2006/04/08(土) [n年前の日記]
#2 [anime] _「ゲド戦記」制作日誌 - 番外編 「韓国・アニメーションスタジオ訪問記」 ─前編─
「スケジュール管理には、何のソフトウェアを使っているの? と問うと「エクセルだけど、現在、独自のソフトウェアを開発中です──」とのことであった。複数の作品が並行して動いている為、各々の進行状況を、社長以下、制作部のスタッフが一覧できるシステムが必要になってきたのだと言う。気になる。Web上で管理できるシステムだったりするのだろうか。とか妄想。
興味深いのは、作画机の構造の違い。作画机は、下に描いた絵が透けてみえるよう、ガラスの板がはめ込まれているのだが、日本の長方形に対して、韓国のそれは丸い。絵をまわしながら描けるように工夫されているのだ──との事だった。おお。なんか便利そう。もしかして、タップとやらで固定する関係上、紙を回すより台を回すほうがロスが少ないのであろうか。
_「ゲド戦記」制作日誌 - 番外編 「韓国・アニメーションスタジオ訪問記」 ─中編─
パソコンのペイントソフトを使ったことのある方なら覚えがあるかもしれない。線画に色を塗る際に、線と線が離れてしまっていると、その間から色が漏れてしまう。仕上スタッフが色を塗るために、動画の線をとりまとめる事も、動画検査スタッフの重要な仕事である。自動化は無理なのだろうか。…意図的に線を離して描いてるときに問題が起きてしまうか。
この記事へのツッコミ
[ ツッコミを読む(2) | ツッコむ ]
以上です。
アメリカ方式だと、下タップ・回転トレス台ですね。
日本は上タップで紙を自力で回す感じ。
韓国の作画机はアメリカ方式のアイデアを取り入れたのかも?
なんと! アメリカも回転式とは。知らなかった…。
となると、日本が特殊なのですな。
各国における制作状況がよくわからない状態でアニメを作り始めた日本と、
ある程度お手本をチェック・他国から導入して作り始めた韓国、
といった違いでもあるのかしら。いや、根拠の無い勝手な想像ですが。
しかし、下タップというのは気になりますです。
なんだか描きづらそうな気もするけどなぁ…。どうして下なんだろう…。