2006/04/05(水) [n年前の日記]
#9 [web] 観光・集客に力を入れたい自治体等は、サイトに、フリーで使える写真素材を置いておいたほうがいいんじゃないかと思ったり
前に書いたような気もするけど。
どこぞのサイトが、○○○○という場所・地域・名所を、写真入りで紹介したいと思ったときに。「写真が見つかりません」「見つかったけど自由に使えません」「加工できません」「商用利用はダメです」てな状態だったら。せいぜい、文字情報しか書けないではないかと。
でも、そういう場面で、その名所のベストショット的な写真画像が、「どうぞ自由にお使いください」てな感じに提示されてたら。その写真画像を使った紹介記事を読んだ人が、その画像を見て、「おお…。○○○○は、こんなところなのか。行ってみたいかも」と思ってくれたとしたら。テキストのみの状態より、よほど宣伝効果が期待できるのではないかと。
ページの下のほうに、「当サイトの写真等の二次使用を禁じます。」なんて考え無しに書いてる場合じゃない、と思うんだよなぁ…。
どこぞのサイトが、○○○○という場所・地域・名所を、写真入りで紹介したいと思ったときに。「写真が見つかりません」「見つかったけど自由に使えません」「加工できません」「商用利用はダメです」てな状態だったら。せいぜい、文字情報しか書けないではないかと。
でも、そういう場面で、その名所のベストショット的な写真画像が、「どうぞ自由にお使いください」てな感じに提示されてたら。その写真画像を使った紹介記事を読んだ人が、その画像を見て、「おお…。○○○○は、こんなところなのか。行ってみたいかも」と思ってくれたとしたら。テキストのみの状態より、よほど宣伝効果が期待できるのではないかと。
ページの下のほうに、「当サイトの写真等の二次使用を禁じます。」なんて考え無しに書いてる場合じゃない、と思うんだよなぁ…。
この記事へのツッコミ
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以上です。
前にも読んだような気がするけど
> どこぞのサイトが、○○○○という場所・地域・名所を、写真入りで紹介したいと思ったときに
普通の人はそのページにリンクすればいいわけで、
画像を二次利用する理由はあまりないんじゃないかと。
それに画像を使いたい人はおそらく
画像に書かれているテキスト部分をトリミングして落としたり
モザイクかけられたりするんだろうなぁ、と。
それに、そもそも自然景観そのものには著作権が発生しなかったような。
創作性があるかどうかなんだろうけど。
あ。やっぱり? いやー、最近物忘れが激しくて…
検索したら見つけました。
http://blawat2015.no-ip.com/~mieki256/diary/200508055.html#200508055
あちゃー。まるっきり同じこと書いてるがな! >自分。トホ
> 普通の人はそのページにリンクすればいいわけで
まあ、この場合、恩恵を受けるのは普通の人、じゃなくて、
業者やプチマスコミ向け、かなと。
たとえば、「福島県須賀川市商店街日帰りバス旅行ツアー」
なんて企画を考えた会社があったとして。
チラシに写真を載せたい、となったときに、
・ 須賀川市商店街に連絡して広告に利用してもいい写真を郵送してもらう。
・ 須賀川市商店街まで実際に行って自分で写真を撮ってくる。
とかやるより…
Web経由で写真をやり取りできれば、“双方”が楽だろうと。
> そもそも自然景観そのものには著作権が発生しなかったような
なんと。てことは、そのへんの個人サイトで公開されてる
観光名所の写真画像をそのまま使っても本来文句は言われない、
ということでせうか。であれば、随分楽になりそうな…
でも、写真を撮った人からは絶対苦情が出てきそうだなぁ。
たとえば、エベレストに登って撮った山々の写真は自然景観の写真だから、
写真を撮った人に連絡も入れずに使っても問題はない、
なんて話になったら…これはやっぱり叩かれそうな予感。
そのへんどうなってるんだろう。
写真におさめた時点で著作権が発生するんだろうか。うーむ。
その程度だと普通に頼んで普通に只or安価で使わせてもらえますよ^^;
まぁ、権利関係者との人間関係しだいですが。
> Web経由で写真をやり取りできれば、“双方”が楽だろうと
提供側は楽じゃないですよ^^;;
提供した素材が悪意を持って使われる事もあるわけですから、
それを未然に防ぐためにも使用者の顔が見えたほうがいいわけです。
あと、たとえばこの商店街の場合、
個人的には「売り」だと思っているポイントも
実は隠れ家的な場所なので紹介してほしくない、とか
そっちのお店を出すなら、その前にうちを出せ、とか
組合を通してもらわないと困る、とか…いろいろと。
(すべて実話です)
> 写真におさめた時点で著作権が発生するんだろうか
詳しい事は分かりませんが、
写真に創作性があれば著作権が発生しそうですね。
ラッシュアワーの風景を撮ったら
写っている人全員の許諾を得なければならないかというと
そうではないわけですが、
意図して特定の人物を狙ったと受け取れる写真であれば
その人の許諾を得なければならないという感じなのかな???
