オチは、既存SF作品の設定の逆、という捉え方でいいのだろうか。ちと自信なし。何にせよ、アニメーションという映像表現を個人作家が選択可能になりつつあるのは嬉しい状況であるなと。CG万歳。

同時収録されてた「水ノコトバ」(だったかな?)も興味深い作品だった。台詞回しにしろカメラワークにしろ独特、というか作家性を強く感じたり。

2005/08/17(水) [n年前の日記]

#1 [vine][linux] 旧HDDから新HDDにあらかたコピーできた、ような気がする

cp -a 元のディレクトリ名 コピー先のディレクトリ名
でひたすらコピー。
cp -a /mnt/old_home/doremichan/public_html /home/doremichan
みたいな。ファイルが壊れてそうで怖いけど。

user ID、group ID を一致させたかったのだけど。Vine 3.1 は、cdwrite なる group が増えてるのね…。該当 group ID が使えなくなってしまった。
chown -R :hoge hoge_dir
で、所有者情報を変更。-R はディレクトリを再帰的に辿るオプション。

#2 [pc] サーバ機のケースの蓋を閉めた

排出ファンの風量が少なくなってしまった。空気を吸入する場所を作らないとダメか…。とはいえホコリが気になる…。前面はプラスチックケースで塞がれてるから吸入は難しいし。

安物ケースは蓋が閉まらない :

側版をつけようとして四苦八苦。ビクともしない。うーむ。

アロシステム販売 *1_スカイテック製造 の、SKII-200SWという型番のケースなのだけど。片方の側版の、本体に引っ掛かる部分が、数mmずれてるような。…工場の人は、まるで中国の自動車工場よろしく、トンカチでガンガン叩いて側板をつけて出荷したに違いない。

でもまあ安いから。

今のラインナップは、前後に12cmファンがついてる _SKII-201 なる型番らしく。やはり前面のプラスチックで吸入口を塞いだのがアレだったのか…。でも、 _SKII-180 とやらと中身はそっくりなのだけど。電源ボタンの形が違うだけ。

前面のPHONE端子やUSB端子が使えないのがもったいない :

添付のケーブルの先が、ジャンパー端子に挿すような端子なわけで。M/B上にその手の端子が無いと使えないのだろうな。

*1: アロシステム = パソコン工房なのね…。

#3 [vine] mtrr 関係を設定

どうせなら速いほうがいいし。

利用してるビデオカード MGA g200関係をメモ :

/var/log/Xorg.0.log から。
(--) MGA(0): Linear framebuffer at 0xE3000000
size は 0x800000 かしら。

lspci の出力結果。 _Xの描画を速くする というページを参考に。
# /sbin/lspci -v
00:00.0 Host bridge: Intel Corp. 440BX/ZX/DX - 82443BX/ZX/DX Host bridge (rev 02)
        Flags: bus master, medium devsel, latency 64
        Memory at e4000000 (32-bit, prefetchable) [size=64M]
        Capabilities: [a0] AGP version 1.0

00:01.0 PCI bridge: Intel Corp. 440BX/ZX/DX - 82443BX/ZX/DX AGP bridge (rev 02) (prog-if 00 [Normal decode])
        Flags: bus master, 66Mhz, medium devsel, latency 64
        Bus: primary=00, secondary=01, subordinate=01, sec-latency=64
        Memory behind bridge: e1800000-e2dfffff
        Prefetchable memory behind bridge: e2f00000-e3ffffff

00:04.0 ISA bridge: Intel Corp. 82371AB/EB/MB PIIX4 ISA (rev 02)
        Flags: bus master, medium devsel, latency 0

00:04.1 IDE interface: Intel Corp. 82371AB/EB/MB PIIX4 IDE (rev 01) (prog-if 80 [Master])
        Flags: bus master, medium devsel, latency 32
        I/O ports at d800 [size=16]

00:04.2 USB Controller: Intel Corp. 82371AB/EB/MB PIIX4 USB (rev 01) (prog-if 00 [UHCI])
        Flags: bus master, medium devsel, latency 32, IRQ 3
        I/O ports at d400 [size=32]

00:04.3 Bridge: Intel Corp. 82371AB/EB/MB PIIX4 ACPI (rev 02)
        Flags: medium devsel, IRQ 9

00:06.0 SCSI storage controller: Adaptec AHA-2940U2/U2W / 7890/7891
        Subsystem: Adaptec 2940U2W SCSI Controller
        Flags: bus master, medium devsel, latency 32, IRQ 3
        BIST result: 00
        I/O ports at d000 [disabled] [size=256]
        Memory at e1000000 (64-bit, non-prefetchable) [size=4K]
        Expansion ROM at <unassigned> [disabled] [size=128K]
        Capabilities: [dc] Power Management version 1

00:0a.0 Ethernet controller: Silicon Integrated Systems [SiS] SiS900 PCI Fast Ethernet (rev 02)
        Subsystem: Melco Inc: Unknown device 030e
        Flags: bus master, medium devsel, latency 32, IRQ 4
        I/O ports at b800 [size=256]
        Memory at e0800000 (32-bit, non-prefetchable) [size=4K]
        Expansion ROM at <unassigned> [disabled] [size=128K]
        Capabilities: [40] Power Management version 7

