mieki256's diary



2012/06/18(月) [n年前の日記]

#1 [zatta] 画像に説明文をつけるなら、上、下、どちらか

先日の、X-718BK-J2の分解写真を載せる際に、少し悩んでしまった。写真に対する説明文は、写真の前に書くのがいいのか、写真の後に書くのがいいのか、どっちだろうと。上か。下か。

上に書くモノ。
ゲームのスコアや残機情報。TVの地震速報。雑誌や書籍のロゴ。
下に書くモノ。
TVニュースのテロップ。映画の字幕。紙芝居ゲームのメッセージウインドウ。
どっちに書くのがいいのかなあ…。一般的には、下に書くほうが多いのだろうか。よくわからない…。

#2 [dtm] Photoshopのフィルタで遊んでいる感覚に近いかもしれず

FL Studioを触っていて、自分は、おそらく、作曲と呼べるだけの行為を全然してない、と思えてきたり。なんというか…Photoshopのフィルタ処理で色々遊んで、出てきた結果をコラージュしている、そんな感じかも。自分の中に、こうしたいという明確なイメージがあって、そこに近づけようとしているわけではなく。コンピュータがたまたま出してきた結果を見て、ヨサゲなモノだけ選択して、ひたすら並べてる、そんな作業のような気が。積み木遊びみたいなもの。かもしれず。

でもまあ、最終的にはなんかソレっぽいものが出来るから、これでいいや。昔はこんな遊びなんて出来なかったので、「体験」としては面白さを感じるし。楽しいからオッケー。…20〜30年ぐらい、やってることが遅れてるとは思うけど。おじさんになってからそういうのに手を出しちゃダメ、なんて法律があるわけでなし。別にいいんじゃないの。

学生時代にこんな道具を持ってたら、ハマってしまって、猿のように延々コレで遊んでたであろう予感。…そう考えると、子供さんも試しに遊べるような、フリーの環境が整っていたらいいのだろうけど。

音楽はレコード会社から買うものではなく、自分達で作って楽しむもの、てな時代になればいいな。

#3 [zatta] 原発を再稼働させるなら

原発を再稼働させるなら、いや、再稼働しないとしても、せめて以下のことは決めておかないといけないんじゃないか、と思ってる。 福島第一原発の事故をちゃんと認知できてる人なら、どれも妥当と思うのでは、と想像するのだけど。

逆に、こういうことをやっとけば、人体への影響という面で、最悪の事態はかなり避けられるのだろうから、単に事故を恐れて停止しているという話であれば、バンバン再稼働していいんじゃないスか、とすら。 *1

とりあえず、「こういうことやった上で再稼働しないと筋が通らないよなあ」と自分は思ってます、とメモ。…後で事故が起きてから「俺はこう思ってたんだよ」と後出しするのもなんかアレだから先に書いときますよ。

…でも、西日本も、体験しなきゃ分かんないんだろうな。

自分もそうだったし。阪神大震災の被害写真等を目にしてたのに、家具は固定しないわ、非常食等用意しないわ。自分が遭遇してから、「なんでちゃんと考えておかなかったんだろう。馬鹿だった。救いようのない馬鹿だった」と後悔したわけで。

だから、西日本も同じ。体験者が「こうしたほうがいいよ」とアドバイスしても、あっさりスルーして、後になって悔やむのだろう。

古い文献を紐解けば、貞観地震の数年後〜十数年後に、西日本でも巨大地震が発生したことが分かってるし。今回のソレが貞観地震のソレだとすれば、そう遠くない将来、西日本も大変なことになるだろうな、と想像してる。

しかし、そうだとしても、対策しとけば、ある程度はどうにかなるはず。対策しといて、それでもダメだったら、スッパリ諦めもつくし。…でも、どうせ対策しないで、「なんでやっておかなかったんだろう」と後悔するんだろうな。

SPEEDIについての補足。 :

SPEEDIの計算結果は、あくまでシミュレーションであって、実際の結果とは異なる可能性がある、と、しつこく伝えた上で、それでも公表しなきゃいけないだろうと思う。

信憑性云々の言い訳は、もう通らない。前回の事故で、大味なれど、まあまあそこそこ当たると証明された、と自分は判断しているので。…もし、次回も隠蔽する気満々なら、今のうちからSPEEDIを破壊・破棄して、関係者を全員クビにしたほうがいいんじゃないか。使う予定が無い予測システムに、お金使うのは無駄でしょう。

それと、今頃になって、福島県がSPEEDIの計算結果をメールで受け取ってたのに捨てていた、という話が出てきたけど。 *2 その話の胡散臭さは別にしても、仮に文科省の言う通りなら、少なくともそれら計算結果を、各自治体が文科省から受け取れることは間違いない、という話になるわけで。であれば、各県は、各種防災訓練の中で、その結果を受け取った際の手順を、今のうちから確認しておくことが可能なはず。その時になってドタバタして、貴重な情報を消しました、なんてことは絶対起きないはず。ですよね。

さて、再稼働を認めた県は、そういう訓練を、文科省との間で既にやったのだろうか? これからやる予定があるんだろうか? 県民に対し、事故発生時の流れを、訓練等の形で認知してもらう予定があるのだろうか?

そのあたりに注目することで、各県が事故の可能性を真剣に考えているか、県民の生命を守ろうという意思があるのか、今、この時点でも、容易に判断できるだろう、と思っていたり。

80km圏内という数字についての補足。 :

80km圏内という数字は、福島第一原発の爆発時に、アメリカ政府が日本国内に居るアメリカ人に対して出してきた数字。

日本政府と、アメリカ政府の、どちらが妥当な数字を出しているかと言えば、たぶんアメリカのほうが、科学的・論理的に正しい。放射性物質が広がっていった、実際の結果を見ても、日本政府が出した30km圏内という数字は甘い。 *3 *4

日本政府は、科学的レイヤーで事故を捉えることをせず、異質なレイヤーで事故への対応策を決定していく。前回の事故でソレが明白になったと思うが、今現在、真に事故を反省していると言うのであれば、次回はアメリカのソレに従ってないと話がおかしい。

と思うので、80kmという数字は、日本政府や自治体が、未だに原発事故を甘く捉えていることの判断材料になるのでは、と。

*1: 事故が起きなくても、使用済み核燃料の処分方法の問題が残り続けるし。全電源喪失に陥っても、停止状態なら、対応の時間的余裕が多少得られると試算が出ていた記憶があるので(浜岡原発絡みでそういう記事を見た記憶があり)、個人的には、停止しておいたほうがいいんじゃない? と思ってるけど。
*2: なんで今頃そういう話が出てくるのか、個人的には怪しいと思ってる。それが本当なら、マスコミが、結果を隠蔽した文科省を叩いてた時期に、文科省がもっと強気で反論してたはずだろうと。なので、今になって、そういうことにしておこう、という裏取引でも行われたんじゃないかと邪推してる。
*3: そもそも同心円状に事故の影響を考えるのが非科学的だと思うけど…まあ色々都合があるんだろうから、そこは目を瞑る。が、それでも尚、という話。
*4: 当時、「アメリカはマイル使ってるからその数値なんだ」という話を聞いて、「なんだそうなのか」と自分は正常性バイアスに支配されてしまった。本来なら、「それにしても数値に差があり過ぎるだろ。なんでだ?」と疑問を持つべきだった。アメリカのほうが核実験のデータを山ほど持ってるから、予測の信憑性は高いだろうし。また、福島県中通りの線量の高さを見れば、アメリカの出した数値のほうが、まだ当たってたと言えるはず。

以上、1 日分です。

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