2007/08/13(月) [n年前の日記]
#3 [anime] _『火垂るの墓』に対する米Amazonレビュー 低評価版
_ちょさかのひとりごと - 「火垂るの墓」に関する低い評価(米Amazon)
戦時中〜戦争直後を舞台にしてるから、うっかりすると反戦映画かなと思いこんでしまう人が多いのだけど。原作者も、監督も、反戦映画として作ったわけではなさげ…てのは関連文献を目にしたアニオタにしてみればもはや常識レベルの話だろうとは思うのだけど。いかんせん世間様ってのは、何せ「火垂るの墓」すら「宮崎アニメ」と称してしまうぐらいにいい加減(???)な人種なので、反戦映画として認知されちゃうのは仕方ないんだろうなと思ったりもして。まあ、そのほうが商業的メリットもあったりするんだろうな。
このレビューの指摘はもっともであるし、評者は正しくこの映画のテーマを読み取っている。しかし、それをもとに映画の評価を下げるのは間違っているのではないか。うむ。
なぜなら、この映画のパンフレット自体に、野坂昭如自身が、評者と同じことを述べているのだ。この映画は戦争を描いたものではあるが、同時に、若い無思慮な少年が自分自身のつまらない自尊心を原因に妹を死なせてしまったこともあからさまに描いた物語なのだ。ちょさかのひとりごと より
戦時中〜戦争直後を舞台にしてるから、うっかりすると反戦映画かなと思いこんでしまう人が多いのだけど。原作者も、監督も、反戦映画として作ったわけではなさげ…てのは関連文献を目にしたアニオタにしてみればもはや常識レベルの話だろうとは思うのだけど。いかんせん世間様ってのは、何せ「火垂るの墓」すら「宮崎アニメ」と称してしまうぐらいにいい加減(???)な人種なので、反戦映画として認知されちゃうのは仕方ないんだろうなと思ったりもして。まあ、そのほうが商業的メリットもあったりするんだろうな。
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以上です。