00:0b.0 Multimedia audio controller: Ensoniq ES1370 [AudioPCI] (rev 01)
        Subsystem: Unknown device 4942:4c4c
        Flags: bus master, slow devsel, latency 32, IRQ 10
        I/O ports at b400 [size=64]

01:00.0 VGA compatible controller: Matrox Graphics, Inc. MGA G200 AGP (rev 01) (prog-if 00 [VGA])
        Subsystem: Matrox Graphics, Inc. Millennium G200 AGP
        Flags: bus master, medium devsel, latency 64, IRQ 11
        Memory at e3000000 (32-bit, prefetchable) [size=16M]
        Memory at e2000000 (32-bit, non-prefetchable) [size=16K]
        Memory at e1800000 (32-bit, non-prefetchable) [size=8M]
        Expansion ROM at e2ff0000 [disabled] [size=64K]
        Capabilities: [dc] Power Management version 1
        Capabilities: [f0] AGP version 1.0

MTRRとやらを有効にしてみたつもり :

_ITmedia エンタープライズ : Linux Tips「MTRR機能を使ってXの描画を高速化させたい」
_X Window System の描画速度を改善する - MTRR の設定で、4倍程度にまで改善されます。
_X Window Systemの描画速度を改善する

上記ページを参考にして作業。どうせなら速いほうがいいし。

mtrr が使えるかどうか確認。
# cat /proc/cpuinfo
mtrr の文字が見えた。使えそう。

/proc/mtrr が存在するかどうか確認。
# ls /proc/mtrr

設定を書き込む。ビデオカードによって値は違う。
# echo "base=0xe3000000 size=0x800000 type=write-combining" > /proc/mtrr

/etc/lilo.conf に、
append="acpi=off resume2=swap:/dev/hda2 panic=10 video=vesa:ypan"
vga=794
こんな感じの記述を追加して、
# /sbin/lilo
でMBRに書き込み。

append="video:xxxx" は、バックスクロール用の設定らしい。append="video=vesa:ypan" と append="video=vesa:ywrap" の2つがあるのだとか。ypan は遅いけど互換性が高く、ywrap は速いけど動作が怪しい。らしい。

vga=794 は、1280x1024 16bit の指定。個人的に、1280x1024 は縦横比が他の画面モードと違うから好きじゃないんだけど。1400x1050 が指定できればなぁ…。

mtrr云々を、毎回起動時に設定するようにした。/etc/rc.d/rc.local の最後のあたりに、
if [ -f /proc/mtrr ]; then
    echo "base=0xe3000000 size=0x800000 type=write-combining" >| /proc/mtrr
fi
を追加。

_ちょっと気になるlilo.conf :

なんだか1400x1050 があるようにも見える。引用。
    # VESA mode crossreference (in hex):
    # Bits  640x480 800x600 1024x768 1280x1024 1600x1200 1400x1050
    # 8     101     103     105         107     11c
    # 15    110     113     116         119     11d
    # 16    111     114     117         11a     11e       142
    # 24    112     115     118         11b     11f       143
vga = 0x343
    # vga = normal, or 0x200+VESA mode number
    # Make sure you compiled VESA framebuffer into the kernel!
    # Kernel stanzas can have 'append = "video=vesa:ypan"' but
    # this appears to be broken at the moment.
上の表に、0x200 を加算したものを指定しろ、と書いてある?

試しに、0x343 = 835 を指定してみた。

ダメだった。やっぱり無いんだな。

_@IT:コンソールを高解像度で表示するには(LILO編) を参考に、vga=791 と vga=775 を指定。
771     800x600     256色
773     1024x768    256色
775     1280x1024   256色

788     800x600     6万5000色
791     1024x768    6万5000色
794     1280x1024   6万5000色

789     800x600     1600万色
792     1024x768    1600万色
795     1280x1024   1600万色

"video=vesa:ypan" を設定すると逆スクロールが異様に遅くなるなぁ :

該当部分だけ、/etc/lilo.conf から削除してみた。…スクロールが速くなった。

結局のところ、mtrr 関連を /etc/rc.d/rc.local に書き込んだだけ、という話になってしまった。

#4 [pc] _モニタの縦横比話 - 1280x1024 の時だけ変

_解像度 - 中堅モデルユーザの場合は85dpiが多い
_モニタ調整用画像 - 縦横比・明るさ〜コントラスト・グレーバランス

1280x1024 の時のCRT表示サイズ調整方法が知りたいのだけど…。

とりあえず、適当に調整してみる。
  1. グラフィックツールで縦横同じドット数の新規画像を作成。
  2. CRT自体の機能で、1280x1024の画面を、CRTの表示面全体にフィットさせる。
  3. 作成した新規画像を表示しながら定規をあてる。
  4. 縦の長さと横の長さが等しくなるよう、CRT表示の横幅を小さく調整していく。
これで合ってる?

