mieki256's diary



2007/08/13(月) [n年前の日記]

#1 [zatta] _ニコニコ動画(RC)‐宇宙から海までダイブする 下向き版

_ニコニコ動画(RC)‐宇宙から海までダイブする 上向き版

スペースシャトルの補助ブースタにつけられたカメラの映像、らしい。いやはや、凄い…。 _(via Twitter)

#2 [zatta] _そりゃ、どう思った?って聞いたら「リアルだ」「感動した」って言うよな。子どもだもん。

大体、子どもは昔々の物語なんかどうでもいいのだ。もっと世間や社会のことが知りたいのだ。小学生は中学校のことが知りたいし、中学生は高校のことが知りたいのだ。東京の同年代の生活が知りたいのだ。だのに国語の教科書も推薦図書も、こんなガキいねーよっていう、子どもの目から見てもオッサンの時代の子どもの話(しかも幻想、妄想)だろ、といったズレたものしかない。で、あるよ、君にぴったりなものが、といって実際に本を手渡してくれる大人がいないのだ。大概の大人は「大人が読ませたい本」しか与えない。実際に与える大人ならまだいい方だが、大体は知らないし、与えない。

良識ある大人は何も子どもが欲しいと思っているものを与えてくれない。子どもを使って商売をしようと思ってる大人だけが、欲しいものを与えてくれるのだ。代わりのものも与えられないくせに、罵倒して放っておいて大人面されれば、そりゃー大人ウゼエって話になるわな。

そりゃ、どう思った?って聞いたら「リアルだ」「感動した」って言うよな。子どもだもん。 より

なんだか納得。

#3 [anime] _『火垂るの墓』に対する米Amazonレビュー 低評価版

_ちょさかのひとりごと - 「火垂るの墓」に関する低い評価(米Amazon)
このレビューの指摘はもっともであるし、評者は正しくこの映画のテーマを読み取っている。しかし、それをもとに映画の評価を下げるのは間違っているのではないか。

なぜなら、この映画のパンフレット自体に、野坂昭如自身が、評者と同じことを述べているのだ。この映画は戦争を描いたものではあるが、同時に、若い無思慮な少年が自分自身のつまらない自尊心を原因に妹を死なせてしまったこともあからさまに描いた物語なのだ。

ちょさかのひとりごと より

うむ。

戦時中〜戦争直後を舞台にしてるから、うっかりすると反戦映画かなと思いこんでしまう人が多いのだけど。原作者も、監督も、反戦映画として作ったわけではなさげ…てのは関連文献を目にしたアニオタにしてみればもはや常識レベルの話だろうとは思うのだけど。いかんせん世間様ってのは、何せ「火垂るの墓」すら「宮崎アニメ」と称してしまうぐらいにいい加減(???)な人種なので、反戦映画として認知されちゃうのは仕方ないんだろうなと思ったりもして。まあ、そのほうが商業的メリットもあったりするんだろうな。

#4 [web] mixiの記事にYouTube動画が張り付けられるようになったらしいのだが

mixiの記事という、ネット上で誰もが見れるようになってないコンテンツ中から、YouTubeという、ネット上で誰もが見れるコンテンツを利用するということに、何か釈然としないものを感じたり。俺のものは俺のもの、お前のものは俺のもの、みたいな。なんだかそういう印象を。どうもしっくりこない。

_mixiがYouTubeと組む理由 - ITmedia News :

なるほど…。本来mixiの中だけで公開されるはずだった動画が、YouTube側で公開されて誰でも見れる状態になる、てな可能性もありえるのだな。見れる人を限定したいならmixi動画で、誰でも見てOKな動画ならYouTubeへ。今後は使い分けができるかもしれない、ということでもあるのか。

#5 [anime][neta] ハルヒとからきすたとかが面白いとかつまらないとか騒がれてるようなのだが

福島ではハルヒもらきすたも放映されてないので、祭に参加できないス。くやしいのう。くやしいのう。ギギギ。

もっとも、HDDレコーダに溜まった動画をなかなか消化できないので、これ以上アニメの本数が増えてもちょっと困るというか…。田舎の放映本数ですらこんな状態なんだから、もしも都市圏に住んでたらどうなっちゃうんだろう。

全然関係ないけど、福島ではEVAって放映されてたのかしら。 :

