2007/04/01(日) [n年前の日記]
#6 [anime] _リアルでコワい一年戦争
前にメモしたような気もするけど、メモ。
864 名前: UC0079/01/03 投稿日: 02/05/20 12:23
その時、私はテレビで一人の男の人が演説をしているのを見ました。
その近くで父と母は荷物の整理をしています。
私が訪ねると母は「もうすぐ戦争がはじまりのよ」といいました。
私たちは、荷物を手に宇宙ドックに向かいました。地球に避難をするためです。
その時、一人の軍人さんが「来るな!」といいながら私たちを制止させました。
・・と同時に口から大量の血を吹き倒れます。
父が急いで、母と私にハンカチを手渡して言います。
「だめだ!空気を吸うんじゃない!・・走ろう、シェルターに避難するんだ!」
私は父と母に手を引かれ、走りました。
途中、空を見上げるとコロニーの窓から、人の形をした物が見えた気がしました。
シェルターに逃げ込むと父は母になにかを言っていました。母は顔を青くしたまま何も言えませんでした。
やがて、父が、そして母が、あの軍人さんと同じように血を吐いて倒れました。
私はどうする事もできずに、それを見ていました。
・・しばらくするとコロニー内に爆音のような物が響きました。
すべての物が・・父と母が・・そして私が、流されるように壁に叩きつけられます。
その時、私は感じました。地面がコロニー全体が何かに引き付けられるように移動して行くのを。
壁に押し付けられたまま、私は父と母と手をつなぎました。
その時、偶然にスイッチが入ってしまったラジオから、悪魔の囁きのように「ジークジオン!ジークジオン!」の声が響きます。
「父さん・・母さん・・」涙が頬を伝わります。気がつけば私も、口から血を吐いていました。
その時、大きな爆音と共に私の体は吹き飛び、火に焼かれました。
私は、父は、母は地球に帰る事ができるのかしら・・。今は、もう何も解りません。
作戦から帰還した、あるジオン女性兵士はMSのコクピットから出ることができなかった。
心配した担当整備兵は声を掛けた。
小さく体を丸め、シートの上で震えながらすすり泣く彼女は、整備兵に言ったという。
「・・毒ガスだったなんて・・毒ガスだったなんて知らなかったんだよ・・。」
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以上です。
「総人口の半数が失われ・・・人々は自らの行為に恐怖した」
というあの有名なナレーションが真に意味するところは、こういうことなんだね・・・