後になって同じ作業をするのは面倒。CRTの外枠に _メンディングテープ を貼って、油性マジックで印をつけておいた。

#5 [vine] 各種サーバを設定

とりあえず、 まで設定。

_ファイル・ディレクトリへのリンク ln :

ln -s /home/bkup/old /old
みたいな。作業をしやすくするために。

ntpdを設定 :

_Vine Linux のインストールと設定 - NTPD の設定

今まではこんな感じの ntp.conf だった。
server ntp1.plala.or.jp
server ntp2.plala.or.jp
server ntp1.jst.mfeed.ad.jp
server ntp2.jst.mfeed.ad.jp
server ntp3.jst.mfeed.ad.jp

#server clock.nc.fukuoka-u.ac.jp
#server clock.tl.fukuoka-u.ac.jp

restrict default noquery notrust nomodify
restrict 127.0.0.1
restrict 192.168.1.0 mask 255.255.255.0

# fudge 127.127.1.0 stratum 3
# server 127.127.1.0

driftfile /etc/ntp.drift
logfile /var/log/ntp.log
_昔のメモ を参考にしつつ作業。

_NTP,時刻同期サーバー設定方法 というページに、restrict の意味が書いてあった。アクセス制御だったのか…。

結局、/etc/ntp.conf はこんな感じに。
#restrict default noquery notrust nomodify
#restrict 127.0.0.1
#restrict 192.168.1.0 mask 255.255.255.0

server ntp1.plala.or.jp
server ntp2.plala.or.jp
server ntp1.jst.mfeed.ad.jp
server ntp2.jst.mfeed.ad.jp
server ntp3.jst.mfeed.ad.jp

# server clock.nc.fukuoka-u.ac.jp
# server clock.tl.fukuoka-u.ac.jp

server 127.127.1.0
fudge  127.127.1.0 stratum 10

driftfile /etc/ntp.drift
logfile /var/log/ntp.log
restrict を指定すると ntpq -p の結果がなんだか変で…。

/etc/httpd/conf/httpd.confを修正 :

/etc/rc.d/init/httpd stop
で止めてから。emacs で昔の httpd.conf と現在の httpd.conf を開いて、M-x compare-window で比較しながら修正。

mod_gzip の設定で悩む。 _2003/05/12の日記 や、 _ITmedia : Linux Tips「Apacheにmod_gzipを組み込んで帯域を節約したい」 を参考にしながら作業。

httpd.conf の一番下に、/etc/httpd/conf.d/*.conf を include するような設定があった。もしかしてそちらに書いておけば、一々毎回 httpd.conf を修正しなくても済むのかしら。

mgstat もインストール。 _2004/05/25の日記 を参考にしつつ。…む。./configure を実行したら、GDライブラリが無いと言われた。apt-get で perl-GD、gd-devel、libpng-devel を入れてみた。… libpng-devel が関係してたみたい。

/etc/proftpd.conf を設定 :

相変わらず DisplayLogin と DisplayQuit の設定に関する動作が怪しい。特に DisplayQuit。表示されない場面が多いような。

とりあえず、anonymous でログインできないところまでは確認。…「パスワードが間違ってる」と言われ続けるあたりがちょっとアレだけど。

sambaをインストール :

Vine 3.0 から標準で入らなくなった samba。なんだか色々と設定項目が変わってる。まず、設定ファイルの場所が違うし。/etc/samba/ 以下になったのだな。

SWAT もインストール。一応動いてるようには見える。/etc/hosts.deny に、
swat: all
を追加した後、/etc/hots.allow に、
swat: 127.0.0.1 192.168.1.12 192.168.1.16
といった感じで、利用できるPCのIPを追加。

_Winbind というのがちょっと気になる。便利なサービスらしいのだけど…何が便利なのかよく判ってない。WinNTでネットワークを構築してる人にとっては嬉しいのかしら。

smbclient の動作がなんだか変。WinXP 機に接続すらできない。
timeout connecting to 192.168.x.xx:445
といった表示になる。もしかして WinXP のファイアウォール設定が絡んでるのかしら。それとも自分、何か使い方を間違えてるのだろうか。

SCSI関連の初期化に時間がかかってたので無効に :

_LILOで複数のカーネルから1つを選択して起動するには

上記ページに、
initrd=/boot/initrd-2.4.3-12.img ←SCSIを使用しない場合は不要
とあったので、/etc/lilo.conf 中の該当行を「#」をつけてコメントアウトしてみた。…SCSI関連の初期化がされなくなって起動が速くなった。

_inittab の修正 :

たしかにコンソールの仮想画面はあまり使ったことがない…。参考にさせてもらって、自分も無効に。/etc/inittab 中の該当部分をコメントアウト。かつ、一部追加。
# Run gettys in standard runlevels
1:2345:respawn:/sbin/mingetty tty1 --noclear
2:2345:respawn:/sbin/mingetty tty2
3:2345:respawn:/sbin/mingetty tty3
# 4:2345:respawn:/sbin/mingetty tty4
# 5:2345:respawn:/sbin/mingetty tty5
# 6:2345:respawn:/sbin/mingetty tty6

_@IT:ディスクのアクセス速度を上げるには :

#6 [vine][linux] Postfix と POP before SMTP を使えるように

_Vine 3.1 - Postfix の設定
_Vine3.0でPOP Before SMTP
_PostfixとAPOP,POP before SMTP
_POP before SMTP の設定(Googleキャッシュ)