どうなんだろう。…ガンダムSEEDは福島でも放映されてたっけな。福島で育った人達は、ガンダムは知ってても、EVAは知らなかったりして。

上京して、娯楽コンテンツ制作を仕事にしようと思ってる福島県人は、都市圏で育った人間と話が合わないのではないか。作業をするにあたって下地になるであろう基礎知識の量がまったく違うだろうし。仮に、才を内包した作り手であっても、車輪の再発明ばかりしそうな予感。「こういうの考えたんですけど、これって新しくないスか?」「それ、○○でやってたよ」「…そうですか。○○って見たことないです…」みたいな。

要するに、電脳コイルがNHKで流れてくれたのは嬉しいなって話なのですが。<なんで突然そーゆー話に。

EVAと言えば、劇場版が作られてるらしいけど。 :

放映されてなかった地域にも見せることが容易になる、という点では良いことのように思えたり。TVシリーズの2クールを見せるってのは、時間的にちと厳しいように思うわけで。総集編の類は、極力存在してるほうがいい。と自分は思うのでありますが。でも、商売的には、どうなんだろうなぁ。赤字になるのでは作らないほうがいいということにもなりそうだし。いや、EVAは回収できるだろうけど。他作品においては色々と難しいのかもしれん。

なんだかとりとめのない話をダラダラ書いております。

#6 [anime][neta] 数日前に新房監督作品のOP映像をネットで目にしたのだけど

アニメって、凄いことになってるなと思った。なにげなくTVをつけたらああいう映像が流れてたりする ―― そんな地域で子供さんが育った場合、それはある種の英才教育かもしれんと思ったり。そういう場所で育った人達と、田舎者が、机を並べたら、田舎者はもはや何一つ勝負にならないであろう予感も。映像に対する感性が根本的な部分で異なるのではないかしら。

もっとも、昔に比べたら、田舎もはるかに状況は改善されてるわけで。レンタルビデオ屋さんに行けば、山のように映像コンテンツがあるし。…自分が子供のころは、そんなの無かったしなぁ。ビデオだって無かった・自由に使わせてもらえなかったから、銀河鉄道999劇場版が放映されたときなんかは、テープレコーダで音だけ録音して何度も聞いて頭の中で映像を浮かべて反芻を。って何の話だったか。閑話休題。DVDをレンタルするにもお金がかかる。子供のころは、家庭の経済的面が、それらコンテンツに触れられるか触れられないかを決めてしまう感も。田舎では、リッチな家に生まれた子供しかアニメオタクになれない、てな状況があったらどうしよう。

まあ、都市圏でも、おそらくは深夜アニメを子供がどれだけ見てるんだって話もありそうなんだけど。

本気で、映像コンテンツを輸出する国を作りたいなら、 :

小中学校の図書館に、せめてEVAのDVDを置いておくぐらいの気合いが必要だと思います。嘘です。

小中学校の図書館でアニメを見るなんて、許されるのかな。どうなんだろう。…黒澤映画なら大丈夫なのかな。んなわけないか。

日本国内で人気のある作品より、海外で人気のある作品を置いたほうが良さそうな。しかしそういう判断基準で作品を選んでしまうと、ポケモン映画がずらりと並ぶことに。何かが違う。

宿題で、映画を作るとか漫画を描くとか、そういうお題を出したほうがいいのかも。ってどんな教育なんだ。

学力低下がどうこう言われてるこの御時世に、そんなことしてる余裕はないですね。たぶん。

ふと思ったけど、OP映像だけ集めたDVD商品とかないのかな。 :

…商品になりえないか。あまり売れる予感がしない。

ダウンロード販売とかどうだろう。…容量的に難しいか。

#7 [zatta] 自分にできるかできないかを作品評価時の物差しとして持ってしまうと

何でも褒めることになってしまう、てな感じの罠が。ということで最近の自分の日記はとにかく褒めまくりの感想記事になりがちな印象もあるのですが。

想定する顧客層の視点を持ちつつも、実現できる可能性についても念頭に置いて、コンテンツを鑑賞するというのは、人によっては気疲れしそうな予感も。

以上、1 日分です。

過去ログ表示

Prev - 2007/08 - Next
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

カテゴリで表示

検索機能は Namazu for hns で提供されています。(詳細指定/ヘルプ


注意: 現在使用の日記自動生成システムは Version 2.19.6 です。
公開されている日記自動生成システムは Version 2.19.5 です。

Powered by hns-2.19.6, HyperNikkiSystem Project