mieki256's diary



2007/04/29() [n年前の日記]

#2 ライダー電王、亀登場後の回を鑑賞。

やっと消化できた。

石田監督担当回。 :

階段からゴミと一緒に落下する主人公。カメラ数台で撮影したのか、視点がわずかな時間にパカパカ変わることで、また大量のゴミが一緒に落下することでかなり派手なアクションに見える。また、喫茶店に自転車で乗り込むシチュエーションにも驚いた。さすが石田監督。なのか? 違うベクトルのエンジンが既にかかりまくり。なのだろうか。

怪人が商店街を襲うシーン。火花が合成されてるのだけど。戦隊シリーズでもそうだけど、なんだか微妙に質の悪い?映像素材を使ってるようにも見える。ビデオ映像素材を拡大縮小してるが故に、あるいは素材品質は充分だけど最終的にビデオ映像にする故に走査線云々が絡んでガクガクしちゃってるのかもしれないけど。解決策はないのかしら。CGで高解像度の素材をゼロから作るしかない? あるいはフィルム撮影したものをビデオを介さずにスキャンして使うとか? 素人だからそのへんまったく判りませんが。素材撮影専用のカメラとかあったりしないのかしら。数秒だけなら尋常じゃない解像度で撮影できるカメラとか。画像素子が存在しないか。つーか一瞬で消えるソレにこだわってもあまり意味はないか。

スローモーションで殴られるシーン。ドリフ方式? 声まで再生速度が遅くなってるのに感心。NANAアニメ版でも同様のシーンがあったことを思い出したけど、最近よくある見せ方なんだろうか。また、熱くなるキャラと青くなるキャラのカットは、あからさまに静止画で映像を作成。斬新過ぎる…。しかも、メガネの人のカットへ切り換える時間感覚が絶妙。さすが石田監督。なのか? 違うベクトルのエンジンが既にかかりまくり。たぶん。…実は脚本に書いてあったのかしら。「○○、顔が青ざめる」とか。だとしてもそのまんま青くするのは…素晴らしい!

ベルトを持ったその腕を振り、反動で、ベルトを腰に巻きつけるアクション。考えてみれば、昭和ライダーでは見せようのなかったアクション・カッコ良さ、なんだよな…。

空を飛ぶ怪人からの視点。カメラマンを吊って振り回したのだろうか。面白い見せ方をするなぁ…。さすが巨匠…。なのか?

ライダーの体当たりでコンクリートの柱が破損。石田監督担当回といえばコレですよ。って石田監督の技かどうかは知らんけど。そういえば店内でも柱を鋸で切ってたっけ。商店街ではスピーカが地面に落下してたし。モノを使って別の何か ―― 人間離れした力なり異常状態なりを伝えることに長けている、ということなんだろうか。

石田監督担当回は驚かされる場面ばかりで、到底全てを書き記しておけない…。

長石監督担当回。 :

熊ライダー登場。人情話っぽい。この手のストーリーはやはりベテランの長石監督が適任、ということなのかしら。

坂本監督担当回。 :

アレ? 随分ローティション(?)が早いな…。撮るのが早い監督さんなんだろうか。

米村脚本。ダイアログ監修が小林氏、てなテロップが出てるのがなんだか珍しいなと。今までそういうテロップは見たことなかったような。

金田監督担当回。 :

龍ライダー登場。JACの社長さん(なの?)が監督してくれるということでアクションシーンに期待したのだけど、特にコレといってそれらしいシーンは…。ダンスシーンやカーアクションが多いあたりがソレなのかしら。

変身シーン。カメラがライダーの周りをグルグル回りながらアーマー解除&装着。止まった視点で変身するカットが多かったので、かなり新鮮。アーマーが立体空間の中で動いてるというのがはっきり伝わる・画面に奥行きがあることが伝わってかなりカッコイイ。…どうやって実写のソレとCGを合わせたんだろう。

空を飛ぶ龍型の怪獣相手に、電車が空中にレールを轢きながら戦闘。龍vs龍な感じがなかなか。しかも全車連結して集中砲火。戦艦っぽい印象すら受ける。ここまで電車をカッコよく見せられるとは…。

以上です。

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