参考にしつつ自分も設定。

パッケージ取得。
# apt-get update
# apt-get install postfix dracd db4 db4-devel db4-utils pam-devel gdbm-devel

portmap を有効に。
# /etc/init.d/portmap start
# chkconfig portmap on

drac を設定。
# cat /etc/mail/dracd.allow
「255.255.255.255 127.0.0.1」の1行だけ記述があるか確認。件の記述で drac の利用はlocalhostのみ許される、らしい。

drac のデータベースを消去する期間を設定。
# vi /usr/sbin/rc.dracd
以下に修正。
/usr/sbin/rpc.dracd -e 3 &
ウルトラマンのカラータイマーに習う。<3分間のみ有効に。

drac を有効に。
# /etc/init.d/dracd start
# chkconfig dracd on

で。ここから先が、ちょっとよくわからなかったり。

qpopperの再構築が必要らしいのだが :

Vine の FTPサイトから SRPM を取得して再構築する方向で作業。 _「8.4. ソースパッケージからバイナリパッケージを再構築(rebuild)する。」 を参考に。下準備として、root で build-essential をインストール。
# apt-get install build-essential
…既に最新版が入ってた。後は一般ユーザになって作業。

なのだけど。「一般ユーザのホームディレクトリにある ~/rpm/ を使え」とマニュアルには書いてあるものの。どこに *.src.rpm を入れたらいいのかわからん…。

_Vine Linux 3.1で電源が切れない場合の対処 というページに情報があった。~/rpm/SRPMS/ に保存するらしい。
$ cd ~/rpm/SRPMS/
$ apt-get source qpopper

qpopperのSRPMをインストール。
$ su
# rpm -ivh qpopper-x.x.x-0vlx.src.rpm

SPECファイルを修正する。…これは一般ユーザで作業しちゃっていいのだろうか。ちと怪しいけど。
$ cd ~/rpm/SPECS/
$ vi qpopper.spec

で、肝心の、qpopper.spec の修正箇所は…なんだか色々なパターンがあるらしく。
(%buildセクションに追加)
--prefix=/usr \
--enable-bulletins=/var/spool/mail/bulletins \
--enable-specialauth \
--with-pam=qpopper \
--with-popuid=pop \
--enable-apop=/etc/pop.auth \
--enable-drac

(%preセクションのuseraddにオプションを追加)
/usr/sbin/useradd -M -g pop pop -c "Pop Account" -d /dev/null -s /dev/false
 (%buildセクションに追加)
--prefix=/usr \
--enable-bulletins=/var/spool/mail/bulletins \
--enable-specialauth \
--with-pam=qpopper \
--with-popuid=pop \
--enable-apop=/etc/pop.auth \
--enable-drac    (←これ)

(%preセクションのuseraddにオプションを追加)
/usr/sbin/useradd -M -g pop pop -c "Pop Account" -d /dev/null -s /dev/null
$ ./configure \
--prefix=/usr \
--mandir=/usr/share/man \
--enable-bulletins=/var/spool/mail/bulletins \
--with-popuid=pop \
--enable-drac
$ make

$ su
# /usr/sbin/groupadd -g 110 pop
# /usr/sbin/useradd -c "Pop Account" -u 110 -g 110 -s /bin/false -r -d /var/spool/mail pop
$ ./configure \
--prefix=/usr \
--mandir=/usr/share/man \
--enable-bulletins=/var/spool/mail/bulletins \
--enable-specialauth \
--with-pam=qpopper \
--with-popuid=pop \
--enable-apop=/etc/pop.auth \
--enable-drac
$ make

$ su
# /usr/sbin/groupadd -g 110 pop
# /usr/sbin/useradd -c "Pop Account" -u 110 -g 110 -s /bin/false -r -d /var/spool/mail pop

要するに…
%buildセクションに
--enable-drac
を追加。(前の行の最後に \ をつけること)
…して。
-c "Pop Account"
ユーザコメントを、"Pop Account" に。
-u 110
user ID を 110 に。
-g 110
group ID を 110 に。
-s /bin/false
shell を /bin/false に。
-r
システムアカウントで。
-d /var/spool/mail
ホームディレクトリを /var/spool/mail に。
pop
pop という名前のユーザを。
作成する、という感じなのかしら。ただ、-M オプションがわからんけど。

とりあえず、あらかじめ group を作成してみたり。
# /usr/sbin/groupadd -g 110 pop
で、SPECファイルの %pre セクションは下のような感じに。
%pre
# Add the "pop" user
/usr/sbin/useradd -c "Pop Account" -u 110 -g 110 \
    -s /bin/false -r -d /var/spool/mail pop 2> /dev/null || :
exit 0
こんな感じでどうだらう。

RPM作成。
$ rpm -ba qpopper.spec
$ cd ~/rpm/RPMS/i386/

qpopperをupdate。
# su
# rpm -Uvh qpopper-x.x.x-0vlxdrac.i386.rpm 
で、いいのかしら?

inetd設定とpam設定 :

pam設定ってのがよくわからないけど。

inetd設定。以下のファイルに以下を追加、というかコメントアウトを外す。
# vi /etc/inetd.conf

pop-3   stream  tcp     nowait  root    /usr/sbin/tcpd  in.qpopper

以下のファイルに以下を追加。
# vi /etc/hosts.allow

in.qpopper: all

inetデーモン再起動。
# /etc/init.d/inet restart

pamの設定。
# vi /etc/pam.d/qpopper

#%PAM-1.0
auth       required     /lib/security/pam_pwdb.so shadow
account    required     /lib/security/pam_pwdb.so
既に書いてあった。

