mieki256's diary



2006/04/05(水) [n年前の日記]

#6 [comic] 夕凪の街 桜の国 を読んだ

_夕凪の街 桜の国 - こうの史代 (著) 。「ヒロシマ」が垣間見える「広島」を舞台にした作品。戦後の、若干復興が垣間見える広島を舞台にした「夕凪の街」と、おそらくは現代を舞台にした「桜の国(1)」「桜の国(2)」の3作品を収録。

セブンアンドワイで注文して、ようやく入手できた。今度は在庫があったみたい。

感想。 :

読み終わった後、なんとも喩えようのない気持ちになった。感動…ではないような。そんな手垢のついた言葉で喩えられるものではなく。無理に捻り出せば、「せつない」とか「やるせない」という感情に近い気もしたけれど、それらの言葉で喩えるのもどうにも違う気がする。この感情は何だろう。とにかく、この読後感は喩えようがない。

何にしても。この作品に出会えたことに感謝したいと思った。

「ただのにっき」でこの作品が紹介されてなかったら、たぶん一生、この作品に興味を持つことはなかったような気もする。なんというか、ただ氏にお礼を言いたい気分。よくぞ紹介してくれた。みたいな。もちろん、その後、コメント欄で薦めてくれたY氏にも。感謝なのであります。

それにしても、どうして福島県須賀川市の書店には、この本がまったく置いてないんだろう。…東北だから仕方ないのだろうか。

さておき。絵柄が非常に好み。 :

スクリーントーンを一切使わず、おそらくは丸ペンかロットリングによるアミカケ(カケアミ?)でトーン(?)を描いてるあたりにグッときてしまったり。

ふと。何かにつけて「自動化できるところは自動化すべき」と考えてしまう自分なのに、こういった作画の効率追及をまったく試みない描法に好感を持ってしまうのは何故だろうと不思議に思ったり。正確さを持たない規則性のある描線…といったあたりが関係してるのだろうか。仮に、コンピュータによるアミカケ描画が可能になったとき、それを見て、自分はグッときてしまったりするのだろうか。…まあ、アミカケを自動描画できるのは、随分先だろうという気もするけど。

以上です。

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