mieki256's diary



2006/05/05(金) [n年前の日記]

#3 [prog] _Unknown::Programming - 新人教育 - Perlを使うにあたって勉強しなきゃいけない項目のリスト

2,3個しか知らない自分。…自分はプログラマーじゃないな。「プログラマー」じゃなくて、「フ」ぐらい。「プ」にも満たない。いや、「ー」か「ノ」かも。トホ。

RubyとPythonではどうなんだろう。やはりこの項目リストと同程度の知識は必須だったりするのだろうか。

Perl、Ruby、Pythonなどの言語のことを、 _LL(Lightweight Language) と呼ぶけど。重いなぁ。軽くないな。これを軽いと称する人達は天才の集まり。彼等の口車に乗せられて、凡人がうっかりついていったら泣きを見る。たぶん。…HSPが趣味プログラマーの間で人気を博する理由がなんとなく判ったような気も。LL、重い。というか重そう。 _(via ポール・マッカートニー取調室)

これだけやって、人生ゲームで最低収入になる(らしい)職種なんだよなぁ。 :

報われない職種。…いや、他の職種のほうが、よほど知識を要求されるってことかもしれんが。

どうせ10年後にはこれら知識も陳腐化してしまう。使えるのは今だけ。刹那的。賢い人間ならこの職種は選ばないよな。もちっと汎用性・永続性を得られそうな、そんな知識を習得できる職種を選ぶわな。…脳の特定部分は非常に優秀だけど、別の特定部分は非常に劣っている。それがプログラマー。てなことを考えてしまった。

でもまあ、人間相手がメインの仕事より、機械相手がメインの仕事のほうが楽なところもあるので、どっちがどうとは言えないかもしれん。

一通りググってみたけど :

学校の勉強をしてるような気持ちになってきた。こういう知識・機能って、実際に役に立つのかよ…。いや、立つはずだろうとは予想するのだけど、どんな局面で役に立つのかその解説自体がないから、「知ってて良かった」と喜んでる自分の未来の姿がイメージできない。…とはいえ、その局面が想像できるようになるためにはおそらく体験が必要で。でも体験するためには知識習得しなきゃいけない。卵が先か鶏が先か。…やっぱり学校の勉強と同じかもしれん。

こういうのって、難しいなぁ。知ったとき・判ったときの喜びが無いと、勉強にも身が入らないし。課題設定とか難しそうだなぁ。

この記事へのツッコミ

Re: Unknown::Programming - 新人教育 - Perlを使うにあたって勉強しなきゃいけない項目のリスト by けいと    2006/05/07 11:32
プログラマーって、ほぼ完全に人工の環境下に置かれている職業だから、
その環境を変えるのも人ということで、
みんな自分の都合のいいように環境を変えようとするんだよね、
と思ってしまいます。
そういう世界である以上、
プログラマーというものは人為的に翻弄され続けるのかなぁ、
と思ったりします。

私が就職活動をしていた頃はバブルがパッツンパッツンでしたが
「SEがこれから300万人不足するぞー」という狼少年の声があり、
入社式をする頃にはバブル崩壊。
それから数年後には
「SE大量余剰時代」なんて呼ばれ、
2000年問題が近づくと「COBOL技術者がたりない」なんていわれたものの
終わってしまえば華麗にスルー。
舌の根も乾かないうちに「Java技術者が足りなくなる」なんていわれたものの
翌年には「ソフトウェア産業はアウトソーシング」なんていわれ結局減収。
その間にも「これからはC#」だの「PHPがブームです」だの「.netだよ」だの
とにもかくにもデファクトスタンダードを握りたい輩が
ころころと環境を変えようとする姿を見てると、
これじゃついていけなくなるなぁ、と思ったりしています。

学生の頃はソフト屋になりたかったものの就職して配属されたらハード屋に。
それでも実感としては
「作る側じゃいつまでたってもおいしい思いは出来ない」
こんな感じでしたね。

ハードの世界もパソコンやデジタル機器は
「部品さえそろえば誰でも出来る」
という状態。
これも「デジタル」という人工の環境下で成り立つ世界だからこそ
誰でも出来ちゃう世界なんだと思っています。
事実、ハードの世界でもアナログ設計者は減っていますし、
アナログ設計そのものを出来る設計者が減っています。

アナログの世界は自然現象そのものを生かすので、
デジタルのように
「ノイズなし」「過渡現象なし」「0か1かはっきり」とは行かない分、
職人芸やら伝統やら経験の積み重ねが生きてくる世界だったりします。
これは逃げることも隠れることも出来ませんし、
自然現象なので誰の手によっても変えることは出来ません。
その分変化の度合いが小さくて、
人間の成長速度から極端にかけ離れることなく学んでいけるんじゃないかと思います。

究極の自然現象に近い職業は「農林水産業」だと思いますけどね。
人の手なんか入る余地ほとんどなし。
限りなく自然任せ、神任せ。
誰がルールを作ったか by mieki256    2006/05/09 14:47
> プログラマーって、ほぼ完全に人工の環境下に置かれている職業
> そういう世界である以上、プログラマーは人為的に翻弄され続ける

なるほど。言われてみれば…。
立ってる世界が、誰かの生み出した世界、だから、
世界のルール自体を変えられてしまうこともしばしばで、
そのたびに皆で右往左往…。たしかに、そういうところがありそうです。

> 究極の自然現象に近い職業は「農林水産業」

あー。たしかに。プログラマーだのSEだのの対極にある職業、かもですね。
ルールを解き明かすことはあっても、ルールを改変できるものではないし。
でもまあ、市場のほうはそうはいかないから、
そこで変化を求められることになって…それはそれで面倒な。
とはいえ、現場で蓄積したノウハウが無駄にならない場面が
他の職業に比べて多そうな気も。
Re: 誰がルールを作ったか by けいと    2006/05/10 22:50
> 現場で蓄積したノウハウが無駄にならない場面

農林水産業は完璧なノウハウをもってしても
天候不順などには逆らえないわけでして…

林業などは親が植林し、子供が森を守り、孫が儲けを出す
というぐらいのんびりしたサイクルなわけでして…

水産業も、親から秘伝の漁場を教えてもらう
なんていうこともあったりして…

この手の世界は世襲しないとノウハウが継承されない、
なんていうこともありますね。

以上です。

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