/etc/postfix/main.cf を修正 :

ちょっとよくわからないのが、
mydestination = $myhostname, localhost.$mydomain $mydomain
という記述。「,」は要らんのだろうか。それと、
mynetworks = 192.168.1.0/24, 127.0.0.0/8 check_client_access btree:/etc/mail/dracd
という記述はOKなのだろうか。 _Postfix on TurboLinux 8 - Planet Works というページに似たような記述があったから大丈夫かしら。

動作確認 :

Win上からサーバへPOP認証後、サーバ側で次のように打って確認。
# db_dump -p /etc/mail/dracd.db
下のような表示になればOK。
VERSION=3
format=print
type=btree
HEADER=END
192.168.1.26 ← クライアントのIP
1097475530 ← 色々変わる
DATA=END

5分後、再度確認。
# db_dump -p /etc/mail/dracd.db
IPが消えてればOK。

IPが消えてる状態でいきなりメール送信しようとしても拒否される、はず。

って、送ることができてしまった。ダメじゃん。どうやら、
mynetworks = 192.168.1.0/24, 127.0.0.0/8 check_client_access btree:/etc/mail/dracd
がマズイらしい。
mynetworks = 127.0.0.0/8 check_client_access btree:/etc/mail/dracd
なら、なんとか。つまり前者は 192.168.1.x から送られると問答無用で送れてしまうということかしら。

_Postfix エラー発生時の確認方法 :

# postfix check
で、設定ミスが判るらしい。

_本稼動しだしたら必ず設定を 550 に変更 :

/etc/postfix/main.cf の
unknown_local_recipient_reject_code = 450
を 550 にしておく、らしい。

#7 [vine][linux] .screenrc を修正

screen を使ってるのか、使ってないのかをうっかり忘れて、作業していてどうにも混乱する。修正しないと。

_.screenrc (2) - まちゅダイアリー :

_ただのにっき(2002-08-26) - screen
_おぼえがき - tips for GNU screen

自分も真似させてもらったり。
escape ^Tt
vbell on
vbell_msg "   Wuff  ----  Wuff!!  "
hardstatus alwayslastline "%w"
defscrollback 8192
defflow off
標準の C-a は行の先頭に飛ぶとき頻繁に使うので、C-t に割り当て。

vbell_msg が有効になってないのが不思議。画面全体がフラッシュする。hardstatus を使ってるからだろうか。「Wuff ---- Wuff!!」のメッセージが見たいのだけど…。

#8 [vine][linux] .emacs.my.el を変更

Vine の場合、~/.emacs.my.el に設定を書いておくと、各種アップグレードの際に設定ファイルが上書きされずに済むらしい。 ~/.emacs の中で ~/.emacs.el を呼んでいて、さらにその中で ~/.emacs.my.el を呼んでる模様。

別ウインドウにカーソルを移動させる際、C-x o を打つのが面倒なので、
(global-set-key [home] 'other-window)
を記述して、home キーで移動できるようにした。つもりが。なんだか変な動作。コンソールで使う分には有効になってるように見えるけど、putty経由で使ったときは有効になったりならなかったり。謎。

#9 [vine][linux] Caps Lock を Ctrl キーとして使いたいのだけど

「入れ替え」じゃなくて、「Caps Lock」も「Ctrl」も、「Ctrl」として使いたいのでありますが。X じゃなくて、コンソールで。

_コンソールで[Ctrl]と[Caps Lock]キーを入れ替えるには :

_起動時のコンソールのキー配列を変更するには
_linux-keyassign-pseudoHOWTO

解凍して書き換えないとダメか…。
# cd ~
# mkdir tmp # cd tmp # cp /usr/lib/kbd/keymaps/i386/qwerty/jp106_Ctrl_CAPS.kmap.gz . # gzip -d jp106_Ctrl_CAPS.kmap.gz
cat jp106_Ctrl_CAPS.kmap してみたら、中身はこんな感じだった。
# jp106_Ctrl_CAPS.kmap

include "jp106.kmap"

keycode  29 = Caps_Lock
keycode  58 = Control

# EOF
Caps_Lock を設定してるところをコメントアウト。
# keycode  29 = Caps_Lock
リネームして圧縮。キーマップが色々入ってるところにコピー。
# mv jp106_Ctrl_CAPS.kmap jp106_NOCAPS.kmap
# cp jp106_NOCAPS.kmap.gz /usr/lib/kbd/keymaps/i386/qwerty/
キーボード設定を変更。
# kbdconfig
「jp106_NOCAPS」がリストの中に見える。変更してみた。上手くいったように見える。

#10 [vine][linux] _動的WEB ( PHP ) - 自宅サーバーの構築 - 自宅サーバーでやってみよう!!

