2012/06/16(土) [n年前の日記]
#3 [anime] アキバレンジャー最終回1話前を鑑賞
凄い作品になってきた、ような気がする。
レッドおじさんが「話のカラクリ」に気付いたあたりで、こちらも「まさか…そんなバカな…」と思ってしまった。そんな展開アリなのか。許されるのか。できるのか。ドキドキしてきた。
そして、おじさんが「アレ」を「ふぬっ」と止めた瞬間、自分の中で何か衝撃が走ったり。ちょっ…えっ…? おじさん! 何止めてんの! ええー、マジかよウソだろ。あああー、この番組、やった。やっちまった。とうとうここまでイッた! 自分は今、とんでもない番組を目撃してる! ヤバイ。この番組チョーヤバイ! みたいな。
しかも、「仮に、 番組外現実と呼ぼう」なんて台詞まで出てきて、またビックリ。マズイぞ。このキャラ達、こっちの存在に気付き始めたぞ。なんかこっちがピンチかも! いや、それはないけど! 一瞬そこまで考えてしまうぐらいにウケてしまったり。
自分が無知なだけで、こういう作りは今までも多々あったのかもしれない。少なくともアニメでは、こういう設定の作品があったことを知っている。でも、こんな作りの特撮ヒーロー番組を、自分は生まれてこのかた見た記憶が無い。見てるのかもしれないけど覚えてない。自分にとって、この作品は、このジャンルに限って言えばという制限付きなれど、初めての「体験」を味わっている、そんな気もする。
正直、実写を侮ってた。子供向けという枷がついて回ることが多い、この手のジャンルにおいて、こんな作りは許されない、絶対に作れないだろうと思い込んでた。でも、できるんだな…。企画の動かし方によっては、不可能ではなかったのだな。プロデューサーさん、凄い。いや、映像として実現してみせたスタッフも凄い。枷を外せば、このスタッフは、こんなにも大きく翼を広げて、高みへと飛翔することができたのか…。なんだかんだで満身創痍だろうに、指をグッと立てて、「ちょっとした冒険だぜ!」とキラリと笑ってるスタッフの姿が脳裏に浮かんだ。この人達、カッコ良過ぎ。ますます惚れた。惚れ直した。…てな勝手な妄想すら湧いてしまったりもして。
とにかく、アレを止めたシーンが強く印象に残った。自分の脳内では、あのシーンが、シルバー仮面の卒塔婆攻撃と同じ棚に置かれた気がする。どちらも別におかしなことをしているわけではない。彼等は必然性があって、その行動を取ったに過ぎない。でも、明らかに何かがおかしい。そんなレベルに達してたように思う。…まさか平成になって、そんな名(迷)シーンを拝むことができるとは思ってなかった。ありがたや。
この作品は素晴らしい。もちろん、公認様あっての非公認だけど、非公認と銘打ったからには、ここまでやるぜ、てなスピリッツをビンビンに感じる。実に素晴らしい。
しかし、これは「良い子」には見せられない…。
なんだかそのへんも含めて、アキバ文化と共通する何かを感じたり。おちゃらけたタイトルと思ってたけど、実は深いんだな…。ってホントかな。
レッドおじさんが「話のカラクリ」に気付いたあたりで、こちらも「まさか…そんなバカな…」と思ってしまった。そんな展開アリなのか。許されるのか。できるのか。ドキドキしてきた。
そして、おじさんが「アレ」を「ふぬっ」と止めた瞬間、自分の中で何か衝撃が走ったり。ちょっ…えっ…? おじさん! 何止めてんの! ええー、マジかよウソだろ。あああー、この番組、やった。やっちまった。とうとうここまでイッた! 自分は今、とんでもない番組を目撃してる! ヤバイ。この番組チョーヤバイ! みたいな。
しかも、「仮に、 番組外現実と呼ぼう」なんて台詞まで出てきて、またビックリ。マズイぞ。このキャラ達、こっちの存在に気付き始めたぞ。なんかこっちがピンチかも! いや、それはないけど! 一瞬そこまで考えてしまうぐらいにウケてしまったり。
自分が無知なだけで、こういう作りは今までも多々あったのかもしれない。少なくともアニメでは、こういう設定の作品があったことを知っている。でも、こんな作りの特撮ヒーロー番組を、自分は生まれてこのかた見た記憶が無い。見てるのかもしれないけど覚えてない。自分にとって、この作品は、このジャンルに限って言えばという制限付きなれど、初めての「体験」を味わっている、そんな気もする。
正直、実写を侮ってた。子供向けという枷がついて回ることが多い、この手のジャンルにおいて、こんな作りは許されない、絶対に作れないだろうと思い込んでた。でも、できるんだな…。企画の動かし方によっては、不可能ではなかったのだな。プロデューサーさん、凄い。いや、映像として実現してみせたスタッフも凄い。枷を外せば、このスタッフは、こんなにも大きく翼を広げて、高みへと飛翔することができたのか…。なんだかんだで満身創痍だろうに、指をグッと立てて、「ちょっとした冒険だぜ!」とキラリと笑ってるスタッフの姿が脳裏に浮かんだ。この人達、カッコ良過ぎ。ますます惚れた。惚れ直した。…てな勝手な妄想すら湧いてしまったりもして。
とにかく、アレを止めたシーンが強く印象に残った。自分の脳内では、あのシーンが、シルバー仮面の卒塔婆攻撃と同じ棚に置かれた気がする。どちらも別におかしなことをしているわけではない。彼等は必然性があって、その行動を取ったに過ぎない。でも、明らかに何かがおかしい。そんなレベルに達してたように思う。…まさか平成になって、そんな名(迷)シーンを拝むことができるとは思ってなかった。ありがたや。
この作品は素晴らしい。もちろん、公認様あっての非公認だけど、非公認と銘打ったからには、ここまでやるぜ、てなスピリッツをビンビンに感じる。実に素晴らしい。
しかし、これは「良い子」には見せられない…。
- 公認様のイメージを現在せっせと構築中の小さい「良い子」には、イメージ構築の上で悪影響を与えるし。
- ヒーローモノはこうあるべき、ソレ以外は邪道、と強固に思い込んでる大きい「良い子」は、この作品を全否定して叩くだろうし。
- 「夏のシーンなのに息が白いよ、役者さんは大変だな」なんて一切考えたことがない素直な大きい「良い子」も、本編内で何の話をしているのかさっぱりわからないだろうし。
なんだかそのへんも含めて、アキバ文化と共通する何かを感じたり。おちゃらけたタイトルと思ってたけど、実は深いんだな…。ってホントかな。
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以上です。