> それを未然に防ぐために
うーん。そのへん、個人的に、イメージが湧かないであります…。
人物写真ならまだしも、店の概観・ホテルの内装・風景写真を、
どうやって、悪意を持って使えるというのか…。
具体的な使い方・使われ方が想像できん…。
また、「連絡をもらえば制御できる」と思えているあたりもよくわからない。
なんだか、「無断リンク禁止」とか「リンクしたら電話を」とか、
そういう話が思い浮かんでしまうなぁ…。
> 実は隠れ家的な場所なので紹介してほしくない、とか
なんですと!
商売をしてるのに、商品を宣伝したくない人達が、
この世界に存在してたとは! それはまったく想定外であります…
商売をしてる人達だから、必ずしも宣伝行為の強化を肯定する人達、
というわけではないのですな。なるほど…。
そうなると、Webで自社商品の画像配布なんて、ますますありえんですな。
> どうやって、悪意を持って使えるというのか
写真そのものを加工するのではなく、
付随する照会文などに悪意をこめる事は可能ですよね。
「この店はぼったくりだ」とか。
> 連絡をもらえば制御できる
連絡をもらった上で悪意ある使われ方をしたのであれば
相手はもう特定できてますから
「何とかしろ」とか「金払わないぞ」とか
次の一手がいろいろと考えられるわけですが、
連絡無しに使われた場合はまず
「勝手に使われた」
というところから論争が始まるわけです。
> 「無断リンク禁止」とか「リンクしたら電話を」
ネットに不慣れな人は
「いつの間にか話がひろがっいた」
という状況を好ましく思わないと考えがちになります。
逆にネットに慣れている人は
「インターネットに公開しているんだからどう使われようが心配してもしょうがない」
と考えがちになります。
> 商売をしてるのに、商品を宣伝したくない人達が、
> この世界に存在してたとは!
私の勝手な想像に過ぎませんが、
最近ここに当てはまる人になっているであろう最たる人は
「九州の小さな焼酎メーカー」
なんじゃないかと思います。
ちょっと前だと
「行列のできるラーメン屋」
なんかもこの手の類だと思います。
ちょっと変わったところでは
「静かな雰囲気がウリのお店」
もこれに含まれます。
要するにどんなに広告してもらって
売れる量に限りがあって、それ以上はどうしようもない、
という商売の人が当てはまります。
こういう人たちはマスコミなどの媒体にのって
一時的なブームになったりお客の増加が一時的に増える事を嫌います。
それはどんなにお客さんが増えても売れる量が決まっていて、
それ以上はお客さんに謝るしかないからです。
謝る相手が増えるということはそれだけ評判が下がるという事になりますし、
せっかくお店まで足を伸ばしたお客さんはがっかりして帰っていく事になります。
誰もハッピーになりません。
九州の焼酎メーカーさんも昨今の焼酎ブームで
さぞ喜んでいるかと思えばそうでもありません。
一升3万円とか5万円なんていう焼酎は
「庶民の飲み物」たる焼酎には程遠い、と嘆くメーカーさんもいます。
ラーメン屋なども広告にのって無理をして
スープを薄く延ばしたり、急いで作って味が落ちたりして
結局元からいた常連さんにそっぽを向かれてしまう、
ということもよくある話です。
広告屋が
「宣伝して不幸になるなんてありえない」
と思っちゃうあたりがすでにミスマッチなんですよ。
そっとしておいてあげるのが世のため人のためっていう事も
あるということです。
田舎では広告をうってもタカが知れている、
広告なんかうたなくてもみんな知っている、という状況では
お客さんの全体数が増えて繁閑ができるよりは
全体数は少なくともコンスタントに来てもらったほうが
助かる、というケースが多いのです。
あ。そういうことですか。なるほどであります。
…マスコミが取材するときにやってるアレ、ですかね。
(真の取材目的は告げずにコメント映像を撮って、
自分達に都合のいいところだけ編集で、みたいな…)
> ネットに不慣れな人〜 ネットに慣れている人〜
あー。そういうところはたしかにありますな…。
「次の一手が打ちやすい」云々のあたり読んで、
「いや、ソレ自体が錯覚・勘違いで…」と自分は思ったんですが、
そういう風に思ってしまったのは、
まさしく、「ネットに慣れてる人は〜と思いがちになる」といったところが
関係してそうだなと気づかされましたです。
どっちも思考が両極端に走りがち、ということですかな…。
(とはいえ、ネットに不慣れな人の心情を予想してアピールしないと
切り込んで(?)いけないから…難しいですな。)
> 売れる量に限りがあって、それ以上はどうしようもない、
> という商売の人が当てはまります。
なるほど。それはたしかに。
逆に言うと、商品が余ってる状態で、宣伝に力を入れたがらなかったら、
これはもう、何考えてんのやという話になりそうではありますね。
まあ、宣伝に力を入れない商売も、それはアリだと思いつつ。
その代わり、口が裂けても「何でウチの商品売れんのやろ」と
漏らしてほしくないよなぁ…。
や、商店街とか自治体とかでそういうのちょくちょく見かけるので。
(特に福島のローカル番組見てると、そういうのが…)
工夫も努力もしてないのに商品売れたらそっちのほうがよほどおかしい、
とツッコミたくなるときが…むにゃむにゃ。