後で設定しなきゃいけないのでメモ。

#11 [nitijyou] PCデスクの上の蛍光灯の向きと位置を変更

蛍光灯を交換するついでに、向きと位置を変更。なんだか違和感が。

2004/08/17(火) [n年前の日記]

#1 [web] _パロディー新聞『オニオン』の記事を真に受ける人々(上)

こういう遊びが出来る人達を尊敬。頭が柔軟じゃないとできないもの。 _(via はてなダイアリー - YAMDAS現更新履歴)

#2 [web] _ツレに来たスパム:渡辺春香

_春香メール
_怪しいメール コレクション
ソーシャルSPAM、でしたっけか。最近はこんなに凝ってるのですか。なるほど。 _(via やじうまWatch)

余談。親父さんのところにも、この種のメールが来てたんですが、親父さんは2,3回返事を出してました(爆) …女性が顔写真を添付してる時点で、おかしいと何故気づかないのだろう。

しかし面白そうだな :

こういうの作ってたら楽しいだろうなー。

ちょっと待てよ :

そういや先日、女性らしき方から質問メールが着て、真面目に返信しちゃったけど。アレもspamだったのだろうか。なんだか不安になってきた… (;´Д`) *1

*1: その後返事が来なくなったから、違うか。

#3 [tv] _ジイジ〜孫といた夏〜 NHK月曜ドラマシリーズ

昨日見てたのに、書くの忘れてた。たまたまラストのあたりだけ見てたのだけど。孫に現状を告白させるまでの流れに、やられたーと思った。ああ、これならたしかにと、そう思わせる展開。子供を投げ飛ばし続けるところはドキドキした。この後どうするんだと。スゴイ。感心。脚本、誰? …野依美幸氏という方らしい。原作本があるわけではなく、オリジナル脚本とのこと。いやはや、参りました。 *1
*1: それとも、別のスタッフの案なのだろうか。いや、何にせよ、参った。

#4 [web] _ネット上において文章だけで伝わる感覚なんて、真意の1割にも満たない

ネット上において文章だけで伝わる感覚なんて、真意の1割にも満たないと考えています。だから身振り手振りや声のトーンが使える会話よりも、もっとくどく書かないと素ボケなのか計算ボケなのかは区別しにくいと思います。
肝に銘じたいと思いますた… orz

#5 [web] _垣間見える文部科学省関係者の著作権意識程度

憶測云々あたりの話の流れがよく判らない…俺は馬鹿なのか… orz _(via ネットワーク・セキュリティ・ニュース)

_リンクに許可は不要です :

で、いいんだよなぁ…とりあえず…

#6 [web] _技術系メーリングリストで質問するときのパターン・ランゲージ ―― 「問題の解決」から「情報の共有」に至るために

読みまする。勉強させていただきます。

_バグ報告ガイドライン :

読みまするよ。

_バグレポートガイドライン :

読むのであります。

#7 [web] _誤解を招く情報の臭いは売上を減らす

「臭い」とは、また上手い表現だなと感心。とりあえず、ここ数日、もやもや考えてたのは、こういうノウハウの話なんだろうなぁ。でも、自分には中身が高度過ぎまして。ふにゅう。

#8 [pc] _趣味で作られたシステムって一番たちが悪いです

Myハートに痛恨の一撃。やべー。自分もドキュメント書かないと。

#9 [jiji] _あとは「田村亮子に戻っても金」だけですね。

ワラタ。 _(via パソコン遊戯)

#10 [digital] _コントラスト比40000:1のハイダイナミックレンジディスプレイ

SUGEEEEE! この手があったか…。 _(via Diary | extra + ordinary)

#11 [zatta] _仮装大賞のピンポンの人協力のCM

SUGEEEEE! と思ったけど編集された分凄さが弱まった気も。 _(via void GraphicWizardsLair( void ); //)

#12 [zatta] _熱狂的 浜崎あゆみファンの車

SUGEEEEE! 変形してロボットになりそうですよ。 _(via ふが日記・T(2004-08-17))

浜崎あゆみって :

こういう客層に受けてる人だったのか。興味なかったんで全然知らなかった。

こういう車って売ってるのかしらん :

同じパーツ構成・デザインの車があるようだし。自分で独自に改造したなら、立体的には、個性溢れるデザインになりそうな。でも、そうはなってない。ということは、メーカからこういう車が売ってるか、オプションパーツが販売されてるか、もしくは同じような形に改造してくれるサービスがある、ということなのかな。

#13 [pc] _ペーパークラフト:懐かしいパソコン MZ-80

ふああっ…イイ…イイ… (´▽`) _(via hard で loxse な 日々)

MZ-80あたりのデザインは好き :

CRTとデータレコーダとキーボードが一つになったデザイン。いいなぁ。K2Eとか1200も好き。なにかこう、憧れがある。ちょうどその頃、「マイコン、 *1 欲しいなぁ。欲しいなぁ」と涎を垂らしながら広告を眺めてたからなのですが。

PC-8001、6001、8801は、街の電器屋さんで触れていたから、それほど魅力的でもなかった。MZシリーズは、当時の須賀川市では影も形もなかったので、そちらのほうが気になる存在でした。 *2

*1: 「パソコン」じゃない。「マイコン」。
*2: あ。一軒だけ、MZ-80Bを置いてた店があったか。でも、いかにも自営業てな感じの小さい店舗だったので、とても触らせてもらえる雰囲気じゃなかった。店の外から、「気になるなぁ。触りたいなぁ。でも、ダメだろうなぁ…」といつも眺めてました。ガラスケースの中のトランペットを見つめる黒人少年のように。

