mieki256's diary



2007/08/17(金) [n年前の日記]

#1 [comic] 「ラブロマ」を読んだ

弟が持ってきたので、読んでみたり。

高校生カップルとその周辺の会話のやりとりをひたすら延々と描いてる作品なのだけど。面白かった。周辺キャラの持つ、本来であればドロドロしてしまうような感情や人格が、主人公カップルのオープン性?ポジティブ属性?によって撃破・粉砕され、ことごとく浄化されていく。素晴らしい。

#2 [comic] 「よつばと!」を読んだ

弟が持ってきたので(以下略。

幼児の「よつば」と、「とーちゃん」や、おとなりの3姉妹+友達とのやりとりを延々と描いている作品。面白かった。幼児の妙な言動が漫画的にデフォルメされて、面白さにつながっているような気がする。

設定的に、「となりのトトロ」や「Papa told me」を連想したり。「よつばと!」は、現代版の「となりのトトロ」なのか。あるいは、男性向け「Papa told me」か。ただ、それらの作品との違いがちと気になったりもして。父娘の血が繋がってなさそうな点や、「とーちゃん」に奥さんの影がまったく見えない点等々。もしかすると「とーちゃん」は、子供が居てもおかしくはない年齢になった男性オタクの感情移入を進めるべく設定されたキャラ、だったりするのだろうか。てなことをなんとなく。

「ラブロマ」も「よつばと!」もそうだけど、読んでいて、人間関係に起因するストレスがほとんど混入されてないあたりが気になったりもした。現実世界がどんどんギスギスしてきてるから、それらのギスギスが取り除かれた商品が受けるようになってきているのだろうか。 _「現実に満たされてない人ほどハッピーエンドの物語を好み、現実が満たされまくってて退屈で退屈でしょうがない人ほどアンハッピーエンドの物語を求める」 ということかしら。…いや。「よつばと!」はともかく、「ラブロマ」は、そんなに話題になってるわけでもないからアレだろうな。

妹も「よつばと!」を読んだのだが。 :

面白いとは思わなかったらしい。幼児のハイテンションぶりが鼻について今一つだったとかで。…てっきり、トラブルに巻き込まれた三姉妹に感情移入してしまったのではないかと予想したのだけど、そういうわけでもないらしく。単に、「語尾に『!』をつけて喋るキャラが大嫌い」との話で。なかなか難しい。

以上、1 日分です。

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