#14 _最近の少女マンガでいえば犬夜叉か

2004/08/10 の、『「冬のソナタ」 の 「ソナタ」 とは何か』の一文に駄反応。 *1

「犬夜叉」って少女漫画だったのか…。いや、言われてみればそんな気もしてきた。掲載誌が、「少年○○○○」だからといって、掲載された作品自体が、実質的には必ずしも少年漫画に分類されるべき内容であるとは限らない、ということなのかな。そのあたりの境界線は、昨今、非常に曖昧になってきてるのだろうなと想像。しかし、その考えでいくと、「聖闘士星矢」「キャプテン翼」も少女漫画になるのであろうか。…それはそれで、興味深い話かも。

ちなみに記事全体(「ソナタ」云々)も、非常に興味深い内容。言われてみれば、「ソナタ」は何なのか、気にしたこともなかった。もし、「ソナタ」以外の言葉で置き換えられていたら、異なるイメージで受け止められて、ここまで話題にはならなかったのかもしれないなぁ。

ふと。「ソナタ」じゃなくて「そなた」だったら面白そうだなと。「そ、そなた、何者だ!」「フフフ…サンヒョク…私の顔を見忘れたか…」「! まさか…ジュンサン!?」…ある冬の日の出来事であった。<一体どんなドラマですか。 *2

_大阪人民共和国(2004/08/09の項) :

こちらの記事も、非常に興味深い。敗戦により、仮に日本が、東日本・西日本に分割された場合。その後、語学(?)的には、どのように変化していくかという考察。なるほどなぁ。こういう、「if」の話は、面白いであります。

*1: これで使い方はあってるのかしら… >「駄反応」
*2: 本編を見たことが無いので、そう _呼び合う のか知りませんが。

#15 [web] _世界各国のTVゲームCM 1635本

_FF X-2 のCM がなんだかカッコイイなと思ったのでメモ。

2003/08/17() [n年前の日記]

#1 [pc][web] 直接サーバにログインしてコレを打ってたり

もっと良い方法がありそうな気もしつつ…。しかしemacsだとBackspaceやDeleteがCtrl+HやCtrl+Dでなんだか面倒臭いです。でも、このキー設定に慣れないとUnix文化圏の人間にはなれないに違いない。きっとそういうもんなんだ。…手がつってきましたよ。

#2 [pc] Maxtor DiamondMax Plus 9 80G を繋いでチェックしてみたけど

とりあえず 440BX M/B の MSI MS-6163 でも認識できた。BIOSレベルでも、ちゃんと80GBのHDDとして認識されてる。初期不良も避けられたみたい。PowerMaxでFullCheckした限りエラーは出なかったし、Win98のFdisk、Format、Scandisk をしても何ら問題はなかった。 *1 ただ、Scandiskを全ドライブに対して行ったらほぼ一日かかってウンザリ。昨日の夜から初めて今日の夜に終るとは…。
*1: 一応、Fdiskは大容量に対応してるはずのモノを使ったし、パーティションはどれも32GB以下にしてあるせいか、Scandiskもエラーは出なかった。

#3 [pc][win98] Win98をインストール中なのだけど

BIOS設定のせいかACPIモードでインストールされてしまった。自動で電源が切れない。トホホ。それとは別に、G400のドライバのインストール時にもエラーが出たし、YMF724ドライバのインストール時にはフリーズするし。再インストールするか…。 *1
*1: レジストリをいじればAPMモードに出来るみたいだけど、念の為に再インストールしたほうがいいんだろうな。

#4 [pc] Thinpad760ELのキーボード

本格的にマズイなぁ。妙に硬くてミスタイプしまくり。何か吹きかけないとダメか。

#5 [pc][linux] かんなの使い方がわからん

変換範囲を広げたり狭めたりするのはどうすればいいんだ。IME98のつもりで打ってると大変な事に。

ちょっと調べてみた。メモ。
起動 : Ctrl+o
変換範囲の拡大、縮小 : Ctrl+o Ctrl+i
カタカナやアルファベットに変換 : Ctrl+p Ctrl+n
カーソル移動 : Ctrl+f Ctrl+b
…これだけ覚えてれば大丈夫そうかな…。ちなみに「…」は「さんてん」で変換できるみたい、と。

2002/08/17() [n年前の日記]

#1 雷とセンチ

雷が鳴ってる間、PCを操作するのは怖いので、
先日の配線見直しの際、たまたま発掘したSEGA SATURNで、
センチメンタル・グラフィティをプレイしてるのです。
このゲーム、OP見て、笑って、それっきりだったんですよ(爆)

(コレ、貰い物か借り物だったような気もするんだけど…
借り物だったらどうしよう。誰に返したらいいのか覚えてない…
ていうか今頃返されても困るんじゃないのか…?)

一人クリアしてしまいましたよ。
つまり、時間的には、日々それだけ雷が鳴ってるわけですな… (;´д⊂

二人目に挑戦する気力はないです。
なんだかこのゲーム、違う「せつなさ」を感じてしまう…

2001/08/17(金) [n年前の日記]

#1 ソフト売り場とノワール

弟が、探したいモノがある、とのことで、近場の関連の店まで車を走らせてきました。

シーガル(ソフト中古屋さん)、ヤマダ電機、ベスト電器、ヨドバシカメラ、J-ZONEを回ったんですが。
ショックだったのは、ヤマダ電機のアダルトソフト売り場が消滅してたこと。
やっぱり家族連れのお客さんが多いからかな。
小さい子供なんかがうっかり紛れこんで「パパ〜これなあに?」とか純真な目で言われちゃうとヤバイ、とか。
そういやヨドバシも、まるで隠れるかのように、その手のソフトを一般ソフトの陳列と分離してあったっけ。
そういう時代が近づいてきているのですね <どういう時代やねん

結局お目当てのモノは見つからず。残念。


弟がレンタルしてきた「ノワール」というアニメのDVDを見せてもらいました。
…なんか先日プレイした某ゲームと類似点が…
今流行ってるんですかね、こういうの。
やはり、オイラが知らないだけで、どこかにメジャーな元ネタがあるんだろうな。

「ノワール」内の描写と、某ゲームにおける文章だけの表現を比べ、文章のみで表現することの便利さを痛感。
映像にする場合、中途半端・感覚のみに頼った描写じゃ説得力が出ない。難しいですね。

2000/08/17(木) [n年前の日記]

#1 ふれあいロード

結局2時間くらいしか寝てないや。

自動車学校へ行った帰り。
調子に乗って近所のサイクリング道「ふれあいロード」を自転車で爆走。
最初のうちはまともな道だったのですが…
途中から洪水の被害なのか、道は崩壊して池となり、周りは草ぼうぼう。
どのへんが「ふれあい〜」なんじゃー!!
個人的には道の端々に作られた、パンダやコアラの動物タイル絵が気になったり。
須賀川市に関係あるのか? >パンダとコアラ
わけわからん…

奥羽大学の記者会見を見て呆れてしまいました。
なんじゃありゃ。
福島県だなぁ…

同じニュース番組の中で、福島県の知事選候補へのインタビューがありまして。
なんか、立派な公共施設を作りますとか、そういう内容の発言が。
箱を揃えることにしか気を回してないのかな。
肝心の中身、人を育てる、ということには意識が回ってない感じ。
道理で奥羽大学のような事になるわけです。
福島県だなぁ…

なんて言える立場ではないですけどね。

それはそうとして。
コアラか…
コアラといえば「コアラのマーチ」。
マーチ…マチ…街?
「コアラの街」!? 新たな市街再開発計画!?
動物をテーマにした温和なイメージのタイル絵にそんな秘密の陰謀が隠されていたとは!! <無い無い

つか、どんな街やねん >コアラの街

1999/08/17(火) [n年前の日記]

#1 (NoTitle)というわけで帰ってき...

というわけで帰ってきました。正確には昨日のうちに帰ってきてはいたけど、思いの他疲れが残っていたようで帰ってきた途端コンコンと眠ってました。

行きはラッシュを心配したのですが問題ありませんでした。時間にもよるのでしょうがガラガラ。どちらかというと帰りのほうがしんどかったり。
会場、1/3しか回らず。想像以上の体力低下。途中から日陰でグッタリ。収穫ほとんど無し。というか少し回って見ただけでお腹一杯。皆さん上手すぎ。当方感覚麻痺です。CG集をいくつかGETしただけ。
新刊の売れ行き、惨敗です。今までで一番最悪。印刷されたものも想像してたより出来も悪く。ドットが潰れてる。線が汚い。ぎゃふん。最後の本なのに正直口惜しい。でもマジに「これは足を洗えとの神様の思召しなのかも」とも思ったりもして。
K社関係の知人達とは会えず。それがちょっと残念。もっともあの人込みでは。
飲み会では現役の漫研諸氏の学生ノリの飲みが見れてちょっと楽しかったり。話題の人とも初めて会えたし。その後の飲みでは、色んな業界の話も聞けて勉強になりました。
ホテルで一泊し次の日アキバを少しだけウロウロ。短めのモニタケーブルをGET。今それを使って表示してますが効果は無いみたい。残念。しかしアキバいいなあ。あそこを歩いてるとなんか幸せ。
ヲタですね。ハイ。

で、今日。
隣りの市のヤマダ電機でとうとうintuosをGET。i-600、USB。これでタブレットでもさらなるペンタッチが…。ウソ。ダメでした。なんだかポインタが今まで使っていた UD-608-II に比べてやたらに揺れまくり。モニタから離すと多少マシになりますが、それでも揺れる。USBだから? 電流が足りてないのかも。素直にシリアルにすべきだったか。失敗。USBハブ(しかも電源別タイプ)でも買ってきてみようか…ってそれでは余計に出費が。トホホ。確かにちょっとの力で線が引けるのは、グー。当方筆圧が弱いので、今までほとんど筆圧を活用できてなかったのです。しかしなんかマシンの動作も重くなった気が。トホホ。スキャナ買った方が良かったかな。

1998/08/17(月) [n年前の日記]

#1 (NoTitle)思っていたより早く、...


思っていたより早く、皆に知られてしまいました。
精神的に弱くて隠しとおせなかったのでした。
崩壊。全て私のせい。皆ゴメン。
非難。同じ情景の再現。それは私がしていたこと。
そしてたぶん次の世代でも同じように。
知る人は消えていくし。
これってひょっとして無限ループってヤツ?
こうしてずっと消耗していくのかな。
明日、誰からも許されないほどの罪悪を私が作るのです。

今消えたら、少しは皆の状況が良くなるのかも、なんて少し考えてしまったりもして。
逃げちゃダメだ、とかつぶやいてみたりして。オレってバカ。


以上、27 日分です。

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